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宮城県仙台市出身で、長年首都圏で暮らしていたSさんは、生まれ育った家を木造平屋建ての3LDK(延べ床面積77㎡)に建て替えました。
きっかけは、一人暮らしだった高齢のお父様を案じ、2人で一緒に暮らそうと決めたことです。
周囲の風景に溶け込むダークブラウンを基調とした外観が印象的なSさん邸には、お父様の身体や将来を気遣いながら、ご自身のライフスタイルも充実させるための工夫が込められています。
Sさん邸があるのは、街の喧騒から少し離れた小高い丘の上の一角です。近くには松などの常緑樹が茂る森が広がり、辺りには小鳥のさえずりが響きわたります。
こうした周囲の環境と調和するように、Sさん邸はダークブラウンを基調としたナチュラルテイストの落ち着いた佇まいを見せています。
「以前の実家は白の外壁だったのですが、経年劣化で汚れが目立ってしまうので、今度は黒っぽい色を選びました。結果的に周りとも馴染んで、かっこ良く仕上がりましたね」。
デザインには細かな部分にもこだわりました。屋根は濃いグリーンのスレートを選び、緑豊かな景観とマッチする色調をチョイス。広いスペースを取った玄関前にも屋根を設け、正面の壁の色も外壁と変化をつけました。
就職を機に上京して以来、40年以上を首都圏で生活してきたSさん。実家にはご両親が暮らしていましたが、数年前にお母様が亡くなり、高齢のお父様が1人で生活する形になりました。
お父様は今でも、自転車に乗って遠くのショッピングモールまで買い物に出かけるほど元気です。しかし元気に動ける分、不意のケガなどで身体が不自由になることを心配になったとSさんはいいます。そこでSさんは住み慣れた首都圏を離れ、お父様を見守りながら暮らそうと帰郷することを決断しました。
久しぶりにお父様とひとつ屋根の下で生活することを決断したSさんですが、そのまま戻るにはいくつかの問題がありました。2階建ての実家は大きすぎ、長年使っていない部屋は手入れが行き届かず荒れていたそうです。建物の老朽化も進んでいた上、2011年の東日本大震災など、度重なる地震による損傷もありました。
また、長年離れていたので、2人の生活リズムはバラバラです。一緒に暮らすことで、お互いがストレスを感じるのではないか、という不安も大きかったといいます。
そこで、2人の異なるライフスタイルを尊重しながら、生活の動線を分けた家を新築することを決めました。
特に、お父様が万が一、車椅子を使って生活する時のことも考えて、上下の移動のない平屋とし、廊下やトイレなどの空間にゆとりを持ったバリアフリーの設計とすることを重視したそうです。
電子工作など、もの作りが好きだというSさん。シンプルながらも、Sさんのデザインセンスが随所に光っています。
Sさんは、実家を建て替えるための検討を始めてから、2年ほどで新居を手に入れました。
こだわりの詰まった住まいをスピード感を持って実現できたのは、条件に見合うハウスメーカーと早期にマッチングできたことが大きいといいます。
当初、家づくりに詳しい知人のアドバイスを受けながら、予算制約を念頭に置いてハウスメーカーを探していたというSさん。しかし、現実的な選択肢を見つけるのは容易ではありませんでした。「限られた面積と予算の中で、ゆとりある空間を作りたいという理想を叶えるのは、簡単ではありません」。
Webで情報収集を進める中で見つけたのが、「HOME4U 家づくりのとびら」でした。ハウスメーカーの絞り込みに利用し、リストアップされた5社の中から希望条件に最も寄り添ってくれたのが、ヤマダホームズだったそうです。
当時、首都圏に住んでいたSさんでしたが、仙台の担当者とリモートでの打ち合わせを重ね、コミュニケーションに不足は感じなかったといいます。最も大きなハードルは予算でしたが、「コストダウンのために、こちらで何かを諦めたことはありません。打ち合わせのたびにお願いすることは増えていきましたが、無理なく実現できる方法を一生懸命考えていただきました」と振り返るSさん。
理想を叶えてくれるハウスメーカーに早く巡り合えたことで、妥協のない住まいを手にすることができました。
Sさんの家づくりヒストリー
2022年3月 ハウスメーカー選定のための情報収集を開始
2022年4月 「HOME4U 家づくりのとびら」に相談
2024年3月 起工
2024年10月 竣工
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ライターからのコメント
実家で一人暮らしだった高齢のお父様を案じ、バリアフリー住宅への建て替えと父子2人暮らしを決断したSさん。
様々な葛藤があったかと思いますが、日当たりの良い場所をお父様のくつろぎの場としたり、お父様が乗る電動自転車を充電するためのコンセントを玄関に用意したりと、随所にSさんの優しさを感じられるお住まいでした。
ただ、一方的に配慮するだけでなく、Sさん自身の生活も充実させる「ひと工夫」もまた、そこかしこに盛り込まれているのが印象的です。
「親のために」と考えて家づくりを進めると、ともすれば、自分たちの生活を二の次にしてしまうかもしれません。Sさんのように、自分の暮らしを充実させる工夫を住まいに盛り込むことも、何かと気を遣うことの多い親子の生活を「うまく続けていく」ために必要な「優しさ」なのではないでしょうか。
Sさん邸からは、そんな優しさを表現できる注文住宅の可能性をあらためて感じました。
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