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外観を含めた家全体のイメージカラーは「グレー」。グレーは北欧風、インダストリアルデザイン風、和風モダンなど、さまざまなインテリアテイストに合わせることができます。
その中でご夫妻が選んだテーマは「ホテルライク」。特に、2階にあるリビング・ダイニング・キッチンと主寝室については細部までこだわりました。
中でも重要な演出の決め手は、間接照明の使い方と寝室の「ホテルらしいアイテム」のイメージです。
「ホテルライク」を演出する大切な要素のひとつが照明の使い方です。一般的な住宅で最も多く使用されるのは部屋全体を明るく照らすシーリングライトですが、均一な光だけではラグジュアリーホテルの雰囲気を作ることはできません。
間接照明を組み合わせたり、目的に応じて光の強さを調節したり、光そのものをアクセントとして使うことでラグジュアリーホテルのようなくつろぎ空間に変化します。
リビングで最初に目を引くのが、テレビの設置された壁にあるブラケットライト。壁掛けのテレビの両サイドからもれる淡い光でグレーの壁に濃淡が生まれます。あくまでも淡い光のため、テレビを見るうえで眩しいということはありません。
また、テレビ上部にある横長の明かり取り窓もアクセントになっています。この窓はお隣の外壁が近く、直接太陽の光が差し込むことはありません。窓枠の黒と窓の向こうに見える隣家の淡いグレーがかった壁が、まるでそのために取り合わせたように見える絶妙な大きさ・高さで取り付けられており、窓枠はニッチになっていて小物をディスプレイする飾り棚としても使うことができます。
天井には要所要所にダウンライトを取り付けました。このダウンライトは調光機能付きで、用途に応じて明るさに強弱をつけられるため、必要な時には部屋全体を明るく照らします。
これらのハウスメーカーに発注した照明の他に、ダイニングテーブルの上に取り付けたペンダントライトはご夫妻がお部屋のイメージに合うように探されたもの。本体もコードもマットな黒で、重量感のあるキッチンの天板ともマッチしています。
この天板もこだわりアイテムのひとつで、標準仕様の一般的な白い天板のままではそこだけ生活感が出てしまい、ホテルライクな雰囲気からは一歩遠ざかってしまったのではないでしょうか。
黒の天板にこだわったため、重量があり天板を載せる土台の選択肢は限られてしまったそうですが、結果的にベースカラーのグレーを組み合わせてトータルコーディネートが完成しました。
2階の主寝室も、もちろんグレーインテリア&ホテルライクでセレクト。大きなコストをかけずにちょっとした工夫でお部屋の印象をがらりと変えるのは、ベッドの頭方向にある一面だけに貼られた、腰高の位置で切り替えた壁紙です。
イメージはラグジュアリーホテルにあるベッドと切り離された「ヘッドボード」。一般的に売られているベッドに付いているヘッドボードはベッド本体に固定されていますが、ホテルでは別に設けられていることがほとんどで、多くの場合壁に固定されています。
もともとはベッドメイクをスムーズに行うための工夫ですが、ツインベッド・ダブルベッドを問わずお部屋のコーディネートに統一感を持たせる役割もあります。このヘッドボードをイメージした切り替えたクロスのおかげで、シンプルになりがちな寝室にアクセントが生まれました。
もう1か所、ご夫妻のお気に入りになっているのがヘッドボード側の反対側にある細長い明かり取りのデザイン窓。朝になると柔らかなひかりが程よく入り、快適な目覚めの時間を迎えられます。ベッドに寝転がるとちょうど空しか見えない高さに設置されていて、住宅地にいながらも、どこかリゾートにいるような気持ちになれそうです!
そして、この寝室にはエアコンが設置されていません。全館空調の導入は見送りましたが、リビングに設置した200Vのエアコンで十分真冬の寝室も温かく過ごせたとのこと。確かにホテルにルームエアコンはありません。取捨選択の絶妙さが光ります。
「HOME4U 家づくりのとびら」を通じて紹介を受けた3社の中からヤマダホームズに依頼することは非常にスムーズに決まったものの、土地探しは「これから」という状態だったお二人。
ご夫妻とも関西に土地勘はなく、まさにイチからの土地探しをしなければなりませんでした。この重要な土地探しについてもヤマダホームズに依頼。
「はじめは、若い世帯に人気があるという明石市などから見始めたのですが、住みやすそうなエリアはその分予算オーバー。少しずつ西へ西へと候補を広げました」決断が早いお二人も、さすがに土地探しには、「初めて下見に行った土地に運命の出会い」はなかったようです。
それでも「そもそも予算と条件の合う土地自体、そんなに出てくるものでもないですし、いつまでも待てば良いものが出てくるとは限りません。特に今は土地価格も上昇中ですから、オススメの土地の中から早く決めたほうがいいと考えていました」と、ここでもわずか2ヶ月弱で土地を決定されたお二人。
情報収集の初期段階から「希望を叶えてくれるハウスメーカー」との出会いがあり、ご夫妻そろって担当者を信頼できたことから、竣工までトータル10ヶ月弱というスピード感のある家づくりを実現しました。
Kさんご夫妻の家づくりヒストリー
2024年3月 情報収集を開始。すぐに「HOME4U 家づくりのとびら」に登録する。
2024年5月 ハウスメーカー決定。土地探しも平行してハウスメーカーに依頼。
2024年8月 土地決定。正式に契約書を交わす。
2024年9月 起工
2024年12月 竣工
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ライターからのコメント
「ホテルライク」の細やかな気配りで思わず「素敵」とため息が漏れてしまったのが、リビングとバルコニーの間の窓に取り付けられたロールカーテンです。
窓にかからないよう、天井に凹みを作った隠し場所に設置されていることでした。さらに、天井から一段色違いのボードが付けられ、その境目にも間接照明が淡く天井を照らしています。
「ここはもともと天井そのものを数センチ凹ませて取り付ける予定でした。ところが、ガルバリウムで覆った天井の厚み足りず、凹ませることができなかったんですね。どうしようと悩んでいたら、すぐに「この部分だけ別のボードで天井を下げましょう」と提案してくれました」とのこと。
何か問題が起こっても、別のアイデアでより良い結果につながる知恵と経験を持っているハウスメーカーと、柔軟に提案を受け入れられるご夫妻に脱帽です。
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