夫婦二人の家の間取り実例|注文住宅の広さの目安と後悔しない考え方

夫婦二人が住む家を建てようと考えているものの、どれくらいの広さが必要なのか、どのような間取りが良いのかと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、夫婦二人が住む家の間取りの考え方や、間取り実例、平屋と2階建ての選び方などを解説します。

この記事を読んだらわかること!

  • 夫婦二人の家の広さを、何を根拠に決めればよいか
  • 1LDK・2LDK・3LDKそれぞれで、できることと足りなくなること
  • 平屋・2階建て・ほぼ平屋の選び方
  • 将来の家族構成の変化と、手放すときに有利になる条件
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目次

1.夫婦二人の家に必要な広さの目安をどう決めるか

夫婦二人の家に必要な広さの目安をどう決めるか

二人世帯に必要な家の広さはこれまで「最低居住面積水準 」として、国が示す目安がありました。

しかし、その目安は、国土交通省が2026年3月に閣議決定した新たな「住生活基本計画」からは削除されました。

ここからは、目安がなくなった経緯や、二人暮らしにおすすめの広さなど、以下の項目を解説します。

  • 国の居住面積水準がなくなった経緯
  • 注文住宅の平均住宅面積という実データ
  • 坪数別の暮らしの目安
  • 小さくしすぎたときのデメリット

それぞれ見ていきましょう。

1-1.国が示していた「広さの目安」は2026年になくなった

これまで住宅の広さの根拠として使われてきたのが、住生活基本計画の「居住面積水準」です。

国民が健康で文化的な住生活送るための指標として、二人世帯であれば一般的には55〜75平方メートルが基準とされてきました。

ところが2026年3月27日に閣議決定された新しい住生活基本計画では、この居住面積水準が掲載されていません。

出典:国土交通省『住生活基本計画(全国計画)(2026年(令和8年)3月27日閣議決定)』

代わりに、今後の住宅ストックの充実にあたって供給・流通を促していく住宅の規模を「40平方メートル程度を上回る住宅とする」と定めています。

これは住宅ストックとして供給や流通を促す規模の考え方であり、注文住宅を建てるときの目標値ではありません。

夫婦二人の家は40平方メートルでよい、という意味ではないと押さえておきましょう。

1-2.注文住宅の平均は118.4平方メートル(約36坪)

代わりの手がかりになるのが、実際に建てられている家の広さです。

住宅金融支援機構の2025年度フラット35利用者調査によると、注文住宅の平均住宅面積は118.4平方メートル(約35.8坪)でした。

出典:住宅金融支援機構『2025年度【フラット35】利用者調査 2025年度集計表』 

ただしこの118.4平方メートルは、子育て世帯を多く含む数字である点に注意しましょう。

同調査では、注文住宅の平均家族数は3.5人となっており、夫婦二人の家にそのまま当てはめる数字ではありません。

6帖の子ども部屋2室分(約20平方メートル、6坪)を差し引くと、30坪前後(約100平方メートル)が現実的な目安です。

1-3.坪数別に見る、二人暮らしでできること

坪数ごとに、建てられる家の目安は以下のとおりです。

延床の目安つくれる部屋と設備向いている方
20〜24坪(約66〜79平方メートル)LDK14〜16帖+主寝室。個室は1つが限界で、在宅ワークや趣味はLDKの一角に寄せる来客がほとんどない
25〜30坪(約83〜99平方メートル)LDK16〜18帖+寝室+もう1室(書斎・客間・将来の子ども部屋)夫婦二人の家として最も多く選ばれている
31〜36坪(約102〜119平方メートル)上記に加えて夫婦それぞれの個室または趣味室。ファミリークローゼットやランドリールームも入る在宅ワークが2人ともある/来客が多い

部屋ごとに足し算をすると、必要な広さがつかみやすくなります。

  • LDK:16帖(約26平方メートル)
  • 寝室:8帖(約13平方メートル)
  • 水回り一式(浴室・洗面・トイレ):約13平方メートル
  • 玄関・廊下・階段:約13平方メートル

合計すると約65平方メートルが二人暮らしの基本の広さで、ここに1室足すごとに10〜13平方メートル(3〜4坪)増えていきます。

1-4.小さくしすぎると長期優良住宅や補助金の対象から外れる

長期優良住宅の認定基準には住戸面積の規模基準があり、一戸建ての住宅は75平方メートル以上、少なくとも1の階の床面積が40平方メートル以上(階段部分を除く面積)と定められています。

出典:国土交通省『「長期優良住宅の普及の促進に関する法律」の長期優良住宅認定制度の技術基準の概要について(新築戸建(木造軸組)版)』

夫婦二人だからという理由で家を小さくすると、長期優良住宅の基準を下回ってしまいます。

長期優良住宅の認定が取れないと、住宅ローン控除の借入限度額の優遇、登録免許税や不動産取得税・固定資産税の軽減、地震保険の割引といった優遇を受けられない点に注意しましょう。


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2.1LDK・2LDK・3LDKの違いと選び方

同じ夫婦二人でも、来客の有無や在宅ワークの有無で必要な部屋数は変わります。

ここからは、1LDK・2LDK・3LDKそれぞれでできること、足りなくなること、向いている方を比較しましょう。

2-1.1LDK|来客と在宅ワーク、寝室を分けたいときに手狭になる

1LDKはLDKと寝室1室で、延床20〜24坪程度が目安です。

動線が短く、掃除と光熱費の負担が小さくなります。

手狭になるのは次の3つの場面です。

  • 来客時に通す部屋がなく、生活空間がそのまま見える
  • 在宅ワークが2人同時になると、オンライン会議の声が重なって成立しない
  • 片方が体調を崩したときに、寝室を分けられない

向いているのは、来客がほとんどなく、在宅ワークもない夫婦です。

将来的に子どもは検討せず、コンパクトな暮らしを続けたい方におすすめです。

2-2.2LDK|2部屋目の使い方で暮らしが変わる

2LDKはLDKと寝室にもう1室を加えた間取りで、延床25〜30坪程度が目安です。

夫婦二人の家で多く選ばれている人気の広さです。

2LDKで考えるべきことは、2部屋目をどのように使うかです。

  • 書斎・ワークスペースにする
  • 客間・和室にする
  • 趣味室にする
  • 将来の個室として備える

客間にするなら和室が便利で、普段は開け放してLDKと一続きに使い、来客のときだけ引き戸で仕切るといった使い方ができます。

将来の個室として備えるなら、子ども部屋や第2寝室へ転用する前提で、窓・照明・コンセント・エアコンの配管用の穴を先に用意しておきましょう。

2-3.3LDK|個室と客間を持てるが、使わない部屋が出やすい

3LDKはLDKに3室を加えた間取りで、延床31坪以上が目安です。

夫婦それぞれの個室が持てるため、寝室を分けても、もう1室を客間や趣味室として利用できます。

また、将来売却するときに有利になるのも3LDKです。

3LDKはファミリー層に人気の間取りであるため、買い手の候補が多くなります。

一方で困るのは、使わない部屋が出やすいことです。

せっかくの部屋が物置になってしまうのはもったいないため、事前にどのような用途で利用するのかを夫婦で話し合っておきましょう。

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3.【間取り図で見る】夫婦二人の家の実例3選

ここまでで広さの目安と、1LDKから3LDKの違いについて解説しました。

ここからは、より具体的にイメージできるように3つの間取りプランを紹介します。

  • 中庭で光と風を通した30坪台の2LDK平屋
  • 将来2室に割れる主寝室を持つ30坪台の2LDK2階建て
  • 個室と客間を両立させた30坪台の3LDK平屋

それぞれ見ていきましょう。

3-1.【2LDK・30坪台の平屋】中庭で光と風を通し、二人の距離を保つ

【2LDK・30坪台の平屋】中庭で光と風を通し、二人の距離を保つ

30坪から33坪の2LDKの平屋の間取りです。

家の中央に中庭を置くことで、平屋の弱点である中央の暗さと風の通りにくさを解消しています。

注目したいのは寝室まわりです。

6帖の寝室を2室置き、それぞれに収納を設けています。

2室の手前には広めのスペースがとってあり、中庭とつながっています。

読書をしたり、夫婦でゆっくり過ごしたりできる場所です。

寝室は分けながらも、一緒にいられる空間がデザインされた間取りです。

まら、LDKに畳コーナーと押し入れがあるため、来客への備えもできます。

3-2.【2LDK・30坪台の2階建て】1階で生活を完結させ、2階を可変にする

【2LDK・30坪台の2階建て】1階で生活を完結させ、2階を可変にする

30坪から33坪の2LDKの2階建ての間取りです。

このプランで参考になるのは、あとから間取りを変えられるようにしてある点です。

主寝室を7.5畳とってあるため、将来子ども部屋にするときは2部屋に間仕切れます。

また、書斎を主寝室から離して1階に設置することで、音への配慮もされています。

ただし2階にLDKがあるため、老後は階段の昇り降りが負担になる点に注意が必要です。

土地が狭く2階リビングを選ぶ場合は、将来的に1階を生活の拠点にできるかなども踏まえて間取りを考えましょう。

3-3.【3LDK・30坪台の平屋】夫婦それぞれの個室と客間を持つ

【3LDK・30坪台の平屋】夫婦それぞれの個室と客間を持つ

30坪から33坪の3LDKの平屋の間取りプランです。

コの字の平面形状を活かし、プライベートなゾーン(寝室、水廻り)とパブリックなゾーン(居間、食堂、和室)を分けています。

客間のつくり方も参考になるでしょう。

和室は引き込み戸にすることで、常時は開放して居間や食堂と一体的に利用し、来客時などは独立した居室として使えるようになっています。

中庭は採光や通風だけではなく、屋外読書など、ひとつの居場所として楽しめる空間として設計されています。

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4.平屋・2階建て・「ほぼ平屋」の選び方

平屋か2階建てかは、土地の広さと老後の住み方で決まります。

その中間に、1階だけで生活が完結する「ほぼ平屋」という選び方もあります。

ここからは、それぞれに適した条件と注意点を見ていきましょう。

4-1.平屋が向くのは、土地に余裕があり老後まで住み続けるとき

平屋には階段がないため、老後も生活スタイルが変わりません。

問題になるのは土地の広さです。

延床30坪の平屋なら、建ぺい率60%の地域で最低50坪、駐車場2台と庭を確保するなら60〜70坪の土地が必要です。

都市部では土地代が跳ね上がるため、平屋にしたいなら土地から考え直す必要があるでしょう。

注意点は4つあります。

  • 同じ延床なら基礎と屋根の面積が2階建ての約2倍になり、坪単価が上がる
  • 家の中央が暗く風が抜けにくい(中庭・ハイサイドライト・天窓で解決する)
  • 外からの視線が気になりやすいため、道路側の窓と外構をセットで考える必要がある
  • 浸水リスクのある土地では避難先の階がない(ハザードマップを確認する)

平屋の間取りに関しては、以下の記事も参考にしてください。

4-2.2階建てが向くのは、土地が狭い・生活と個室を分けたいとき

2階建ては平屋と比べると同じ延床でも土地が半分で済むため、都市部では現実的な選択肢になります。

夫婦二人ならではの使い方は、1階に生活のすべて(LDK・寝室・水回り)を置き、2階を書斎や趣味室、客間にすることです。

寝室を1階にして、生活を1階だけで完結できる間取りにすることで、老後への備えにもなります。

1階に設置すべきものは以下のとおりです。

  • 寝室(またはそれに転用できる部屋)
  • トイレ
  • 浴室・洗面
  • LDK
  • 洗濯機と物干し

2人暮らしであれば、あえて2階にトイレを設置しない選択もあります。

使用頻度が低いと掃除の負担になるだけでなく、配管の封水切れによる悪臭の原因にもなります。

将来的な暮らしを見据え、何が必要か取捨選択をしましょう。

4-3.1階だけで生活が完結する「ほぼ平屋」という選び方

ほぼ平屋とは、1階にLDK・寝室・水回りをすべて置き、2階を最小限(1室+収納など)にするつくり方です。

メリットは4つあります。

  • 平屋より小さい土地で建てられる
  • 1階で生活が完結するので老後も動線が変わらない
  • 2階を客間や趣味室として使い、使わなくなっても生活に支障がない
  • 総二階より屋根形状に変化が出て、外観の印象をつくりやすい

平屋の暮らしやすさと、2階建ての収納力を兼ね備えた「いいとこ取り」の間取りとして人気があります。

注意点は、2階の面積が小さいと1階の屋根面積が増え、平屋に近いコストになることです。

土地が50坪未満の場合は、2階建てもしくはほぼ平屋を候補にするといいでしょう。

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5.夫婦それぞれの居場所と趣味スペースのつくり方

夫婦それぞれの居場所と趣味スペースのつくる際に考えるべきことは、以下のとおりです。

  • 個室|寝室を分けたいのか、一人になれる場所がほしいのか
  • 趣味の部屋|音・におい・散らかりのどれが発生するのか
  • 在宅ワーク|二人同時のオンライン会議があるか

それぞれ見ていきましょう。

5-1.個室|寝室を分けたいのか、一人になれる場所がほしいのか

夫婦二人の家で個室が必要になる理由は、大きくは次の2つに分かれます。

1つ目は「睡眠を分けたい」場合です。

いびき、寝返り、就寝時間の違い、エアコンの設定温度の違いが理由になります。

2寝室が必要になり、6帖(約10平方メートル)程度あればシングルベッドと収納を設置できます。

2つ目は「日中の居場所を分けたい」場合です。

在宅ワークや趣味、一人になれる時間がこれにあたります。

この場合に必要なのは寝室ではなく、こもれる場所です。

寝室ほどのサイズは必要なく、3帖の書斎でも、階段下の1.5帖のスペースでも足ります。

5-2.趣味の部屋|音・におい・散らかりのどれが発生するのか

趣味の部屋は、広さより何から隔離すべきかで場所が決まります。

楽器・映画・ゲーム・オーディオなど音が出るものは、寝室と壁を接しない位置に置きましょう。

塗料・はんだ・ペット関連などにおいが出るものは、その部屋専用の換気扇を付け、家全体の空気が出ていく側に置くことで室内ににおいが広がりにくくなります。

また、裁縫・模型製作・釣り具・キャンプ道具など散らかるものは、扉で閉じられることと、作りかけを出しっぱなしにできる作業スペースが必要です。

家庭菜園やDIYのように土と水を使うものは、土間または勝手口に近い位置に置き、屋外に水栓を設けましょう。

5-3.在宅ワーク|二人同時のオンライン会議があるか

在宅ワーク|二人同時のオンライン会議があるか

二人とも在宅ワークがある場合、同じタイミングにオンライン会議が入ることもあるでしょう。

その場合、それぞれの作業環境が求められます。

書斎を2室と聞くとぜいたくに見えますが、片方は3帖の独立した部屋、もう片方は寝室のカウンターでも成立します。

もしくは、1階のワークスペースと2階のカウンターのように、階や距離で分けるのもひとつの考え方です。

6.来客と将来の介護・老後への備え方

来客のためだけに1室を空けておくと、その部屋は1年のほとんどが使われないままになりかねません。

一方で、親の介護が必要になり同居する場合や、夫婦どちらかの介護が必要になったときの備えも必要です。

ここからは、来客を兼用の1室で受ける方法と、将来を見据えて今のうちに確保しておく寸法を解説します。

  • 来客用の部屋をつくらずに済ませる2つの方法と動線
  • 通路幅・出入口幅・浴室の寸法をどこまで確保するか

それぞれ見ていきましょう。

6-1.来客用の部屋はつくらず、兼用できる1室にする

年に数回のために1室を空けておくのは現実的ではありません。

そこでおすすめなのは、日常的に利用する部屋と来客用の部屋を兼用することです。

具体的な兼用方法は2つあります。

1つは、和室や畳コーナーを引き戸で仕切れるようにしておくことです。

普段は開け放してLDKと一続きに使い、来客のときだけ閉めます。

押し入れをつくっておけば、来客用の寝具もしまえます。

もう1つは、書斎や趣味室を、泊まりの客が来たときだけ寝室として使うことです。

どちらの場合も、来客が通る動線には注意しましょう。

玄関から部屋までを一直線に進めるようにすることで、室内の見られたくない部分を見られずに済みます。

6-2.介護が必要になったときの寸法を、今のうちに確保しておく

住宅性能表示制度の高齢者等配慮対策等級では、車いすでも動ける寸法が段階ごとに決められています。

等級4と等級5の場合は以下のとおりです。

  • 等級4:通路の幅78cm以上、出入口の幅75cm以上
  • 等級5:通路85cm以上、出入口80cm以上

浴室は、短いほうの内側の長さが等級4と5で140cm以上、等級3で130cm以上とされています。

出典:住宅性能評価・表示協会『高齢者等への配慮に関すること(高齢者等配慮対策等級)』

一般的な住宅の廊下は、実際に通れる幅が約78cmしかありません。

等級4の下限とほぼ同じなので、広げるなら設計の段階で指定しておく必要があります。

将来的なことを考える際は、今やること(あとから変えられない)と、後でよいことを分けておきましょう。

  • 今やること:通路幅・出入口幅・浴室とトイレの広さ・段差の解消・階段の勾配
  • 後でよいこと:手すり・スロープ・引き戸への交換

老後を見据えた間取りの実例は、以下の記事も参考にしてください。


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7.家族構成の変化と売却に備えた間取りの考え方

現状は夫婦二人であっても、今後子どもを検討している方や、将来的に手放すことまで考えている方も多いでしょう。

ここからは、将来のことを見据えた間取り設計と、中古市場での評価のされ方を解説します。

7-1.1室を2室に割れるようにしておく

1室を2室に割れるようにしておけば、家族が増えたときにも、部屋が余ったときにも対応できます。

設計時に指定しておく項目は6つです。

  • 広さ:2室に割るなら最低10帖
  • 窓:2室に割った両側にそれぞれ窓が来るように配置
  • 出入口:将来の2室分、扉を2か所つけるか、開口を確保できる壁を空けておく
  • 照明とスイッチ:2系統に分ける
  • エアコン:配管用の穴とコンセント、室外機置き場を2台分先に用意
  • 収納:クローゼットを中央ではなく両端に分けて配置

間仕切り壁は後付けできますが、上記の点は新築時に検討しておく必要があります。

7-2.中古市場で人気の間取り

将来的にマイホームを売却したり、賃貸に出したりすることを検討されている方も多いでしょう。

戸建ての買い手の中心はファミリー層で、3LDK以上・延床100平方メートル前後が候補に入りやすい条件です。

また、1階だけで暮らせる家は、高齢の買い手や借り手にも選ばれやすくなります。

ただし価格を決めるのは、間取りよりも駅距離や生活利便といった立地です。

室内の快適さだけでなく、駅距離や生活利便など広い視点で検討しましょう。

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8.夫婦二人の家の間取りに関するよくある質問

ここからは、夫婦二人の家の間取りに関するよくある質問に回答します。

実際の建築ユーザーへのアンケート結果から、よくある質問の回答をまとめました。

Q
夫婦二人なら何坪・何LDKが目安ですか?
A

人気があるのは25〜30坪・2LDKです。
在宅ワークが2人ともある、来客が多い、子どもの可能性を残したいという場合は31坪以上・3LDKを検討しましょう。

Q
二人暮らしのLDKは何帖必要ですか?
A

16帖(約26平方メートル)が目安です。
内訳はキッチン4帖、ダイニング4帖、リビング8帖で、4人掛けのダイニングテーブルと2.5人掛けのソファが無理なく置けます。

Q
夫婦二人で家が小さいと後悔するのはどんなときですか?
A

後悔が出るのは面積そのものではなく、次の場面です。

  • 来客を通す部屋がないとき
  • 在宅ワークが2人同時になったとき
  • 片方が体調を崩して寝室を分けたいとき
  • 季節家電やアウトドア用品、脚立などの収納が足りないとき

間仕切りのある1室を設けたり、床面積の3〜5%を収納にしたりすることで対策できます。

Q
老後を考えると平屋と2階建てのどちらがいいですか?
A

土地が50坪以上あるなら平屋、なければ1階で生活が完結する2階建てにすれば老後も生活がしやすいです。


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まとめ

この記事のポイントを整理すると、次のとおりです。

  • 二人暮らしで多いのは25〜30坪・2LDK
  • 平屋でなくとも、寝室・水回り・トイレが1階にあると老後も生活がしやすい
  • 将来的なことを見据える際は、今やることと、後からでも良いことを分ける
  • 土地が50坪未満の場合は、2階建てもしくはほぼ平屋を候補にするといい

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この記事の編集者

「家づくりのとびら」編集部

NTTデータグループ会社が運営する注文住宅相談サービス「家づくりのとびら」編集部です。難しい住まいづくりの情報を、わかりやすく正確にお伝えします。記事は不動産鑑定士や宅地建物取引士などの不動産専門家による執筆、監修記事がメイン。初めての住まいづくりをサポートします!

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