- 変更日:
- 2026.08.27

犬も歳をとると足腰が弱り、段差やフローリングでの転倒、寒暖差による体調不良など、家の中での負担やリスクが増えます。
ですが、その多くはバリアフリー設計で軽減できます。
この記事では、老犬と暮らしやすい家のバリアフリー設計を、平屋・1階完結などの間取り例とともに解説します。
この記事を読んだらわかること!
- 老犬になると起きる体の変化と家の中のリスク
- 段差を減らしワンフロアで暮らすバリアフリー設計
- 寝床・トイレ・水飲み場の配置と温度差対策
- 介護を見据えた設備と平屋・1階完結の間取りパターン
理想の間取りプランを
まとめて依頼
目次
老犬と暮らす家に関するよくある質問
ここからは、老犬と暮らす家に関するよくある質問に回答します。
実際の建築ユーザーへのアンケート結果から、よくある質問の回答をまとめました。
注文住宅では、複数のハウスメーカーのプランや提案内容を比較しながら検討することが重要です。
HOME4U 家づくりのとびらでは、注文住宅の専門アドバイザーに無料で相談でき、家づくりに必要な比較検討をサポートしています。
- 複数ハウスメーカーの比較・紹介
- 希望に合った間取りやプランの提案
- 住宅予算・住宅ローンの相談
このサービスを利用することで、自分に合ったハウスメーカーを効率的に比較でき、納得できる家づくりを進められます。
ハウスメーカー選びで迷ったら、まずは『HOME4U 家づくりのとびら』へご相談ください。
1.老犬と暮らす家(ペットバリアフリー)で大切なこと
元気な今は想像しにくくても、犬は必ず歳をとります。
老化に伴う体の変化を知っておくと、家づくりで何を備えるべきかが見えてきます。
ここからは、老犬と暮らす家で大切なことをポイントを4つ解説します。
- 老犬になると起きる体の変化
- 家の中で増える事故・負担
- 若いうちから備える意味
- 設計で減らせる負担
前提を押さえ、バリアフリー設計の狙いを明確にしましょう。
1-1.老犬になると起きる体の変化
犬は加齢とともに、足腰が弱り、視力や聴力が衰えていきます。
体温調節も苦手になり、暑さや寒さに弱くなります。
これらの変化により、若い頃は問題なかった家の中の環境が、少しずつ負担やリスクに変わっていきます。
1-2.家の中で事故・負担が増える
体の衰えにより、家の中での事故や負担が増えます。
滑りやすい床での転倒、段差の上り下りの負担、部屋ごとの寒暖差による体調不良などです。
とくに滑りと段差は、弱った足腰に直接ダメージを与えます。
日常の何気ない移動が、負担になっていきます。
1-3.若いうちからバリアフリーを備える意味
老化は避けられないからこそ、若く元気なうちから備える意味があります。
新築やリフォームの段階でバリアフリーを設計しておけば、いざ介護が必要になったとき慌てずに済みます。
段差のない床や滑らない床材は、若い犬の関節を守る効果もあります。
早めの備えは、今と将来の両方に役立ちます。
1-4.設計の工夫で老犬の負担は減らせる
滑り・段差・寒暖差といった負担は、間取りと設備の工夫で減らせます。
段差解消、滑らない床、生活動線の集約、温度差対策などが具体的な打ち手です。
次から、移動・生活動線・介護の順に具体策を見ていきましょう。
2.移動の負担を減らすバリアフリー設計
老犬にとって最大の負担は、家の中の移動です。
ここからは、移動の負担を減らす設計ポイントを3つ紹介します。
- 段差を減らす・スロープを設ける
- 階段を使わないワンフロア設計
- 滑りにくい床材の選び方
移動が楽になれば、老犬は最期まで自分の力で暮らしやすくなります。
2-1.段差を減らした間取り・スロープを設ける
室内の段差は、できる限りなくすのが基本です。
どうしても生じる高低差には、スロープや緩い勾配を設けて上り下りの負担を減らしましょう。
玄関の上がり框も低く抑えると、庭や外への出入りが楽になります。
段差ゼロを目指す設計が、老犬の暮らしを支えます。
2-2.階段を使わず生活できるワンフロア設計
老犬にとって、階段の上り下りは負担であり、転落の危険もあります。
平屋や、1階だけで生活が完結する設計(寝る・食べる・排泄が1フロア)にすると、階段を使わずに暮らせます。
2階建ての場合も、1階に寝室・トイレ・水回りをまとめておけば、老犬が階段を使う必要がなくなります。
2-3.滑りにくい床材を選ぶ
滑る床は、老犬の関節を痛め、転倒の原因になります。
滑りにくく傷に強い床材(ペット用フローリング、コルク、クッションフロアなど)を選びましょう。
クッション性のある床材なら、万一転んだときの衝撃もやわらげられます。
今使っている家でも、部分的な張り替えで対応できます。
HOME4U「家づくりのとびら」
オンライン無料相談がおすすめ!
- 専門知識を持ったプロに相談しながら、理想の家づくりができる 注文住宅のプロ集団が、あなたの理想の家づくりを全力でサポートします。
- 自分にあったハウスメーカーが見つかる 自分の理想を叶えてくれるハウスメーカーを、プロが厳選しご紹介します。
- 自宅からいつでも相談できる 土日や平日夜など、お好きなタイミングでスマホやパソコン、タブレットから簡単にオンラインで相談できます!
3.老犬が快適に過ごす生活動線と温度環境

移動の負担を減らしたら、次は生活動線と温度環境を整えましょう。
具体的には以下の3点です。
- 寝床・トイレ・水飲み場の配置
- 温度差をなくすヒートショック対策
- 庭・屋外への出入りやすさ
日々の動線と室温は、老犬の体調を左右する大切な要素です。
3-1.寝床・トイレ・水飲み場を近くにまとめる
足腰が弱った老犬は、長い距離の移動が負担になります。
寝床・トイレ・水飲み場を近い場所にまとめると、少ない移動で生活が完結します。
トイレは複数箇所に設けるのも有効です。
間に合わずに粗相してしまうことを減らせます。
3-2.温度差をなくす
部屋ごとの寒暖差は、老犬の身体に負担をかけます。
断熱性能を高め、全館空調などで家全体の温度差をなくすと、ヒートショックのリスクを減らせます。
夏は熱中症、冬は冷えが大敵です。
人にとっても快適な温度環境は、老犬にとっても暮らしやすい環境になります。
3-3.庭・屋外へ出入りしやすくする
老犬になっても、日向ぼっこや外気浴は良い刺激になります。
庭や屋外へ段差なく出入りできるようにし、掃き出し窓やスロープで外に出やすくしておきましょう。
外に出る負担が小さければ、排泄や気分転換のために外に出る習慣を保ちやすくなります。
愛犬の将来を考えた家を考えている方へ
あなたの検討状況に合わせて、2つの方法から選べます
4.介護を見据えた設備・スペースの工夫
老犬期には、介護のしやすさも家に求められます。
ここからは、介護を見据えた工夫を3つ紹介します。
- 介護・お手入れスペースの確保
- 介助しやすい通路幅・ドア幅
- 見守りやすいレイアウト
人が世話をしやすい環境は、老犬の生活の質にも直結します。
4-1.介護・お手入れスペース(足洗い・シャンプー)を設ける

老犬期は、足洗いやシャンプー、お手入れの頻度が増えます。
土間や洗い場など、介護時に体を洗いやすい水回りスペースを設けておくと、日々のケアが楽になります。
立ったまま作業できる高さの洗い場にすると、介助する人の腰の負担も軽くなります。
4-2.人も介助しやすい通路幅・ドア幅を確保する

老犬を抱きかかえて移動したり、介護カートを使ったりする場面が増えます。
通路幅・ドア幅を広めに確保しておくと、介助や車椅子・カートの通行がスムーズになります。
大型犬の場合はとくに、抱きかかえての移動を想定した余裕が必要です。
4-3.見守りやすいレイアウトにする

重要なのは、老犬の体調の変化に早く気づけるかどうかです。
家族の目が届くリビング近くに老犬の居場所を置くなど、日常的に見守りやすいレイアウトにしましょう。
留守がちな家庭では、見守りカメラを設置しやすい配線計画も考えておくと安心です。
5.【具体例】老犬と暮らすバリアフリーの間取りパターン
ここまでの工夫を、実際の間取りに落とし込んでみましょう。
ここからは、代表的な3つの間取りパターンを紹介します。
- 平屋:段差ゼロで生活が完結する
- 1階完結型:2階建てでも1階だけで暮らせる
- リビング中心に寝床・水・トイレを集約
ぜひ、間取りづくりの参考にしてください。
5-1.平屋:段差ゼロで生活が完結する間取り

平屋は、段差のないワンフロアで、寝る・食べる・トイレ・庭への出入りがすべて完結します。
階段がなく移動距離も短いため、老犬に最も優しい構造です。
見通しがよく、家族が老犬の様子を把握しやすいのも利点です。
5-2.1階完結型:2階建てでも1階だけで暮らせる間取り

2階建てでも、1階に寝室・トイレ・水回りをまとめれば、老犬が階段を使わず1階だけで暮らせます。
家族の居室が2階にあっても、老犬の生活空間を1階に集約すれば負担を抑えられます。
土地の広さが限られ平屋が難しい場合の、現実的な選択肢といえるでしょう。
5-3.リビング中心に寝床・水・トイレを集約した間取り

リビングを中心に、老犬の寝床・水飲み場・トイレを近接して配置する間取りです。
家族が過ごすリビングのそばに生活拠点をまとめることで、見守りながら介護しやすくなります。
移動距離が短く、体調の変化にも早く気づけるレイアウトです。
ここまでの代表例から、
好みのイメージは見つかりましたか?
好みのイメージが見つかったら、次は、HOME4U 家づくりのとびら プラン作成依頼サービスをご利用ください!
スマホからあなたにあった間取り図・資金計画・土地のプランが無料で手に入るので、家づくりがスムーズに進みますよ。
見つからなかった場合も、本サービスを使えば、ここでご紹介した代表例以外のイメージもご紹介可能です。

6.老犬のためにおすすめなハウスメーカー
家を建てる際は、犬との暮らしを得意としているハウスメーカーに依頼することで、床の滑りや家の中の温度差といった、老後に差が出る部分を設計の段階から相談できます。
ここからは老犬のためにおすすめなハウスメーカーを3社を紹介します。
6-1.ブリリアントホーム
ペット共生住宅「Doggy Mode(ドギーモード)」を展開する、株式会社リビングライフ・イノベーションのブランドです。
獣医師が監修し、犬種ごとにプランを分けています。
犬種の特性をまとめた「ワンちゃんカルテ」では、ゴールデンレトリバーの関節疾患の多さまで踏み込んでいます。
床に使うのは、滑りにくくクッション性と撥水性のあるクッションフロアや、タイルカーペットです。
関節に負担がかかりやすい犬種ほど、床の選び方が重要となります。
6-2.ミサワホーム
木質パネル接着工法を主力とする大手メーカーです。
愛犬に合わせた住まいのプランニングを無料で提案しています。
犬向けに重視するのは、以下の3つです。
- 人のいる場所に居場所をつくること
- 低い位置の温度に気をつけること
- 階段の傾斜をゆるくすること
床に近いほど冬は冷えますし、階段は足腰が弱ると真っ先に負担になる場所です。
この部分への備えができていると、老犬に優しい住まいとなります。
6-3.ヤマト住建
高気密・高断熱の「エネージュ」を主力とする木造メーカーで、愛犬家住宅コーディネーターが在籍しています。
床には塗装をしていない無垢材を使います。
滑りにくく、足腰が弱ってからも歩きやすい床です。
第一種熱交換気システムが標準で、およそ2時間で家じゅうの空気が入れ替わります。夏場などのにおいが気になる時期にも、快適な室内環境を保ちます。
厳選200社の優良ハウスメーカー・工務店から希望にマッチした企業をご案内します!


まとめ
この記事のポイントを整理すると、次のとおりです。
- 老犬の家づくりは、段差をなくしワンフロアで生活を完結させることがカギ
- 滑りにくい床材で転倒・関節への負担を防ぐ
- 寝床・トイレ・水飲み場を近くにまとめ、移動の負担を減らす
- 断熱・全館空調で温度差(ヒートショック)をなくし、庭へも段差なく出入りできるように
- 介助しやすい通路幅・お手入れスペースを確保し、見守りやすいレイアウトにする
愛犬が最期まで穏やかに暮らせる家は、プロと相談しながら具体化するとスムーズで
す。
家づくりプラン一括依頼で
複数ハウスメーカーを比較!
家づくりに失敗しないためには、自分に合ったプランを提案してくれるハウスメーカーを見つけ、比較・検討すること。
そこでおすすめなのがHOME4U 家づくりのとびら プラン作成依頼サービスです。
スマホから必要事項を入力するだけで、あなたのご要望に沿ったハウスメーカーを複数社ピックアップ。
気になるハウスメーカーを最大5社までお選びいただくと、【完全無料】で家づくりプランを一括依頼することができます。
編集部からのお知らせ
最新情報を知ることが
後悔しない第一歩です。
家づくりのとびら編集部では、LINEで最新情報をお届けしています。
この記事の編集者





無料サポートサービスのご紹介
あなたの家づくりの検討状況や検討の進め方にあわせて、ご活用ください!
実際の建築プランを複数みて、
比較・検討したい
複数のハウスメーカーの建築プランが、かんたんな入力だけで、無料でもらえる「プラン作成サービス」がおすすめ!
▷【無料】プラン作成依頼はこちら
費用や、ハウスメーカー選びの
コツを詳しく直接聞きたい
ハウスメーカー出身のアドバイザーに自宅から簡単に相談できる「無料オンライン相談サービス」がおすすめ!
▷【無料】オンライン相談はこちら