- 変更日:
- 2026.09.16

キャンプが好きな人にとって、家づくりでは「キャンプ道具をどこにしまうか」が大きなポイントになります。
テントやタープ、チェア、クーラーボックスなどは、収納するだけでもかなりのスペースが必要です。
さらに、使用後の道具を洗ったり乾かしたりする場所もあると便利でしょう。
そこでおすすめなのが、土間収納やビルトインガレージなどを取り入れた間取りです。
この記事では、キャンプ好きの家におすすめの収納や土間のつくり方、駐車場との位置関係などを紹介します。
この記事を読んだらわかること!
- キャンプ好きの家に共通する特徴
- キャンプ好きにおすすめの間取り事例
- 道具置き場に向く場所と駐車場との位置関係
- 手入れができる土間のつくり方と庭の使い方
趣味のキャンプに最適な間取りを考えている方へ
あなたの検討状況に合わせて、2つの方法から選べます
目次
キャンプ好きの家に関するよくある質問
ここからは、キャンプ好きの家づくりに関するよくある質問に回答します。
実際の建築ユーザーへのアンケート結果から、よくある質問の回答をまとめました。
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1.キャンプ好きにおすすめの家の特徴

キャンプ好きにおすすめの家の特徴は、以下のとおりです。
- 道具の収納が豊富にある
- 泥や煤(すす)を落とせる場所がある
- 濡れた道具を乾かせる場所がある
- 荷物を置いたままにできる
キャンプ道具は大きく、種類も多いため、一般的な収納だけでは足りなくなることがあります。
家づくりの段階で、道具の使い方まで考えておきましょう。
1-1.道具の収納が豊富にある
まず必要なのが、キャンプ道具をまとめて収納できるスペースです。
テントやタープは折りたたんでも大きく、チェアやテーブルなどもかさばります。
収納棚だけでなく、床に直接置けるスペースも確保しておくと、大型の道具をしまいやすくなります。
道具は趣味を続けるほど増えていくため、少し余裕を持たせておくと安心です。
棚の高さを組み替えられるようにしておけば、道具の顔ぶれが変わっても対応できます。
1-2.泥や煤(すす)を落とせる場所がある
キャンプでは、道具に泥や砂、煤(すす)などが付くことがあります。
これらを家の中まで持ち込むと、掃除の負担が増えてしまいます。
玄関付近に水を使える場所や土間を設けておけば、汚れた道具を室内に入れる前に手入れしやすくなります。
また、洗ったものを一時的に置ける台があると、作業の途中で床が散らかりません。
広い場所を取れない場合は、玄関の土間を少し広げるだけでも扱いやすくなります。
1-3.濡れた道具を乾かせる場所がある
雨の日に使ったテントやタープは、そのまま収納できません。
濡れた状態でしまうと、カビや臭いの原因になることがあります。
そのため、道具を一時的に広げたり、干したりできる場所を確保しておくと便利です。
乾かす場所としまう場所を近づけておくと、片付けの手間も減らせます。
風が抜けることと、直射日光が当たりすぎないことを意識して場所を選びましょう。
1-4.荷物を置いたままにできる
キャンプのたびに道具をすべて家の奥まで運ぶのは大変です。
駐車場や玄関の近くに収納スペースがあれば、買い出しや帰宅後の荷下ろしも楽になります。
次のキャンプまで道具を置いておける場所があると、準備や片付けの負担も減らせるでしょう。
また、扉や視線で仕切れる場所なら、生活の場に道具があふれることもありません。
次の出発までコンテナを積んだままにしておけるので、準備そのものも軽くなります。
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2.道具置き場に向く3つの場所

キャンプ道具の収納場所には、いくつか選択肢があります。
土地や予算、所有している道具の量に合わせて選びましょう。
2-1.ビルトインガレージ
車を停めるスペースと収納を一体化できるのがビルトインガレージです。
車から荷物を直接出し入れできるため、大型のキャンプ道具を運ぶときに便利です。
雨の日でも濡れずに荷物を移動できるのもメリットです。
一方で、建物の中に大きな空間を取ることになるため、居室の広さや費用との兼ね合いも確認しておきましょう。
作業台を置いたり、幕体を吊るして乾かしたりと、使い方の幅が広いのも魅力です。
2-2.玄関の土間収納
玄関に広めの土間収納を設ける方法もあります。
靴やアウトドア用品と一緒にキャンプ道具を収納でき、屋外からそのまま出し入れしやすいのが特徴です。
土間を広くしておけば、テントを一時的に広げるスペースとして使うこともできます。
ベビーカーや外遊びの道具とも共用することになるため、棚の配分は早めに考えておくと安心です。
玄関ホールへ抜ける動線と、土間から直接外へ出る動線の両方があると、家族の出入りとぶつかりません。
2-3.屋外の物置
庭に物置を設置する方法もあります。
家の面積を圧迫せずに収納スペースを増やせるため、キャンプ道具が多い家庭にも向いています。
ただし、屋外に置く場合は、雨や湿気への対策が必要です。
後から置く場合でも、駐車場からの通り道と据える位置は建てる段階で考えておきましょう。
日当たりと風の抜けを見て置き場所を決めると、道具が傷みにくくなります。
3.道具置き場と駐車場の位置関係
キャンプ道具を使うたびに長い距離を運ぶのは負担になります。
収納と駐車場を近づけることで、荷物の出し入れがしやすくなります。
3-1.駐車場のすぐ横に置く
できるだけ駐車場の近くに収納を配置しましょう。
車のトランクから収納までの距離が短ければ、重い荷物を運ぶ回数を減らせます。
特に大型のクーラーボックスやコンテナなどが多い場合は、距離を意識することが大切です。
車の後ろに荷物を広げる余白も見ておくと、積み込みが楽になります。
往復の回数が減るだけでも、出かける前の気持ちがずいぶん変わります。
3-2.雨に濡れない経路をつくる
キャンプの帰りは、雨が降っていることもあります。
駐車場から玄関や収納まで屋根があれば、荷物を濡らさずに運びやすくなります。
ビルトインガレージやカーポート、庇などを組み合わせる方法もあります。
片手がふさがった状態でも通れるよう、経路に段差や急な曲がりをつくらないことも大切です。
雨の日は足元が滑りやすくなるため、濡れても歩きやすい仕上げを選んでおくと安心です。
3-3.汚れたまま入れる入口をつくる
キャンプ帰りは、靴や道具が汚れていることもあります。
そこで、玄関とは別に土間収納へ直接入れる動線をつくると便利です。
汚れた荷物をリビングなどに持ち込まず、そのまま収納や手入れスペースへ運べます。
また、その入口の近くに手を洗える場所があると、片付けの途中で室内を通らずに済みます。
ただし、入口を増やすほど施錠の手間もかかるため、必要な数にとどめておきましょう。
4.キャンプ用品の手入れができる土間のつくり方

キャンプ道具を長く使うためには、収納だけでなく手入れのしやすさも重要です。
土間をつくるなら、掃除や乾燥まで考えて計画しましょう。
4-1.テントを広げられる広さにする
使用後のテントは、乾かすために広げることがあります。
そのため、収納するだけのスペースではなく、一時的に道具を広げられる広さがあると便利です。
テントを全部広げられない場合でも、部分的に広げて水分を拭き取れる程度のスペースがあると使いやすくなります。
土間だけで足りないときは、庭やデッキと組み合わせることも検討しましょう。
4-2.汚れに強い床材を選ぶ
土間は、泥や水が落ちることを前提に床材を選びましょう。
汚れを拭き取りやすく、掃除しやすい素材を選ぶと手入れが楽になります。
また、床に水を流して掃除することを想定するなら、排水方法まで住宅会社に相談しておくと安心です。
表面がつるりとした仕上げは濡れると滑りやすいため、実物のサンプルで確かめておきましょう。
コンクリートは手入れがしやすく、タイルは玄関から続く空間としてなじみやすい仕上げです。
4-3.洗う場所と干す場所をつくる
キャンプ道具を洗える水栓があると便利です。
さらに、洗った道具をそのまま干せる場所があれば、収納までの動線を短くできます。
土間の近くに屋外水栓や物干しスペースを設けるのもよいでしょう。
天井に金物を仕込んでポールを渡せるようにしておくと、使わない日は視界に入りません。
乾きにくい季節を考えると、窓や換気扇で風を通せるようにしておくことも大切です。
5.【間取り図で見る】キャンプ好きの家の実例3選
ここからは、キャンプ道具の収納や手入れスペースを取り入れた家の間取り例を紹介します。
敷地の広さによって選べる形は変わるため、近い条件のものを探してみてください。
5-1.通り土間と土間収納を持つ49坪の家

玄関から家の中を通り抜けるような「通り土間」を設けた間取りです。
土間収納とつなげることで、キャンプ道具を玄関からそのまま運び込めます。
大型の道具も扱いやすく、外と室内の間に作業スペースを設けられるのがメリットです。
この土間収納は、道具をしまうだけでなく趣味室としても使える空間として計画されています。
5-2.庭とウッドデッキがある43坪の家

庭やウッドデッキをキャンプの延長として使う方法もあります。
テントやチェアを広げたり、家族で食事をしたりと、アウトドアを楽しめる場所になります。
室内の収納と庭を近づけておけば、道具の出し入れもスムーズです。
目隠し塀で庭を囲えば、人目を気にせず過ごせる場所になります。
5-3.30坪の平屋で土間を作った家

限られた床面積でも、土間を工夫して配置した間取りです。
玄関土間を広めに取ることで、靴の収納だけでなくキャンプ道具の収納やメンテナンスにも使えます。
平屋なら屋外への動線も短くしやすく、荷物の出し入れがしやすい間取りをつくれます。
この間取りでは、玄関を入ってすぐの土間リビングに、簡易手洗いと土間収納を備えているため、動線も便利です。
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6.キャンプをするための庭とウッドデッキのつくり方

キャンプに行くだけでなく、自宅でもキャンプ気分を味わいたい方も多いでしょう。
ここからは、自宅でキャンプをするための、庭やウッドデッキのつくり方を紹介します。
6-1.火を使う場所を決める
バーベキューや焚き火などで火を使うなら、場所をあらかじめ決めておきましょう。
住宅やフェンス、植栽などとの距離も考え、安全に使えるスペースを確保します。
煙や臭いが室内に入りにくい場所を選ぶことも大切です。
火の粉は思ったより遠くまで飛ぶため、洗濯物を干す場所や隣家の窓との関係も見ておきましょう。
デッキの上で火を使いたい場合は、下に敷く不燃のシートや専用の台を用意しておきましょう。
6-2.電源と水栓を外に出す
庭やデッキに屋外コンセントや水栓があると、アウトドアの使い勝手が大きく変わります。
電気式の調理器具や照明を使ったり、キャンプ道具を洗ったりするときにも便利です。
将来使う機器まで考えて、必要な場所に配置しておきましょう。
屋外の設備は後から足すと配線や配管の工事が大がかりになるため、建てる段階での計画が欠かせません。
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「HOME4U 家づくりのとびら」の特徴・できることを詳しく見る >7.燃料と火器を置くときの注意点
キャンプでは、ガス缶や燃料、バーナーなどを使うことがあります。
これらを収納するときは、安全面にも配慮しましょう。
| チェックリスト | |
|---|---|
| □ | 直射日光と高温を避ける |
| □ | 屋内に置くものを絞る |
7-1.直射日光と高温を避ける
燃料類は、直射日光が当たる場所や高温になる場所を避けて保管する必要があります。
物置や収納に置く場合も、温度が上がりやすい場所ではないか確認しましょう。
製品ごとの保管方法や注意事項も確認しておくことが大切です。
棚の下段など、暗くて涼しい場所を定位置にしておくと安心です。
車のトランクに積みっぱなしにせず、帰宅したらいったん下ろす習慣をつけておきたいところです。
7-2.屋内に置くものを絞る
キャンプ用品をすべて家の中に収納する必要はありません。
火器や燃料など、保管条件に注意が必要なものは、製品の説明書や表示に従って保管場所を決めましょう。
屋外収納と屋内収納を使い分けることで、家の中をすっきり保ちやすくなります。
小さなお子さんがいるご家庭では、手の届かない高さや扉のある棚を選んでおくと安心です。
まとめ
キャンプ好きの家づくりでは、以下のポイントを押さえておきましょう。
- キャンプ道具をまとめて収納できるスペースを確保する
- 駐車場と収納を近づけて荷物を運びやすくする
- 玄関土間やガレージを活用して、汚れた道具を家に持ち込みにくくする
- テントを広げたり乾かしたりできるスペースをつくる
- 泥や水に強く、掃除しやすい床材を選ぶ
- 屋外の水栓やコンセントも必要な場所に設置する
- 庭やウッドデッキは火を使う場所や動線まで考えて計画する
キャンプ好きの家では、収納量だけでなく「持ち出す」「使う」「手入れする」「しまう」までの動線を考えることが大切です。
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