実用性も兼ね備えた、まっすぐに伸びるひとまわり幅の広い階段

見た目の優雅さだけでなく実用性も考慮した幅広の直階段は、引っ越し会社からも仕事がしやすいと好評。

スペースと傾斜の都合上、どうしても踏み板の奥行きを狭くせざるをえなかったため、降りるときの安定感にはやや欠けてしまうのがちょっとした難点といえば難点ですが、この邸宅の「主役」ともいえる存在感とその仕上がりに施主のS.Kさんは「こだわってよかった」と感じています。

建てる前から決めていた、幅の広さと直階段へのこだわり

今回、家づくりを進めるにあたって、どうしてもこだわりたかった部分の1つが、一般的な住宅の階段と比べてひと回り幅の広い直階段です。

以前、知人のお宅に伺った際、玄関からまっすぐに2階へと伸びていくしつらえに目を奪われ、「将来家を建てるならぜひ取り入れよう」と決めていたもの。

スペースの効率や昇降時の安全性などを考えると、かね折れ階段や折り返し階段に分がありますが、実際にできあがった直階段の見た目の優雅さは他種の階段に劣る部分を補って余りあるものでした。

また、もう1つ階段でこだわったポイントとして挙げられるのが、幅の広さです。見た目の印象に加えて大型家電や家具などの搬入出のしやすさにも配慮したものであり、実際に引っ越し会社やエアコンの取り付け時にも好評だったといいます。

そこまでの思い入れを持ってリクエストした幅広の直階段ですが、最初に出てきた図面では幅が標準サイズだったり、直階段ですらなかったりするものもあったとのこと。

階段や廊下は必要最低限の広さにして居室を広くとるという、一般的な需要やコスト面に配慮した結果だと思われますが、どうしてもこだわりたいという想いを伝えて修正された次の図面では、求めていたスタイルの階段がしっかりと描かれていました。

階段の傾斜は図面からイメージしにくいので実物を数多く確認すべき

最終的に仕上がった階段がベストであり、満足しているとはいうものの、理想をいえばもう少し傾斜を緩めたかったというS.Kさん。

傾斜の角度はメーカー標準のままで蹴上を23cmから20cmに下げた都合上、踏板の奥行である踏面を短めに調整。一度OKは出したものの、家づくりが進むなかで気がかりだったので、もう少し踏面を多くとるか傾斜を緩めたいと申し出ました。しかし、特注の階段として進めていたこともあってスケジュール面での折り合いがつかず、断念。

できあがって実際に住み始めてみたところ、やはり不安は的中し、上る際はまったく問題はないものの、下りる際に踏み外すのではないかという怖さを覚えたそうです。

現在は慣れたとのことですが、この体験から、一度も住宅展示場に行かなかったことを反省しているS.K.さん。

「特に階段の傾斜は図面からイメージしにくく、公共の施設やマンションの階段と比べて急勾配であることが多いので、これから家を建てる人はモデルハウスや実際の住宅をいくつもみて、感覚を掴んでおくことが大切」だとアドバイスをいただきました。

効率的にハウスメーカーの検討・絞り込みができた

30歳になると会社から住宅補助が出なくなるのを機に、それまで住んでいた賃貸から持ち家にシフトしようと決断したS.Kさん。

まずはマンションを探しましたが、価格の高騰もあって、値段の割に狭いか、広くても高い物件ばかり。ならば、次は建売住宅を候補に探したものの、どれも間取りが似通っていて、自身が希望する2階にリビングがある家がみつかりませんでした。

そんな経緯から、500万円~1,000万円の上乗せは覚悟のうえで注文住宅を検討。いくつかのWeb記事で紹介されていた「HOME4U 家づくりのとびら」が気になり、利用してみることにしました。

「これまで知らなかったハウスメーカーを知ることができ、予算感の範囲のなかから希望に合いそうなところを絞り込んでくれたので、とても効率的に候補となるメーカーが選べた」と「HOME4U 家づくりのとびら」の対応に満足したS.Kさん。

土地探しも含め、すぐに紹介された3社に声を掛け、すでに依頼しているメーカーを加えた5社で検討。

価格的に厳しい会社、担当者のレスポンスが悪い会社はふるい落とし、最終的には営業の対応に不満がなく、土地も見つけてくれたヤマダホームズのレオハウスと契約しました。


S.Kさんの家づくりヒストリー

2020年 3月 情報収集を開始
2021年10月 ハウスメーカー選定のための情報収集を開始
2021年10月 土地探し開始
2021年12月 「HOME4U 家づくりのとびら」に相談
2022年10月 土地決定
2022年11月 ハウスメーカー決定
2023年 4月 起工
2023年 8月 竣工

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ライターからのコメント

施主の一番のこだわりともいえる部分が、一般的な需要やコスト配分を背景に初回のプランでほとんど無視されてしまった例ですが、こだわりたい部分にとことんこだわり抜けるのが注文住宅ならではのメリットだといえます。

今回の階段のように、どこかで目にして気に入った部分や設備があれば、スマートフォンなどで撮影して理想のサンプルとしてストックしておくのがおすすめ。ハウスメーカーとの打ち合わせの際に具体的なイメージとして共有することができるので、要望と提案のブレが少なくなるほか、求めているものをさらに上回るプレゼンテーションに巡り会える可能性も広がります。

また、施主のS.Kさんのアドバイスのとおり、実際のモデルハウスや住宅を家づくりの当事者目線でチェックしておくのも重要です。特にこだわりたいポイントがあれば、図面の数字と見比べて、実際のサイズ感や使い勝手などを数多く体験しておくことで後悔の少ない家づくりが進められると思います。

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