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長押を利用したコート掛けは玄関すぐに設置
部屋・設備記事
Yさん邸では、玄関の框を上がった先に伸びる廊下の壁面に長押を設置。フックを用いてコート掛けとして利用しています。スムーズに使えるよう、家を出入りする動線上に設置。
外出時に着いた花粉やホコリを屋内に持ち込むことなく衣類が掛けられるようになっているほか、上面は印鑑や自転車のキーなどを目立たずに置いておける小物置きとしても活用可能です。
家の出入りの流れで利用できる玄関すぐの廊下に設置
玄関を上がった正面に伸びる、階段までの間にある廊下の左側の壁面には、和室で用いられることの多い「長押（なげし）」を設置。Yさん邸では、この長押にフックを用い、コート掛けとして活用しています。
玄関を入ってすぐにあるので、家を出入りする流れでスムーズに利用することが可能。ご家族が花粉症ということもあって、外から戻った際、衣服に付いた花粉やホコリを生活スペースに持ち込まないための工夫としても役立っています。
また、インテリアという観点では、のっぺりとしがちな壁面を締めるちょうどいいアクセントにもなっている印象。見た目でも実用面でも活躍するちょっとしたアイデアが、新居の満足度をより高めているようです。
自転車のキーや印鑑などもここに。目立たない小物置きとしても活躍
長押は壁面からせり出したように取り付けられ、上部が浅くくぼんだような構造であるため、上部を小物置き代わりに使うことも可能。
宅配便の受け取りなどで使うことの多い印鑑や置く場所を決めておかないとなくしがちな自転車のキーなど、玄関にあると便利なものをスマートに置いておけるほか、写真や絵画などを飾るスタンドとしても役立ちます。
また、コート掛けのフックを家族1人1人に割り当てて使うことを想定。将来的には保育園のバッグなどもここに掛けるようにし、お子様が自分の持ち物を自分で管理する意識を育みたいと考えているとのこと。
ちなみにフックの数は後から増やせるようになっているので、家族が増えていっても臨機応変に対応できます。
プロの目で選りすぐったハウスメーカーのなかから比較検討できたことがよかった
賃貸マンションから注文住宅へ、土地探しから始めたYさん。
声を掛けたハウスメーカーで条件に合う土地がみつかり、購入しましたが、その流れで家を建てるのではなく、ほかのメーカーと比較してからにしたいと考えていたところ、Webでたまたま「HOME4U 家づくりのとびら」をみつけ、利用してみることにしました。
気に入ったのは、各メーカーの営業担当者についてキャリアや人柄に希望が出せるところ。ある程度経験のある人が付いてくれたことで安心して話が進められました。
ハウスメーカーの検討は「HOME4U 家づくりのとびら」から紹介された2社と、土地を購入した業者の3社で比較。細かい要望や小さなこだわりもしっかりと汲んでくれ、要望に答えられない部分についてはその理由について納得のいく説明をしてくれるといった真摯な対応に好感を得て、レオハウスと契約しました。
このとき、土地を購入した業者へは自身で断りを入れましたが、もう1社へは紹介の窓口となった「HOME4U 家づくりのとびら」から連絡をしてもらえて、とても助かったとのこと。
やみくもに声をかけるのではなく、「重視したい部分が得意な業者をプロの目で選りすぐったうえで比較検討できたのがよかった」との言葉をいただいています。
Yさんの家づくりヒストリー
2022年8月 土地探し開始
2023年2月 土地決定
2023年2月 「HOME4U 家づくりのとびら」に相談
2023年3月 ハウスメーカー選定のための情報収集を開始
2023年3月 ハウスメーカー決定
2023年8月 起工
2024年2月 竣工
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ライターからのコメント
和室を構成する部材として昔から使われている長押ですが、近年はインテリア的なアクセントとしての役割と実用面を兼ねて洋室に用いられるケースも多いと聞きます。
外出時に羽織るものなどを玄関近くに置いておきたくても、利用できるスペースが限られているとなかなか難しいもの。長押の利用はコート掛け以外にも使い道はさまざまに応用が効くので、少しでも収納スペースを確保することが命題となる狭小地住宅ではぜひ取り入れておきたいアイデアだと感じました。
このような和室用の部材を洋室などに用いて活用するという工夫は長押以外にもあるかもしれません。自由度が高いという注文住宅のメリットを生かして、暮らし方に合わせた自分なりの活用法をみつけるのもオリジナルな家づくりの醍醐味だといえるでしょう。
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