バリアフリーや半戸外のラナイで「家族みんながやりたいことができる」

部屋・設備記事

この家の「家族みんながやりたいことができる家」というコンセプトを凝縮しているスペースがリビングです。
仕切りや扉のない広々としたオープンスペースで、隣接する和室も引き戸を開ければ、バリアフリーでリビングと一体となった続き間になります。リビングで最も特徴的なスペースは「ラナイ」です。

ラナイは室内と外をつなげる半戸外空間のこと。室内的な使い方も、アウトドア的な使い方もできるスペースなので、家族で楽しむ「やりたいこと」の幅がぐんと広がります。

食事とくつろぎ、学習と仕事、趣味のスペースが一続き。半屋外の「ラナイ」も

区切りのない一続きの空間となっているMさん邸のLDK。

キッチンはアイランド型で、正面がダイニングテーブルとソファやテレビのあるくつろぎのスペース。キッチンの左側がお子様たちの学習や、ご夫妻が仕事や趣味のものづくりをするワークスペースというつくりになっています。

ワークスペースには、2つの壁面にお子様とご夫妻が利用できるカウンターデスクを設けています。子ども用のデスクは、二人が並んで勉強をしたり本を読んだりすることを想定し、両脇にはそれぞれの持ち物を収納できる棚も作っています。

ご夫妻が利用するのは別サイドの壁に設置したカウンターデスク。中央にデスクと同じ高さの長机を縦に配置してT字型のワークスペースを構成しています。

縦の長机は、作業でスペースを広げたいときに使える補助スペースとして利用し、ご主人は仕事で資料を広げるときや、プラモデルづくりのときに使い、奥様は娘さんの服を手作りするときに生地を広げたり、材料を置いたりするときに使っているそうです。

「ワークスペースがとても使いやすくて、ハンドメイドに熱が入り、ロックミシンを購入しちゃったんです」と話す奥様の言葉からも「家族のやりたいことができるリビング」が実現していることが感じられます。

Mさんのリビングで特徴的なスペースが、「ラナイ」です。
ラナイとは、ハワイの建築用語で、家の外に面したスペースを屋根で覆った半戸外空間のことです。洗濯物を干したりアウトドア用品を収納したりする場所というより、インドアとアウトドアそれぞれの楽しみ方ができる暮らしの延長のスペースです。

Mさんのラナイは、壁と広い間口の掃き出し窓で囲まれ、天井には光を取り入れる天窓がついています。床の高さはリビングと同じで、閉め切ると独立した部屋のようになります。床は玄関と同じ土間の素材を使い、基本的に土足です。

ラナイを囲む壁は内外ともに屋外用で、ラナイとリビングの間のガラス窓も屋外用。ラナイを戸外のように、プール遊びの水でびしょびしょにしても問題ありません。屋根付きで季節や天候を気にすることなくBBQもできます。

取材で伺ったときは、床にクッションマットを敷き詰め、2人の娘さんたちの屋内用遊具とおもちゃを置いていたので、リビングの続き部屋のようになっていました。

以前はご主人がDIYのスペースに使っていたそうです。天気の良い日にガラス窓を開放すれば、心地よい自然の空気に触れるオープンな空間にもなる、使い勝手のよい半戸外のスペース。お子様の成長など家族の変化に合わせて、使い方もいろいろと変化しそうです。

キッチンボード、アイランドキッチンも広々ゆったり。大満足のLDKに。

この家のLDKはリビングも広いけれど、キッチンも広々としています。

二人とも料理をするというMさんご夫妻は、二人でキッチンに立つことも想定し、アイランドキッチンと背後のキッチンボードとの間の通路に100cmの幅を確保しました。キッチボードも奥行き65cmで幅が広いタイプを設置し、食器類だけでなく大型の鍋や調理家電もラクラク収納できます。

ただその反面「ダイニングが少し狭くなっちゃいました」とMさん。ダイニングセットとリビングのソファの間がやや窮屈になったと言います。

また、間仕切りのないオープンなリビングにしたことで、「見通しがいいと、ワークスペースで作業中の資料や道具類を毎回片付けないといけないのがちょっと面倒ですね」と苦笑します。

しかし、これらの不便は家全体で考えると些細なことだと言います。Mさんは三井ホームの資料でラナイを知り、ぜひ取り入れたいとリクエストし、提案された設計図面はご夫妻の要望をほぼ完全に満たしたものでした。

その後、大きなトラブルもなく、予算内で求めたクオリティの家ができあがったことに、ご夫妻そろって「5段階で評価するなら、5です」と満足度の高さを明言しました。

ハウスメーカーの情報を一括で。子育て中で限られた時間の労力削減ができた

MさんがHOME4Uを知ったのは、土地と建築会社をインターネットで調べているときでした。「ハウスメーカーの公式サイトも見ましたが、一つ一つ個別に資料請求の情報を入れて、連絡のやりとりをするのは大変そう」と負担感がありました。

HOME4UのWebサイトを見て「一括でハウスメーカーの情報を調べることができて、資料も請求できるのは便利」とメリットを感じたと言います。当時1歳児を育てつつ、奥様は第2子の妊娠中という時間の余裕がない中で、労力を省けるサービスはとても魅力だったそうです。

ハウスメーカーの選定では、全館空調システムに対応できることを条件にしたところ、該当するのは3社だけでした。HOME4Uから3社に資料請求し、最終的に選んだのが三井ホームでした。

Mさんの主な選考ポイントは3つ。1つ目は全館空調設備のメンテナンス性です。他社は2週間に1回、各部屋の送風口の掃除が必要で、性能に問題を感じました。2つ目は設計図面が気に入ったことです。三井ホームが最初に提案した図面は、Mさんご夫妻の要望がほぼすべて取り入れられた理想に近いものでした。

外観も間取りも9割は最初の図面どおりで決定しました。3つ目はハウスメーカーのクオリティの高さです。住宅の性能、短期間での的確な打ち合わせ、資材の手配、工期の進行などさまざまな面でトラブルはありませんでした。当たり前のことがちゃんとできる、というクオリティへの信頼がさらに裏付けられました。

Mさんご夫妻に住まいへの満足度を尋ねると「5段階で評価するなら、5ですね。小さな不満はありますが、4をつけるほど低くない。5で良いです」と高評価。理想の家づくりを実現することができました。


Mさんの家づくりヒストリー

2020年 3月 情報収集を開始
2022年10月頃 家づくりを本格的に考える、HOME4Uで3社に資料請求
2022年11月初め 土地探し
2022年11月末 土地購入の仮契約、三井ホームと契約
2022年12月〜2023年2月 設計と内装の確認、修正やりとり
2023年 3月 設計図面確定、着工
2023年10月 入居

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ライターからのコメント

Mさんのリビングを見ていると、まさしく言葉通りの「Living Room=暮らしがいきづく部屋」だと感じました。

家族がゆったりくつろぐ場でもあり、仕事をしたり、ものを作ったり、楽器を演奏したり、お子様が学習したりと、家族の暮らしがいきづく場でもあるからです。

かつてのLDKは長方形の間取りが主流でしたが、現在は家族がやりたいことによって、間取りや広さ、必要となる設備も変わってくるため、一軒一軒で個性が現れていると思います。半戸外のラナイではBBQやDIY、運動の練習など室内では不向きだった活動もできそうです。

注文住宅を建てるなら、建築会社に「家でこんなことをやってみたい」と要望を伝えると、いろんなやり方での実現化が期待できます。今後ますます個性的な空間が生み出されそうです。

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