家族の家事参加を促すキッチンの生活動線

部屋・設備記事

夫婦2人で暮らすKさんですが、専業主婦である奥様の希望は、ご主人にも自然に家事参加をしてもらいたいというもの。

その要望に応えるためにこだわったのが、直感的に無理なく動けるキッチンまわりの生活動線です。見通しが良いうえに2人同時に立っていても干渉しないように考慮。必要なものも手の届く範囲にあり、大きく移動することなく料理が楽しめるように設計されています。

キッチン背面の大きな収納キャビネットが活躍

食事には気を使っており、冷凍食品などは極力使わず、基本的に自身で調理するようにしている奥様。

家にいる時間の多くをキッチンで過ごしていることもあり、キッチンにはこだわりたいと考えていたところ、住宅展示場を訪れた際にモデルハウスで目にしたアイランドキッチンに一目惚れ。ワークトップの材質やキャビネットの扉の色合いなどは自分好みのものを選択しましたが、ベースとなるシステムキッチンをそのまま採用することにしました。

また、キッチンとあわせて展示されていたトールキャビネットもそのまま導入。背面の壁一面を占める大きな収納スペースには、食器や調理器具だけでなく、書類やファイルなども収納。振り向けば大概の必要なものは手の届くところにあり、大きく移動することなく料理以外のさまざまな作業も行えるようになっています。

ご主人には積極的に家事に参加して欲しいと考えているため、キッチンまわりは2人同時に使っていても干渉しない動線になるようハウスメーカーに依頼。背面のキャビネット以外、食器棚などの収納家具がないこともあって、しまうべき物としまうべき場所が直感的に分かるようになっているのも、家族の自然な家事参加を促すためのポイントとなっています。

ベースとなるキッチンからの見通しのよさを意識した間取り

1階がLDK、2階が寝室2部屋となっているKさん邸。1階は生活のベースとなるキッチンに立ったときの見通しのよさを意識したものとなっており、シンク前から移動することなく、手前のダイニングテーブルからその先のリビングエリアまで、フロア全体に目が届くようになっています。

キッチンからみて最奥部のリビングの壁には窓があり、外からの視線を隠すことも兼ねてキッチン向きに大型のテレビを配置。しかし、設計時は向かって左側の壁沿いに置くことを想定してアンテナ端子や電源を左側の壁に設けており、そこから伸びるコード類が目障りなのが気になっているとのこと。

「打ち合わせのときにもっとよく考えておけばよかった」と、少し後悔されていましたが、テレビを壁に掛けて使うつもりはなかったので、そのための補強をしなかったことは賢明だったとポジティブに受け止めている様子です。

また、動線のよさは室内干しのためのスペースもある2階のランドリールームでもみられ、洗濯機から取り出して干すまでの流れが大きく移動することなくスムーズにできるようになっていました。

情報収集とオンライン面談で家づくりの不安を大きく払拭

家を建てるにあたって、まずは住宅展示場に行ってみようかと考えたKさん。近隣の施設をWebで探しているときにたまたま「HOME4U 家づくりのとびら」をみつけ、展示場に行く前の情報収集として利用してみることにしました。

条件や要望を入力していき、エントリーは完了。すぐに連絡があり、オンラインの面談を実施。予算やより細かな希望を伝えると、自身に合いそうな5社が紹介されました。

実際に展示場へ足を運んでみると、それぞれのメーカーの特色なども教えてもらったとおりで絞り込みもしやすかったとのこと。

水回りを中心に高級マンションと同じ設備が標準で選択できる点と、太陽光発電についてパネルの設置から業者との契約までワンストップで引き受けてもらえる点が決め手となり、最終的には住友不動産で家づくりを進めることにしました。

「HOME4U 家づくりのとびら」は、最初の段階で「NTTデータグループが運営している」ということを明らかにしてくれたので、安心して相談できたというKさん。住宅メーカーでの勤務経験があるアドバイザーの言葉には説得力があり、専門用語も使わず噛み砕いて説明してくれるなど、初めての家づくりを踏み出すにあたって非常に心強いものがあったとのことでした。


Kさんの家づくりヒストリー

2023年 8月 情報収集を開始
2023年 9月 「HOME4U 家づくりのとびら」に相談
2023年 9月 ハウスメーカー選定のための情報収集を開始
2023年10月 ハウスメーカー決定
2023年10月 起工
2024年 2月 竣工

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ライターからのコメント

こちらの邸宅の1階は、まさにキッチンを主軸としたつくりとなっており、キッチン用品に限らず、このフロア内のあらゆるものがキッチン壁面に配されたトールキャビネット1カ所に集中して納められています。

いわれてみて気づいたのですが、そうすることで食器棚や本棚などの収納家具を配置する必要がなくなるので、部屋を広く使えるのはもちろん、物をしまう場所が考えなくても分かるため、片付けやすく、部屋が散らかりにくいというメリットがもたらされます。

物を多くしまっておけるというだけでなく、動線のコントロールにまで役立っているこのトールキャビネットは、いうなれば1階フロアの司令塔。ひと目見ただけではなかなか気づかないものですが、生活している姿や動きまで深く考えて設計し、設備を配置していることがよく分かり、「これぞプロの仕事」だと感心しました。

注文住宅での家づくりは自由度の高さが魅力ではありますが、何をどこに配置すれば家族はどう動くのかといったことまでしっかりと想像することも、気づかぬストレスを生じさせたいための大切なポイントとなるでしょう。

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