大正解だった「2階リビング間取り」。バルコニー&屋根裏部屋で面積以上の広さを演出

部屋・設備記事

2階にあるリビングルームは、Sさん邸の中でもとくに時間をかけて設計や配色を考えたエリア。

「家族が明るく、元気に、楽しく過ごす」という家づくりのコンセプトのとおり、部屋全体に光が差し込む開放的な空間に仕上がっています。

キッチン左に配置された直階段を上ると、まるで秘密基地のような屋根裏部屋がお目見え。青空をイメージした天井クロスやリビングを覗ける透明パネルなど、遊び心が満載です。床面積以上の広さを演出する、アイデアの詰まったリビングを見ていきましょう。

面積以上に広く感じる!光差す高窓とベランダ、外の世界がつながる開放的な空間

1階中央に配置された階段を上ると、右手に子供部屋、左手にはリビングルームが広がっています。

リビングをどの階に配置するのかはご夫妻で何度も話し合い、意見をすり合わせたポイント。実際に住宅展示場に足を運んで1階リビングと2階リビングを比較したうえで、外からの光を多く取り入れられる2階リビングの間取りに決定しました。

当初は「使い勝手が悪いのでは」と懸念していた奥様ですが、実際に住んでみるととくに不便さは感じず杞憂に終わったそう。

同スペースのもうひとつのこだわりが、ベランダです。当初、ハウスメーカーからは一般的なコンクリート張りの床とくもりガラスパネルを提案されたそうですが、“リビングからベランダ、そして家の外へ”と一連の空間が延長して見えるように、フローリングと同じ色味の床材と透明ガラスパネルを採用。これにより、開放感と面積以上の広さを演出しています。

太陽光の優しい光に誘われてふと天井を見上げると、ふたつの二段式高窓が目に留まります。こちらもご夫妻のアイデアで、採光性を高めるために一段式から二段式へと変更。

壁紙や床材、家具などを光の反射性の高い白ベースでまとめることで、明るく軽やかな空間を作り上げています。

まるで秘密基地!大人も子供も心躍る、遊び心満載の屋根裏部屋

リビングの主役ともいえるキッチンは、標準仕様の立ち上がりタイプではなく、開放感のあるフラットタイプを採用。三井ホームの標準ではないために追加コストが発生しましたが、空間を分断せず、キッチンに立つ人とリビングで過ごす人が目を見合わせられる環境を目指しました。

収納性にこだわり、キッチン横には大きなパントリーを、キッチンカウンターの下には書類などを入れられるスペースを確保。限られた面積を有効活用しながらスッキリと暮らされています。

キッチン横の階段は、まるで秘密基地のような屋根裏部屋につながっています。天井には青空、壁面はポップな黄色と遊び心満載。リビング上部の高窓から光が差し込む設計で、屋根裏部屋特有の閉塞感はなく、明るい空間が広がっています。

奥には壁に沿ってベンチが設けられており、座って話をしたり、勉強やお絵描きをしたりと子供の成長に合わせたアクティブな遊び場に。リビングにいる家族の姿が見られるよう、壁ではなく透明パネルが採用されています。

「ときには、リビングで過ごす我々が屋根裏部屋で遊ぶ娘に手を振ってね」。屋根裏部屋を見上げて微笑むご主人の瞳には、ご家族への愛情と邸宅へのこだわりが宿っていました。

売却から改築へシフトチェンジ!「柔軟な提案」で理想の住まいを実現

不定期で展示場に足を運んでいたものの、具体的な流れがつかめずなかなか踏み切れずにいたSさん。

「今の家を売却すればいくらになるのだろう」という軽い気持ちで、「HOME4U 家づくりのとびら」に相談したことで状況は大きく動き出したといいます。

「担当者の方が気さくで話しやすく、営業電話がしつこすぎないのも高評価でした」と奥様。もともとは売却査定を依頼していましたが、「HOME4U 家づくりのとびら」担当者からの柔軟な提案によって選択肢が広がったそう。

最終的には、地域住民の人柄の良さや災害への強さ、学区の良さ、費用面などを総合的に考慮して「改築」へとシフトチェンジしました。

複数社とやりとりを重ねたうえで、ハウスメーカーは地域での実績が多く、周囲からの評判も良かった三井ホームに決定。

営業担当者の熱意と、初期に提示された設計ラフに魅力を感じたことが決定打となりました。「技術力に関しては今どこも同じですよ」と濁すメーカーが多い中、実験形式の耐火・防災セミナーへの参加を促すなど、細やかな対応が際立っていたといいます。

このほか、自宅兼事務所というスタイルの建築実績も豊富であったこと、専属のインテリアコーディネーターから提案を受けられることなども決め手となりました。

コンセントの不足やキッチンカウンター下の収納力不足など、細かな残念ポイントはあるものの、今回の改築の総合評価はおおむね100点。

「普段は結構妥協するほうなんですけどね」と話すご主人の笑顔からは、家づくりの満足度の高さがうかがえました。


Sさんの家づくりヒストリー

2022年1月 「HOME4U 家づくりのとびら」に売却査定を依頼
2023年   ハウスメーカー決定
2023年7月 起工
2024年3月 竣工

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ライターからのコメント

リビングに足を踏み入れた瞬間、あまりの開放感にびっくり。天井を見上げると照明はついておらず、二段式の高窓から柔らかな光が降り注いでいました。

「実は、こっちの部屋もお気に入りなんですよ」。そう案内された先は、階段を上がって左側にある子供部屋。ピンクの壁紙に包まれた空間はなんとも可愛らしく、南向きかつ前に建物がないためにより明るい空間が広がっています。

お子様が自室や屋根裏部屋に入るときに必ずリビングが目に入る設計は、「家族が明るく、元気に、楽しく暮らせる空間を作りたい」という家づくりのコンセプトを体現するかのよう。

一点残念だったポイントを挙げるとすれば、電子ピアノの設置面にコンセントがなく、延長コードを使用しなければならないことだそう。

当初予定していたアップライトピアノから電子ピアノに変更したために生じた問題ですが、いずれにせよ今後家を建てる方はコンセントの位置や個数を慎重に考えた方が良いかもしれません。

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