仕事も、暮らしもこの場所で。１階事務所、２階リビング間取りの明るい邸宅｜注文住宅の建築実例｜ハウスメーカー各社の間取りや費用を知るなら「家づくりのとびら」

仕事も、暮らしもこの場所で。１階事務所、２階リビング間取りの明るい邸宅

建築実例記事

東京都品川区のSさんは、もともと住んでいた土地を活用し、延べ床面積90㎡の自宅兼会計事務所の注文住宅へと改築しました。

当初は家を売却して新たに土地購入・建築も考えていたそうですが、「HOME4U 家づくりのとびら」への問い合わせをきっかけに、新しい住まいのかたちを知ったといいます。また、学区の良さや住みやすさ、災害への強さなどを考慮して「改築」を選んだといいます。

特筆すべきは、たっぷりと光が差し込む２階リビングと、改築にあたって増設された地下室。ご夫妻のこだわりとアイデアが詰まった邸宅を写真とともに見ていきましょう。

中古住宅が改築で大変身！居住＋事業を兼ね備える、明るく開放的な邸宅

閑静な住宅街でひときわ目を引くSさん邸。上品なグレージュの外壁に、木目調のサッシ、太陽光をたっぷり取り込める複数の窓がナチュラルな温かさを演出しています。

築数十年の中古住宅を購入していたこともあり、かねてより注文住宅への憧れがあったご夫妻。家づくりが本格的に動き出したのは2022年1月のことでした。

家族が明るく、元気に、楽しく過ごせるように─。というコンセプトのもと、家族で満ち足りた時間を送るための空間が作り上げられました。

Sさん邸の大きな特徴のひとつが、自宅兼会計事務所であることです。もともとは自宅リビングなどで作業をしていましたが、応接スペースがないためお客様を招くことができないのが悩みだったそう。

そこで、今回の家づくりでは１階の半分を事務所にして、作り込みデスクや引き戸付きの応接スペースも用意。さらに、機密情報も安心して保管できるように地下室も設けられました。90㎡という限られたスペースには、居住と事業を両立させるための工夫とアイデアが満載です。

注文住宅を作るうえでのポイントを聞くと、「ビジョンやコンセプトを明確化しておくことでしょうか」とご主人。

注文住宅は自由度が高いというメリットがある反面、モデルハウスをいくつも見たり、設計士やインテリアコーディネーターと話し合いを重ねたりする中で方向性にブレが生じることも。そうなると、完成後に“もっとこうしたかった”という後悔が生まれる可能性もあります。

Sさんご夫妻はこうした齟齬を極力なくすために、何度もディスカッションを重ねて“後悔のない空間”を作り上げていきました。家庭でも仕事でも良きパートナーであるからこそ、邸宅の隅々におふたりの絆の強さとアイデアがちりばめられています。

その代表例のひとつが、外観の洗練さを引き立てている７つの窓です。近年は防犯性や機密性を考慮して窓を多く作らないのが時流ですが、「１階の事務所で働いている姿を広く公にできるように」というご主人の想いから、窓の数を増やして窓幅もやや大きめに設計したそう。

家族と暮らし、ご夫妻で仕事をし、娘さんが巣立ったあとはふたりの終の棲家に─。トレンドやパッケージングに左右されないこだわりの詰まった邸宅で、Sさんご家族の理想のライフスタイルが叶えられていくのです。

この家の部屋・設備実例

売却から改築へシフトチェンジ！「柔軟な提案」で理想の住まいを実現

不定期で展示場に足を運んでいたものの、具体的な流れがつかめずなかなか踏み切れずにいたSさん。

「今の家を売却すればいくらになるのだろう」という軽い気持ちで、「HOME4U 家づくりのとびら」に相談したことで状況は大きく動き出したといいます。

「担当者の方が気さくで話しやすく、営業電話がしつこすぎないのも高評価でした」と奥様。もともとは売却査定を依頼していましたが、「HOME4U 家づくりのとびら」担当者からの柔軟な提案によって選択肢が広がったそう。

最終的には、地域住民の人柄の良さや災害への強さ、学区の良さ、費用面などを総合的に考慮して「改築」へとシフトチェンジしました。

複数社とやりとりを重ねたうえで、ハウスメーカーは地域での実績が多く、周囲からの評判も良かった三井ホームに決定。

営業担当者の熱意と、初期に提示された設計ラフに魅力を感じたことが決定打となりました。「技術力に関しては今どこも同じですよ」と濁すメーカーが多い中、実験形式の耐火・防災セミナーへの参加を促すなど、細やかな対応が際立っていたといいます。

このほか、自宅兼事務所というスタイルの建築実績も豊富であったこと、専属のインテリアコーディネーターから提案を受けられることなども決め手となりました。

コンセントの不足やキッチンカウンター下の収納力不足など、細かな残念ポイントはあるものの、今回の改築の総合評価はおおむね100点。

「普段は結構妥協するほうなんですけどね」と話すご主人の笑顔からは、家づくりの満足度の高さがうかがえました。

Sさんの家づくりヒストリー

2022年１月　「HOME4U 家づくりのとびら」に売却査定を依頼
2023年　　　ハウスメーカー決定
2023年７月　起工
2024年３月　竣工

基本情報

建築会社: 三井ホーム
土地面積: 90
延べ床面積: 90
建築費: 6,000万円以上
間取り: 3LDK
階数: 2階建て

構造: 木造
デザイン: スタイリッシュ
家族構成: 夫婦・子ども1人
エリア: 東京都（23区内）
施工年: 2024年3月

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ライターからのコメント

自由度が高いという注文住宅の良さを存分に活かし、ご自身の暮らしと仕事を両立させる空間を作り上げたSさん邸。ご主人、奥様、お子様の理想を詰め込んだ素晴らしい邸宅でした。

ご主人がもともと建設工学を学んでいたこと、日頃からご夫妻で話し合える関係性を構築していたことも「後悔しない家づくり」に大きく貢献したと思われます。

インタビュー中、ご夫妻が何度も口にした「コンセプト」という言葉。これこそが、限られた時間と予算の中で理想の住まいを作るうえでは、大きなキーワードになります。

これから家づくりをはじめられる方は、まず「その家で自分がどのような人生を歩みたいのか」をイメージしてみてください。自分や家族の理想、夢、好みを書き出しながら、コンセプトを決める時間も注文住宅の楽しさであり、醍醐味なのです。

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