フルフラットキッチンが、内と外とのつながりを意識したLDKの中心的存在に

部屋・設備記事

LDKの中心で確かな存在感を放つ、シックなブラックのキッチン。

マットな質感がカップボードの木目と馴染み、居心地の良さに一役買っています。木目のキッチンボードは購入して間もなかったので、キッチンの幅に合わせて1台買い足し、新居でも活用することにしました。

木目の存在感が、部屋全体のナチュラルな印象を演出しています。フルフラットで幅、奥行きともに広い作業スペースを確保しました。

子どもや愛犬の見守り、出入りや作業のしやすさを軸に設計したキッチン

「家づくりを考えた時、愛犬の存在が大きくて。娘と愛犬が外で遊んでいる様子がキッチンから見えるというのが一番作りたい形かなと思いました」という奥様。

奥様がお料理好きなので、キッチンの幅は作業がしやすいよう広めのものを採用しました。さらに前面に扉付きの収納棚をつけることで、十分な奥行も確保しています。

リビング収納の容量も、これによって大幅にアップしました。お皿がたくさん並べられるので「もう一品作ろうかな」という気持ちになって、食卓も以前より少し豪華になったのだとか。

アイランドキッチンやペニンシュラキッチンでは手もとを隠すための立ち上がりをつけるケースも多くありますが、フルフラットにすることで死角が減り、お子様や愛犬を見守りやすくなっています。リビングとの一体感や見た目のすっきり感も増しました。

キッチンから見渡せるリビングスペースとタイルデッキは高さが揃えてあり、スリット入りのカーテンを採用するなど、お子様や愛犬が出入りしやすい構造になっています。外構工事が終われば安心して遊べるよう芝を敷くことも検討しています。

お子様が成長してもキッチンから見守り続けられるよう、階段もリビングに設けました。

家中で一番見る機会が多い壁であるテレビ台の後ろの壁面には「エコカラット(多孔質セラミックスのタイル)」を使用。ここもキッチンからしっかりと見え、料理中もテレビ番組の話題で家族に会話が生まれます。

ペニンシュラキッチンにするために設置した壁が掲示板として活躍

キッチンは完全に壁から独立したアイランド型にすることも検討しましたが、費用面を考え、あえて壁を設置してそこに接する形のペニンシュラキッチンを採用。

その壁の通路側にはマグネットボードを設置し、予定表などを適宜貼っています。そのため、プリント類で煩雑になりがちな冷蔵庫にはマグネットをつける必要がありません。

キッチン部分の天井を一段低くする下がり天井の採用も検討しましたが、費用面の負担が大きくなることから見送りました。天井がフラットになったことで、よりリビングとの一体感が出て、通気が良く開放的な空間が実現しています。

照明はインテリアコーディネーターのアドバイスで、作業スペース前のペンダントライトと背面の間接照明を設置。両方つけることでバランスが良くなりました。下がり天井にしなかったことで、長めのペンダントライトも自然な高さで設置できています。

木目のカップボードは購入して間もなかったため、引っ越し前のものを活用。キッチンの幅に合わせて買い足しました。カウンターの高さに合わせてコンセントを設置したので、ノンストレスで調理家電も使用できます。

土地勘があり、自分たちの条件に合った担当者を紹介してもらえた

家づくりの情報を検索する中で「HOME4U 家づくりのとびら」に出会い、利用してみました。

「まだ家づくりについて知識がない段階で、1つ1つのハウスメーカーについて調べるのはハードルが高い。最初の段階で、やりたいことに合うハウスメーカーを紹介してもらえて良かった」とH.I.さんは振り返ります。

条件に合う5社ほどを比較し、リモートでの打ち合わせを重ねて最終的には建築条件付き土地とセットのプランを提案してくれたセキスイハイムと契約しました。

他のハウスメーカーが土地未定の状態で希望を盛り込んだプランを提案する中、「土地とセットのプランは具体的な生活のイメージにつながった」といいます。「同年代の家族が多い、新しい土地に住みたい」という希望にぴったりの立地でした。

「ハウスメーカーの担当者さんはなんと私と逆に岡山県から広島県に通勤している方で、どちらの土地勘もありました。希望の条件を伝えていたことから、その方を選んで担当にしてくれたのでしょう。住宅展示場では最初に案内してくれた方が担当に付くと思うので、自分たちに合う担当者さんに出会えたのはこのサービスのおかげ」。

条件に合う担当者の紹介を受けられるという点も「HOME4U 家づくりのとびら」のメリットだと話してくれました。


H.I.さんの家づくりヒストリー

2023年7月 住宅建設に向けて情報収集を開始
2023年9月 「HOME4U 家づくりのとびら」に相談
2023年11月 土地決定
2023年11月 ハウスメーカー決定
2024年3月 起工
2024年5月 竣工

厳選された
注文住宅会社から
オリジナルの
間取りプランの提案が受けられます
  • 注文住宅を建てたいけど、何から始めていいかわからない
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こんなお悩みを「家づくりのとびら」が解決、サポート!カタログ請求では得られない「あなたオリジナル」の家づくりプランをご提案します。

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ライターからのコメント

黒のキッチンというと無機質でシャープな内装をイメージしますが、リビングに入った瞬間に目に飛び込んできたH.I.さん邸のLDKは、モダンでありながら温かみのあるナチュラルな印象でした。

「かっこいい印象にしたかったので、キッチンの色は黒一択だった」そうです。壁沿いに配置したキッチンボードの木目とのバランスが良く、インテリアコーディネーターと時間をかけて話し合われたことが伺えます。インテリアの色合わせは素人にとって難しいので、プロ目線でアドバイスしてもらったそうです。

キッチン前にはワイングラスの形の照明を使いたかったそうですが、事前にライティングレールの設置工事が必要だったため、希望していた器具が使えませんでした。個人的には現在付けていらっしゃる真鍮の照明の素材感や形、きらめき具合などがナチュラルモダンなお部屋にとても合っているように思います。

ご主人は「事前に設置器具を確認しておけばよかった」といわれていたので、使いたい照明器具がある方は事前にハウスメーカーの担当者に確認されることをお勧めします。

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