注文住宅の間取りの決め方|イメージをつかむ手順と10個のチェックポイント

注文住宅の間取りを考える際には、生活設備、収納、部屋数、人の動線など、さまざまな側面をイメージする必要があります。
また、吹き抜けや天窓、中庭、ビルトインガレージなど、こだわりたいポイントを取り入れることも忘れてはいけません。

この記事では、注文住宅の間取りの決め方や手順について、以下の内容を解説します。

この記事を読んでわかること!

  • 注文住宅における間取りの決め方
  • 間取りのイメージをつくる手順
  • 間取りを見る際に大切なチェックポイント10個

ハウスメーカーに間取りをつくってもらう準備として、どんな家にしたいのかを少しずつイメージしていくことが大切です。
間取りを練り上げるときに注目すべきポイントや、理想の間取りを見つけるコツもご紹介しますので、ぜひご参考にしてください。

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1. 注文住宅の間取りを決める方法(全3ステップ)

注文住宅の間取りを決める手順は、次のようになります。

間取りの決め方詳細
ステップ1間取りの事例を見てイメージを作る2章
ステップ2ハウスメーカーに間取りを提案してもらう3章
ステップ3納得いくまで間取りプランを練り上げる

具体的な方法は、2章以降で解説します。
次からは、間取りの決め方を3ステップに分けて詳しく見ていきましょう。

1-1.【ステップ1】間取りの事例を見てイメージを作る

「理想の間取りを書いてみよう!」と思っても、いきなり自分では書けないのが普通です。
まずは、思い描く理想を整理するため、「部分的に」どんな間取りがよいのかイメージを作っていきましょう

部分的なイメージ 一例

  • リビングの横に和室がつながっている
  • 玄関に大きな収納がある など

間取りをイメージするには、以下のような間取り事例を見てみるとよいです。
具体的な間取り事例を用意しておけば、家族で話し合う際にもイメージが付きやすく、「この部分は取り入れたい」と思う間取りをピックアップしやすいです。

間取り事例の探し方 一例

  • 各ハウスメーカーがホームページ上で公開している間取りの例を見る
  • 建売住宅の折り込みチラシを見る
  • 間取りのまとめサイトを見る

建売住宅は、多くの方に人気の間取りが採用されており、一般的に住みやすい間取りと言えるのでそこから学べることも多いです。

1-2.【ステップ2】ハウスメーカーに間取りを提案してもらう

家のイメージがわいてきたら、ハウスメーカーに間取りの要望を伝えて、プラン提示を依頼しましょう
優良なハウスメーカーであれば、あなたの要望や、予定地の特徴に合わせた、最適な間取りプランを提案してもらえます。

とはいえ、「ハウスメーカーはたくさんあって特徴や強みがよく分からない」という方もいらっしゃると思います。
各ハウスメーカーの特徴や強みは、複数社を比較してみることで分かりやすくなります。

1-3.【ステップ3】納得いくまで間取りプランを練り上げる

初回の「間取り提案」は、複数のハウスメーカーに依頼してもかまいません。
提案された間取り図・見積書をじっくり検討して、建物の品質についてもしっかり説明を受けた上でハウスメーカーを選びましょう。
納得のいく一社を最終的に選んだら、さらに打ち合わせを重ねて、間取りの詳細や設備などを決めていきます

注文住宅では、建売住宅と違って打ち合わせの回数が多くなります。
そのため担当者との相性の良さも大切です。

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家づくりのとびらコラム

契約後の大きなプラン変更は予算オーバーになりやすいので要注意!

ハウスメーカーとのプランの打ち合わせで注意しておきたいのは、ハウスメーカーを決定して、建築請負契約を締結したあとに大きな変更をすると、予算オーバーになりやすいことです。
事前の資金計画がしっかり立てられていると、予算オーバーになってしまったときにも対処しやすくなるので、資金計画は事前にしっかり立てておきましょう。

2.注文住宅の間取りのイメージ作りで考えること【3ステップ】

ここでは、1章でご紹介した【ステップ1】の際に、具体的に間取りのイメージを作っていく方法を解説します。
間取りのイメージを具体的に考える際には、以下の3ステップを踏みながら考えていくとよいです。

ステップ考えること
1玄関の方角
水回り(1階にするか2階にするか)
階段(リビング階段かどうか)
2キッチンの配置
リビングと居室の配置
収納
2階の部屋数(2階リビングの場合は1階の部屋数)
3吹き抜け・スキップフロアなどの立体的工夫
バルコニーの広さ
仕事・勉強コーナー
洗面コーナー
室内干し・家事コーナー

以下より詳しくお伝えします。

2-1.【ステップ1】間取りの大枠が決まる!最初に決めるべき3つの項目

【ステップ1】間取りの大枠が決まる!最初に決めるべき3つの項目

出展:玄関|注文住宅の間取り(プラン)写真集|セキスイハイム

まずは「玄関の方角」「水回り」「階段」を決めていきましょう。

(1)玄関の方角

間取り例を見るときには、まず玄関の方角に注目してみると、あなたの希望に近い間取りを見つけやすくなります。
玄関をどの方角にするかを決める際にかかせないポイントは、土地がどの方角に接道しているかです。

玄関は通常、道路に近いところに配置するので、北道路の場合は玄関を北に配置し、東道路なら東玄関、西道路なら西玄関にすることが多いです。
ただしこの場合、玄関を開けると通行人から家の中が丸見えになってしまうので、目隠しになるような外構を工夫したり、敷地の形状や周辺の利用状況によっては違う方角に玄関を配置したりすることもあります。
南道路の場合は、南に玄関を配置すると、せっかくの日当たりの良いスペースを玄関に使ってしまうことになるため、東か西の方角に玄関を配置することも多いです。

(2)水回り(1階にするか2階にするか)

郊外の広い敷地に家を建てる場合には、ほとんどの方が1階に風呂・トイレ・キッチンを配置します。
この場合、1階には水回りとリビング(+和室)、2階には寝室・子供部屋などと間取りの概要が自然と決まってきます。

ただし、場合によっては水回りを2階に集めたほうがよいケースもあります
日当たりが悪い土地の場合や、大通り沿いの土地で2階のほうが快適に過ごせるというケースや、都心の狭小な敷地をいっぱいに使って建てる住宅などです。
このような場合は、水回りとリビングを2階に集めると、日当たりが良く、落ち着いて過ごせるリビングが作れます。
ただし2階リビングは、玄関までが遠い、介護が必要になった際に困る、費用が高めになりやすいといったデメリットも考えて決める必要があります。

(3)リビング階段

多くの方が選ぶ1階リビングの場合、次に考えるべきなのは階段の配置です。
2階に行くときに必ずリビングを通るような間取り「リビング階段」と呼びます。
リビング階段にすると、家族が必然的に顔を合わせる機会が増えますし、おしゃれに見えるため人気の間取りです。

シースルー階段らせん階段などにすると、さらにスタイリッシュな空間になります。
ただし、リビング階段は来客時の視線が気になるというデメリットがあります。

2-2.【ステップ2】日々の生活や家族の人数で決める4つの項目

【ステップ2】日々の生活や家族の人数で決める4つの項目

次に、「キッチンの配置」「リビングと居室」「収納」「2階の部屋数」を検討していきましょう。

(1)キッチンの配置

キッチンはリビングと一体感のある対面キッチンにするのか、料理に集中できる独立キッチンにしたいのか、自分の好みに合わせて選びましょう。

ちなみに「キッチンに立つ時に子どもの様子が見えるようにしたい」といった理由で対面キッチンにするのが最近の主流です。

キッチンの周りを一周できるようなアイランドキッチンにすると、家族と一緒に調理しやすく見た目もおしゃれですが、対面キッチンよりも広いスペースが必要になります。

家族が食事をする位置もイメージしてみましょう。
食事をバラバラに取ることが多いなら、キッチンの対面にカウンターを設置すると便利です。
また、キッチンの真横にダイニングテーブルを配置する間取りなら、配膳の動線が短くなります。

(2)リビングと居室の配置

キッチンの配置を検討したら、「リビングと居室の配置」を考えましょう。
リビング以外に独立した部屋が同じ階に必要かどうか検討してください。

部屋を分けてつくる広さがない場合やリビングを広く見せたい場合には、リビングから連続した畳コーナーをつくる方法があります。
普段はくつろぐスペースとして利用し、仕切りをつけておけば客間として利用することもできます。
段差や天井の高さに変化をつけて、オシャレな空間を作ることも可能です。

(3)収納

次に、必要な「収納」の量について考えます。
適材適所に収納を配置し、家族全員が片付けや整理整頓をしやすくすることがポイントです。

玄関付近の収納と、リビングの収納をたっぷり取るとスッキリした家を維持しやすくなります。
調理家電や食品のストックができるパントリーも人気ですので、まとめて買い出しをするご家庭ならウォークインタイプにするなど、大きさも検討してください。

洋服の収納は、各部屋に分散させる方法のほかに、ファミリークローゼットとして一ヶ所にまとめる方法があります。
ただし、現在の服の量だけでなく、子どもが成長した時のことも考えて収納量を確保しておきましょう。

また、必要頻度が低い大きな荷物はどれくらいあるか確認し、納戸・屋根裏収納・ロフト収納が必要かどうか考えましょう。

(4)2階の部屋数(2階リビングの場合は1階の部屋数)

次に、リビングがない階層の部屋数を考えましょう。
ポイントは、家の使い方はライフステージに合わせて変化していくことを意識し、長い目で検討することです。

「子どもが小さい間は広々したスペースで遊ばせたいが、成長したら個室を与えたい」というときは、必要に応じて部屋を区切れるように可動棚を利用したり、将来簡単な工事で部屋を分けられるように設計しておいたりする方法もあります。

2-3.【ステップ3】さらに取り入れたい5つの工夫を紹介!

【ステップ3】さらに取り入れたい5つの工夫を紹介!

最後に、「さらに取り入れたい5つの工夫」を紹介していきます。

(1)吹き抜け・スキップフロアなどの立体的工夫

吹き抜けにすると、1階と2階が一体的になり開放的な空間が生まれます。
また、日当たりの良くないリビングでも、吹き抜けにすることで採光ができ部屋全体が明るくなるメリットもあります。

スキップフロアは一部屋つくることが難しい場合でも、区切られたスペースをつくり出すことができ、狭小地でも人気です。

(2)広いバルコニー

頻繁に布団を干したいご家庭なら、幅の広いバルコニーを検討しましょう。
また、奥行きのあるバルコニーにすれば、ベンチを置いてくつろいだり、プランター栽培をしたり、家にいながら屋外の時間を充実させることができます。

(3)仕事・勉強コーナー

仕事・勉強コーナーを設ければ、テレワーク(在宅ワーク)の際にさまざまな書類を置いたり、パソコンで作業したり、子どもが宿題をしたりするのにも便利です。

リビングの一角に設けるのか、別の場所に集中できる場所を作りたいのか検討しましょう。

(4)洗面コーナー

2階に浴室がある場合には、1階に独立した洗面コーナーを設けたほうがよいでしょう。
朝の支度で混み合うのを緩和するのにも役立ちます。
また、玄関に手洗いコーナーを設けておくと、来客時やウイルス対策、子どもが外遊びをした際にすぐに手洗いができて便利です。

(5)室内干し・家事コーナー

洗濯機の近くや、日差しを取り込める場所に室内干しエリアを設けると便利です。
スペースに余裕があれば、近くにアイロンスペース衣類の収納場所も作ると家事がはかどります。

以上が、間取りのイメージ作りで考えたい3ステップです。
注意しておきたいのは、ハウスメーカーによって間取りへの対応は異なるということ。
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実際の間取り図があれば、「ここはもっとこうしたい」「A社よりB社のほうが好み」といった具体的な方向性が見出しやすく、家族との話し合いもスムーズに進むでしょう。

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3. 間取りを見る際に確認すべきチェックポイント10個

ここでは、1章でご紹介した【ステップ2・3】の際、ハウスメーカーに要望を伝えて間取りを提案されてからチェックすべき10個のチェックポイントをご紹介します。

間取りのチェックリスト

  1. 動線
  2. 収納量
  3. 音の問題
  4. 視線
  5. 採光
  6. 景観
  7. 風通し
  8. 外観
  9. コンセントと照明
  10. 安全性と利便性

有能な設計士であれば、これらのポイントをしっかり押さえて設計してくれるはずですが、自分でもチェックして気になる点は修正できるかどうか、ハウスメーカーの営業担当者に相談してみてください。

それでは以下より、間取りのチェックポイント10個を詳しく解説していきます。

(1) 動線

起床してから外出するまでの動線、帰宅してからの動線、家事の動線など、間取り図を見ながらイメージしましょう。
間取り図をコピーして、家族の動きを書き込んでみるとわかりやすくなります。
外出時の荷物やコートを収納するスペースを帰宅後の動線上に配置すると、置きっぱなしで散らかることを防げます。

(2) 収納量

注文住宅で最も多い失敗が、「収納が足りない・使いにくい」というものです。
家族の持ち物を具体的に思い浮かべて、収納の広さが足りるか、高さや奥行が使いやすいかどうか検討しましょう。

(3) 音の問題

近くに線路や交通量の多い道路があって騒音が気になる場合は、寝室を奥に配置するといった工夫が必要です。
間取り図を見ながら、家の中の生活音もイメージしてみましょう。
リビングの近くにトイレが配置されていたり、寝室の真上に水回りがあったりすると排水音が気になるかもしれません。

(4) 視線

道路に面した玄関の場合、扉を開けたときに視線が気にならないかチェックしましょう。
プライバシーを守るため、外構に目隠しフェンスを建てる対策もあります。
来客があった場合に、あまり見られたくないスペースには視線が届かないように設計しておくと安心です。
くつろぎたいスペースは、外から家の中の様子が見えにくいほうが落ち着くので、窓を高い位置にしたり、細長いスリット窓にしたりするのもおすすめです。

(5) 採光

隣接する建物の影になる時間帯を確認し、リビングに明るさがあるかどうかチェックしましょう。
窓の大きさと位置によっても日光の入り方が変わります。
また、西日を眩しく感じないかどうかも確認しましょう。

(6) 景観

よい景観が得られそうなところがあれば、窓を大きくしたり、バルコニーを作って景観を楽しめるようにしたりするのもおすすめです。
逆に視界に入れたくない場合は、腰までの高さの窓や細長い窓にするか、外があまり見えないタイプのカーテン・シェードを設置すると落ち着ける空間になります。

(7) 風通し

住んでみるまで気づきにくい点ですが、家の中の風通しのよさをチェックしましょう。
通風のためには、1つの部屋につき2方向に窓を設けるのが基本ですが、フロア全体や上下階でも風が抜けるように設計すると快適です。
また、風通しが目的であれば、小さい窓でも十分機能します。
大きい窓は防犯上の問題から、常に開けておくわけにはいきませんが、小さい窓なら開けておきやすいというメリットもあります。

(8) 外観

間取りしだいで建物の形が変わることを意識してください。
1階と2階がともに長方形の同じ形をした「総二階」はコストが抑えられて構造も安定するというメリットはありますが、外観が単調になりやすいというマイナス面があります。

色や素材の異なる外壁を組み合わせたり、片流れの屋根を採用したりするだけでも外観のイメージは変わります。
また、窓の形や配置によってもおしゃれな外観をつくることができ、縦長の窓を並べてデザインのアクセントにするのもおすすめです。

(9) コンセントと照明

あとで増やすのは大変なので、ライフスタイルにあわせてコンセントを十分に作っておくことが大切です。
家具やテレビの設置場所だけでなく、キッチン家電を使う場所や携帯電話の充電スペースなど、具体的にイメージして決めましょう

充電式の家電製品はどんどん増える傾向にあるため、収納の中にもコンセントを作っておくと便利です。

照明の位置や種類も手を抜けません。
玄関には人感センサー、くつろぎスペースには調光機能、机の位置を変えるかもしれないなら照明を移動できるダクトレールタイプにするなど、細部まで工夫を凝らすと快適に暮らせます。

(10) 安全性と利便性

高齢になっても住みやすい家であるかという点も大切です。
階段には安全な手すりを設置し、車いすが通れる幅で廊下をつくっておくと安心です。
2階リビングの家や3階建て住宅では、歩行が不自由になった時のことを考えて、後でホームエレベーターを設置できるように建てておく方法もあります。

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4.スムーズに理想の間取りを見つける3つのコツ

ここまで、間取りの決め方や確認すべき項目を伝えてきましたが、この工程をやみくもに行っているとかなりの時間がかかってしまいます。

時間をかけすぎずに理想の間取りを見つけるにはコツがあります。
ぜひ次の3つのコツを意識しながら、間取りを検討していってください。

  • 間取り事例は「採用したい部分」をピックアップする
  • 「全部盛り」を目指さない
  • プロの力を借りる

それでは、1つずつ見ていきましょう。

4-1.間取り事例は「採用したい部分」をピックアップする

間取りのプラン集を見るときは、「採用したい部分(気に入った要素)」をピックアップしてハウスメーカーに伝え、それぞれの土地に合わせてうまく好みを取り入れてもらいましょう

そっくりそのまま同じ間取りで建てたいと思うくらい気に入った間取りを見つけた場合、そのまま真似をしてプランを進めたくもなりますが、例えば「北道路」用の間取り例はそのまま「南道路」の土地に採用できません。
ほかにも、土地の間口・奥行、隣の家の窓や玄関の位置、道路の交通量などとの関係性にも注意して決めましょう。

4-2.「全部盛り」を目指さない

プロが作ったプラン集やモデルハウスを見てみると、どれも魅力的に思えてしまうかもしれません。
でも、間取りにはバランスも重要です。

気に入った間取りの要素を全て取り入れようとすると、住みにくい間取りになってしまうことがあります。
また、限られた予算の中で、あなたの家族構成やライフスタイルにあった間取りを設計してもらうことも大切です。
優先順位を考えつつ、ハウスメーカーとよく相談しながら、自分にとってベストな間取りをつくっていきましょう。

4-3.実際の間取りプランを見比べてみる

好みの間取りを話し合う際、家族の意見がバラバラになることは珍しくありません。
1階に和室が欲しい方とそうでない方がいたり、リビング階段にするかどうかで意見が分かれたりと、それぞれの好みが違うことはよくあります。
反対に、初めての家づくりで好みの間取りが選べず、また何にこだわったらいいのか分からなくて苦戦する方もいることでしょう。

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まとめ

注文住宅は自由に間取りを選べるからこそ、間取りの決め方は難しいものです。
理想の間取りに近づけるために、ぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね。
それではおさらいです。

この記事のポイント

注文住宅の間取りの決め方は?

注文住宅の間取りを決める手順は以下のとおりです。

  1. 間取りの事例を見てイメージを作る
  2. ハウスメーカーに間取りを提案してもらう
  3. 納得いくまで間取りプランを練り上げる

詳しくは、「1.注文住宅の間取りの決め方【3ステップ】」で解説しています。

注文住宅の間取り作りに成功するには?人気の間取り例は?

注文住宅の間取り作りに成功するには、以下の順番で間取りを考えるとよいです。

  1. 玄関の方角や水回りなど
  2. キッチンの配置や収納など
  3. 吹き抜けやスキップフロアなど

2.注文住宅の間取りのイメージ作りで考えること【3ステップ】」では、人気の間取りについても解説しています。

注文住宅の間取りを決める際の注意点は?

間取りを決める際の注意点は、やみくもに考えると、時間がかかってしまうことです。
本記事の4章では、スムーズに理想の間取りを見つけるコツを3つ紹介しているので、ご覧ください。

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この記事の編集者

「家づくりのとびら」編集部

NTTデータグループが運営する注文住宅相談サービス「家づくりのとびら」編集部です。難しい住まいづくりの情報を、わかりやすく正確にお伝えします。記事は不動産鑑定士や宅地建物取引士などの不動産専門家による執筆、監修記事がメイン。初めての住まいづくりをサポートします!

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