【地鎮祭・上棟式・挨拶回り】費用とポイントをやさしく解説!

注文住宅を建てる際、「地鎮祭(じちんさい)」の実施は必須ではありません。

どのような目的・内容で、費用はいくらくらいかかるのかを確認したうえで、実施するかどうかを考えてみましょう。

この記事でわかること

  • 地鎮祭とは
  • 地鎮祭にかかる費用
  • 地鎮祭当日の参加者・服装・流れ
  • 地鎮祭までに準備しておくもの

「どんな人におすすめか」も解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

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注文住宅がどのような工程で建つのか知りたい方は「注文住宅の流れ」の記事もご覧ください。

1.地鎮祭(じちんさい)とは

地鎮祭(じちんさい)とは イメージ

そもそも地鎮祭(じちんさい)とは、土木工事や建築工事の前に、工事が無事完了することを祈願する儀式のこと。
神主を招き、家を建てる土地の神様に「土地を利用させてもらう許可」を得て、安全にマイホームを完成させるために行います。

地鎮祭を行うタイミング

  1. ハウスメーカーの決定
  2. 建築プランの決定・工事請負契約
  3. 地鎮祭・挨拶回り
  4. 着工
  5. 上棟式
  6. 竣工(完成)
  7. 引っ越し挨拶

家づくりのとびらコラム

地鎮祭を行うなら、上棟式も行うべき?

上棟式(じょうとうしき)とは、「棟上げ」まで工事が進んだことを感謝し、建物の完成を祈願する儀式です。

「棟上げ(上棟、あるいは建前)」というのは、建物の基本的な構造が完成し、家の一番高い場所に「棟木(むなぎ)」と呼ばれる木材を取り付けることです。

鉄骨造やツーバイフォー構造などでも、建物の骨組みが完成したときに上棟式を行うことができます。

家を建てるときの伝統的な儀式ですが、地鎮祭同様、必ず行わなければならないわけではありません。

地鎮祭や上棟式は、略式から本格的な儀式まで、内容はさまざまです。
最近では日程と費用の兼ね合いや、人々の意識の変化などから、地鎮祭だけを行って上棟式は行わないケースが増えています。

2.地鎮祭にかかる費用

地鎮祭にかかる費用は、略式なのか本格的に行うのかによって異なりますが、5万~10万円程度が相場です。

地鎮祭にかかる費用の内訳
項目費用目安
神主へのお礼2万~5万円
神主のお車代5,000~1万円
テントや幕のレンタル費用3万円
お供え物5,000~1万円
ご近隣への粗品500~1,000円/世帯

神主へのお礼として渡す初穂料(玉串料)の相場はおよそ2万~5万円です。ただし、地域によって異なるので、事前にハウスメーカーの担当者に相場を教えて貰うとよいでしょう。

また、神主が自身の車などで来る場合は、お車代として別途5,000~1万円程度を渡します。

お供え物には1万円程度の費用がかかります。
神社やハウスメーカーが用意してくれる場合は建設費用に含まれていることがあるので、事前に担当者に確認しておきましょう。お供え物を神社側が用意してくれる場合は、初穂料に5,000円ほど追加してお渡しするのが一般的です。

本格的な地鎮祭を行う場合には、テントや幕のレンタルをする必要があります。こちらは3万円前後が費用相場です。

その他、近隣の方への挨拶回りで渡す粗品は、1つ500~1,000円程のものを用意します。タオルが定番ですが、ふきん、洗剤、ラップなどもおすすめです。
なお、粗品はハウスメーカーが用意してくれることもあるので、事前に確認してください。

ちなみに、上棟式を行う場合には、別途10万~30万円程度かかります。

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ご近所への挨拶回りは「着工前」がおすすめ!

着工前には、ハウスメーカーの担当者が周辺に挨拶してくれるのが一般的です。
施主は、引っ越しの際に挨拶するだけでもかまいませんが、着工前にハウスメーカーの担当者に同行しておくと好印象です。

両隣・向かい側・裏側・道路をふさぐ可能性のある家など、工事での騒音や工事車両の出入りで迷惑をかけそうな範囲にご挨拶しましょう。
近所付き合いが深い地域なら、町内会長や班長さんにもご挨拶したほうがよい場合もあります。

長く挨拶する必要はありません。自分の名前を伝え、「よろしくお願いします。ご迷惑をおかけします」と言う程度で十分です。

地鎮祭を行う場合は関係者が揃う機会なので、地鎮祭のあとに挨拶に行くことが多いです。
挨拶先が不在の場合は、粗品と着工を伝える手紙を投函するか、施工担当者に改めて訪問してもらいます。

粗品には蝶結びの熨斗(のし)をつけて「粗品」または「御挨拶」と書き、施主の名前を苗字だけ記載するのが一般的です。

3.地鎮祭当日の参加者・服装・流れ

ここからは、地鎮祭当日の参加者・服装・流れについて詳しくご説明します。

まず、地鎮祭の参加者は施主の家族と、ハウスメーカーの関係者です。記念になるので、同居しないご両親などを呼んでもよいでしょう。

服装は、大規模な建物の地鎮祭の場合、スーツなどのフォーマルが選ばれますが、一戸建ての地鎮祭では普段着の方も多いです。

炎天下でも屋外で行われるので、天候に合わせた服装をおすすめします。
また、地鎮祭時の地面はまだ土なので、靴は安定した履きやすいものがよいでしょう。

近年は簡易的でアットホームな地鎮祭を催す方が多いので、地鎮祭後の記念撮影に問題ない格好や、ご近所へ挨拶回りできる服装であれば充分です。

ちなみに、ハウスメーカーの営業担当者はスーツ、現場責任者は作業服で参加するケースが多いです。

地鎮祭当日の一般的な流れ
順番項目内容
1お祓い神職がお祓いをして土地や参列者を清めます。
2お供え物献上祭壇にお供え物を献上します。
3祝詞(のりと)神職が祝詞を読み上げるので、少し頭を下げて聞きます。
4四方祓い神職が土地を清めます。
5地鎮の儀(じちんのぎ)盛砂に鎌(かま)、鋤(すき)、鍬(くわ)を入れる儀式です。 ハウスメーカーの担当者と施主で行います。
6玉串を供える参列者が玉串(サカキの小枝)を神前に供えます。 参列者全員が終えたらお供え物を下げます。
7お神酒で乾杯する祭壇に上がっていたお神酒を、神職の乾杯の音頭でいただきます。
8直会(なおらい)最後に、宴会が行われたり弁当を配ったりする場合もあります。

当日はまず、家を建てる土地の四隅に青竹を立て、その間をしめ縄で囲って祭場を作り、祭壇に供え物を供えて準備を整えます。

基本的に、地鎮祭の仕切りは、ハウスメーカーや神主に任せておけば、指示をくれるので心配ありません。

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4.地鎮祭当日までに準備しておくもの

先述のとおり、地鎮祭当日は基本的にハウスメーカーや神主さんが仕切ってくれます。
しかし、施主には地鎮祭当日までに準備しておかないといけないものがあります。

施主が準備しておくものリスト

  • 神主への謝礼
  • お供え物
  • ご近所への粗品

(1)神主への謝礼

初穂料(玉串料)は、神主さんへの礼金で、祈祷や祭事の際に納めます。

地鎮祭の「のし袋」は、お祝い用の、水引が紅白で「蝶結び」または「淡路結びの水引」を選びましょう。
水引の上側に「御初穂料」または「玉串料」と記載してください。
下側には施主の名前をフルネームで記載します。
家族の名前も連名で書くこともできます。

準備した初穂料は儀式をスタートする前のタイミングで渡した場合、祭壇にお供えされますが、地鎮祭が終わってから渡してもかまいません。

(2)お供え物

お供え物は誰が手配するのか、事前によく確認してください。
近年では、施主がお酒だけ準備し、その他のお供え物は神社側が準備してくれる場合が多いです。

お供え物を自分で用意する場合には、以下を参考にしてください。

  • 海のもの(スルメ・昆布など)
  • 山のもの(りんご・みかんなどの果物)
  • 畑のもの(ナス・トマト・人参・大根などの野菜)
  • お米(1合)
  • お塩(1合)
  • お水(1合)
  • 御神酒(2升の清酒)

(3)ご近所への粗品

地鎮祭後には、そのままハウスメーカーの現場監督と施主が同行して近所へ挨拶回りをするケースが多いです。

ハウスメーカーが粗品を準備してくれるのか、粗品を自分で準備したほうがよいのかどうか確認しておきましょう。

上記以外にも、地鎮祭には祭壇や竹、玉串案、三宝など、さまざまな資材用品が必要ですが、これらの道具は一般的にハウスメーカーが準備してくれます。

5.地鎮祭について「よくある質問」

地鎮祭について理解が深まったところで、よくある3つの疑問にお答えします。

5-1.地鎮祭や上棟式をやらないと手抜き工事になる?!

「地鎮祭・上棟式をやらないと手抜き工事をされるのではないか?心象が悪いのではないか・・・」という心配から、地鎮祭・上棟式をやるかどうか悩まれる方は多いです。
この点については、まず心配はいりません。
地鎮祭はそもそも「安全祈願」で、職人さんに感謝するといったものではないため工事関係者の心象には影響しません。

また、上棟式には感謝を伝える面がありますが、今では上棟式をやる人は少数派ですし、上棟式をやらないというだけで嫌な印象を持つことはありません。
上棟式をやる家とやらない家で、仕事の丁寧さが違うなどは、プロならばあってはいけないことです。
ただ、工事関係者も、心のこもった感謝の気持ちを伝えられればとても嬉しく感じるのは間違いありません。

昔は1つの家を一人の大工とその関連の職人さんで建てていたため、上棟式や会食にはとても大事な意味がありました。
でも、今は分業制がほとんどで、日によって様々な職人さんが出入りし、上棟の前後で担当者が変わることもあります。
このことからも、棟上げの時だけにご祝儀を渡す必要はないと考えられるケースもありますので、気になる場合にはハウスメーカーの担当者に相談してみてください。

5-2.地鎮祭や上棟式をやらない場合にできることは?

どんな形であっても、工事の無事を祈ったり感謝の気持ちを伝えたりすることはできます。
現在の住まいと新しい家が遠距離の場合などは、施主が参加せずにハウスメーカーだけで地鎮祭を行ってもらったり、略式の安全祈願をしてもらったりすることもあります。
日程や費用の都合がつかなければ、地鎮祭を行わない代わりに自分で塩を撒いたり手を合わせて済ませる場合もあります。
事前にハウスメーカーに相談して、簡略化したい旨を伝え対応してもらいましょう。

棟上げの日は、工事の大きな節目の日でもあり、最も危険を伴う作業を行う日でもあります。
工事関係者もこの日の為に大勢集まっているので、担当者から事前に「この日に棟上げします」と連絡があるのが一般的です。
上棟式を実施しない場合でも、飲み物や弁当だけ用意したり、見学して感謝の言葉を伝えたりするだけでも気持ちが伝わります。

5-3.地元の工務店とハウスメーカーで違いはある?

全国展開のハウスメーカーでは、施主が希望しない限り、地鎮祭や上棟式を行わないケースが増えています。
地鎮祭だけを行う人が約50%程度で、上棟式まで執り行う人は少ない傾向です。
大手ハウスメーカーでは上棟式でのご祝儀が禁止の場合もあり、「ご祝儀や上棟式はお気遣いなく」とやんわり辞退されることがあります。

地域によって風習が異なりますが、逆に地域密着型の工務店などでは地鎮祭・上棟式を積極的に勧められるケースもあります。

地鎮祭や上棟式を本格的にやりたい、またはやりたくないといったこだわりがある場合は、ハウスメーカーを最終決定する前に一言聞いてみましょう。

家づくりはおそらく一生に一度です。
地鎮祭や上棟式は家族の思い出になるのは間違いありません。

家作りに関わる人に感謝やねぎらいの気持ちを伝える絶好の機会であり、家への愛着にもつながるというメリットもあります。
伝統的な儀式をやってみたい方も、そうでない方も、悔いのないようにハウスメーカーに相談してみてくださいね。

こうして見てみると、地鎮祭や上棟式においてもハウスメーカーとの連携は密にとらないといけないことがわかります。この他にも、家を建てる際には都度ハウスメーカーとのやり取りが発生するので、ハウスメーカーの選定はとても重要なポイント。

無料オンライン相談サービス「HOME4U 家づくりのとびらを活用して、効率よく信頼できるハウスメーカーを見つけてくださいね。

まとめ

注文住宅における「地鎮祭」についてお伝えしました。
以下よりこの記事をおさらいし、後悔のない家づくりを行いましょう。

この記事のポイント

地鎮祭とは?

地鎮祭(じちんさい)とは、土木工事や建築工事を行う前に、工事が無事完了することを祈願する儀式のことです。

1.地鎮祭(じちんさい)とは」では、地鎮祭に関する基礎知識を解説しています。

地鎮祭の服装は?

一戸建ての地鎮祭では、普段着の方も多いです。炎天下でも屋外で行われるので、天候に合わせた服装をおすすめします。

詳細は「3.地鎮祭当日の参加者・服装・流れ」で確認してください。

地鎮祭の初穂料はいくら?

初穂料(玉串料)の相場はおよそ2万~5万円です。
ただし、お供え物を用意するかどうか、また、地域によっても費用相場は異なります。

詳しくは「2.地鎮祭にかかる費用」をご覧ください。

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この記事の編集者

「家づくりのとびら」編集部

NTTデータグループが運営する注文住宅相談サービス「家づくりのとびら」編集部です。難しい住まいづくりの情報を、わかりやすく正確にお伝えします。記事は不動産鑑定士や宅地建物取引士などの不動産専門家による執筆、監修記事がメイン。初めての住まいづくりをサポートします!

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