ホテルライクな家を建てる8つのコツ・おすすめハウスメーカー3選

ホテルライクな注文住宅を建てたいなら、以下の点を押さえておきましょう。

  • ホテルライクにするコツを押さえてハウスメーカーに注文する
  • ホテルらしい住宅を得意とするハウスメーカーと要望に合った住宅商品を選ぶ

この記事では、ホテルライクな注文住宅を完成するためのポイントや、デメリット・後悔しないコツをお伝えしたうえで、おすすめのハウスメーカー・住宅商品の特徴をまとめています。

注文住宅をホテルライクにするコツ

  • 生活感が見えないように大容量の収納スペースを確保する
  • 空間ごとにテイストと色味を統一する
  • 間接照明を使う

ホテルライクでおすすめのハウスメーカー・住宅商品

  • 積水ハウス「Gravis Stage」
  • ミサワホーム「INTEGRITY」
  • 三菱地所ホーム「ONE ORDER」

ぜひ最後までご覧いただき、ホテルライクな注文住宅の参考にしてください。

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注文住宅の外観デザインや、おしゃれなハウスメーカーについて知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

1.ホテルライクな家に仕上げるポイント詳細

ホテルライクな注文住宅に仕上げるには、次のポイントを押さえて家づくりに臨んでください。

ホテルライクな家に仕上げるポイント
内装
  • 生活感を排除する
  • テイストと色味を統一する
  • 天井を高く見せる
  • 水回りにこだわる
  • 間接照明を多用する
外観
  • 外壁にはタイルやレンガを使う
  • シンプルな形状を選ぶ
  • 外構のイメージも掴んでおく

以下よりそれぞれ詳しく見ていきましょう。

1-1.【内装】生活感を排除する

【内装】生活感を排除する

ホテルには生活感がありません。その非日常感が、ホテルの空間をおしゃれに見せているのです。

ホテルライクな空間を目指すなら、まずは家の中から生活感を排除しましょう。

とはいえ、家は生活する空間のため、生活感を完璧に排除することは不可能です。そこで実践したいのが、生活感が出やすい作業やアイテムを目に付かない場所に移動することです。

たとえば、生活感が出やすいアイテムとして洗濯物が挙げられます。雨天や夜間に室内干しをするのは仕方のないことですが、リビングや玄関などの人目に付きやすい場所に干すと、一気に生活感が出てしまいます。

生活感を排除するためにも、浴室乾燥機や洗濯室を設置して、洗濯物が目に入らない構造にしてみてはいかがでしょうか。洗濯機のそばに洗濯室を配置すれば、干す作業にかかる時間も短縮できます。

また、見せる収納が流行ったこともありますが、ホテルライクな空間を目指すなら見せない収納を心がけてください。こまごまとしたものを見せないことで、床や壁、天井が広く見え、ホテルらしいすっきりとした空間が完成します。

1-2.【内装】テイストと色味を統一する

【内装】テイストと色味を統一する

おしゃれなホテルでは、インテリアに統一感があります。オリエンタル風やロココ調、和モダンなどの特定のテイストに沿って、素材や色味がそろえられています。

家の中でも部屋のインテリアに統一感を持たせることで、ホテルライクな雰囲気に仕上げてみましょう。小物だけでは統一感は出にくいため、壁紙や床材、家具なども巻き込んで、1つのテーマにまとめてみてください。

たとえばコロニアルスタイルに仕上げるなら、濁りのないホワイトの壁紙に、オークなどのダークブラウンのフローリングや家具を合わせてみましょう。ダークブラウンに塗られたラタンの家具も、よく合います。

また、カーテンも化繊ではなく、コットン100%のナチュラルなホワイトのものをセレクトしましょう。たっぷりとドレープを取ると、よりラグジュアリーでおしゃれなインテリアに仕上がります。

1-3.【内装】天井を高く見せる

【内装】天井を高く見せる

ホテルの部屋は、少し天井が高めのことが多いです。とりわけラグジュアリーホテルでは、天井が高めの傾向にあります。

これから新築住宅を建てるなら、天井を高めに設計して、ホテルライクな住宅に仕上げてみてはいかがでしょうか。

ただし、あまりにも天井を高くしすぎると、熱効率が低下して光熱費がかさむリスクがあるだけでなく、近隣の日当たりを阻害する可能性があります。ハウスメーカーの担当者とも話し合い、適切な天井高に設定しましょう。

1-4.【内装】水回りにこだわる

【内装】水回りにこだわる

おしゃれなホテルは、水回りもおしゃれです。浴室やトイレ、洗面所をおしゃれに仕上げ、家全体のおしゃれさをアップしましょう。

とりわけトイレと洗面所は1日に何度も使用するだけでなく、来客も使用するスペースです。

床には、人造大理石をセレクトしましょう。リノリウムシートやフローリングと比べると費用は少々アップしますが、高級感が強まるため費用対効果は高いといえます。

また、トイレと洗面所程度なら広さも限られているため、意外と安価に抑えられるのもポイントです。

1-5.【内装】間接照明を多用する

【内装】間接照明を多用する

ホテルの部屋の天井には、多数のダウンライトが埋め込まれています。それに加え、ルームライト(フロアスタンド)やベッドサイドランプなど、多数の間接照明が配置されています。

ホテルライクなおしゃれ空間に仕上げるなら、メインライトだけでなく、間接照明を多用してはいかがでしょうか。空間によっては、メインライトなしに間接照明だけでも十分な明るさを確保できます。

また、メインライトの電球の色にもこだわってみましょう。昼光色や昼白色などのホワイトが強い色よりは、電球色や温白色などのオレンジ味が強い色のほうがよりホテルライクに見えます。

ブラケット照明もおすすめです。ブラケット照明とは、壁に取り付ける間接照明です。天井に間接照明を設置している場合でも、ブラケット照明を取り付けることで、部屋の陰影が複雑になり、よりホテルライクでスタイリッシュな空間になります。

1-6.【外観】外壁にはタイルやレンガを使う

【外観】外壁にはタイルやレンガを使う

外壁には、タイルやレンガなどの素材を用いましょう。重厚感が出て、ホテルライクな外観に仕上がります。

予算的に難しいときは、玄関まわりなどの一部分だけにタイル・レンガを使うこともおすすめです。

1-7.【外観】シンプルな形状を選ぶ

【外観】シンプルな形状を選ぶ

スタイリッシュな都市型のホテルは、凹凸の少ないシンプルな形状のものが多いです。ホテルライクな住宅を目指すなら、凹凸が少ないシンプルな形状を選びましょう。

凹凸を減らすことで、住宅の予算を抑えることもできます。浮いた金額を外壁のグレードアップに活用してはいかがでしょうか。

1-8.【外観】外構のイメージも掴んでおく

【外観】外構のイメージも掴んでおく

建物と外構がしっくりと馴染んでいれば、それだけでも高級かつホテルライクな外観になります。

外構を後回しにするのではなく、建物のデザインを決めるときに一緒に考えておきましょう。

以上が、ホテルライクな家に近付けるためのポイントです。

もちろん、注文住宅は1戸1戸プランが異なるため、場合によっては上記のポイントが取り入れられなかったり、逆にもっとよいアイデアが採用できたりすることもあるでしょう。

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2.高級ホテルのような家に仕上げる空間ごとの工夫

ここからは、より具体的に、注文住宅をホテルライクに仕上げる空間ごとのコツをお伝えします。

ホテルライクな注文住宅に仕上げる空間ごとの工夫

  • 【リビング】床と天井に余裕を設ける
  • 【寝室】間接照明とリネンにこだわる
  • 【玄関・廊下】アートスペースをつくる
  • 【洗面所】洗面台ユニットは使用しない
  • 【トイレ】壁と床の素材にこだわる
  • 【バルコニーなど】くつろぎ空間に仕上げる

空間ごとにポイントを押さえておけば、これから家を建てる方はもちろん、すでに住宅が完成している方も、特定の空間をホテルライクに仕上げることで、家全体をおしゃれかつスタイリッシュに見せられます。

たとえば、トイレだけ、バルコニーだけというように部分的にリフォームをするなら、費用を抑えてホテルライクに仕上げられますよ。

以下より詳細を解説します。

2-1.【リビング】床と天井に余裕を設ける

【リビング】床と天井に余裕を設ける

リビングをホテルライクに見せるには、余裕のある空間演出がポイントです。

とはいえ、リビングの床面積を広くする必要はありません。床にものを置かない、壁にものをかけない、見せる収納よりも見せない収納にするなどの工夫をして、床や天井・壁がよく見えるようにしてください。

リビングは、ものが増えてしまいがちな空間です。最初はすっきりと整理していても、1週間、1か月もすれば床やテーブル、整理棚などにものがあふれてしまいます。

ホテルライクな空間に見せるためにも、ものをあるべきところに置くことを常に意識しましょう。

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2-2.【寝室】間接照明とリネンにこだわる

【玄関・廊下】アートスペースをつくる

玄関は、来客が最初に目にする場所です。つまり、玄関で住宅全体の印象が決まるといっても過言ではありません。

また、玄関から廊下が続いている場合は、廊下も住宅全体の印象を左右します。

玄関や、玄関から続く廊下には、アートスペースをつくるとホテルらしい空間を演出できます。お気に入りのリトグラフを壁にかけたり、花瓶やガラス細工の置物などを飾ったりしてみてはいかがでしょうか。

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2-3.【洗面所】洗面台ユニットは使用しない

【トイレ】壁と床の素材にこだわる

トイレは、壁と床の素材にこだわりましょう。壁と床のスタイルを統一するだけでも、スタイリッシュな空間に仕上がります。

リビングや個室などには難しいインパクトのある柄の壁紙も、トイレのように狭い空間ならおすすめです。

また、床は人造大理石にすると、見た目がよくなるだけでなく掃除しやすくなり、ホテルのように清潔に保ちやすくなります。

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2-4.【バルコニーなど】くつろぎ空間に仕上げる

【バルコニーなど】くつろぎ空間に仕上げる

エクステリアにもこだわると、内装だけでなく住宅の外観もホテルライクに仕上がります。

とりわけ注目したいのがバルコニーです。バルコニーは住宅の外にありながらも、リビングなどの室内から見えるため、おしゃれに仕上げることで室内もおしゃれに見えます。

たとえば、ぬれても大丈夫な素材のソファーなどを置いてみてはいかがでしょうか。ホテルライクに見えるだけでなく、セカンドリビングとしても活用でき、さらに居心地のよい住宅に仕上がります。

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3.ホテルライクな注文住宅のデメリットと後悔しないコツ

ホテルライクな注文住宅にはデメリットもあります。主なデメリットとしては、次のものが挙げられます。

ホテルライクな注文住宅のデメリット

  • 費用がかさむ
  • 暮らしにくくなることがある
  • インテリアを変えにくい

しかし、あらかじめ解決策を知っておけば大きなリスクは回避できるでしょう。

それぞれのデメリットと解決策を具体的に見ていきましょう。

3-1.費用がかさむ

細部までこだわると、費用がどんどんかさんでしまいます。

予算内に収めるためにも、すべてをホテルライクに仕上げるのではなく、優先順位を決めておきましょう。

3-2.暮らしにくくなることがある

見た目のスタイリッシュさを追求するあまり、暮らしにくくなってしまうことがあります。

たとえば、生活に必要なものをすべて収納してしまうと、何度も収納庫を往復することになるかもしれません。

頻繁に使用するものは目につく場所に置くなど、柔軟に対応してください。

3-3.インテリアを変えにくい

部屋ごとにテーマを決めて完璧にコーディネートしてしまうと、将来的に模様替えしにくくなることがあります。

インテリアや部屋の用途を変えることも想定し、壁紙や天井、床などはほかのデザインとも合わせやすいものを選びましょう。

布団カバーやカーテンなどの比較的買い替えやすいものなら、個性を演出するのにも適しています。

以上がホテルライクな注文住宅のデメリットや解決策ですが、実際の体験談や失敗事例を聞くと、一層具体的なイメージのもと住宅プランを練っていくことができます。

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細かい部分の設計にも気が付くようになり、理想的なマイホームへの近道になるはずですよ。

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4.ホテルライクな家でおすすめのハウスメーカー・住宅商品

一口にハウスメーカーといっても、それぞれ特徴や得意分野は異なります。

ホテルライクな注文住宅に仕上げるには、ホテルライクな注文住宅を得意としているハウスメーカーに建築を依頼しましょう。

最後に、ホテルらしい内装と外観に定評があるハウスメーカー・住宅商品を紹介します。

4-1.ミサワホーム「INTEGRITY」

デザインにこだわるミサワホームが、今まで蓄積したノウハウを凝縮して作り上げる注文住宅が「INTEGRITY」です。

すっきりとしたスクエアな空間と、ミニマリズムが生きる洗練されたインテリア、そしてプライバシーに配慮した暮らしやすさが、「INTEGRITY」で実現します。

開口部を広く取ることもできるため、明るさや眺望にこだわりたい方にもおすすめです。

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出典:ミサワホーム 公式HP

4-2.積水ハウス「Gravis Stage」

積水ハウスの住宅商品の中でも、ひときわ高級感のある住宅商品が「シャーウッド」です。

絶妙な天井高や窓の配置で、屋内空間がスムーズに周囲の環境と調和し、ホテルのようなくつろぎの空間を演出します。

外観にもこだわった、ホテルらしさを追及したい方にもおすすめです。

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出典:積水ハウス 公式HP

4-3.三菱地所ホーム「ONE ORDER」

三菱地所ホームの「ONE ORDER」は、細部に至るまで自由に設計できる住宅商品です。

無料設計コンサルティングを受けられるため、ホテルライクな住宅に仕上げたいという思いを形にできます。

また、「ONE ORDER」では、1台の空調機で家じゅう快適な温度に調節できるエアロテックを導入できます。天井高を高くすると熱効率が下がりがちですが、「ONE ORDER」ならホテルらしさと快適さを両立できるでしょう。

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出典:三菱地所ホーム 公式HP

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まとめ

ホテルライクな注文住宅なら、急な来客にも慌てずに対応できます。

自慢の家を完成させるためにも、この記事でご紹介したポイントを参考に、ホテルのような内装や外観を目指してみてはいかがでしょうか。

この記事のポイント

ホテルライクな注文住宅に仕上げるポイントは?

たとえば、内装を考える際には、以下の点を押さえましょう。

  • 生活感を排除する
  • テイストと色味を統一する
  • 天井を高く見せる
  • 水回りにこだわる
  • 間接照明を多用する

1.ホテルライクな家に仕上げるポイント詳細」では、内装・外装をホテルライクに仕上げるコツを詳しく解説しています

リビングをホテルライクに仕上げるにはどうしたらいい?

リビングをホテルライクに見せるには、余裕のある空間演出がポイントです。

2.高級ホテルのような家に仕上げる空間ごとの工夫」では、空間別にホテルライクに仕上げるコツを解説しています。

ホテルライクな注文住宅のデメリットは?

  • 費用がかさむ
  • 暮らしにくくなることがある
  • インテリアを変えにくい

詳細や、デメリットの解決策は「3.ホテルライクな注文住宅のデメリットと後悔しないコツ」をご覧ください。

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この記事の編集者

「家づくりのとびら」編集部

NTTデータグループが運営する注文住宅相談サービス「家づくりのとびら」編集部です。難しい住まいづくりの情報を、わかりやすく正確にお伝えします。記事は不動産鑑定士や宅地建物取引士などの不動産専門家による執筆、監修記事がメイン。初めての住まいづくりをサポートします!

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