在宅避難できる家づくりのポイント!体験談や注意点もあわせて解説

在宅避難とは、災害時に自宅で生活を送ることです。

日本は災害の多い国です。
国連開発計画のレポートによれば、1980年~2000年の日本の地震発生頻度は世界4位、台風の頻度は世界8位と、世界的に見ても災害が起こりやすい国といえます。

参考:国連開発計画「PDF 世界報告書─開発に課せられた課題─災害リスクの軽減に向けて

災害が起きた際には避難所で生活をすることもできますが、慣れない場所での生活は体調を崩しやすくなったり、プライバシーを守りにくくストレスを感じやすくなったりといった点が気になります。
避難所に行く人が多ければ、そもそも避難所に入れないというケースもあるでしょう。

家の倒壊や焼損などの危険がなければ在宅避難を選択することもできるため、これから家を建てる方は、災害に備えた「在宅避難できる家づくり」に注目してみてはいかがでしょうか。

この記事では、在宅避難できる家づくりについて、以下の内容を解説します。

この記事でわかること

  • 在宅避難できる家づくりのポイント
  • 在宅避難できる家づくりに必要な【設備・性能】
  • 在宅避難の失敗・体験談

ぜひ最後までご覧いただき、いざという時にも安心して暮らせるマイホームを実現してくださいね。

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注文住宅の工法・構造について知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

1.在宅避難できる家づくりのポイント

在宅避難できる家をつくるには、まず以下の点を押さえておきましょう。

在宅避難できる家づくりのポイント

  • 土地選びの際にはハザードマップを確認する
  • 頑強な構造・基礎で家を建てる
  • ライフラインの確保や間取りづくりにも配慮する
  • 備蓄できる環境を整える

以下より1つずつ解説します。

1-1.土地選びの際にはハザードマップを確認する

災害による被害が起こりにくい土地を選べば、万が一のときにも在宅避難を検討しやすくなります。
家を建てる土地は、災害による被害が少ないと予想されるエリアを選びましょう。

エリアごとの過去の災害については、ハザードマップで確認できます。
自治体によって異なりますが、ハザードマップでは次のような情報が紹介されていることが多いです。

ハザードマップで得られる情報例

  • 土砂災害が想定されるエリア
  • 津波・高潮のリスクのあるエリア
  • 浸水予想区域
  • 地震による被害の程度

なお、ハザードマップは自治体の窓口でも受け取れますが、国土交通省のポータルサイトでもチェックできます。

1-2.頑強な構造・基礎で家を建てる

地震や強風、水害に耐えるためにも、頑強な構造・基礎の住宅であることが重要です。

家の構造の種類例
構造特徴
木造軸組工法
  • 日本の風土に合った構造
  • 設計の自由度が高い
2×4工法
2×6工法
  • 主に壁と床の面によって家を支える木造工法
  • 木造軸組工法よりも耐震性・耐風性に優れる
鉄骨造
  • シロアリ被害の心配が少ない
  • 品質にバラつきが生じにくい
  • 耐震性に優れる
鉄筋コンクリート工法
  • 耐震性、耐久性、遮音性、耐火性に優れる
  • 法定耐用年数※が木造や鉄骨造より長い
  • 頑丈な躯体を実現できる

※不動産の減価償却費用を算出するために国が決めた年数

家の基礎の種類例
基礎特徴
布基礎
  • 日本に古くから存在する基礎
  • 主に木造住宅で採用される
  • ベタ基礎よりも耐震性が劣る
  • 部分によっては強度がベタ基礎より優れる
  • 耐食性やシロアリへの耐性は低め
ベタ基礎
  • 耐震性に優れる
  • 湿気・シロアリ被害を防ぎやすい
  • 寒冷地には向いていない

ちなみに、耐震性や耐久性が高くなればなるほど、構造や基礎の費用相場は高くなります。

1-3.ライフラインの確保や間取りづくりにも配慮する

住宅そのものに問題がなくても、水や電気などのライフラインを確保できないと在宅避難は難しくなります。

たとえば、太陽光発電システムや蓄電池システムがあると、停電時でも電力を利用できるようになります。

また、間取りにも気を配りましょう。
災害時は不安も多く、ストレスが溜まりやすくなります。住む人全員が1人になれるプライベート空間を確保することで、ストレスが溜まりにくくなるでしょう。

1-4.備蓄できる環境を整える

在宅避難には、食料や日用消耗品の備蓄も必要です。

災害の種類や規模によって在宅避難の日数が異なりますが、1週間分の食料・水・消耗品があると比較的大規模の災害にも備えられます。

1週間分の備蓄を収納できるスペースを確保した家づくりを意識しましょう。

以上が、在宅避難できる家づくりのポイントです。

実際に家づくりのプランを考える際には、これらのポイントの他、日常的な利便性や快適性、個々のこだわりにも気を配って調整していく必要があります。

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在宅避難に必要なものとは?

先述のとおり、在宅避難には1週間分の食料・水・消耗品があるとよいといわれています。

備蓄品としては、以下のものを用意しておくとよいでしょう。

備蓄品リスト例

  • 飲用水(1人1日3リットルを目安に)
  • レトルト食品、冷凍食品、缶詰
  • 加熱せずに食べられるもの(菓子、ナッツなど)
  • 調味料
  • 栄養補助食品
  • 生活用水
  • 応急手当に必要な包帯・ばんそうこう・消毒液など、常備薬、持病の薬
  • ティッシュペーパー、トイレットペーパー
  • ライター
  • カセットコンロ、カセットガス
  • 懐中電灯、乾電池
  • モバイルバッテリー
  • ゴミ袋
  • 非常用トイレ
  • 生理用品

なお、食品や飲用水には消費期限があるため、こまめに確認しておくことが大切です。

普段の食品を多めに買い置きし、古いものから使っていく「ローリングストック」を実践するなら、備蓄品を無駄にすることなく災害時に備えられるでしょう。

2.在宅避難できる家づくりに必要な【設備・性能】

在宅避難できる家を実現するためには、次の設備・性能の導入を検討しましょう。

在宅避難のために検討すべき設備・性能

  • 太陽光発電システム
  • 蓄電池システム
  • VtoH
  • エコキュート・エネファーム
  • 耐震・免震・制震性能
  • 耐震ラッチ
  • 造作家具
  • 断熱性能
  • 防犯ガラス
  • 保安灯
  • バリアフリー

以下より、それぞれの設備・性能が在宅避難に必要な理由について解説します。

2-1.太陽光発電システム

太陽光発電システム

太陽光発電システムがあれば自家発電でき、停電時でも電気を使用できます。

電気がないと家電が使えないだけでなく、スマートフォンやパソコンも使えなくなるため、災害関連の情報を入手できません。

万が一に備えるためにも、太陽光発電システムで電力を確保しましょう。

なお、太陽光発電システムがあれば、平常時の電気代を抑えられるというメリットもあります。

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2-2.蓄電池システム

太陽光発電システムでは、夜間や雨天には発電できません。
時間や天候を問わず電気を使用するために、蓄電池システムが必要です。

絶えず電力を確保できれば、冷蔵庫の電源を落とすことなく使用し続けられるため、食品を腐らせずに済みます。

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2-3.VtoH

VtoH

VtoHとは、電気自動車を蓄電池代わりに活用するシステムのことです。

普段は太陽光発電システムを活用して電気自動車を充電し、災害により停電したときは電気自動車内の電気を家庭に送って活用します。

電気自動車は一般的な家庭用蓄電池よりも容量が大きいため、電気製品の長時間の連続使用も可能です。

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2-4.エコキュート・エネファーム

エコキュート・エネファーム

エコキュートとは、電気給湯器と沸かしたお湯を貯めるタンクが1つになった設備です。
タンクの容量が300~500リットルほどあり、生活用水の確保に活用できます。

一方、エネファームとは、ガスでお湯を沸かしたり発電したりする設備です。
タンクの容量は100リットルとエコキュートより少ないですが、ガスと電気の両方を使えます。

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2-5.耐震・免震・制震性能

耐震・免震・制震性能

住宅自体が「揺れ」に強い性質を持っていれば、万が一の際にも被害を最小限に抑えられます。

「揺れ」の対策を考えるのであれば、以下3つの性能について理解しておきましょう。

住宅の揺れに対策する性能
免震特別な装置で揺れを伝わりにくくする
制震特別な装置で揺れを制御する
耐震強い構造で揺れに耐える

具体的な工夫はハウスメーカー・工務店によって異なるため、各公式ホームページやカタログでチェックしておくことをおすすめします。

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2-6.耐震ラッチ

耐震ラッチ

耐震ラッチとは、扉の内側に取り付ける金具のことです。
揺れを感知すると扉がロックされ、収納してあるものが飛び出さないようになります。

たとえば、食器棚や飾り棚などの壊れやすいものを収納してある棚の扉に、耐震ラッチを取り付けておくと安心です。

揺れにより収納物が飛び出すと、人に当たってケガをするリスクがあるため、積極的に取り入れましょう。

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2-7.造作家具

造作家具

背の高い棚や収納の転倒防止対策として、造作家具を検討してみてはいかがでしょうか。

建物と一体化するため転倒することがなく、家全体のデザインとも調和しやすいため、すっきりとした空間を演出できます。

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2-8.断熱性能

断熱性能

在宅避難できる家づくりをする場合、耐震性にばかり意識が向かい勝ちですが、年中快適に過ごすための断熱性能にも注目してみましょう。

太陽光発電システムや蓄電池システムを導入していても、必ずしも十分な電力を確保できるとは限りません。
なるべくリビングで家族全員が過ごす、エアコンをつける時間を減らすなどの節電の工夫が必要になります。

断熱性能に優れた住宅なら、外気の影響を受けにくいため、エアコンの電気使用量も抑えやすくなります。

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2-9.防犯ガラス

防犯ガラス

災害に備えるだけでなく、日々の快適な暮らしのためにも、防犯ガラスを検討してみてください。

地震により窓ガラスが割れると、ケガをするリスクがあるだけでなく、防犯上のリスクも増えます。
災害が発生すると一時的に治安が悪化することもありますが、防犯ガラスなら割れにくく、空き巣被害も防ぎやすくなります。

また、冬場は冷たい空気が室内に入り込みやしいため、防犯ガラスで断熱効果を狙うのもおすすめです。

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2-10.保安灯

保安灯

暗闇の中で動くと、転倒したり、割れたガラスを踏んだりするリスクがあったりするため危険です。

夜中に災害が発生する場合に備え、人感センサーで点灯する保安灯を玄関や廊下に取り付けておきましょう。

取り外して懐中電灯代わりに使用できる保安灯なら、さらに便利です。

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2-11.バリアフリー

バリアフリー

スムーズに避難するためにも、段差のないフルフラット構造がおすすめです。

段差がなく、なおかつ廊下や玄関などに手すりを取り付けたバリアフリー住宅なら、屋内の事故を回避しやすくなります。

なお、バリアフリー住宅は、災害時だけでなく平常時の暮らしやすさも高めます。

一緒に住む子どもや高齢者のため、そして将来の自分と家族のためにも、バリアフリー住宅を検討してみましょう。

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以上が、在宅避難できる家を実現するために、導入を検討したい設備・性能です。

これらの設備・性能は、ハウスメーカー・工務店によって標準仕様で用意しているか、オプションで追加費用を支払う必要があるのかが異なります。

中には補助金制度の対象となる設備・性能もあるため、お得に家を建てるには国や自治体のホームページをチェックしないといけない場面もあるでしょう。

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3.在宅避難の失敗・体験談

在宅避難で「生活のしにくさ」を感じた方は少なくありません。

ここでは、在宅避難の失敗談から、在宅避難できる家づくりのヒントをつかみましょう。

3-1.【体験談1】電気が使用できなかった

  • 電気が使用できず、寒さ・暑さが耐え難かった
  • スマートフォンの充電ができず、情報が得られず不安だった

太陽光発電システムを導入していても、蓄電池システムがないと夜間や雨天では利用できません。

いつでも電力が使えるよう、太陽光発電システムに加え、蓄電池システムも検討しましょう。

3-2.【体験談2】転倒防止対策をしていなかった

  • ストッパーを付けた家具以外はすべて転倒した
  • タンスが倒れてきて、大ケガをしそうになった

大きな地震が起こる前に、家具や棚の転倒防止対策が必要です。

住宅自体の「揺れ」への対策、耐震ラッチや造作家具を検討しましょう。

3-3.【体験談3】生活用水が足りなかった

  • 飲用水しかなく、洗顔・洗髪できるほどの量を確保していなかった
  • トイレの水を流せない

在宅避難には、飲用水だけでなく、トイレや洗顔の生活用水も必要です。

大容量タンクを用意するのも1つの方法ですが、水を定期的に入れ替えないといざというときに使えません。

利用と貯蔵を繰り返して使えるエコキュートやエネファームなどの設備があれば、すぐに使える生活用水を確保しやすくなります。

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4.在宅避難できる家が得意なハウスメーカー・工務店

注文住宅を成功させられるかどうかは、ハウスメーカー・工務店選びにかかっているといっても過言ではありません。

必ず複数社の特徴を比較・検討してください。

ここでは、在宅避難できる家に定評があるハウスメーカー・工務店を3社厳選して解説します。

4-1.一条工務店


一条工務店

引用元:一条工務店 公式HP

一条工務店では、地震や台風、大雨、火災などのさまざまな災害に備える「総合免災住宅」を提供しています。

「総合免災住宅」のポイント

  • 建築基準法で定められた耐震基準の2倍の強度を持つ耐震性
  • 浸水・逆流・水没・浮力の危険ポイントを回避する耐水性
  • 風速90m/秒に耐える強化ガラス

上記のような全方位的な災害対策に加え、太陽光発電システムと大容量の蓄電池システム、エコキュートによるライフラインの確保も実現します。

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4-2.セキスイハイム


セキスイハイム

引用元:セキスイハイム 公式HP

セキスイハイムでは、在宅避難を見据え、「災害から家族を守る家」を提案しています。

「災害から家族を守る家」のポイント

  • 余震でも慌てず過ごせるボックスラーメン構造
  • 太陽光発電システムと蓄電池システム搭載
  • 基礎内部に飲用水貯留システム搭載
  • 停電時には蓄電池で全室空調システムを作動

ペットも含め、家族全員が災害時にも暮らしやすさを感じる家を実現します。

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4-3.トヨタホーム


トヨタホーム

引用元:トヨタホーム 公式HP

トヨタホームでは、在宅避難に対応した「レジリエンス住宅」が可能です。

「レジリエンス住宅」のポイント

  • 消防署と同じ耐震等級3が標準仕様
  • 太陽光発電システムと蓄電池を搭載
  • 自家発電に変わる「クルマde給電システム」導入

自動車から家庭用電気の創出が実現できる点は、大手自動車メーカーグループならではの特徴といえるでしょう。

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5.在宅避難の判断ポイント

最後に、在宅避難か避難所に行くか迷った際の判断基準について、ポイントをお伝えします。

5-1.在宅避難を選ぶ基準

在宅避難を検討する際には、以下のポイントをチェックしてみてください。

在宅避難を選ぶ基準

  1. 自宅に危険性がないか
  2. 生活可能なライフライン・備蓄があるか

自宅建物だけでなく、隣家や周辺の斜面にも注意が必要です。
隣家が倒壊しそうなときや斜面が崩れそうなときは、自宅での生活が難しくなるかもしれません。

また、家具が倒れていないか、エアコンや家電が水に浸かっていないかも確認しておきましょう。

在宅避難を選んだら…

在宅避難後は、こまめに自治体の支援情報をインターネットで確認してください。
また、食料品や生活必需品は、在宅避難者も受け取れます。
自宅のストックが尽きそうなときは、避難所や自治体に相談しましょう。

5-2.避難所を選ぶ基準

そもそも避難所とは、自宅に居住できない被災者を一時的に受け入れる場所のことです。
在宅避難が難しいときは、避難所を選択します。

ただし、収容人数には限りがあるため、とりわけ都市部では避難所に入れない可能性もあります。
避難所生活が難しいときは、親戚や友人の家、ホテルも検討してみましょう。

まとめ

災害はいつ起こるかわかりません。
特に日本は災害の多い国なので、これから家を建てる方は万が一に備え、在宅避難が可能な家づくりを目指しましょう。

それではおさらいです。

この記事のポイント

在宅避難のメリットは?

普段から住み慣れた場所で生活できるため、避難所で生活するよりも体調を崩しにくく、プライバシーを守りやすいといったメリットがあります。

在宅避難できる家づくりに必要なものは何ですか?

在宅避難できる家を実現するためには、次の設備・性能の導入を検討しましょう。

  • 太陽光発電システム
  • 蓄電池システム
  • VtoH
  • エコキュート・エネファーム
  • 耐震・免震・制震性能
  • 耐震ラッチ
  • 造作家具
  • 断熱性能
  • 防犯ガラス
  • 保安灯
  • バリアフリー

各設備・性能の詳細は「2.在宅避難できる家づくりに必要な【設備・性能】」をご覧ください。

なぜ在宅避難できる家づくりが重要なの?

避難所に行く人が多ければ、そもそも避難所に入れないというケースもあるからです。

また、在宅避難で「生活のしにくさ」を感じた事例も多いため、これから家を建てる方はあらかじめ「在宅避難できる家」のポイントを押さえながらプランを立てたほうが安心です。

在宅避難の失敗談は「3.在宅避難の失敗・体験談」でご紹介しています。

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この記事の編集者

「家づくりのとびら」編集部

NTTデータグループが運営する注文住宅相談サービス「家づくりのとびら」編集部です。難しい住まいづくりの情報を、わかりやすく正確にお伝えします。記事は不動産鑑定士や宅地建物取引士などの不動産専門家による執筆、監修記事がメイン。初めての住まいづくりをサポートします!

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