【簡単解説】注文住宅の「見積もり(見積書)」|適切な依頼方法・見方・比較ポイントについて

「注文住宅を建てたいけど、どうやって見積もりを依頼すればいい?」
「見積書を比較しているけど、費用が違いすぎて判断できない」

注文住宅を建てたいと思った時に、最初にぶつかるのが「見積もりがよくわからない」という壁ではないでしょうか。

注文住宅を依頼するなら、複数社から見積もりを取って比較するのが、家づくりを成功させる第一歩です。

本記事では、新築注文住宅の購入を検討している方に向け、次の内容を中心に図表を使いながらわかりやすく解説します。

この記事でわかること

  • 注文住宅における見積もり(見積書)の種類
  • 見積もりの依頼方法・流れ
  • 見積書の内訳
  • 見積もりを依頼するハウスメーカーの選び方
  • 注文住宅の見積書の比較ポイント

見積書のチェックリストも紹介しており、本記事を読めば注文住宅の見積もりについて必要な知識を得られます。

満足度の高い家づくりができるハウスメーカーが選べるよう、ぜひ役立ててくださいね。

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予算検討から引き渡しまで「注文住宅の流れ」について詳しく知りたい方は、次の記事もご覧ください。

目次

1.「見積もり(見積書)」は「詳細見積もり」を依頼しよう

「見積もり(見積書)」には「詳細見積もり」と「概算見積もり」の2種類があります。より正確な価格で比較・検討したい場合は「詳細見積もり」を依頼しましょう。

ここでは「詳細見積もり」を依頼すべき理由と「概算見積もり」との違いを比較しながら、紹介します。

1-1.「概算見積もり」と「詳細見積もり」の違い

注文住宅の「見積もり」で利用される「概算見積もり」と「詳細見積もり」の違いは、下表のとおりです。

【見積もり書の種類】
詳細見積もり設計プランを作成し、正確な図面をもとに費用を計算したもの。
概算見積もり設計プランなど詳細が決まっていない場合に、おおまかな延べ面積を想定し費用を計算したもの。

「概算見積もり」の場合、不確定要素が多い中での想定で算出する見積もりとなるため、実際にはさまざまな追加費用が発生する可能性があります。実際にかかる費用と大幅に異なる可能性もあるため、概算見積もりだけで建築会社を比較・決定するのはおすすめできません。

一方の「詳細見積もり」であれば、設計プランに基づいた図面をもとに費用を算出するため、実際にかかる費用との差が少なく、用意すべき費用の把握にも役立ちます。

「実際に依頼したら、思っていたよりも高額になってしまった」という失敗を防ぐためにも、見積もりは「詳細見積もり」で比較するようにしましょう。

2.注文住宅の「見積もり」作成の適切な依頼方法・流れ

ハウスメーカーや工務店に「見積もり(見積書)」の作成を依頼する流れは、以下の通りです。

「見積もり」作成の流れ
  1. 希望条件を整理する
  2. ハウスメーカー、工務店、設計事務所の特徴を調べる
  3. 「見積もり(見積書)」作成の依頼先を2~3社選び、依頼する
  4. 設計プランと見積もり内容をじっくり検討して建築会社を決める

見積もりの依頼方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

2-1.希望条件を整理する

話し合う希望条件

ハウスメーカーや工務店に「見積もり(見積書)」の作成を依頼する前に、どのような家を建てたいのか、その家に暮らす人同士で話し合って希望条件をまとめましょう

希望条件をまとめる際、話し合う項目

  • 予算:建物購入費、土地購入費
  • 住宅仕様
  • 子育て世帯向け住宅、二世帯住宅、バリアフリー住宅
  • 階数
  • 2階建て、3階建て、平屋など
  • 間取り
  • 3LDK、4LDKなど、家族構成にあわせた間取り
  • 設備
  • 太陽光発電、床暖房、全館空調など
  • 外構
  • 駐車場、庭、フェンスなどの有無
  • その他こだわり
  • ランドリールーム、書斎といった「欲しい部屋」や、和モダンや北欧風といった「デザイン」

希望条件を整理することで、条件にあったハウスメーカー・工務店を探しやすくなります。

2‐2.ハウスメーカー、工務店、設計事務所の特徴を調べる

事前に調べる

家を建てる際、依頼先の候補として挙げられるのがハウスメーカー、工務店、設計事務所です。まずはハウスメーカーなど、依頼先の特徴をしっかり調べ、次のような情報をまとめておきましょう。

依頼前に調べておく特徴

  • 構造(木造/軽量鉄骨/重量鉄骨/鉄筋コンクリート)
  • 性能(耐震性/断熱性 など)
  • 坪単価
  • 設計力
  • デザイン面

調べる際は、ハウスメーカーや工務店の公式サイトや住宅展示場・モデルハウスの見学、カタログ請求や口コミを参考にするとよいでしょう。

2‐3.「見積もり(見積書)」作成の依頼先を2社~3社選び、依頼する

見積もりの依頼方法3つ

契約まで進んでもいいと思える会社を絞り、「設計プラン(間取り図)」と「見積もり(見積書)」の作成を依頼します。

依頼方法は次の手順です。

  • 住宅展示場・モデルハウスの担当スタッフに依頼する
  • 公式サイトのお問い合わせフォームから依頼する
  • 複数社に一括見積もりの依頼が可能なサービスを経由して相談する

ハウスメーカーを2~3社に絞って、同じ条件で見積もりを依頼するのがおすすめです。

金額や提案内容の比較がしやすくなり、より理想にあった家づくりを行えます。

また、複数社の「見積もり」を比較するため、事前に相見積もりであることを伝えておきましょう依頼先との信頼関係を結べることはもちろん、他社よりもよいプラン・価格を提案しようと、さまざまな調整を行ってくれる可能性があります。

2‐4.設計プランと見積もり内容をじっくり検討して依頼先を決める

見極めるポイント4つ

「設計プラン(間取り図)」と「見積もり(見積書)」が提示されたら、内容を吟味して1社に絞ります。

1社に絞る際、次のようなポイントに着目すると、自分に合った依頼先を見極められるでしょう。

  • 希望が取り入れられた間取り・設備・デザインになっているか
  • 魅力的な提案であるか
  • 予算の範囲内でプランが作られているか
  • 相性のよさそうな担当者かどうか

住宅展示場を見学して説明を聞いてみたり、工事中の現場見学会や工場見学に参加したりするのも参考になります。

建築会社を決定したら、納得いくまで打ち合わせを繰り返しましょう。提案されたプランで気になる点があれば、変更するという作業を繰り返してプランを練り上げます。

プラン変更をする際には、見積もり書も変更になります。こだわりを詰め込みすぎると予算を超えてしまう可能性があるので、バランスを見ながら決めていきましょう。

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3.「見積書」にはどんな内容が記載されるの?

「見積もり(見積書)」の書式や内容は、建築会社によって異なります。

主な内訳は、本体工事費(建築費)・付帯工事費・諸費用です。土地を同時に購入する場合は、ここに土地代が入ってきます。

<注文住宅の費用内訳>

この章では、「見積もり(見積書)」を見る際に必要情報が揃っているか確認できるよう、次の3点を詳しく解説します。

  1. 本体工事費(建築費):建物そのものにかかる費用(基礎・構造・内装・設備など)
  2. 付帯工事費:給排水工事、外構工事、地盤改良工事、解体工事などにかかる費用
  3. 諸費用:印紙代、登記費用、住宅ローン手数料など

3‐1.本体工事費(建築費)

建築費(本体工事費)とは建物そのものを建てるための費用で、「見積もり(見積書)」の土地代を除く総費用の約70%~80%を占めます。次の費用を含んだ金額が記載されることが一般的です。

  • 基礎や躯体など建物の構造にかかる工事
  • 外壁工事
  • 屋根や窓
  • 内装
  • キッチン・トイレ・浴室などの設備工事
  • 配管・配線工事等

ただし、本体工事費と付帯工事費の細かい内訳は、建築会社によって異なる場合があります。

また、本体工事費は次のような「1坪あたりの建築費」として表示をされるケースもあります

坪単価(建築費÷延床面積)

ただし、本体工事費だけで家が建つわけではないので、注意が必要です。

極端に「見積もり」の価格が安い場合、本体工事費だけで安く見せている可能性もあります。疑問に思った場合は、担当者に確認しましょう。

3‐2.付帯工事費

付帯工事費は、「見積もり(見積書)」総額の約20%を占めます。100万円以上かかることが多いですが、土地の面積や建物の設計によって大きく変わるものです。

初回の見積もりでは不明点が多いため、概算金額になっていたり、記載されていなかったりしないか、注意しましょう。

主な付帯工事費の内容は、次のとおりです。

  • 給排水工事:給水管、排水管等を敷地内に引き込むための費用
  • 外構工事:門・塀・駐車場・庭などの工事費用(造園専門会社に依頼する場合もある)
  • 地盤改良工事:地盤が軟弱な場合に必要となる工事費用
  • 照明、カーテン工事:設置する製品によって金額が変動する費用
  • エアコン工事:エアコン本体と設置にかかる費用
  • 太陽光発電設備工事:太陽光パネルを設置するための費用
  • 取り壊し工事:建て替え時に既存建物を解体するための費用
  • 設計費用:ハウスメーカーでは工事費に含まれるが、設計事務所へ依頼する場合は別途必要となる費用

なかでも「地盤改良工事」は、地盤調査の結果によって金額が大きく変動します。

地盤が強固であれば費用は不要ですが、軟弱な場合は50万~200万円程度かかるケースも珍しくありません。

3-3.諸費用

諸費用は総額で100~150万円くらいになることが多く、目安としては見積もり総額の約5%~10%を占めます。初回の見積もりでは全てが記載されていない場合もありますが、諸費用も予算に織り込んでおきましょう。

主な諸費用は、次のとおりです。

  • 工事請負契約書印紙代
  • 住宅ローンの諸費用
  • 火災保険料、地震保険料
  • 水道負担金
  • 登記費用
  • 地盤調査費用
  • 建築確認申請費用
  • 不動産取得税
  • 地鎮祭費用(希望する場合)

諸費用は、ハウスメーカーごとの差が出にくいとされる部分です。

諸費用については、自己資金で用意しておくのが理想的です。ただし、諸費用も含めて借りられる住宅ローンもあるので、自己資金が用意できない場合は住宅ローンの内容も確認しましょう。

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4.チェックリストで紹介!「見積もり(見積書)」の比較方法と手順

各社から届いた「見積もり(見積書)」の比較方法と手順を、チェックリスト形式で紹介します。受け取った「見積もり」は、横並びでチェックをするとわかりやすいでしょう。

【「見積もり(見積書)」の比較方法と手順チェックリスト】
1.坪数・仕様・工事範囲など条件が同じかどうかを確認する
  • 希望条件がどれだけ反映されているか確認する
  • 設備・仕様のグレードが異なる場合は、必要に応じてグレードを揃えてもらう
  • 同じ設備でも、各社で標準仕様・オプション仕様と扱いが異なるため、仕様による価格差を確認する
  • 工事範囲が同じかどうか確認し、追加工事が必要な場合は項目・金額を追加してもらう
  • ※間取りについては、ハウスメーカー、工務店、設計事務所により希望通り対応できないケースもあるため、差が生じる可能性があります。
2.金額を確認し、必要に応じて担当者に確認する
  • 各「見積もり」の本体工事費・付帯工事費・諸費用が明記されているか確認する
  • 各項目の詳細金額が明記されているか確認し、「一式」など内容が不明瞭な場合は担当者に内容を確認する
  • 他社と比べ金額が極端に異なる場合、その理由を担当者に確認する
3.比較表を作成する
  • 比較表を作成し、金額・内容を再度吟味する

以上が、おおまかな「見積もり」の比較方法と手順です。

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5.見積もりを比較して建築会社を決めるときの5つのポイント

依頼先を決めるポイント

「見積もり(見積書)」をもらったら、比較検討してどの建築会社に頼むか決めましょう。決める際のポイントは次の5つです。

  1. できるだけ同じ土俵で比べる
  2. 総額が予算におさまるかどうか検討する
  3. 見積もりが「上がる可能性」を聞いてみる
  4. 見積もりが「下がる可能性」を聞いてみる
  5. 見積もり依頼から提案までの対応を見極める

5‐1.できるだけ同じ土俵で比べる

金額差を比較するポイント5つ

各社の「見積もり(見積書)」を比較しやすくするには、設備や仕様を同等のグレードに揃え、なるべく同じ条件で比較しましょう

金額差を比較する際に注目すべき主なポイントは、以下の5つです。

  • 床面積:広いほど工事費が増える
  • 建物性能:耐震・断熱・遮音などの等級
  • フローリング:無垢材など高品質なものは高額
  • 外壁の種類:厚みのあるサイディングやタイル張りは高額
  • 設備:キッチンや浴室などのグレード

ハイグレード仕様を多く選ぶと見積もりが高額になりがちです。あらかじめ「必ず取り入れたい設備」と「優先順位」を決めて各社に伝えておくとよいでしょう。

5‐2.総額が予算におさまるかどうか確認する

総額が予算におさまるかどうか確認する

本体工事費の他、付帯工事費、諸費用を含めて、総額が予算におさまるかどうか確認しましょう。総額を把握するためには、現時点で費用がわからない項目についても、概算の金額を仮で入れる必要があります。

例えば、照明・カーテンなどは、「この規模なら●円くらいが平均的ですよ」という数字を聞いて概算で入れておきましょう。

もしも総額が予算オーバーだった場合、予算を抑えるために工夫できる部分は、間取りや内装・設備のグレードです。住み心地に影響が少ないものは標準仕様にするなど、メリハリをつけて選択しましょう。

5‐3.見積もりが「上がる可能性」を聞いてみる

見積もり金額が上がるケース

まず登記費用やローン諸費用など、諸費用を入れずに「安く見える見積もり書」になっていないかチェックします。その上で「さらに後から予算が上がるかもしれない部分があるか」を担当者に確認しましょう。

後から見積もり金額が上がるケース

  • 地盤調査の結果、土地が軟弱で地盤改良工事が必要になった
  • フェンスや駐車場、造園などの外構工事費用が後から必要だと気付いた

安めの見積もりを提示して後から多くの追加費用がかかる建築会社より、後から総額が跳ね上がる可能性が低い見積書を提案してくれる建築会社のほうが、信頼性が高いといえます。

5‐4.見積もりが「下がる可能性」を聞いてみる

見積もり金額が下がるケース

各建築会社の見積書を比較するときには「費用を抑える方法があるか」を担当者に相談してみましょう。
ハウスメーカーでは価格帯の違う商品ラインナップがあることも多いので、別の選択肢を提案してもらえるかもしれません。

後から見積もり金額が下がるケース

  • 窓の数を減らす、窓を小さくする
  • 床面積を減らす
  • 建物の形状をシンプルにする など

代替案を提示してくれるかは、予算内で希望を叶えるために親身に対応してくれるかを判断する一つの材料になります。

また、予算を抑える方法として有力なのが、セミオーダー(規格住宅)です。
完全自由設計に比べて間取りの自由度は下がりますが、あらかじめ用意されたプランをベースにするため、コストを抑えつつ理想に近い家を建てられる可能性があります。

5‐5.見積もり依頼から提案までの対応を見極める

対応を見極めるポイント

見積もり依頼は金額を知ることも大切な目的ですが、家づくりのパートナーとして信頼できるかどうか見極めるチャンスです。

見積もり依頼を通して、担当者の対応や提案力などもしっかり比較しましょう。

特に注目したい点は、次の3点です。

  • 見積もりを依頼するときに、こちらの考えをしっかり聞いてくれるか
  • 家族の意見をうまくまとめてくれるか
  • 要望をかなえるために工夫をしてくれるか

よい担当者に出会えれば、プロの視点で問題を指摘してくれたり、思いがけない魅力的なプランを提示してくれたりするかもしれません。

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6.注文住宅の見積もりに関するよくある質問

注文住宅の見積もりに関して、多くの方が疑問を持ちやすいポイントを5つピックアップしました。

注文住宅の購入費用は高額のため、資金調達のためにも見積もりは非常に重要なものとなります。家づくりの前に、不明点は解消しておきましょう。

Q.相見積もりをする際に注意すべきポイントは?

複数社で見積もりを取る際には、各社で次のような条件をそろえて比較するようにしましょう。

  • 仕様
  • 設備グレード
  • 建材
  • 含まれる工事項目

見積もり取得前に相見積もりする旨を伝え、断る際にも丁寧さを心がけると万が一、再依頼したくなった時の印象もよくなります。

また、明細内容や除外項目、有効期限を確認し、価格だけでなく保証・アフター対応も比較対象に入れると、家づくりでの後悔を防ぎやすくなるでしょう。

Q.年収はいくらあれば注文住宅を建てられる?

注文住宅を建てられる年収として、明確な最低ラインはありません。ただし実例を見ると、注文住宅を建てた世帯の平均年収は801万円程度というデータがあります。

参考:国土交通省|令和4年度 住宅市場動向調査報告書

地域や建てたい家の大きさなどによっても異なるため、頭金・諸費用、家族構成・ローン返済計画を含めて資金シミュレーションしましょう。

Q.見積もりから完成までどれくらいの期間がかかる?

家が完成するまで、見積もりから土地探し・設計・許可申請などを含めると、一般的に 8〜14か月前後が目安とされています。

建築工事そのもの(着工から完成まで)は、多くの場合2~6か月程度が標準的です。ただし、プランの変更や天候、行政対応が遅れるとさらに延びる可能性もありますので、期間は目安として把握しておきましょう。

Q.注文住宅の相場はどれくらい?

国土交通省のデータを見ると、人生で初めて注文住宅を購入する人の注文住宅購入資金は、土地と住宅の総額で全国平均4,713万円というデータがあります。

参考:国土交通省|令和4年度 住宅市場動向調査報告書

物件本体のみで考える場合は、土地や諸経費を除いた額が相場目安になります。

注文住宅の購入費用は、仕様・立地・構造によって大きく変動するものです。「坪単価」だけで判断せず、すべての費用を含めて相見積もりを取るようにしましょう。

Q.見積もりの段階で予算をオーバーした場合の対処法は?

見積もりの段階で予算をオーバーしていた場合は、譲れない仕様と妥協できる仕様を明確に分けて優先順位をつけましょう。

設備グレードや建材、間取り、付帯工事(外構・庭など)を見直して、調整してみてください。

また、オプションを後回しにする、標準仕様が広めな施工会社を選ぶという手段もあります。

まとめ

本記事では、注文住宅の見積もりについて、依頼すべき見積もりの種類や見積もりの依頼方法、チェックポイントなどを紹介しました。

見積もりは、予算や希望の間取り・設備・デザインなどを決めてから「設計プラン(間取り図)」と「見積もり(見積書)」の作成依頼をするとスムーズです。

見積もりを比較・検討して建築会社を決めるときは、次の5ポイントに着目するとよいでしょう。

  • できるだけ同じ土俵で比べる
  • 総額が予算におさまるかどうか検討する
  • 見積もりが「上がる可能性」を聞いてみる
  • 見積もりが「下がる可能性」を聞いてみる
  • 見積もり依頼から提案までの対応を見極める

見積書の書式や内容は建築会社によって異なるので、しっかり内容を確認する必要があります。本体工事費の他に、諸費用や別途工事費用がどこまで含まれているのか注意してください。

なお、ハウスメーカーを選ぶ際には、無料で使える「HOME4U 家づくりのとびら」の活用がおすすめです。専門アドバイザーが、ご希望にあうハウスメーカーを提案してくれます。

見積もりの依頼は、信頼できる家づくりのパートナーを見つけるための大切なステップです。この記事で紹介した手順を確認し、自分にあったハウスメーカーを選んで家づくりを成功させましょう。

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この記事の編集者

「家づくりのとびら」編集部

NTTデータグループ会社が運営する注文住宅相談サービス「家づくりのとびら」編集部です。難しい住まいづくりの情報を、わかりやすく正確にお伝えします。記事は不動産鑑定士や宅地建物取引士などの不動産専門家による執筆、監修記事がメイン。初めての住まいづくりをサポートします!

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