注文住宅の費用シミュレーション|間取り・ハウスメーカー別の事例も公開

家づくりには大きなお金が動くので、事前の資金計画はしっかり立てておきたいところ。
注文住宅の資金計画を立てる際には、簡単な費用シミュレーションをしてみるとイメージがつかみやすいのでおすすめです。

今回の記事では、家づくりの資金シミュレーションについて、以下の内容を解説します。

この記事を読んだらわかること!

  • 費用シミュレーションをする前に準備しておきたいこと
  • 4LDK・3LDK・二世帯住宅の費用シミュレーション例
  • 費用シミュレーションの無料ツール

この記事で注文住宅の費用シミュレーションの基礎知識を身に着け、スムーズな資金計画を目指しましょう。
「すぐに費用シミュレーションがしたい!」という方は、「家づくりのとびら 予算シミュレーション」でシミュレーションしてみてくださいね。

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広さや坪数別での費用相場について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

1.注文住宅の費用シミュレーションで準備しておくべきこと

注文住宅の費用シミュレーションを行う前には、以下の5つのことを準備しておきましょう。

1-1.「自己資金はいくらあるか」を調べる
1-2.「月々のローン返済額はいくらまでOKか」を考える
1-3.「建てたい家の相場はいくらぐらいか」を調べる
1-4.新築一戸建てにかかる費用の内訳を把握しておく
1-5.家づくりにかかる費用と土地購入費のバランスを考える

次より詳しく解説します。

1-1.「自己資金はいくらあるか」を調べる

注文住宅を購入するための自己資金(頭金)を把握するには、住宅ローンで借りるお金を知る必要があります。

このとき大事なのは、「いくらまで借りられるのか」ではなく、「いくらなら返せるか」という視点で考えること。
なぜなら、借入総額の上限は、毎月返せる金額よりも多いことがほとんどで、上限ぎりぎりまで借り入れてしまうと毎月の家計を圧迫しかねないからです。

余裕のある自己資金を考えるには、「毎月の返済額」を押さえておくことがおすすめです。
次で説明します。

1-2.「月々のローン返済額はいくらまでOKか」を考える

注文住宅を建てる方の多くが、住宅ローンを利用します。
住宅ローンを組むうえで、毎月の返済額はいくらまでなら現実的なのかを押さえておきましょう。
ポイントは、住宅ローンの金利の種類返済方法によっても毎月の返済額が変わることです。
順番に解説します。

住宅ローンの金利タイプは3つ

まず押さえておきたいのは、住宅ローンの毎月の返済額には、元金と利息が含まれることです。
住宅ローンの金利は主に「固定金利型」「変動金利型」「固定金利期間選択型」の3種類があり、総返済額は金利によって変わります。

「固定金利型」の特徴・注意点
  • 金利上昇のリスクがなく、長期的に安定した返済計画が可能
  • 金利が高め
「変動金利型」の特徴・注意点
  • 半年ごとに金利の見直しが可能
  • 5年ごとに返済額の見直しが可能(上限1.25倍)
  • 金利が低いときに、多くの人が選択する
  • 金利上昇によって影響を受けるため、リスクを理解して、常に金利の動きをチェックする必要がある
「固定金利期間選択型」の特徴・注意点
  • 一定期間の金利が固定され、期間終了の時点で再度金利の種類を選べる
  • 短期間で考えると金利は低い
  • 期間終了後の返済額が確定しないため、金利上昇のリスクを理解する必要がある
  • 一度変動金利を選択すると変更できないケースもある

住宅ローンの返済方法は2つ

金利は、住宅ローンの返済方法によっても変わってきます。
返済方法には「元利均等返済」「元金均等返済」の2つがあります。

「元利均等返済」の特徴・注意点
  • 一般的な方法
  • 元金と利息を一定額で返済していくため、返済計画が立てやすい
「元金均等返済」の特徴・注意点
  • 元金を一定額で返済するため、元金部分をより早く減らすことが可能
  • 利息の支払いが元利均等返済より少ない
  • 返済開始当初の負担が大きい

毎月の返済額(概算)を出す方法は2通り

毎月の返済額は、借入総額と年間返済額から目安を出すことができます。
以下では、実際に各方法でシミュレーションをしてみました。

【借入総額から毎月の返済額を出す】
住宅費用の総額を何年で返済するかによっても、毎月の返済額が変わります。
一般的に住宅ローンの借入額は年収の5倍以内が望ましいとされ、この範囲内であれば家計を圧迫するおそれもなく、急な出費もカバーできるといわれています。

シミュレーション例:

  • 年収800万円
  • 借入希望額3,000万円(年収の5倍以内)
  • 固定金利型1.2%の商品・元利均等返済を選択
  • 返済期間35年
  • ボーナス併用払いをしない

総返済額 3,675万4,301円
毎月の返済額 8万7,510円
※手数料等は含まない

【年間返済額からから毎月の返済額を出す】
年間返済額は年収の25%以内がセーフティラインとされており、借入可能額を月割りにすることで、毎月の返済額の目安を出すことができます。

シミュレーション例:

  • 年収800万円
  • 年間返済額を20%に設定
  • 固定金利型1.2%の商品・元利均等返済を選択
  • 返済期間30年
  • ボーナス併用払いをしない

800万円の20%=年間返済額160万円
160万円÷12か月=毎月の返済額およそ13.3万円
借り入れ可能額 4,019万円
返済負担率 19.95%

このように、住宅ローンの計算は少し複雑。
おすすめは、「家づくりのとびら 予算シミュレーション」などの費用シミュレーションツールを使って簡単に目安を出すことです。
詳しくは3章で解説します。

いずれの金利・返済方法を選ぶにせよ、住宅ローンを組む際には各金融機関の説明をしっかり聞き、自分に合った商品を選ぶようにしましょう。

1-3.「建てたい家の相場はいくらぐらいか」を調べる

建てたい家の相場を知るには、注文住宅にかかる費用の全国平均や、自分が住みたい地域の平均を知るとよいです。

住宅金融支援機構が2020年度に住宅ローンの金融商品「フラット35」利用者の調査を行っています。
それによれば、注文住宅にかかる諸費用の全国平均額は3,534万円、土地付き注文住宅の全国平均額は4,397万円でした。

【地域別・注文住宅の所要資金】
地域土地なし土地付き
首都圏3,808万円5,162万円
近畿圏3,746万円4,540万円
東海圏3,606万円4,412万円
その他地域3,356万円3,949万円

地域別で見ると地価の影響もあり、土地なし注文住宅の場合、首都圏とその他地域では500万円ほど、土地付きだと1,000万円以上の差があるのが現状です。

参照元:「2020年度 フラット35利用者調査

1-4.新築一戸建てにかかる費用の内訳を把握しておく

家づくりにかかる費用

新築一戸建てを注文住宅で建てる場合の費用内訳は、「建物本体工事費」「付帯工事費・別途工事費」「諸費用」の3つがあり、それぞれの割合は上記図のとおりです。

建物本体工事費家本体の工事にかかる費用
付帯工事費・別途工事費地盤改良工事や外構工事、照明器具工事など家周りや内装の工事費用
諸費用工事とは直接関係がなく、主に事務手続きにかかる費用

注文住宅にかかる諸費用の一例は、以下のとおりです。

  • 印紙代
  • 仲介手数料
  • 登記費用
  • ローン保証料
  • ローン手数料
  • ローン事務代行費用
  • 火災保険料

上記のほか、引っ越し費用や仮住まいの費用がかかるケースもあり、必要な諸費用は異なります。

家づくりのとびらコラム

家づくりの際によく聞く「坪単価」とは?

坪単価とは、1坪当たりに必要な建築費用を指し、「建物本体工事費」を考える際に便利な数字です。

ただし、坪単価はあくまで「建物本体工事費」のみにかかる数字なので、付帯工事費用や諸費用は別途計算する必要があります。
坪単価のみを計算して予算を組むと、予算オーバーの原因にもなりかねますのでご注意ください。

詳しくは「注文住宅は坪単価だけでは判断できない?低価格=お得とは限らない理由とは」や「【注文住宅で予算オーバー】費用を削るテクニックを伝授!削ってはいけない箇所とは?」の記事でも解説しているので、気になる方はチェックしてみてください。

1-5.家づくりにかかる費用と土地購入費のバランスを考える

家づくりにかかる費用と土地購入費のバランスは6:4、または7:3程度が妥当です。
土地の費用については「4.土地をこれから探す人必見!土地の相場価格を調べる方法」で詳しく後述します。

家づくりにかかる費用や土地の購入費は、住みたいエリアやハウスメーカーによって異なるので、事前の情報収集がとても重要になります。

しかし、実際には仕事や家事、育児でなかなか情報収集がはかどらないことがほとんど。

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2.【間取り別例】注文住宅の費用シミュレーションと返済計画

ここでは、間取り別・契約するハウスメーカー別に注文住宅の費用をシミュレーションし、返済計画(毎月の返済額)を計算してみました。
あくまで一例ですが、ご自身でシミュレーションする際の参考にしてみてください。

【シミュレーション・返済計画の一例】
2-1.大手ハウスメーカーで4LDKの注文住宅を建てる場合
2-2.ローコストハウスメーカーで3LDKの家を建てる場合
2-3.二世帯住宅の注文住宅を建てる場合

以下より各シミュレーション例を解説いたします。

2-1.大手ハウスメーカーで4LDKの注文住宅を建てる場合

間取り検索イメージ
間取り検索イメージ

間取り検索詳細-間取り検索-注文住宅・新築一戸建てなら住友不動産|ハウスメーカー|住友不動産

4LDKの2階建て住宅は、大人4~5人が快適に暮らせる広さを確保できます。
多様な間取りが想定できますが、1階に広いLDKと1部屋、2階に子ども部屋と寝室で3部屋あると使い勝手がよいでしょう。

費用シミュレーション例

大手ハウスメーカーを利用して4LDKの注文住宅を建てる際、以下のケースを例に費用をシミュレーションしました。

ケース:

  • 坪単価65万円
  • 延床面積40坪(約132平米)
【費用シミュレーション】
総額 3,756万円
本体工事費坪単価 65万円×40坪=2,600万円
付帯工事費578万円
諸費用289万円
消費税289万円

※諸費用の一部は非課税ですが、概算のためすべて税込みで計算しています。

返済計画例

返済計画については、以下のケースで計算しています。

ケース:

  • 年収700万円
  • 希望の借入額2,800万円
  • 固定金利型1.3%の商品・元利均等返済を選択
  • 返済期間40年
  • ボーナス併用払いをしない

総返済額 3,592万2,692円
毎月の返済額 7万4,839円
※手数料等は含まない

大手ハウスメーカーなら、住んでからの安心感が大きい!

大手ハウスメーカーは工務店やローコストハウスメーカーに比べると坪単価が高いですが、設備や材料が安定していたり、アフターメンテナンスの仕組みがしっかりとしていたりするので、「今後の維持費を含んでいる」と考えれば、安心できる買い物といえます。

2-2.ローコストハウスメーカーで3LDKの家を建てる場合

アイ・スマート|性能を追求する住宅メーカー【一条工務店】

出典:アイ・スマート|性能を追求する住宅メーカー【一条工務店】

3LDKの2階建て住宅は、1階にLDKとお風呂やトイレなどの水回り、2階に寝室とトイレを配置するのが一般的です。

費用シミュレーション例

一般的に、坪単価が50万円以下の建築商品がローコスト住宅と言われています。
ローコストハウスメーカーを利用した際、以下のケースを例に費用をシミュレーションしました。

ケース:

  • 坪単価45万円
  • 延床面積33坪(約109平米)
【費用シミュレーション】
総額 2,145万円
本体工事費坪単価 45万円×33坪=1,485万円
付帯工事費330万円
諸費用165万円
消費税165万円

※諸費用の一部は非課税ですが、概算のためすべて税込みで計算しています。

返済計画例

上記の場合、返済計画については、以下のケースで計算しています。

ケース:

  • 年収600万円
  • 希望の借入額2,000万円
  • 固定金利型1.0%の商品・元利均等返済を選択
  • 返済期間25年
  • ボーナス併用払いをしない

総返済額 2,261万2,189円
毎月の返済額 7万5,374円

「ローコスト=お得」とは限らない点に要注意!

ローコストハウスメーカーであれば、初期費用は大手ハウスメーカーよりも安くなりますが、その分家の維持費や保証が削られている可能性があります。
最新のシステムキッチンや全館空調など、便利な設備がない場合もあるので、ご注意ください。

予算オーバーの心配がある方は、後述の「5.注文住宅の予算がオーバーしたときの対処法」をご参照ください。

2-3.二世帯住宅の注文住宅を建てる場合

完全分離プラン|失敗しない二世帯・多世帯住宅の間取り|セキスイハイム

出典:完全分離プラン|失敗しない二世帯・多世帯住宅の間取り|セキスイハイム

二世帯住宅は、大きく3種類に分けることができます。

  • 完全同居型…同じ建物内で2つの世帯が設備を共有する
  • 部分共有型…キッチンやリビングなど一部のみ共有する
  • 完全分離型…建物内で住空間が2つに分かれており、玄関や設備を一切共有しない

費用シミュレーション例

ここでは、完全分離型の二世帯住宅を建てる際、以下のケースを例に費用をシミュレーションしました。

ケース:

  • 完全分離型の二世帯注文住宅
  • 坪単価80万円
  • 延床面積50坪(約165平米)
【費用シミュレーション】
総額 5,776万円
本体工事費坪単価 80万円×50坪=4,000万円
付帯工事費888万円
諸費用444万円
消費税444万円

※諸費用の一部は非課税ですが、概算のためすべて税込みで計算しています。

返済計画例

上記の総額を想定する場合、以下のケースの返済計画についても見てみましょう。

ケース:

  • 年収1,200万円
  • 希望の借入額4,000万円
  • 固定金利型1.7%の商品・元利均等返済を選択
  • 返済期間25年
  • ボーナス併用払いをしない

総返済額 4,912万8,042円
毎月の返済額 16万3,760円

型を決める際は二世帯間の関係性が重要

今回例に挙げた完全分離型を選ぶと、二世帯分の設備や玄関を作るので、お互いのプライバシーは守れますが、その分費用は高くなります。

部分共有型・完全同居型にして設備を共有すれば費用は抑えられますが、日々のストレスによって生活がつらくなる可能性もあります。まずは実際の生活をイメージしてみることが大切です。

こだわりの間取りで家を建てるなら、実際にハウスメーカーから実際に間取りプランを提案してもらうのが一番。
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3.無料で使える注文住宅の費用シミュレーションツール

ここでは、費用のシミュレーションをする際に便利な「家づくりのとびら 予算シミュレーション」についてご紹介します。
家づくりのとびら 予算シミュレーション」では、「毎月の返済金額」「借入希望金額」の2つのアプローチから予算のシミュレーションが可能です。

以下より使い方を解説します。

3-1.毎月の返済額から注文住宅の費用をシミュレーションする

注文住宅予算シミュレーション画面キャプチャ

毎月の返済額から注文住宅の費用を計算するには、以下の手順で必要事項を入力することで、自動計算が行われます。

  1. 毎月返済額を入力
    現在、賃貸住まいであれば、支払っている家賃や収入などを参考に、毎月の返済額を入力します。
  2. 金利や返済年数、頭金を入力
    金融機関のホームページを参考に、返済金利を入力します。
    返済年数は最長35年が一般的です。年金受給前に完済したい場合は定年までの年数を入力してください。
    頭金は預貯金などの自己資金のほか、ご家族からの援助が期待できる場合はその金額も加えて入力します。
  3. 建物の広さと土地価格を入力
    家族構成と間取り別に、広さには目安があります。
    例えば、家族構成4~5人であれば4LDKで35坪(約116平米)~40坪(約132平米)です。
    入力する際には、もっとも近い40坪で入力してください。
    単位は坪でも平米でも入力できます。
    土地価格は希望エリアの土地相場を調べて入力します。
  4. 住宅費用と借入総額を算
    すべて入力すると住宅費用と借入総額が自動計算で算出されます。

毎月返済額から借入額を算出してみる

3-2.借入希望金額から注文住宅の費用をシミュレーションする

注文住宅予算シミュレーション画面キャプチャ

借入希望金額から注文住宅の費用をシミュレーションしたいときには、以下の手順で入力します。

  1. 借入希望額を入力
    イメージしている注文住宅の建築相場を参考に、希望される借入額を入力します。
    各ハウスメーカーのホームページには、過去の建築実績が載っているので参考にしてみてください。
  2. 金利や返済年数、頭金などを入力
    以降は「毎月の返済額から注文住宅の費用をシミュレーションする方法」と同様に入力します。
  3. 住宅費用と毎月返済額を算出
    すべて入力すると住宅費用と毎月返済額が自動計算で算出されます。

借入額から毎月返済額を算出してみる

4.土地をこれから探す人必見!土地の相場価格を調べる方法

土地を購入して家を建てる場合、建物の費用以外に、土地の相場価格をシミュレーションする必要があります。
土地の相場価格を調べるには、以下の2つのサイトを利用する方法があります。

4-1.国土交通省 土地総合情報システム
4-2.土地相場がわかるオンラインサービス

以下より各方法について解説していきますが、以下の記事でも土地購入に関する情報をまとめているので、参考にしてみてください。

4-1.国土交通省 土地総合情報システム

国土交通省 土地総合情報システム」は、不動産の取引価格や地価公示・都道府県地価調査の価格を検索できるWEBサイトです。

全国地図の画面上で希望される都道府県、市区町村名を1つずつ選択して検索できます。
県内全件を検索したいときは、都道府県名を1つ選択して検索します。
そのほか、複数地域の選択や、地域を指定して検索することが可能です。
また、地図上で地価公示・地価調査を実施した地点も確認できます。

4-2.土地相場がわかるオンラインサービス

土地選びから注文住宅から始める場合、どこに家を建てるかというのはとても重要な決断です。
HOME4U 家づくりのとびら」なら、スマホやパソコンから住みたいエリアと希望の広さを入力するだけで、その土地の価格相場がわかります。
完全無料のサービスなので、ぜひ一度ご利用ください。

5.注文住宅の予算がオーバーしたときの対処法

「費用シミュレーションをしてみたら、予算オーバーしてしまった…」ということもあるかもしれません。
そういうときは、以下の4つの対処法を試してみてください。

対処法
建物の形状を見直す構造材・屋根材を減らす など
間取りを見直す部屋数を減らす など
設備・性能を見直す水回りの素材のランクを下げる など
そのほか後回しにできるものを見直す外構はあとから付け足す など

詳しくは以下の記事で解説しているので、ぜひご覧いただき、予算オーバーに備えてください。

また、予算オーバーしないためには、あらかじめ注文住宅のプロに相談することも大事です。
オンライン相談サービス「HOME4U 家づくりのとびらなら、住宅業界に精通したプロに【完全無料】で相談することができます。

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  • 家づくりの費用や資金計画の立て方がわかる
  • 補助金制度や助成金についてもわかりやすく解説
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まとめ

注文住宅の費用シミュレーションについてお伝えしました。
事前にしっかりとした資金計画を立て、理想のマイホームに最短で近づくために、最後に、今回の記事をおさらいしておきましょう。

注文住宅の費用シミュレーションをする前に準備することは?

費用シミュレーションの前には、以下のことを事前に把握しておく必要があります。

  • 自己資金はいくら?
  • 月々のローン返済額はいくら?
  • 建てたい家の相場は?
  • 家づくりにかかる費用の内訳は?
  • 家と土地の費用のバランスは?

詳しくは、「1.注文住宅の費用シミュレーションで準備しておくべきこと」で解説しています。

4LDKの間取りだと、費用はどのくらいかかる?

大手ハウスメーカーを利用し、坪単価65万円で延床面積40坪の場合、3,756万円ほどの費用がかかります。
計算方法や間取り図、そのほかのシミュレーション例は「2.【間取り別】注文住宅の費用シミュレーション例」でお伝えしています。

無料で使えるおすすめの費用シミュレーションツールは?

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使い方は「3.無料で使える注文住宅の費用シミュレーションツール」で解説しています。

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この記事の編集者

「家づくりのとびら」編集部

NTTデータグループが運営する注文住宅相談サービス「家づくりのとびら」編集部です。難しい住まいづくりの情報を、わかりやすく正確にお伝えします。記事は不動産鑑定士や宅地建物取引士などの不動産専門家による執筆、監修記事がメイン。初めての住まいづくりをサポートします!

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