一戸建ての狭い庭でガーデニングをおしゃれに楽しむ10のコツ

一戸建ての狭い庭でも、ガーデニングを楽しむことは可能です。

庭が狭いなら植えられる草花や樹木が限られるため、ガーデニングにかかる費用を抑えられるというメリットもあります。

この記事でわかること

  • 狭い庭ならではの魅力
  • 狭い庭でガーデニングを楽しむ具体的なアイデア
  • 狭い庭を広く見せるポイント

ガーデニングは趣味として楽しめるだけでなく、家の内外が明るくなり華やかになるため、暮らす人や訪れる人を楽しませる効果もあります。一戸建てでの暮らしをより充実したものにするためにも、ぜひご覧ください。

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注文住宅の外観デザインや、おしゃれなハウスメーカーについて知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

1.狭い庭の魅力

「広い庭ならガーデニングを楽しめるのに…」と思っていませんか。
ガーデニングは庭の広さに関係なく楽しめるため、一戸建ての庭が狭くても残念に感じる必要はありません。

狭い庭の魅力

  • 管理の手間がかからない
  • イメージ通りの庭にデザインしやすい
  • 庭にかかる費用を抑えられる

以下より1つずつ見ていきましょう。

1-1.管理の手間がかからない

狭い庭なら、草むしりや剪定といった管理の手間がほとんどかかりません。忙しい方でも、無理なく美しい庭を維持できます。

一方、広い庭は管理の手間がかかります。草むしりだけで1日かかるといったことも珍しくありません。あまりにも広い場合や高木がある場合は、専門の業者に依頼する必要があるため、高額な費用がかかることもあります。

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1-2.イメージ通りの庭にデザインしやすい

イメージ通りにデザインできるのも、狭い庭の魅力です。

「イングリッシュガーデンにしたい」「和風の箱庭に仕上げたい」といった希望があっても、庭が広すぎるとどこから手掛けていいのかわかりません。しかし、一目で見渡せる程度の狭い庭なら、隅々までイメージした通りに仕上げられるでしょう。

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1-3.庭にかかる費用を抑えられる

狭い庭なら植えられる樹木も少ないため、ガーデニングの費用を抑えられます。

例えば、「庭全体に芝生を敷きたい」「庭の周りを樹木で囲みたい」と考えても、庭が広ければ必要な芝生や樹木も増えるため、高額な費用がかかってしまいます。
庭が狭ければ必要な芝生や樹木も少なく、あまり費用もかかりません。

また、ガーデンファニチャーを置くときやウッドデッキを敷設するときも、広さに合わせたアイテム・設備が必要です。狭い庭なら必要なものも少ないため、費用をかけずに庭をおしゃれにグレードアップできます。

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2.一戸建ての狭い庭でもガーデニングは楽しめる!10のアイデア

ガーデニングに庭の広さは関係ありません。

一戸建ての狭い庭でもガーデニングを楽しむアイデアを紹介します。

狭い庭のガーデニングアイデア

  1. トレリスを活用する
  2. プランターを置く
  3. 道路側のスペースを活かす
  4. つる植物で縦の空間を活用する
  5. アプローチの縁を草花で彩る
  6. 駐車スペースの周辺を活用する
  7. エントランスにインパクトのある植物を植える
  8. 壁面を活かす
  9. 植木鉢を多用する
  10. アーチを設置する

2-1.トレリスを活用する

トレリスを活用する

「トレリス」とは、棒状の木やステンレスなどを格子に組んだアイテムのことです。庭やベランダに置き、ハンギングバスケットをかけたり、つる性の植物を這わせたりして使用します。

トレリスを置けば縦の空間を活用できるようになるため、庭が狭くてもガーデニングを楽しめます。グリーンをプラスしたいときは、緑色が美しいツタをトレリスに這わせてはいかがでしょうか。トレリス自体を、グリーンのペンキで塗るのもおすすめです。

華やかさをプラスしたいときは、色とりどりの花を寄せ植えにしたバスケットをトレリスに吊るしてみましょう。バスケットの数を増やせば、さらに華やかさが増します。

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2-2.プランターを置く

プランター

プランターを使えば、地面の部分が少なくても草花で庭を彩れます。台にプランターをのせて高さをつければ、庭に奥行きが出て広く見える効果もあります。

プランターは、庭以外にも置ける便利なアイテムです。ベランダや屋上などにもプランターを置いて、家中を美しい草花で飾りましょう。

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2-3.道路側のスペースを活かす

建物と塀の間のスペースが狭くても、ガーデニングを諦める必要はありません。塀と道路の間に自己所有の土地がある場合なら、樹木や草花を植えてガーデニングを楽しみましょう。

塀と道路の間が舗装されている場合でも、プランターや植木鉢を置けば問題ありません。また、塀の外側に草花を寄せ植えにしたハンギングバスケットを吊るすのもおすすめです。

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2-4.つる植物で縦の空間を活用する

つる植物はつるを這わせられる場所なら縦・横関係なく広がるため、縦の空間を活用したいときにも適した植物です。

塀や壁に直接つるを這わせるのもよいですが、トレリスやネットなどのつるを這わせやすいアイテムを設置するのもおすすめです。

例えば、アサガオやトケイソウなどの花の咲くつる植物をトレリスに這わせれば、周囲が一気に明るくなります。つる植物を多用し、縦の空間を無駄なく活用しましょう。

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2-5.アプローチの縁を草花で彩る

ガーデニングは、庭以外の場所でも楽しめます。例えば、玄関までのアプローチもガーデニングの場として活用してみましょう。

アプローチの縁を草花で彩れば、塀から玄関までの空間が華やぎます。草花を踏みそうなときは、プランターに植えてアプローチの脇に置きましょう。

また、アジサイやアナベル、ヒメウツギといったシュラブ(低木)を植えてみてはいかがでしょうか。高さがあるため踏みつける心配がなくなるだけでなく、ボリュームが出てより一層アプローチが華やかになります。

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2-6.駐車スペースの周辺を活用する

駐車スペースの周辺も、ガーデニングにおすすめの空間です。

草花や樹木を植えることで、車を置いていないときもスペースが寂しくなりません。ただし、車で踏みつぶされるリスクがあるため、ツバキやレモンなどの樹木や、アジサイや姫ライラックなどのシュラブがよいでしょう。

また、車の後部付近には、排気ガスに強い植物を選ぶ必要があります。ウバメガシやシバザクラ、キョウチクトウ、サザンカなどは、排気ガスに強いといわれています。ぜひ取り入れてみましょう。

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2-7.エントランスにインパクトのある植物を植える

エントランス部分を華やかに彩ると、家全体のイメージも華やかになります。花が咲く高木といった、インパクトのある植物をエントランスに植えてみてはいかがでしょうか。

シンボルツリーにもなり、玄関周りがおしゃれでスタイリッシュに仕上がります。また、樹木を植える場合は、根元にも注目してください。ヒューケラやガーデンヒポエステスなどのグリーンやシュラブを植えると、より一層インパクトが強まります。

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2-8.壁面を活かす

建物の壁面も、ガーデニングの場となります。

トレリスを立て掛けて草花を植えたハンギングバスケットを吊るしたり、ネットを張ってアサガオやゴーヤなどのつる植物を這わせたりするのもおすすめです。

ゴーヤやキュウリ、ヒョウタン、フウセンカズラといった夏に生い茂る植物が絡んだネットは、グリーンカーテンとしても活用できます。見た目に美しいだけでなく、室内の温度が上がりにくくなり、光熱費を抑える効果も期待できます。

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2-9.植木鉢を多用する

家の周りを草花で飾るなら、植木鉢も活用しましょう。色とりどりの花やボリューム感のあるグリーンを植え、玄関や窓の周り、アプローチの脇などに置くだけで、簡単に家が華やぎます。

植木鉢なら場所を問わず置けるため、ベランダやウッドデッキ、室内を草花で飾りたいときにも多用しましょう。また、1株、あるいは数株だけで始められることから、ガーデニング初心者にもおすすめです。

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2-10.アーチを設置する

アーチ

アプローチが寂しい印象のときは、アーチを設置してみてはいかがでしょうか。アプローチの長さに合わせて、いくつかアーチを設置するのもおすすめです。

装飾性の高いアーチならそのままでも十分に美しいですが、ガーデニングを楽しむならつる植物を這わせましょう。アーチにはバラが定番ですが、花の大きさや色によっても印象が大きく変わるため、家に合わせて選んでください。

豪華さを演出するなら大ぶりの花が魅力のジャスミーナやレオナルド・ダ・ヴィンチ、小ぶりでもつぼみが密集して華やかなキング・ローズなどがおすすめです。アプローチだけでなく庭の中央部にアーチを設置しても、おしゃれに仕上がります。

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3.狭いけどおしゃれな庭を完成する4つのコツ

狭い庭も、いくつかのポイントを押さえるとおしゃれに仕上がります。

狭くてもおしゃれな庭にするコツ

  • 北欧風やイングリッシュガーデンなどのテーマを絞る
  • 生活感を徹底的に隠す
  • くつろげるガーデンファニチャーを置く
  • グランドカバーや砂利で土を見せない

以下より詳しく解説します。

3-1.北欧風やイングリッシュガーデンなどのテーマを絞る

狭い空間にさまざまなテイストの草花やアイテムがあると、ごちゃごちゃした印象になってしまいます。

統一感のある空間を演出するためにも、北欧風や和風、イングリッシュガーデンといったテーマを1つに絞っておきましょう。

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3-2.生活感を徹底的に隠す

生活感が見えると、庭のおしゃれ度が下がってしまいます。

ガーデニング用具や洗濯かご、ゴミ箱といった生活感あふれるアイテムは、収納庫や屋内に片付けましょう。

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3-3.くつろげるガーデンファニチャーを置く

狭い庭でも、腰を下ろす場所があればくつろげる空間に仕上がります。

スペースに合わせて、チェアやスツールなどのガーデニングファニチャーを置きましょう。

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3-4.グランドカバーや砂利で土を見せない

地面の部分が見えると寂しく殺風景な印象になってしまいます。

砂利を撒いたり、芝生を張ったりして、土を見せないようにしてはいかがでしょうか。

また、「グランドカバー」もおすすめです。
グランドカバーとは、地面を覆うように生える植物です。スーパーアリッサムやクラピナなどの花の咲くグランドカバーなら、殺風景な印象を回避し、華やかさをプラスします。

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4.狭い庭を広く見せる5つのポイント

小さくまとまった庭も素敵ですが、できれば広く見せたいものです。

次のポイントを実践すると、庭を実際以上に広く見せられます。

狭い庭を広く見せるポイント

  • 高低差を出す
  • 遠近感を演出する
  • フェンスも庭の一部として活用する
  • 曲線を描く
  • ウッドデッキを活用する

例えば、プランターを並べる場合、平置きするよりも、台を使って階段状に見せるほうが、庭に奥行きが生まれて広く見えます。

また、遠近感を演出することでも奥行きが生まれます。フェンスの際には小ぶりの花、窓際には大ぶりの花を飾れば、屋内からは実際以上の距離があるように見えるでしょう。

ガーデニングの場所を増やすことも広く見せるポイントです。フェンスや外壁、地面などの平面を余すところなく活用してください。

アプローチや飛び石などは曲線を描くように配置することもおすすめです。動線が長くなることで、実際以上に距離があるように錯覚させます。また、ウッドデッキを設置すると、庭でくつろげる場所が増え、見た目だけでなく活用の幅も広がります。

5.狭い庭を得意とするハウスメーカー2選

都市型住宅に強いハウスメーカーなら、狭い空間でもおしゃれなレイアウトが可能です。

狭い庭で、ガーデニングを楽しみたい方におすすめのハウスメーカーを解説します。

5-1.パナソニックホームズ

パナソニックホームズ

パナソニックホームズも、都市型住宅を得意とするハウスメーカーです。

狭小地を活かす3階建ての「ビューノ3E/S」なら、建物内外にグリーンを取り入れてガーデニングを楽しめます。

また、パナソニックホームズでは収益型住宅にも注力しています。資産を生み出す家づくりを目指す方も、チェックしてみましょう。

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出典:パナソニックホームズ公式HP

5-2.へーベルハウス

へーベルハウスは、隣家との距離が近い都市型住宅も得意とするハウスメーカーです。

例えば、自然や地域との共存・調和をテーマとした「FREX G3」なら、グリーンカーテンを取り入れた美しい住宅が完成します。

狭小地でも無機質にならない家づくりを目指す方にもおすすめです。

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出典:ヘーベルハウス 公式HP

まとめ

一戸建ての庭が狭くても、ガーデニングは可能です。高低差や遠近感を活用し、広く見せつつガーデニングも楽しみましょう。

ガーデニングを楽しめる家づくりは、ハウスメーカー・工務店選びも大切なポイントです。ぜひ、都市型住宅に強いハウスメーカーに注目してみてください。

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この記事の編集者

「家づくりのとびら」編集部

NTTデータグループ会社が運営する注文住宅相談サービス「家づくりのとびら」編集部です。難しい住まいづくりの情報を、わかりやすく正確にお伝えします。記事は不動産鑑定士や宅地建物取引士などの不動産専門家による執筆、監修記事がメイン。初めての住まいづくりをサポートします!

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