注文住宅と建売住宅の違いを比較!迷った時の3ステップも解説

「マイホームがほしい!でも、注文住宅と建売住宅、どちらを選べばいいんだろう?」とお悩みの方も多いと思います。

注文住宅は、好きな場所に家を建てることができ、建築会社や間取り・インテリアなどを自由に選べます。
一方、建売住宅(新築分譲住宅)は土地と建物をセットで購入するもので、あらかじめ内容が決まっているので自由度は少ないです。

注文住宅と建売住宅には、それぞれにメリット・デメリットがあります。
あなたにピッタリなのは注文住宅と建売住宅、どちらでしょうか?

この記事を読めば、注文住宅と建売住宅の違いがわかり、どちらが自分に向いているかが見えてくるはずです。
ぜひ最後までおつきあいいただき、納得のマイホームを実現するための道しるべとしてください!

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注文住宅の基礎知識や、建売・分譲住宅との違いについて知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

1.注文住宅と建売住宅のメリット・デメリット

注文住宅と建売住宅のメリット・デメリットイのメージ

注文住宅と建売住宅には、それぞれメリット・デメリットがあります。
特徴を知って、どちらが自分に向いているのか考えていきましょう。

1-1.注文住宅のメリット・デメリット

注文住宅は、好みの建築会社を選び、自分好みの家をオーダーメイドで建ててもらうものです。

【注文住宅のメリット】

注文住宅のメリットは次の5つです。

(1)家を建てる場所が自由

注文住宅は、土地の購入から自分の好みを反映できます。
住みたいエリアや路線を選び、広さや方角などが気に入る土地を自由に選んで家を建てることができます。
また、相続等ですでに所有している土地があれば、そのままそこに注文住宅を建てられます。

(2)建築会社が自由

注文住宅なら、自分の好きな建築会社を選べます。
間取りの提案力や、デザインの好み、構造や性能まで考えて選べる信頼感があります。

(3)家のプランが自由

注文住宅の最大のメリットは、オーダーメイドで「世界にひとつだけのマイホーム」を作れること。
自分の好みに合わせて自由に設計ができるので、こだわりをたくさん盛り込んだ家が建てられます。
外壁や屋根などの外観、キッチンや風呂だけでなく、照明の種類などの細かな部分まで、すべてにこだわることが可能です。

(4)建築中の様子を見られる

着工から竣工までの建築現場を実際に見ることができるので、安心なだけでなく、家に愛着がわくのも注文住宅ならではのメリットといえるでしょう。

(5)メリハリをつけて出費を抑えられる

注文住宅の建築費は1千万円台~3千万円台くらいになるのが一般的で、価格帯が幅広いです。
豪華な家が建てたい人も、予算を抑えつつ住みやすい家を手に入れたい人も、どちらも希望をかなえられます。
「注文住宅は高い」というイメージがあるかもしれませんが、建売住宅と同じくらいの金額で建てることも可能です。
注文住宅は、こだわる部分とコストダウンしたい部分にメリハリをつけて、予算を無駄なく使えるのが良いところです。

【注文住宅のデメリット】

注文住宅のデメリットは次の4つです。

(1)こだわりすぎると予算が上がる

注文住宅では、設備やデザインなどにこだわっていくとどんどん値段が上がってしまいます。
グレードの高い魅力的なキッチンを選んだり、便利な設備をたくさん付けたりすると、結果的に予算を大幅に上回ってしまう可能性もあります。
こだわりたい部分とお金をかけない部分の強弱をつけて予算配分することが大切です。

(2)手間と時間がかかる

注文住宅を建てるときには、建築会社探しや土地探し、間取り選びなどに時間がかかります。
建築会社と一口に言っても、全国展開のハウスメーカーから地元密着型の中小工務店まで様々な種類があるので、自分に合った建築会社を見つけるのは大変です。
土地を探す際には、ハウスメーカーがサポートしてくれるケースもありますが、希望に合う土地を見つけるまでには時間がかかることが多いです。
また、間取りを決めたり内装を選んだりするための打ち合わせ回数も建売住宅よりも多くなります。

注文住宅の場合、建築会社探しをスタートしてから家の完成までには1年以上かかるのが一般的です。
注文住宅を建てるなら、できるだけ早く家づくりをスタートすることをおすすめします。

(3)住宅ローンの利用方法がわかりにくい

注文住宅では、土地と建物を別々に購入することになります。
また、建物の代金は着工から完成まで3~4回に分けて支払うので、代金の支払いスケジュールがわかりにくいと感じる可能性があります。
ただし、建築会社の担当者が住宅ローンの手続きについても案内してくれるのでそれほど心配はいりません。

(4)イメージと違う可能性がある

注文住宅の家づくりでは、イメージしていたものと完成した家との間にギャップを感じてしまう可能性があります。

なぜかというと、注文住宅は図面上で間取りを決めて、カタログやサンプルを見ながら設備や内装を決めていくからです。

例えば、図面上では広く感じたが「思っていたよりも狭い」と感じたり、サンプルを見て選んだ壁紙が意外と派手に感じたりすることがあります。

そうならないためには、できるだけ実物のフローリングや外壁を見て選んだり、家具や動線を図面に書き込んでシュミレーションしてみたり、イメージパース(立体的な絵)などで確認することが大切です。

イメージと現実のギャップを埋める方法としては、ハウスメーカー・工務店が作成した実際の住宅プランを確認することも重要です。

しかし、「まだハウスメーカー・工務店を決めていないのに、住宅プランの作成を頼むのは気が引ける…」という方も多いでしょう。

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1-2.建売住宅のメリット・デメリット

建売住宅では、土地と建物をセットで購入します。
完成してから売っているものと、完成前から販売開始されるものがあります。

【建売住宅のメリット】

建売住宅のメリットは次の5つです。

(1)入居までが早くて手間がかからない

建売住宅は入居までの期間が短いので、入居希望時期までスケジュールに余裕がないときに向いています。
完成物件なら、内覧から3ヶ月程度で入居できることもあります。
完成前の建売住宅でも、あらかじめ間取りや設備・内装・外観などが建築会社によって決められているので、スムーズに入居できます。
完成前なら多少のオプション設備を選べるケースもありますが、注文住宅と比べれば選ぶ範囲がかなり少ないので、打ち合わせの回数は少なく手間もかかりません。

(2)割安なことが多い

建売住宅は、一ヶ所に同じような家をまとめて建てるのが普通です。
そのため、資材を大量発注することで仕入れ価格を抑えることができ、建物価格が割安という特徴があります。
数件の家をまとめて工事するので効率が良いのもコストを抑えやすい理由です。

(3)手続きがわかりやすい

建売住宅は土地と建物をまとめて購入するので、手続きがシンプルでわかりやすいです。
注文住宅の場合には、土地と建物を別々に契約しなければいけないので、建売住宅の方が手続きがわかりやすいです。

(4)街並みがきれい

建売住宅は、街並みが整いやすいというメリットがあります。
なぜかというと、建売住宅は、もともと大きな農地だったところなどを分割して売り出すことが多いからです。
このような場合、周辺の道路や敷地境界が整備され、統一感のある家が建ち並ぶことになります。

(5)イメージと違うことが少ない

建売住宅は、実際に完成した家を見てから決められるのがメリットの1つです。
自分が購入する区画が未完成の場合にも、同じ分譲地内ですでに完成した建物を見学したり、ある程度建設が進んだ状態を見られたりします。
そのため、購入後にイメージの違いでガッカリすることは少ないはずです。

【建売住宅のデメリット】

建売住宅のデメリットは次の4つです。

(1)「平均的な家」に満足できない場合がある

建売住宅は建ててから買ってくれる人を探すものなので、あまり高級な素材は使われません。
建売住宅は無難で平均的な家がほとんどです。
人によっては、外壁や内装などが「安っぽい」と感じる可能性があります。
また、最低限度の広さの土地にコンパクトに建物と庭を配置するケースが多いので、平均よりも広い家や広い庭がほしい方は満足できないかもしれません。

(2)自由度が低い

建売住宅を販売する事業会社が企画・設計するので、購入者が変更できる範囲がほとんどないのがデメリットです。
ただし、完成前なら床や壁紙の色を数種類の中から選べたり、追加費用を払えば食器洗浄機などの設備を追加できたりするケースもあります。
逆に、不要な設備がついている場合もありますが、不要な部分を削って他の設備を付けるといった自由度がありません。

(3)似たような家が建ち並ぶので個性がない

建売住宅では、数棟の家をまとめて分譲することがほとんどです。
そのため、同じような外観の家が建ち並び、個性がないと感じるかもしれません。
大規模分譲地では、街並みに統一感を感じる一方で、「慣れるまでは自分の家を間違えそうになった」なんてこともあります。
最近では、外壁や屋根などのデザインに少しずつ変化をつけて販売する会社が多く、無個性感は昔ほどではありませんが、他の家と似ているのが嫌だと感じる人には向いていないかもしれません。

(4)建築中の様子がみられないので不安

すでに完成している建売住宅は壁の中が確認できず、構造に手抜きがあってもわかりにくいのがデメリットです。
建売住宅では耐震性や断熱性よりも、完成した家の見栄えが重視されがちです。
例えば、日程を調整するため工事を急いだり、コストを抑えるために建築材料の質を落としたりという事が起こる可能性があります。
施工した職人さんなどにお会いする機会もなく、作り手との関係は希薄なので、正しい工事が行われているかどうか不安を感じるかもしれません。

建売住宅にしようか注文住宅にしようか迷うという方は、一度注文住宅の住宅プランを見てみて、具現化された自身の要望を確認してもよいでしょう。

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家づくりのとびらコラム

「建築条件付きの土地」とは?

建築条件付きの土地とは、「指定の建築会社で家を建築すること」という条件のついている土地のことです。

建築条件付きの土地を購入すると、建築会社を自由に選べないので注意してください。

「自由設計」「フリープラン」と書かれていても、あくまでも、指定の建設会社が提示する範囲内での自由設計です。

オススメの間取りプランの中から選ぶだけだったり、外壁や内装の色を選ぶだけだったりというケースもあります。

間取りや設備、内装などをどこまで自由に選べるのか、よく確認しましょう。

2.注文住宅と建売住宅の選び方!どんな人に向いている?

注文住宅と建売住宅の選び方!どんな人に向いている?のイメージ

注文住宅と建売住宅は、それぞれどんな人に向いているのでしょうか?
それぞれに向いている人を最初にまとめておきます。

注文住宅
  • 平均的な家では満足できない人
  • 家づくりを楽しみたい人
  • スケジュールに余裕がある人
  • 好きな土地に建てたい人
  • 似た家が建ち並ぶのは避けたい人
  • 「長期優良住宅」など性能にこだわりたい人
  • 二世帯住宅や賃貸併用住宅を建てたい人
建売住宅
  • 手間暇かけずにマイホームが欲しい人
  • 早く引っ越したい人
  • 間取りやデザインに強いこだわりはない人
  • 新しいコミュニティーを求める人

それでは詳しく解説していきます。

2-1.注文住宅が向いているのは?

次のいずれかに当てはまる場合は、注文住宅を検討してみるのがおすすめです。

・平均的な家では満足できない人

ありきたりな家では満足できない人には、注文住宅が向いています。

注文住宅は、こだわりたい部分にだけお金をかけてメリハリをつけられるので、満足度の高い家づくりが可能です。

・家づくりを楽しみたい人

注文住宅は手間がかかるかもしれませんが、家作りそのものを楽しむことができ、大きな満足感を得られるはずです。

「家づくりの経験そのものが貴重だった」と言う人は非常に多いです。

・スケジュールに余裕がある人

注文住宅では、建築会社選びから家の完成までは、最短でも9か月~1年程度かかるのが普通です。

入居希望時期まで1年以上ある人や、引退後にじっくり家づくりと向き合いたい人などは、たっぷり時間をかけて納得のいく注文住宅を建てるのがおすすめです。

・好きな土地に建てたい人

自分が住みたいエリアにタイミング良く、建売住宅が売り出されるとは限りません。

たまたま建売住宅が売り出されたとしても、思ったよりも土地が広すぎたり狭すぎたりすることもあります。

注文住宅なら、住みたいエリアに自由に土地を購入して家を建てられます。

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・ 似た家が建ち並ぶのは避けたい人

建売住宅は無難なデザインが多く、色や形が似通った家が立ち並ぶことになります。

「似た家がずらーっと建ち並ぶところには住みたくない」「友達や親が来た時に毎回迷うような家は嫌だ」などと抵抗があるなら、注文住宅で個性のある家を建てるのが向いています。

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・「長期優良住宅」など性能にこだわりたい人

長期優良住宅」とは、長期的に安全かつ快適に暮らせる高品質な住宅です。

長期優良住宅に認定されると、様々な税金の優遇措置を受けられますし、耐震性も高いので安心して暮らせます。
建売住宅では、長期優良住宅の認定を受けている物件は少数派です。

末永く快適に暮らせる住まいを作りたいという希望がある人は、長期優良住宅の認定が受けられる建築会社を選んで、注文住宅を建てるのがおすすめです。

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・二世帯住宅や賃貸併用住宅を建てたい人

親世帯との同居や、マイホームの一部をアパートとして貸し出して住宅ローンの返済に充てるプランに興味があれば、注文住宅を選びましょう。

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2-2.建売住宅が向いているのは?

次に、建売住宅に向いている人を挙げます。

・手間暇かけずにマイホームが欲しい人

建売住宅は、土地と住宅を同時に購入でき、間取りや内装なども基本的にあらかじめすべて決まっているので手間がかかりません。
「あれこれ選ぶのは楽しいというより面倒だ」という人には建売住宅が向いているといえます。

・早く引っ越したい人

完成済みの建売住宅なら、住宅ローンの手続きなどがスムーズに進めば3ヶ月程度で入居できるので、引っ越しを急いでいる人に向いています。
なかにはモデルルームで使用した家具をそのまま付けて販売しているところもあり、すぐに住み始めたい人には理想的です。

・間取りやデザインに強いこだわりはない人

建売住宅では、定番の間取りやデザインが採用されます。
「子育てしやすい家」「家事がラクな家」「書斎がある家」といった、人気が出やすいコンセプトで設計されるものが多いです。
強いこだわりや要望がなければ、自分のイメージに近いコンセプトの建売住宅でも理想の住まいが見つかるかもしれません。

・新しいコミュニティーを求める人

建売住宅は、複数の物件がまとめて分譲されることが多く、家族構成や生活水準が同じくらいの世帯が集まりやすいです。
そのため、子育てなどを通じて新しいコミュニティーが生まれやすいので、そういった環境を期待する人に人気があります。

3.注文住宅と建売住宅で迷っている場合の3ステップ

注文住宅と建売住宅にそれぞれ向いている人について解説しましたが、それでもまだ迷っているという場合には次の3ステップでマイホーム購入のステップを進めるのがおすすめです。

3-1.具体的な予算を検討する

資金計画は、建売住宅でも注文住宅でも大切です。
自己資金と住宅ローンを合わせた予算はいくらになるでしょうか?
頭金は多くしたほうが住宅ローンの負担は軽くなるものの、将来のための余裕資金を残しておくことも大切です。
住宅ローンを組むときは無理のない返済プランになるように、家族で話し合いましょう。
「借りられる上限金額」というよりは、「無理なく返済できる金額」を借りることをおすすめします。

なお、住宅購入資金について両親や祖父母から援助を受ける場合には、贈与税が一定額まで非課税になる優遇制度があります。

国税庁ホームページ(https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/sozoku/4508.htm

3-2.理想の家のイメージをふくらませる

住みたい家のイメージを家族で話し合いましょう。
検討項目としては、例えば次のようなものです。

  • 間取り:リビングの広さ、部屋数、キッチンの広さやタイプ
  • 外構:庭の広さ、ガレージの有無、車の台数
  • 性能:耐震性が高くて安心な家、断熱性と気密性が高くて快適な家、環境にやさしく光熱費が安い家
  • 外観デザイン:和モダン、シンプル、ヨーロッパ風、和風
  • 内装:自然素材たっぷりの家、モダン、北欧風、カントリー調
  • 立地:最寄り駅やスーパーまでの距離、周辺環境

家族の理想のすべてを取り入れることはできないかもしれませんが、「これは叶えたい、譲れない」という部分をみんなで共有することは家づくりにおいてとても重要です。

新たな住まいのイメージを明確にすれば、それは建売住宅でも実現できるのか、注文住宅でないと実現できないのかという点が見えてきます。

3-3.建売住宅と注文住宅を比較検討する

(1)住みたいエリアの建売住宅を見学

住みたいエリアに売出し中の建売住宅があれば、家族で訪れてみましょう。
まだ建売住宅にすると決めたわけではない場合には、とりあえず希望の間取りでなくてもいいので見学してみると参考になります。

見学のときに確認したいのは次のような内容です。

  • キッチン・バス・トイレの高級感や、フローリングやドアの質感。
  • 耐震性、断熱性、気密性、遮音性などの性能。
  • 「オプション工事」として別料金が発生する内容(カップボード、食器洗浄機、照明器具、カーテンレール、網戸、シャッターなど)。
  • 街並みの完成図(似た作りの家がいくつも並ぶことに抵抗が無いか)。

1ヶ所見学するだけでは価格の妥当性や品質などを判断しにくいので、たとえ気に入ったとしても、即決しないように注意してください。

(2)興味のあるハウスメーカーに相談

興味のあるハウスメーカーの説明を聞いたり、住宅展示場を訪れて体感したりしてみましょう。

注文住宅の実物を見てみると、建売住宅との明らかな違いを感じる方がほとんどだと思います。
注文住宅のモデルハウスは高級なキッチンなどが導入されていることが多いので、そういった部分に惑わされないように注意が必要です。

例えば、間取りのバリエーションの多さや、建物の耐震性や断熱性などにどのようなこだわりがあるのか確認してみてください。
また、住宅展示場では、フローリングやドアの質感、壁紙のコーディネート、外壁のデザイン性や機能(汚れが付きにくいなど)に着目すると、目が肥えてきます。

最終的に建売住宅を購入することになったとしても、注文住宅の品質やセンスを見ておくと、家づくりの参考になることは間違いありません。

なお、新型コロナウイルス対策のため、モデルハウスの見学については事前に予約が必要なケースが多くなっています。
家にいながらモデルハウスの説明が受けられる「オンライン見学会」のサービスを始めているハウスメーカーもあります。
「コロナ以前」のように気が向いたときに気軽に展示場に行ってみるのは難しいので、自分に合ったハウスメーカーをしっかり調べてから見学に行くのがおすすめです。

まずは無料のHOME4U 家づくりのとびら プラン作成依頼サービスであなたに合ったハウスメーカー・工務店を調べて、その中から複数社の実際の住宅プランを見比べてみてください。

実際の住宅プランを見てからモデルハウスに見学に行くと、そのハウスメーカー・工務店への理解がより一層深まり、建築依頼先の検討がスムーズになります。

困ったことがあればすぐにコーディネーターに相談してくださいね!

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まとめ

それではおさらいです。
注文住宅と建売住宅にはそれぞれメリット・デメリットがあります。

注文住宅が向いているのはこんな人でした。

  • 平均的な家では満足できない人
  • 家づくりを楽しみたい人
  • スケジュールに余裕がある人
  • 好きな土地に建てたい人
  • 似た家が建ち並ぶのは避けたい人
  • 「長期優良住宅」など性能にこだわりたい人
  • 二世帯住宅や賃貸併用住宅を建てたい人

一方で、建売住宅が向いているのは、こんな人でした。

  • 手間暇かけずにマイホームが欲しい人
  • 早く引っ越したい人
  • 間取りやデザインに強いこだわりはない人
  • 新しいコミュニティーを求める人

注文住宅と建売住宅で迷っているなら、両方を見学したり、説明を聞いたりしてから決めても遅くはありません。

この記事のポイント

注文住宅と建売住宅の違いは?

両者にはそれぞれメリット・デメリットがあるのでよく比較してから検討しましょう。
例えば、注文住宅のメリットには、次のようなものが挙げられます。

  • 家を建てる場所が自由
  • 建築会社が自由
  • 家のプランが自由
  • 建築中の様子を見られる
  • メリハリをつけて出費を抑えられる

詳しくは「1.注文住宅と建売住宅のメリット・デメリット」をご覧ください。

注文住宅が向いているのはどんな人?

  • 平均的な家では満足できない人
  • 家づくりを楽しみたい人
  • スケジュールに余裕がある人
  • 好きな土地に建てたい人
  • 似た家が建ち並ぶのは避けたい人
  • 「長期優良住宅」など性能にこだわりたい人
  • 二世帯住宅や賃貸併用住宅を建てたい人

2-1.注文住宅が向いているのは?」で詳細をチェックしてみてください。

建売住宅が向いているのはどんな人?

  • 手間暇かけずにマイホームが欲しい人
  • 早く引っ越したい人
  • 間取りやデザインに強いこだわりはない人
  • 新しいコミュニティーを求める人

2-2.建売住宅が向いているのは?」で詳しく解説しています。

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この記事の編集者

「家づくりのとびら」編集部

NTTデータグループが運営する注文住宅相談サービス「家づくりのとびら」編集部です。難しい住まいづくりの情報を、わかりやすく正確にお伝えします。記事は不動産鑑定士や宅地建物取引士などの不動産専門家による執筆、監修記事がメイン。初めての住まいづくりをサポートします!

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