賃貸と持ち家で1,300万円の差の真相とは?どちらを選ぶべきか、比較解説

賃貸と持ち家、どちらを選択するかで1,300万円の差がでると言われています。注文住宅の購入を具体的に検討するためには、賃貸と持ち家それぞれに向いている人の特徴やメリット・デメリットを知っておくことが重要です。

この記事では、賃貸と持ち家にまつわる以下の内容を解説します。

この記事でわかること

  • 1,300万円の差がでるとされる理由
  • 賃貸と持ち家のメリット・デメリット
  • 賃貸と持ち家を比較するポイント

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1.賃貸と持ち家で1,300万円の差がでると言われる理由

賃貸と持ち家で1,300万円の差がでると言われる理由 イメージ

賃貸と持ち家、どちらを選ぶかは、人生のなかで大きな決断となり得るでしょう。選択によって、費用負担には1,300万円の差がでるとされています。

「賃貸と持ち家で1,300万円の差がでる」と言われる具体的な理由は、次の2つです。

  1. 定年後15年間の家賃額の合計が1,300万円程度となる
  2. 同じグレードの家を借りるか買うかの差が1,300万円程度となる

もちろん立地条件や物件の価値変動など、さまざまな影響を受けるため、一概に持ち家がお得と言い切ることはできません。しかし、1,300万円の差がでる理由を知っておくことで、将来のプランを検討する際に判断材料の一つとなるでしょう。

賃貸と持ち家で1,300万円の差がでる理由を、詳しく解説します。

1-1.定年後15年間の家賃額の合計が1,300万円程度となる

1つ目の理由としては、賃貸に住み続けると仮定した場合、65歳から80歳の15年間の家賃合計が1,300万円程度になることが挙げられます。家賃が7万から7万5千円程度の賃貸住宅で生活をする場合、15年間で支払わなければならない金額は1,300万円前後です。

65歳からの時点でカウントをスタートしているのは、多くの企業で65歳を定年退社の年齢に指定していることが関係しています。収入が減少すると考えられる状況下で、家賃を支払い続けるのは容易ではありません。

1-2.同じグレードの家を借りるか買うかの差が1,300万円程度となる

同じグレードの家で比べた際に、賃貸と持ち家の差が1,300万円程度となるというのが、2つ目の理由です。それぞれを選択した場合の、具体的な計算式を確認してみましょう。

【東京都内の1LDK物件】

  • 3,000万円で購入し、頭金なしで35年ローンを組む場合の返済額は9万円程度(月額)
  • 東京都内で1LDK物件を借りる場合の家賃相場は、12万円程度

両者の差額である月額3万円を35年間家賃として支払い続ける場合、差額は1,260万円となります。持ち家の場合は設備の補修などの追加費用がかかるものの、同じグレードの家に住んでいるのに、賃貸よりもコストを抑えられる可能性があります。

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2.「賃貸と持ち家1,300万円の差」に影響を与える2つの要素

「賃貸と持ち家1,300万円の差」に影響を与える2つの要素 イメージ

先の章でご紹介したように、賃貸と持ち家のどちらを選択するかで1,300万円程度の差がつく可能性があります。ただし、以下の2つの変動要素によっては、結果が異なる場合もあるでしょう。

  1. 更新料の有無
  2. 修繕費用の負担

「賃貸と持ち家1,300万円の差」問題に影響を与える2つの要素を解説します。

2-1.更新料の有無

賃貸物件において、更新料が設定されている場合も、住み続けることで支出がかさんでしまう恐れがあるでしょう。更新料とは、定められた契約期間を契約更新する際に発生する手数料です。

具体的には、2年間の契約期間を設定している物件が多いでしょう。契約更新のタイミングで、家賃が見直されることもあり、賃貸に住むうえで費用負担が大きくなる要因となり得ます。

2-2.修繕費用の負担

持ち家ならではの費用負担として押さえておかなければならないのが、修繕費用です。賃貸の場合は、設備の不具合の場合も状況によって大家さんが費用を負担してくれます。

しかし、持ち家であれば、自分の責任で物件を管理する必要があります。水回りや床材、壁などの重要な部分に修繕をおこなう場合、300万程度の費用がかかってしまう可能性があるでしょう。

持ち家には建売住宅、注文住宅などの形態がありますが、家づくりにこだわりのある方ほど、注文住宅がおすすめです。建築費用、建築後の修繕費用の目安などは、見積りをしないとわからないのが実際のところです。複数のハウスメーカーや工務店から見積りを取り、間取りや費用を比較してから依頼することが大切です。

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3.賃貸と持ち家がおすすめとなる人はそれぞれ異なる

賃貸と持ち家がおすすめとなる人はそれぞれ異なる イメージ

賃貸と持ち家は違いが大きいため、それぞれを選択すべき人の特徴も異なります。一般的に費用の差が1,300万円程度でるという点だけではなく、さまざまな視点で条件を検討することが重要です。

賃貸と持ち家それぞれに合った人の特徴を解説します。

3-1.賃貸がおすすめとなる人の特徴

賃貸がおすすめな人の主な特徴は、以下のとおりです。

  • 生活スタイルの変化が見込まれる人
  • 住宅ローンのリスクを避けたい人
  • 家のメンテナンスをするのが苦手な人

職種的に転勤が多い場合や、ライフプランが明確でない場合は、賃貸がおすすめです。住み替えることで立地や間取りを気軽に変えられるため、生活スタイルや過ごし方の変化があっても柔軟に対応できるでしょう。

また、住宅ローンを組むのを避けたい人や、家の細かなメンテナンスをすることが苦痛に感じる人も、賃貸を選ぶメリットがあります。

3-2.持ち家がおすすめとなる人の特徴

持ち家がおすすめな人の主な特徴をまとめました。

  • 資産を持ちたい人
  • 収入が安定している人
  • こだわりの設備や内装を実現したいと考えている人

賃貸はいくら家賃を支払っても資産にはカウントされないため、資産を持ちたいと考えている場合は持ち家を検討するのも手です。また、長期間支払いを続けるためには、収入が安定している必要があります。

自宅環境のメンテナンスや内装にこだわりたい人も、持ち家、特に注文住宅であれば自分の思い通りにできる可能性が高まるでしょう。

4.賃貸のメリット・デメリット

賃貸のメリット・デメリット イメージ

ライフプランに合わせやすいなどのメリットがある賃貸ですが、デメリットに注目するのも忘れないようにしましょう。ここでは、賃貸のメリットとデメリットの両面を解説します。

4-1.賃貸のメリット

賃貸を選ぶメリットは、次のとおりです。

  • 収入に合わせて家賃を調整しやすい
  • 家のメンテナンスをしなくて済む
  • 臨機応変に生活スタイルに合わせられる
  • 固定資産税を支払わなくてよい

収入の変化に応じて住み替えが可能なため、経済面で圧迫した状況が続いた場合も、解決する手だてがあるのは安心できる要素です。家のメンテナンスに関しても、多くの場合、基本的には大家さんが対応してくれるでしょう。

また、結婚や転勤、親の介護など生活スタイルの変化に合わせやすいのも賃貸ならではのメリットです。賃貸は資産ではないため、固定資産税を支払わなくて済みます。

4-2.賃貸のデメリット

賃貸には、次のようなデメリットがあるのも事実です。

  • 老後の契約が難しくなる可能性がある
  • 資産にはカウントされない
  • 思い通りの物件が見つからない場合もある

賃貸の契約をする際には、身元保証人が必要など、なにかと条件があります。老後の経済状況によっては、契約を断られてしまう可能性があります。

また、いくら家賃の支払いを続けても資産にはならない点は、あらかじめ認識しておくことが重要です。さらに、持ち家に比べると物件の選択肢が限られることで、思い通りの物件が見つからない恐れがあるでしょう。

5.持ち家のメリット・デメリット

持ち家のメリット・デメリット イメージ

賃貸と同様に、持ち家にもメリットとデメリットが存在します。しっかりと持ち家のメリット・デメリットを認識しておくことで、安心して自宅の購入検討を進められるはずです。

ここでは、知っておきたい持ち家のメリットとデメリットを解説します。

5-1.持ち家のメリット

持ち家の主なメリットは、次のとおりです。

  • リフォームや間取りの変更ができる
  • 老後の住居費用負担が減らせる
  • 自分の資産になる
  • 賃貸と比べてグレードの高い物件に住める

持ち家は自分の家だからこそ、思い通りにリフォームや間取りの変更ができるのがメリットです。

計画通り、退職までに住宅ローンの支払いを終えられれば、老後の経済的な心配が軽減できるでしょう。快適に過ごせる自宅を確保できていることは、大きな安心要素に繋がります。

また、持ち家は自分の資産であるため、いざという時に売却したり担保にして融資を受けたりといった選択肢が増えます。さらに、賃貸と比べるとグレードの高い住まい環境で過ごせるのも、持ち家のメリットの1つです。

こだわりの住まい環境を実現したい場合には、リフォームや間取りの調整・変更ができる注文住宅が適しています。

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5-2.持ち家のデメリット

把握しておきたい持ち家のデメリットは、以下のとおりです。

  • 気軽に住み替えができない
  • 居住費を調整しにくい
  • 固定資産税がかかる

持ち家を選択する場合は、賃貸のように気軽に住み替えができなくなってしまうのが主なメリットです。長期間、継続してローン支払いをすることになるケースが多く、経済状況に合わせて居住費を調整するのは難しいでしょう。

また、持ち家は資産に該当するため、固定資産税の支払いが発生する点は忘れずに把握しておく必要があります。

6.賃貸と持ち家を比較するポイント

賃貸と持ち家を比較するポイント イメージ

これまでご紹介したとおり、賃貸と持ち家の特徴は大きく異なるため、自分に合った選択ができるようにさまざまな視点から検討をする必要があります。賃貸と持ち家を具体的に比較する際には、次の3つのポイントを意識してみてください。

  1. 生涯コストを計算してみる
  2. ライフプランを立ててみる
  3. 住み心地を忘れずに確認する

「人生において大きな買い物」と表現される自宅の購入を検討するに際して、自分の今の状況を見直し、将来の見通しを立ててみることも重要です。賃貸と持ち家を比較する際に、知っておきたいポイントをご紹介します。

6-1.生涯コストを計算してみる

自宅を購入するのか、生涯賃貸物件で過ごすのかは、今後の生活を大きく左右する問題です。現在の経済状況だけで安易に判断してしまうのではなく、生涯コストを計算してみるのもよいでしょう。

たとえば、持ち家であれば、住宅ローンのほかに、初期費用やリフォーム代、固定資産税、火災保険などを含めて生涯コストを計算する必要があります。一般的に自宅の購入を考えている人の予算は、2,000万円から4,000万円程度です。

現在の収入だけではなく、将来を見通したうえで無理なく費用を工面できるかどうかを忘れずに検討しましょう。

一方で賃貸の場合は、月々の家賃のほかに、更新料や火災保険の費用がかかります。退職後に収入が減った場合も、同じだけの支払いが続く点には注意する必要があります。

6-2.ライフプランを立ててみる

実際にライフプランを立ててみることも、賃貸か持ち家かを選ぶ助けとなるでしょう。ある程度ライフプランが決定している場合は、条件に合った持ち家を見つけられる可能性があります。

反対にライフプランにおいて未定要素が多い場合は、賃貸が適している可能性があります。ただし、将来大きなお金が必要となった場合でも、賃貸物件は資産とカウントされない点は必ず押さえておきましょう。

具体的に持ち家の購入を検討する段階でも、家族構成がどうなるか、子ども部屋はいくつ必要か、職場からの距離はどうかといったポイントが重要です。どれだけライフプランが定まっているかで、住まい環境の選択のしやすさが変わってきます。

持ち家は、予算のなかで、どこまでこだわりたい部分を実現するか検討することが可能です。特に注文住宅であれば、一から家づくりに関われるため、理想の住まい環境を形にしやすくなるでしょう。

前述のとおり、納得のいくマイホームを建てるためには、複数のハウスメーカーや工務店のプランや見積りを比較検討することが大切です。また適切な情報を得て、工程を進めていく上で、信頼できるハウスメーカーや工務店、そして営業担当者と出会えることはとても重要なポイントとなります。

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6-3.住み心地を忘れずに確認する

賃貸と持ち家を比較するうえで、住み心地の確認は必須です。とくに持ち家の場合は、長く住むことになるため、住まい環境に満足できない場合は不満がつのってしまう恐れがあるでしょう。

立地や治安、隣人にまつわる情報だけではなく、間取りやデザイン部分にも注目します。生活導線がスムーズなつくりであれば、快適に生活できるでしょう。

より細かい部分としては、キッチンの構造や収入スペースの広さなども、住み心地に影響を与える要素です。心身ともに健やかに過ごすためには、細部まで確認し、心地よく住める環境が整っているかということを確かめることが大切です。

まとめ:賃貸と持ち家で1,300万円の差がでる点を踏まえ将来プランを立てよう!

賃貸か持ち家かという問題は、人生において重要な選択となり得ます。定年後に家賃を払い続けた場合や、同じグレードの物件で比較した場合に、賃貸では持ち家より1,300万円程度の費用がプラスでかかるケースが実在します。

もちろんそのほかにも住居費に影響を与える要素は多くありますが、そのような差がでる可能性があると知っておくことは大切です。住まいの選択は大きな決断となるからこそ、賃貸と持ち家それぞれのメリット・デメリットを把握しておく必要があります。

ご紹介した賃貸と持ち家を比較するポイントを押さえ、自分に合った住まい環境を検討してみてください。


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この記事の編集者

「家づくりのとびら」編集部

NTTデータグループが運営する注文住宅相談サービス「家づくりのとびら」編集部です。難しい住まいづくりの情報を、わかりやすく正確にお伝えします。記事は不動産鑑定士や宅地建物取引士などの不動産専門家による執筆、監修記事がメイン。初めての住まいづくりをサポートします!

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