住宅ローン4,000万円がきつい年収は?返済シミュレーションと後悔しない方法

これから家を建てようとしている方の中には、「自分の年収で4,000万円の住宅ローンは組めるだろうか?」と疑問に思っている方も多いでしょう。
この記事では、以下の内容を解説します。

この記事でわかること

  • 住宅ローン4,000万円を組める年収の目安と返済負担率
  • 年収別・金利タイプ別の月々返済シミュレーション
  • 頭金パターン別の総返済額比較と後悔しないための対策

この記事では、4,000万円の住宅ローンを組むために必要な情報をまとめています。

更に返済の負担を減らす工夫を、「利用できる補助金・助成金や減税」と、「自分でできる負担をなるべく減らす工夫」の2つの観点から解説します。

ぜひ最後までご覧いただき、マイホームの資金計画にお役立てください。

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何歳までに住宅ローンを組めばよいかお悩みの方はこちらの記事もご覧ください。

この記事の監修者
吉満 博
吉満 博

不動産コンサルタント

不動産の購入から売却まで出口戦略、資産性を踏まえた長期の視点で不動産コンサルティングサービスを提供。また、これまでの住宅・不動産業界における実務経験やサイト運用の実績を活かし、不動産・住宅・金融分野を中心にSEO記事の執筆・LP制作・集客支援などを行う

【専門家監修】住宅購入・住み替え情報サイト

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目次

1. 【結論】住宅ローン4,000万円を組める年収は?返済負担率で判断

はじめに、4,000万円のローンを組むために必要な年収の目安と、返済が「きつい」かどうかを判断する返済負担率について解説します。

1-1. 年収倍率から見る必要年収(年収の5~7倍が目安)

  • 4,000万円を無理なく組める世帯年収の目安は570万円以上

住宅購入において、無理なく返済できる借り入れ金額の上限は、年収の5〜7倍が目安とされています。4,000万円の借り入れ金額の場合、約570万円(4,000万円÷7)の年収が必要となる計算です。

ローン審査では、570万円以下の年収でも借りられるケースもありますが、中長期的に家計運営に支障をきたすことがないか、慎重な判断が必要です。

出典:2024年度 フラット35利用者調査

1-2. 返済負担率から見る「きつい」ライン

  • 額面年収に対する返済額が25%を超えると、返済がきつくなる

返済負担率とは、年間の返済額が年収(額面)に占める割合のことです。年収規模や家計の状況などで一概にはいえませんが、年収の25%を超えると、手取り収入(可処分所得)に対する返済負担が重くなるケースが増えます。

例えば、年収600万円の人であれば、年間の住宅ローン返済額が150万円(毎月12.5万円)を超えると返済がきつくなります。

1-3. 【危険ライン】4,000万円がきつい人の特徴

  • 年収570万円未満で返済負担率が25%を超えると危険ライン

年収や返済負担率などの数値的な指標だけでなく、実際の返済プランや借り入れ条件によって、住宅ローン返済のきつさやリスクは変わります。以下のような状況では注意が必要です。

  • ボーナス返済に頼る返済計画
  • 教育費・車のローンなど他の固定費が多い家庭
  • 変動金利の金利上昇リスクを考慮していない
  • 頭金ゼロに加え、諸費用もローンに組み込むケース

吉満 博
吉満 博

車のローンやスマホの分割払いなどが残っていると、家計負担が重くなるだけでなく、住宅ローン審査にも影響します。

金融機関は、住宅ローンだけでなく他の借り入れを合算して返済負担率を計算するため、住宅ローンとしての借入可能枠が減り、希望金額を借りられない可能性があるのです。

少しでも有利に審査を進めるためにも、事前審査の前に、完済できるローンはすべて終わらせておくことをおすすめします。

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2. 【年収別】住宅ローン4,000万円の返済シミュレーション

ここでは、以下の条件のもと、年収500万円・600万円・700万円・800万円の4パターンで、返済負担率を比較します。

前提条件

  • 適用金利:年0.6%
  • 返済方法:35年(元利均等返済・ボーナスなし)

※住宅保証機構株式会社のローンシミュレーションをもとに算出

年収別の返済負担率

年収500万円600万円700万円800万円
返済負担率25.3%21.1%18.1%15.8%

2-1. 年収500万円の場合(返済負担率25.3% — 危険ゾーン)

  • 年収500万円の返済負担率:25.3%

4,000万円の住宅ローンを借り入れた場合の、月々の返済額は約10.6万円です。手取り月収(約32万円)に占める返済割合は約33%に達し、生活費や将来の教育・老後資金のための積み立てに回せるお金がかなり制限されます。

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2-2. 年収600万円の場合(返済負担率21.1% — 標準)

  • 年収600万円の返済負担率:21.1%

手取り月収(約39万円)に占める返済割合は約27%に下がり、金融機関の審査も通りやすい水準です。ただし、子供が複数いる場合、教育費が増える時期に家計の余裕がなくなる可能性があるため、計画的な貯蓄が求められます。

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2-3. 年収700万円の場合(返済負担率18.1% — 余裕)

  • 年収700万円の返済負担率:18.1%

手取り月収(約45万円)に対する返済割合は約23.5%まで下がります。生活の質を落とすことなく安定して将来の教育費や老後資金の貯蓄ができる水準です。変動金利であれば、将来の金利上昇にも対応できるだけの余力があります。

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2-4. 年収800万円の場合(返済負担率15.8% — かなり余裕)

  • 年収800万円の返済負担率:15.8%

手取り月収(約51万円)に占める返済割合は約20%となり、家計的にかなり余裕がある状態です。まとまった資金を繰り上げ返済することで、完済時期を早めたり、返済総額を減らしたりすることも十分にできます。

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3. 【金利タイプ別】変動·固定·フラット35の総返済額を比較

金利タイプによって金利水準は異なり、総返済額は数百万円単位で変わります。ここでは、変動金利・全期間固定金利・フラット35の3つの金利水準で、4,000万円を借り入れた時の返済額を比較します。

なお、返済額の試算にあたっては、返済期間35年・元利均等返済を前提とし、繰り上げ返済を考慮していません。

3-1. 変動金利(年0.5~0.7%)の返済額と金利上昇リスク

4,000万円を変動金利(年0.6%)で借り入れた場合の返済額は以下のとおりです。

  • 毎月の返済額:約10.6万円
  • 総返済額:約4,435万円

低金利の変動金利は、借り入れ当初の返済額を大幅に抑えられる点が最大のメリットです。ただし、将来的に、金融政策の転換や経済情勢の変化などで金利が上昇した場合、毎月の返済額が増えるため、完済するまで返済額は確定しません。

▶【4,000万円を変動金利で借り入れた場合】などの適正価格を知る方法(無料)

3-2. 全期間固定金利(年2.5~3.5%)の返済額と安心感

4,000万円を全期間固定金利(年3.0%)で借り入れた場合の返済額は以下のとおりです。

  • 毎月の返済額:約15.4万円
  • 総返済額:約6,465万円

全期間固定金利は、完済まで返済額が変動しないため、金利動向に左右されることなく、長期の視点で返済計画を立てやすい点が強みです。

ただし、変動金利と比べると、かなり適用金利は高くなります。繰り上げ返済や金利上昇を考慮しなければ、4,000万円の借り入れに対し、総返済額は2,000万円以上変動金利より増えます。

▶【4,000万円を変動金利で借り入れた場合】などの適正価格を知る方法(無料)

3-3. フラット35(年2.26%前後)の返済額と特徴

4,000万円をフラット35(年2.26%)で借り入れた場合の返済額は以下のとおりです。

  • 毎月の返済額:約13.7万円
  • 総返済額:約5,791万円

住宅金融支援機構が提供する「フラット35」は、変動金利より金利水準は高いものの、家族構成や住宅性能などに応じて、当初5~10年、金利の引き下げを受けられます。

また、民間の金融機関より、年収に対して借り入れ可能額を増やしやすい点が特徴です。

3-4. 【比較表】金利タイプ別 月々の返済額·総返済額·メリット·デメリット一覧

以下の表は、金利タイプ別に月々の返済額と総返済額をまとめたものです。

 変動金利全期間固定金利フラット35
月々の返済額約10.6万円約15.4万円約13.7万円
総返済額約4,435万円約6,465万円約5,791万円
メリット・月々の返済額を抑えられる・返済計画が立てやすい
・金利上昇の影響を受けない
・返済計画が立てやすい
・省エネ住宅などで金利引き下げが適用される
デメリット・金利上昇による返済額が増えるリスクがある・月々の返済額・総返済額の負担が大きい・変動金利より返済額は増える
・頭金によって適用金利が変わる

同じ金融機関でも、金利タイプや商品によってメリット・デメリットがあります。目先の返済額だけで判断せず、家計や家族構成の変化、ライフプランに合わせて長期的な視点で選択することが重要です。

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4. 【頭金パターン別】総返済額はどう変わる?

住宅購入の資金計画において、自己資金や頭金の額は、毎月の返済額や総返済額に大きく影響します。

ここでは、以下の条件のもと、頭金の有無による違いを比較します。

試算条件

  • 金利:年0.6%(変動金利)
  • 返済方法:35年(元利均等返済)

4-1. 頭金なし(借り入れ4,000万円)

  • 月々の返済額は約10.6万円、総返済額は約4,435万円

物件価格の全額を借り入れる、いわゆるフルローンと呼ばれる形です。住宅購入のための自己資金は減らせますが、借り入れ金額が多い分、利息負担は増えます。

また、物件価格に対して借り入れ金額が大きいため、物件の市場価値の下落スピードによっては、将来家を売るときに、売却収入でローンを完済できない「オーバーローン」の状態に陥る可能性が高まります。

4-2. 頭金500万円(借り入れ3,500万円)

  • 月々の返済額は約9.2万円、自己資金込みの総負担額は約4,381万円

頭金ゼロと比べて、毎月の支払いを約1.4万円、総返済額で約54万円抑えられます。手元資金を一定程度残しつつ、返済負担も一定程度抑えられる資金計画です。

4-3. 頭金1,000万円(借り入れ3,000万円)

  • 月々の返済額は約7.9万円、自己資金込みの総負担額は約4,326万円

頭金ゼロと比べて、毎月の支払いを約2.7万円、総返済額を100万円以上抑えられます。物件価格の25%の自己資金を用意することで、ローン審査も有利に進めやすいでしょう。

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4-4. 【比較表】頭金パターン別の月々の返済額·総負担額

以下の表は、頭金の金額による総負担額や月々の返済額などの違いをまとめたものです。

 頭金なし頭金500万円頭金1,000万円
借り入れ金額4,000万円3,500万円3,000万円
月々の返済額約10.6万円約9.2万円約7.9万円
支払い利息約435万円約381万円約326万円
(頭金込みの)総負担額約4,435万円約4,381万円約4,326万円

頭金が多いほど返済額を減らせますが、住宅ローン返済は長期に及ぶため、万が一の生活防衛資金など、必要なお金は確保する必要があります。

吉満 博
吉満 博

マイホーム購入で頭金を入れる際、手元資金がショートしないように注意が必要です。

万が一に備える生活防衛資金(生活費の3〜6か月分)のほか、車の買い替えや子供の進学費用など、近い将来確実に必要となる現金は手元に残しておく必要があります。

さらに、引っ越しや家具・家電の購入などで現金支出が続くため、こうした出費を考慮したうえで、無理のない頭金の額を設定しましょう。

▶︎注文住宅の予算シミュレーション 住宅費用や住宅ローン返済額を簡単算出| HOME4U家づくりのとびら

5. 住宅ローン4,000万円で後悔しないための5つのポイント

4,000万円の住宅ローンで後悔しないために、チェックすべき5つのポイントを解説します。

5-1. 返済負担率は手取りベースで25%以内に抑える

  • 手取りの25%以内の返済負担率が安全圏

金融機関の審査で借りられる金額と無理なく返済できる金額は異なります。そのため、税金や社会保険料が引かれた後の手取りを基準に、返済計画を考えることが大切です。

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返済額を手取りの25%以内に抑えることで、生活費の上昇や将来のための貯蓄などを含めて、長期的に安心できるマイホームの購入が実現できます。

5-2. 変動金利なら金利2%上昇シナリオで返済額を試算する

  • 変動金利の金利上昇をシミュレーションする

例えば、4,000万円の融資を受けて、当初0.6%で借り入れた金利が5年後に2.6%に上昇すると、毎月の返済額は約3.4万円増えます(35年返済・元利均等で試算)。この返済額の増額により、日々の生活や必要な貯蓄などへの影響をしっかりとシミュレーションすることが大切です。

なお、変動金利の5年ルールが適用され、実際の返済額は5年間変わらなくても、利息負担は増え、元本の減りは遅くなります。

吉満 博
吉満 博

変動金利には、金利上昇時も5年間は返済額が変わらない「5年ルール」と、見直し後の返済額が従来の125%を上限とする「125%ルール」があります。

一見安心に思えますが、返済額の中で利息の割合が増えるため元金の減りが遅くなる点に注意が必要です。さらに金利が上昇し、月々の返済額を利息が上回ってしまうと「未払利息」が発生するリスクもあります。

▶【変動金利の金利上昇】などの適正価格を知る方法(無料)

5-3. 教育費·老後資金とのバランスをライフプランで確認する

  • 将来の教育資金や老後資金を踏まえた返済計画を確認する

子供の大学進学などで教育費が増える時期や、定年退職で収入が減る時期にローン返済が重なると、家計が苦しくなる可能性があります。

ファイナンシャルプランナーなどに相談し、必要な貯蓄ができるか、あるいは将来の家計収支が赤字にならないかなど、ライフプランで確認することが重要です。

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5-4. 補助金·減税制度を最大限活用する

  • 国や自治体の補助金・減税制度を有効活用する

資金計画や返済計画を最適にすると同時に、国や行政が用意している住宅購入者向けの支援策を最大限活用することが重要です。

2026年から始まる「みらいエコ住宅2026事業」では、省エネ性能の高い新築住宅を建てる子育て・若者夫婦世帯などに最大125万円の補助金が出ます。また、年末のローン残高に応じて税金が戻ってくる住宅ローン控除も、住宅性能に応じて、大きな節税効果を得られます。

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5-5. 複数の金融機関で事前審査を受けて比較する

  • 最初から1社に絞らず複数の金融機関を比較検討する

金融機関によって金利水準だけでなく、借り入れ時の事務手数料や万が一の病気に備える団体信用生命保険(団信)の保障は異なります。

不動産会社や住宅会社がすすめる金融機関だけではなく、3〜4社で事前審査を受け、自分に最適な借り入れ先を見つけることが重要です。

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6. 住宅ローン4,000万円のメリット·デメリット

ここでは、4,000万円の住宅ローンを組むメリット・デメリットを解説します。

6-1. メリット

  • 低金利の状況で、家賃と同等以下の返済負担で資産形成できる
  • 団体信用生命保険で、万が一の際にローン残高がゼロになる保険効果を得られる

低金利の変動金利を利用することで、家賃と同じくらいの負担で、最終的に不動産という資産を手に入れられます。また、団体信用生命保険により、契約者に万が一の不幸や病気があった場合、保険金でローン残高がゼロあるいは軽減されるため、残された家族は住居費の心配がなく住み続けられます。

吉満 博
吉満 博

国土交通省の調査によると、新たに住宅ローンを組む人の約8割が変動金利を選んでいます。他の金利タイプより金利水準の低い変動金利では、金融機関の間で明確な金利差が出にくい状況です。

そのため、表面的な金利の低さだけで借入先を判断するのではなく、万が一の病気などに備えられる団体信用生命保険の手厚さや保障内容をしっかりと比較検討することが重要になります。

6-2. デメリット

  • 長期にわたる返済期間中、金利変動リスクがある
  • 返済負担が大きいと家計の柔軟性が低下する
  • 病気などで収入が減ると返済が困難になる可能性がある

住宅ローンは、20年、30年といった長期の返済が前提となり、その間、金利上昇リスクを抱えることになります。また、会社の業績悪化や病気などで収入が減った際、家計を圧迫して毎月のローン返済が困難になる可能性があります。

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7. よくある質問(FAQ)

Q1: 住宅ローン4,000万円の月々の返済額はいくら?

A: 変動金利(0.6%)で約10.6万円、フラット35(2.26%)で約13.7万円(返済期間35年・元利均等返済)です。

変動金利の安さは魅力的である一方、長期的に金利上昇時のリスクをシミュレーションをすることが重要です。

Q2: 年収はいくらあれば4,000万円の住宅ローンを組める?

A: 安全に返済を続けるための目安は、年収570万円以上です。

金融機関の審査では、年収570万円以下でも通る可能性がありますが、「借りられる金額」と「無理なく返済できる金額」は異なります。無理なく返済を続けるには、年収570万円以上(年収倍率7倍以内)を目安としてください。

Q3: 住宅ローン4,000万円で頭金はいくら必要?

A: 頭金ゼロでも借り入れは可能ですが、物件価格の10〜20%(400万〜800万円)を用意するとさまざまな返済リスクを抑えられます。

借り入れ金額を減らすことで、金利上昇リスクの影響を小さくできるだけでなく、家計の柔軟性も上がります。将来、家を売る時に、売却収入でローンを完済できない「オーバーローン」のリスクを軽減することも可能です。

Q4: 住宅ローン4,000万円を40年返済にするとどうなる?

A: 35年返済とくらべて、変動金利(0.6%)の場合、月々の返済額は約1.2万円、フラット35(2.26%)では、約1.1万円下がります。一方、総返済額では、変動金利は約65万円、フラット35は約289万円増えます。

返済期間の長期化により住宅ローン返済がリタイア後まで続く場合、老後の生活にも影響する点に注意が必要です。

Q5: 4,000万円の住宅ローンがきついと感じたらどうすればいい?

A: 家計を見直し、それでも返済がきつければ、金融機関との返済条件の変更や借り換えを検討しましょう。

まずは、毎月の固定費を見直し、徹底的に無駄を削減しましょう。それでも、返済が厳しい場合は、早めに金融機関に相談し、返済期間延長や元金据え置きなどの返済条件を交渉したり、他行への借り換えを検討したりしてみてください。

8. まとめ

4,000万円の住宅ローンを組んで後悔しないためには、以下の点を確実に押さえておくことが重要です。

  • 安全に返済を続ける年収の目安は570万円以上
  • 返済額は手取り月収の25%以内に収める
  • (変動金利の場合)金利上昇のシナリオを想定する
  • 国や自治体の補助金、減税制度を有効活用する
  • 複数の住宅ローン商品を比較検討する

長期間の返済が前提となる住宅ローンでは、将来の教育費や老後資金も考慮し、余裕のある返済計画を立てることが大切です。

吉満 博
吉満 博

4,000万円の住宅ローンを組む際、最適な頭金の額や返済期間・金利タイプの選択、団体信用生命保険の特約の有無などは、ご家庭の事情により一人ひとり異なります。

大切なことは、将来の教育費や老後の収入減を織り込み、完済まで見据えた長期的な視点で住宅ローン選びと返済プランを考えることです。

そのためには、住宅購入に詳しいファイナンシャルプランナーへ相談し、専用のライフプランを作成してもらうことも有効な方法です。

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この記事の編集者

「家づくりのとびら」編集部

NTTデータグループ会社が運営する注文住宅相談サービス「家づくりのとびら」編集部です。難しい住まいづくりの情報を、わかりやすく正確にお伝えします。記事は不動産鑑定士や宅地建物取引士などの不動産専門家による執筆、監修記事がメイン。初めての住まいづくりをサポートします!

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