スキップフロアの代表的な間取りタイプ4つ!後悔しないポイントは?

家の間取りで最近人気がある間取りといえば、「スキップフロア」です。壁や間仕切りを使わず床の高低の段差や階段で、部屋の境界をつくることで、有効に空間を活用することができる点が評価されています。

本記事では、機能性とおしゃれを両立させるテクニックである「スキップフロア」について以下の点を解説していきます。

この記事を読んだらわかること!

  1. スキップフロアの間取り事例
  2. スキップフロアのメリット・デメリットとその対策
  3. スキップフロアを生かした家づくりが得意なハウスメーカー

スキップフロアとは何なのか知りたい方、スキップフロアを有効に使いたい方はぜひ一読し、後悔のない家づくりにお役立てくださいね。

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こだわりに沿った間取りをつくるコツについては「こちら」の記事もご覧ください。

1.オシャレな間取りによくある「スキップフロア」とは?

オシャレな間取りによくある「スキップフロア」とは

スキップフロアとは、高さを変えたフロアを数段の階段などの段差で繋げて、天井高や奥行きを強調させ、ひとつの空間をつくる建築技法です。

スキップフロアではなく、ステップフロアと表記される場合もありますが、同じ意味を表わしています。

2つのフロアの間にスキップフロアを作る場合、1階と2階の中間の位置にあるフロアを中二階(1.5階)2階と3階の中間の位置にあるフロアを中三階(2.5階)と表記することもあります。
また、半地下という形で空間を作ることもできます。

扉や壁などで空間を区切らずに、空間の機能を分けることができるため、以下のように、空間を効率的に使いたい方におすすめです。

  • 広いリビングなどの空間を分けたい
  • 家族の共有空間や子どもの遊び場、収納スペースなどを作りたい
  • 簡易的に独立したスペースを確保したい

2.スキップフロアは広い間取り以外でも有効!

スキップフロアはリビングなどの大きな空間に隣接する位置に別の空間を繋げて作ることが多いのですが、広い空間がある間取り以外にも、さまざまな活用方法があります

スキップフロアを有効に使える家

  • リビングや踊り場、廊下などに広い空間が作れる家
  • 小さな土地に建てられる狭小住宅
  • 傾斜や高低差がある土地に建てられる変形住宅
  • ワンフロアの平屋
  • 多くの収納スペースが必要な家 など

スキップフロアは間仕切りがないため、小さな空間を分ける場合でも、空間を広く見せることができます。また、傾斜や高低差がある土地や建物の場合、そのままスキップフロアに活用できるというメリットがあります。

すでに建物の強度が確保される構造になっているため、将来、仕切り壁で空間を分けたい場合、強度を気にせずリフォームすることができます

3.スキップフロアの間取り実例4パターン

空間が垂直方向に繋がって広がるので、部屋を水平方向に並べるよりも間取りの自由度が高くなります。

スキップフロアには大きく分けて4つのタイプがあり、それぞれ違った目的と存在感を持っています。

スキップフロアのパターン

  • 中二階(1.5階)タイプ:階段途中に設置
  • 中二階(1.5階)タイプ:ワンフロアに設置
  • 半地下タイプ
  • ロフトタイプ

以下より各タイプの代表的な間取りをご紹介します。

3-1.中二階(1.5階)タイプ

中二階(1.5階)タイプのスキップフロアは、以下のようなケースが考えられます。

  • 1階から2階に上がる「階段の途中」にスキップフロアを作る
  • 1つのフロアに段差のあるスキップフロアを作る

階段の途中に作る場合、1つのフロアに作る場合の2つの間取り実例を見ていきましょう。

上下階の中間、階段の途中の位置にあるスペース

上下階の中間、階段の途中の位置にあるスペース1F
上下階の中間、階段の途中の位置にあるスペース2F

階段の途中の踊り場にスペースを作って、本棚とカフェテーブル、小さなイスなどを置きます。階段の導線脇にあるので家族が立ち寄りやすく、リビング以外でも自然と団らんの場所になります。
階段がほかの居室から見えにくい位置にあるなら、子どものおもちゃなど目線を避けたい物を置くスペースとしても活用することができるでしょう。

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段差で作るステップフロア

段差で作るステップフロア1F
段差で作るステップフロア2F

二世帯住宅で1階が親世帯、2階が子世帯となっています。
2階のリビングとダイニングキッチンの下にスキップフロアを作り、子供たちが遊ぶ「キッズスペース」と「収納スペース」に活用しています。こうすることで、リビング、遊びのスペース、食事のスペースを意図的に隔てることができます。

また、高さと視線の方向がずらせるので、キッズスペースを隠すことで、来客時におもちゃを片付ける必要がなくなり、来客時のストレスもありません。子どもたちも、気分や目的に応じて家の中のスペースを移動することができます。
キッズスペースと寝室が上下左右で隣接していないことも、室内の騒音対策として大切です

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3-2.半地下タイプ

半地下タイプは、リビング内でも一部を独立させたい場合に、用途に適した位置を少し下げてスペースを作ります。垂れ壁などを付けて物理的に少し独立させれば、直接見えにくくなるので、荷物などをまとめて置くことも可能です。

部屋の一部を一段下げて独立したスペースを作る

部屋の一部を一段下げて独立したスペースを作る1F
部屋の一部を一段下げて独立したスペースを作る2F

1階リビングにつながるフリースペースは、完全に部屋として分離していないため、荷物を取り出しやすく、使い勝手の良い収納スペースとしても活用できます。また、小さくてまだ目が離せない幼児を遊ばせるスペース、または宿題をするスペースなどに使うなら壁などは設置せずオープンにしておき、見守りながら、コミュニケーションが生まれる場所にしてみてはいかがでしょうか。

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3-3.ロフトタイプ

ロフトは屋根裏部分、フロア上部に収納やスペースを作り、はしごや階段を使って行き来するスペースです。

平屋の屋根裏ロフトをスペース活用

平屋の屋根裏ロフトをスペース活用

リビング部分を吹き抜けにすることで、開放感を出し、さらに和室の上にロフト空間を広げています。
ロフトは来客用の就寝スペースとしても使えるほか、低頻度の大きなもの(キャンプ・ゴルフバッグ・季節衣料)などが収納できます。目線より上の位置にあり、はしごを掛けて使いますので、見えてほしくないものや滅多に使わない大型の物の収納に適しているでしょう。

子どもにとっては秘密基地のようでもっとも人気があり、設置事例が多いのもロフトタイプのスキップフロアです。

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4.スキップフロアのメリット6つ・デメリット4つ

スキップフロアにあるメリットとデメリットをご紹介します。

4-1.メリット

よくある間仕切り壁と階段ではなく、2段階になった階段に中空のステージ、そして簡易のパーテーションは、広い空間をよりおしゃれに見せるオブジェのような働きをしています。

(1) 空間のつながりがオシャレ

段差で空間を分けることで、一つのフロアをより立体的に見せることができるため、スキップフロアがあるだけで、ぐんとおしゃれな雰囲気を演出することが可能です。
部屋を平面でつなげるのではなく、垂直でもない緩やかな縦方向で繋がるため、独特な空間の広がりを演出することができます。

また、一言スキップフロアといっても、どのように空間をつなげるかという点で、それぞれの個性を出すことができます。
空間をはさんでコミュニケーションを取りやすくしたい場合は、手すりを付けて話しやすくしたり、腰かけやすい段差でつないだりするとよいでしょう。

(2) 壁や扉の圧迫感がなく開放的

スキップフロアには壁がありません。そのため、壁や廊下がある間取りと比較して、圧倒的に開放感を感じることができます。リビング・ダイニングではない場所で読書をしたり軽作業をしたり、お茶を飲んでくつろいだりするときにも使えます。

また、移動で迂回する導線になりづらく、家族同士の導線がかち合うことが少ないので、効率の良い動きができます。
さらに、家の換気がしやすいというメリットもあります。風通しが良いのは、昨今の新型コロナウイルスの感染症対策に有効ですし、湿気対策も取りやすいので、うれしいポイントといえるでしょう。

(3) 光が遮られずに明るい

壁に囲まれた部屋は窓以外から光が入りませんが、壁を作らず、スキップフロアにすることで、隣接するリビングや廊下・階段の窓から光が差し込み、スキップフロアが明るくなります

また、スキップフロアに窓を作り、その光を隣接する空間に届けることも可能です。相互的に採光を増やすことができるため、より明るく開放的な空間をつくり出すことができます。
断熱性に配慮することで、日光の暖かさが空間にとどまり、より快適に過ごすことが可能となります。

(4) 実質の「使える」床面積が増える

スキップフロアは、一部屋を壁で仕切っていたら廊下が必要になりますが、壁を立てずにスキップフロアとして広く使えば、スペースとして利用できる床面積が増えることとなります。

また建築の規模や構造に対する制限が厳しいエリアにおいては、建築コストを抑えるためにスキップフロアを導入し、建築物のフロア数や床面積を抑えることがあります

例えば防火地域や準防火地域に指定されている地域では、類焼などの火災のリスクを最小限に抑えるために、建物の高さや床面積によって、防火ドア・防火窓・排煙システムなどの設置義務が課される場合があります。
ちなみにこの基準を満たす防火設備を導入した場合には、一般的な住宅と比較して建築コスト10 ~ 15%ほどの費用が別途かかります。

そのような理由からも、建物が密集して防火地域などに指定されているエリアでは、フロア数を減らす対策としてスキップフロアがよく使われています。

(5) 家族間のコミュニケーションが増える

スキップフロアは壁で仕切られた部屋ではないため、自然と互いの存在を感じることができ、家族間のコミュニケーションを取りやすくなります。
なかでも、リビングにスキップフロアを設ける理由の多くは、こうした通路がリビングにあることで必然と顔を合わせる機会が増え、コミュニケーションに繋がるからだそうです。

また、スキップフロアはリビング学習にも向いています。これは子ども部屋ではなくリビングに勉強するスペースを作る方法です。勉強はわからないとつまずき、机に向かう気持ちがなくなってしまいます。そこで、大人や家族に質問できる場所で勉強することで、問題を解決しながら進めることができます。

また、子どもは親と同じ空間にいることで気持ちが安心するばかりではなく、今日一日にあったことを自然に話し合う習慣が生まれます。子どもの変化にも気づいてあげられるため、より友好な関係を築くことができるでしょう。

(6) 収納、子ども部屋・書斎などさまざまな活用方法がある

スキップフロアのスペース用途をひとつに限定する必要はありません。ライフスタイルやその時期に応じて活用方法を変えることができるため、空間の利用率が高まります。

キッチンや仕事スペースから見える位置にあるスキップフロアを作る場合、子ども部屋にして遊ばせておくことで、変化に気づく範囲で家事や仕事をこなすことができます
子どもが大きくなったら、収納スペースに切り替えたり、親の仕事や趣味の部屋にしたりすることも可能です。

また、昨今は新型コロナウイルスの感染対策から、出勤せずに自宅で仕事をすることや、休校のために家で長時間学習する機会が増え、ライフスタイルの変化も進んでいます。
そのため、ワークスペースを前提とした家づくりは、最近のトレンドであり、スキップフロアを仕事や学習に活用するケースも増えています

4-2.デメリットと対策

スキップフロアには、部屋同士が壁や扉で分かれていないことによるデメリットがあります。
しかしデメリットでも対策をしてそのマイナス部分を補えば、デメリットに感じないほどまで改善することができます。ぜひ対策とあわせてご覧ください。

(1) 間取りの設計が難しい

階層が複雑になるため、部屋のつながりを把握するのが難しく、快適な家の設計には経験とテクニックが必要です。設計や施工例がたくさんあり、多くのノウハウを持つハウスメーカーに依頼するのが安心です。

ここがポイント!
プロ・専門家の視点

スキップフロアを取り入れた家を建てたいなら、「スキップフロアの間取り提案や施工事例が多いハウスメーカーを探すこと!」が大切です。営業担当者の話だけでなく、口コミや第三者の意見をしっかりと収集しましょう。

建てたい家の条件やエリアに応じたハウスメーカーの絞り込みは、中々時間と手間がかかる作業です。しかし、家づくりで最も大切な選択といっても過言ではありません。
お悩みの方は、ぜひ一度「HOME4U 家づくりのとびら」の無料相談サービスのご利用をご検討ください。

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(2) バリアフリーではない

そもそも階段を使う間取りとなるため、バリアフリーの逆を行きます。高齢者や乳幼児には危険となる可能性があるため、家族構成によっては以下のような対策を検討しましょう。

  • 主要な導線にステップフロアを作らない。もしくは高低差のない動線も配置する。
  • 段差を小さくして、負担を少なくする。
  • 段差を座りやすい高さにし、ベンチとして使えるようにする。
  • 手すりなどを設置する際には、落下の恐れがあるため、落ちないように対策をする。
  • 利用頻度の高いものはステップフロアに収納せず、頻度の低いものだけを置く。
  • 足腰に不安が出てきたら、リフォームで段差をなくす。

(3) 遮音性やプライバシーがない

スキップフロアの場合、視線や音を遮る壁がないため、段差で空間が分かれていても、お互いの声や存在感は隔てることができません。ある程度は高さでメリハリがつけられていますが、必要に応じて、以下のように目線を外す対策も検討しましょう。

  • 座る向きを変える。
  • すりガラスなどのパーテーションを設置する。

子どもが大きくなって自分の部屋がほしくなるときに備えて、簡易的な仕切りを作ることで個室として使えるように想定して間取りを考えてみるのもおすすめです。

(4) 空調の効率が悪い

スキップフロアは空間が縦に繋がっていますので、空気の移動が縦方向に抜けます。その分、空調の効きを考慮しながら設置するのがよいでしょう。

場合によってはシーリングファンやサーキュレーターを使って空気の流れを制御して、室温や湿度の調整をするなど快適な環境に近づくよう調整してください。

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5.スキップフロアでおすすめのハウスメーカー5社

スキップフロアを間取りに取り入れた家づくりをしたい方におすすめのハウスメーカーをご紹介します。

5-1.ヤマト住建


ヤマト住建

出典:ヤマト住建 公式HP

ヤマト住建は高気密・高断熱の家を低価格で実現するハウスメーカーで、スキップフロアの間取りを実現するだけでなく、フロア数が多い分、配慮が必要となる「断熱性」にもスポットを当てた家づくりを実現することができます。

「piks(ピックス)」:スキップフロアの家

「piks(ピックス)」:スキップフロアの家

引用元:ヤマト住建「スキップフロアの家 piks(ピックス)」

2.5階建ての住宅商品で、スキップフロアを活用して、延べ床面積をしっかりと確保したい方におすすめです。土地が狭い場所でも、開放感と広さを両立する家を建てることができます。

1階にリビング、1.5階にキッチンダイニング、半地下部分にインナーガレージや土間があり、趣味のスペースも十分に確保することができます。また、2階には寝室だけでなく、はしごなしで使えるロフトも設置されており、小さな部屋としても活用することができます。

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5-2.ミサワホーム


ミサワホーム

出典:ミサワホーム 公式HP

「蔵のある家」が人気のミサワホームは、ステップフロアを上手に活用した注文住宅づくりでも好評です。2021年もグッドデザイン賞を受賞し、住宅業界では初の32年連続受賞の記録をもっています。

「蔵のある家」:スキップフロアや収納空間を活用

ミサワホーム「選べる12の蔵|大収納空間「蔵のある家」」

引用元:ミサワホーム「選べる12の蔵|大収納空間「蔵のある家」」

「蔵」という日本古来の収納スペースを家の中に作るという発想をカタチにしたのは、ミサワホームの作る家の大きな特徴です。
蔵の上にステップフロアを作るなど、大いに活用することができ、おしゃれなデザイン性と性能も両立させます。多様な提案力もあるため、間取りにもこだわりたい方におすすめです。

「蔵のある家」は、「CENTURY」「Genius」「Genius UD」などの住宅商品で活用することができます。

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5-3.セキスイハイム


セキスイハイム

出典:セキスイハイム 公式HP

セキスイハイムは鉄骨造と木造の家づくりをするハウスメーカーです。強い構造をもっているため、多彩なステップフロアの提案を得意としています。
いま注目されている「太陽光発電システム」を活用した家づくりには、定評があります。また、基礎断熱を標準仕様に採用しており、足元の暖かい快適な空間づくりを前提とした家づくりが可能です。

「デシオ」:鉄骨の三階建て住宅

鉄骨系住宅 デシオ【DESIO】

引用元:セキスイハイム山陽株式会社「鉄骨系住宅 デシオ【DESIO】|商品ラインナップ」

三階建てで、しっかりと高さをとった住宅商品のため、ステップフロアをつくっても、快適に生活することができます。二世帯住宅やオフィス兼自宅を検討している方にもおすすめです。

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5-4.三井ホーム


三井ホーム

出典:三井ホーム 公式HP

三井ホームは間取りの提案力に対する評価が高いハウスメーカーです。ライフスタイル・こだわり・デザイン・住宅のタイプにご要望を分けて、そこからさらに深掘りしてお客様のニーズを拾い上げるという手法をとっています。

「SCALA(スカーラ)」:おしゃれな開放感を実現

三井ホーム「SCALA(スカーラ) | 戸建住宅」

引用元:三井ホーム「SCALA(スカーラ) | 戸建住宅」

「SCALA(スカーラ)」は、スキップフロアを活かした住宅商品です。おしゃれな片流れの屋根を吹き抜けにして、リビングを明るく照らします。
また、半地下と1.5階のステップフロアを重ねて作ることで、動線も無駄がなく、延べ床面積を広げることができます。個人の空間と共有空間を両立しながら、開放的でおしゃれな間取りを実現することが可能です。

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5-5.積水ハウス


積水ハウス

出典:積水ハウス 公式HP

積水ハウスは、先進技術をふんだんに盛り込んだ設備と、より一層の潜在ニーズを掘り起こした木造・鉄骨造の設計が自慢です。
研究開発や生産体制の強化に妥協は無く、また環境との共生にも力を入れて、自然や街並みとの共存を大切にします。また、鉄骨の地震動エネルギー吸収システムやダンパー構造で地震の脅威から家を守ります。

シャーウッド:木造の強固構造

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引用元:積水ハウス「The Gravis ザ・グラヴィス(シャーウッド)」

「鉄骨造のイメージが強い積水ハウスですが、独自の技術で強い構造を実現した木造住宅商品の「シャーウッド」も人気です。モダンなデザインの外観で、1~3階建てを実現することができます。もちろん、しっかりとした構造があるため、大空間やステップフロアも活用することができます。

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以上が、スキップフロアを取り入れた注文住宅を建てたい方におすすめのハウスメーカー5社です。
他にもさまざまな強みを持ったハウスメーカーを比較しながら、自分たちに合った1社に絞り込んでいってくださいね。

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まとめ

スキップフロアの配置した間取りデザインは、用途や導線が上手く機能したときに大きな満足感を得ることができます。また、自然で深いコミュニケーションを作ろうとする姿勢は、家族との生活をつくり、よりよい関係を作り出すきっかけとなるはずです。

いくつかのデメリットはありますが、それらをメリットに転換する対策がありますので、ぜひスキップフロアの良さを味わってください。

本記事で解説した内容は以下の通りです。

この記事のポイント

スキップフロアとはどんな間取りなの?

壁や扉でなく、段差で空間を分けてつなげる間取り。半地下、1.5階(中二階)、2.5階(中三階)などとも呼ばれます。

スキップフロアの活用方法は?

  • リビングや踊り場、廊下などつながる空間を活用できる
  • ワークスペース、学習スペース、収納スペースなどさまざまな用途で活用できる
  • 狭小住宅」を有効に使える
  • 傾斜や高低差がある土地に建てられる「変形住宅」を生かせる
  • ワンフロアの「平屋」を広く使える

スキップフロアのメリットは?

  1. 空間のつながりがオシャレ
  2. 壁や扉の圧迫感がなく開放的
  3. 光が遮られずに明るい
  4. 実質の「使える」床面積が増える
  5. 家族間のコミュニケーションが増える
  6. 収納、子ども部屋・書斎などさまざまな活用方法がある

スキップフロアのデメリットは?

  1. 間取りの設計が難しい
  2. バリアフリーではない
  3. 遮音性やプライバシーがない
  4. 空調の効率が悪い

スキップフロアのメリット・デメリットについて詳しく知りたい方は、「4.スキップフロアのメリット6つ・デメリット4つ」をご参照ください。


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この記事の編集者

「家づくりのとびら」編集部

NTTデータグループが運営する注文住宅相談サービス「家づくりのとびら」編集部です。難しい住まいづくりの情報を、わかりやすく正確にお伝えします。記事は不動産鑑定士や宅地建物取引士などの不動産専門家による執筆、監修記事がメイン。初めての住まいづくりをサポートします!

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