- 変更日:
- 2024.11.28
注文住宅にゲーム部屋をつくるなら、設計段階でこだわることが大切です。
ゲーム部屋の設計のポイント
- 使う人に合った場所に配置する
- 使う人数に合った広さにする
- 収納スペースを広めにする
- ゲーム以外の趣味にも使えるようにする
間取りや設備、配線にこだわった部屋をつくれば、思う存分ゲームを楽しめます。
快適なゲーム部屋づくりのために、この記事では以下の内容を解説します。
この記事でわかること
- ゲーム部屋のある注文住宅の間取り例
- ゲーム部屋をつくるときの注意点
- ゲームもできる趣味部屋・空間のアイデア
ゲーム部屋をつくるのにおすすめのハウスメーカーも解説するので、ぜひ最後までご覧いただき、満足度の高いゲーム部屋を実現させてくださいね。
さまざまなこだわりの間取りを見たい方は「注文住宅のこだわり別おすすめ間取り」の記事もご覧ください。
目次
1.ゲーム部屋のある注文住宅の間取り3選
間取りを自由に設計できる注文住宅なら、こだわりのゲーム部屋をつくることが可能です。
理想のゲーム部屋を実現するために、まずは利用者を考えてみましょう。
ここでは、ゲーム部屋の利用者が「1人」「家族」「友人」の3パターンに分けて、間取り例を紹介します。
1-1.【1人】でゲームを楽しむ間取り
1人でゲームをすることが多いなら、1~2畳程度のゲーム部屋がおすすめです。
敷地や床面積に制限がある場合でも、1~2畳程度ならほかの部屋を圧迫しません。
たとえば、1階にLDKと水回り、2階に個室という間取りなら、個室の集まる2階に小さなゲーム部屋を設置してみてはいかがでしょうか。
特定の個室内にないため、住む人みんなが共有できるのもポイントです。
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1-2.【家族】でゲームを楽しむ間取り
家族みんなでゲームを楽しむことが多いなら、リビング兼ゲーム部屋とするのはいかがでしょうか。
大きなテレビにゲーム機を接続すれば、迫力ある映像を楽しみつつ、大勢で同時にプレイすることも可能です。
LDKではなく、リビングとダイニング・キッチンを分けた間取りにすると、おしゃべりを楽しみたいときはダイニング、ゲームを楽しみたいときはリビングに集まるようになり、楽しみ方を切り替えやすくなります。
このとき、複数のゲーム機やコントローラーで配線が複雑になることがあるため、コードを収納できるスペースを確保しておくことをおすすめします。
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1-3.【友人】と楽しむゲーム間取り
友人とゲームを楽しむ機会が多いなら、個室が集まる階層やプライベート空間であるリビングなどにはゲーム部屋をつくらないほうがよいでしょう。
玄関近くにゲーム部屋をつくれば、居住者の誰かが友人と遊んでいるときも、ほかの居住者はLDKでテレビを観たり、食事をしたりとくつろぐことができます。
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以上が、ゲーム部屋のある注文住宅の間取り例です。
もちろん、注文住宅は建てる土地やオーナーの要望、予算など、さまざまな要素によって1戸1戸最適なプランが異なります。
自分に合ったゲーム部屋のプランを見つけるには、実際にハウスメーカー・工務店からプランを提案してもらい、複数比較していくしかありません。
しかし、全国に数万社あるといわれているハウスメーカー・工務店の中から自分に合った数社をピックアップし、1社ずつプランを提案してもらうのはとても時間や手間がかかります。
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実際の建築実例を見てみる(無料) ▶2.ゲーム部屋をつくるときに注意したいポイント
快適にゲームを楽しむためには、次の3つのポイントを押さえてゲーム部屋をつくりましょう。
ゲーム部屋づくりのポイント
- コンセントを多めにつくる
- 広い収納スペースを確保する
- インターネット環境を整える
それぞれのポイントが重要な理由について解説します。
2-1.コンセントを多めにつくる
通常、1つのコンセントで利用できる電流は15A(アンペア)です。
電圧を100Vとすると、消費電力1,500Wまでの電気機器を使用できます。
しかし、テーブルタップなどを使ってタコ足配線をすると、1つのコンセントにかかる消費電力が1,500Wを超えてしまう場合があります。
消費電力がオーバーすると、コードやコンセント部分が発熱し、発火する可能性もあります。
安全にゲームを楽しむためにも、コンセントを多めにつくり、タコ足配線をしないようにしてください。
2-2.広い収納スペースを確保する
ゲーム専用のコントローラーや、ゲームの世界観を表現した雑誌やフィギュアなど、ゲーム関連のグッズがどんどん増えていくかもしれません。ゲーム部屋が散らからないように、広い収納スペースを確保しておきましょう。
収納スペースが広ければ、将来的にゲーム部屋以外の用途で使いたくなった際にも部屋を使いやすくなります。
壁に棚をつくりつけておけば、地震の際にも倒壊しにくくなるため安心です。
2-3.インターネット環境を整える
オンラインゲームを楽しむなら、インターネット環境を整えておくことは必須です。
Wi-Fiは無線通信となり安定性に欠けるため、できれば有線通信を準備しておきましょう。
光ファイバーを直接家まで引き込むタイプの光回線なら、安定感があり、高速でインターネット通信を利用しやすくなります。
光回線のなかには、ping値※の小さなゲーム用のインターネット回線もあります。ゲームにこだわる方は、専用回線も検討してみましょう。
※ping値 …デバイスとサーバーの間でデータを送受信するときにかかる時間。ping値が低ければ低いほど、タイムラグが少ない。30ms(ミリ秒)以下であれば問題なくオンラインゲームを楽しめ、15ms以下なら素早い反応を必要とされるシューティングゲームも快適 といわれている。
以上が、ゲーム部屋をつくる際の注意点です。
ゲーム部屋づくりはわくわくする反面、専門的な知識が必要な場面もあるため、自分たちだけでプランを立てるのが難しいこともあるかもしれません。
おすすめは、あらかじめ注文住宅の相談窓口を利用しておくことです。
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3.ゲームだけじゃもったいない!趣味部屋・空間アイデア
ライフスタイルが変化したり趣味が変わったりすると、ゲーム部屋の整理整頓うまくできずに物であふれかえったり、デッドスペースになったりすることもあるため、検討時にはよく考えてから決定する必要があります。
しかし、最初から「趣味部屋・空間」と設定しておけば、将来的に使わなくなった際にも空間を無駄なく活用できるでしょう。
ここでは、ゲームも楽しめる「趣味部屋・空間」のアイデアを紹介します。
3-1.リビングの一角を区切った趣味空間
リビングの一角を壁や本棚などで区切り、趣味空間として活用するのはいかがでしょうか。
家族や知人とゲームをするときに使えるだけでなく、漫画部屋や読書室としても使えます。
インターネット通信とコンセントを万全に整えておけば、ワーキングスペースとしても利用できます。
日中はテレワークをする場所として使い、夜はゲーム部屋として使うのもよいでしょう。
▶【リビングの中の趣味空間】など、間取りプランを比較する(無料)
3-2.みんなが使いやすいオープンな趣味空間
趣味部屋として区切らず、リビングやオープンスペースにゲーム用のパソコンを配置するのもおすすめです。
横長のテーブルを置けば、2~3人同時にゲームを楽しめます。
広いテーブルがあれば、プラモデルや手芸などの細々としたパーツや用具を必要とする趣味も楽しみやすくなります。
勉強や仕事のスペースとしても活用しやすいでしょう。
2人、3人と並んで座れるため、子どもに勉強を教えるときにも便利です。
▶【オープンな趣味空間】など、間取りプランを比較する(無料)
3-3.狭さが落ち着く1畳スペース の趣味部屋
「趣味は1人で楽しみたい」と考えているなら、1畳程度の狭い趣味部屋もおすすめです。
テレワークをしている方なら、ワーキングスペースとしても活用できます。狭い空間のほうが仕事に集中できる方にとっては、普段よりも業務効率がアップするかもしれません。
また、お気に入りのフィギュアや趣味関連の雑誌などをまとめて、オタク活動の拠点にしてもよいでしょう。秘密基地のような広さなので、1人になりたいときにもぴったりです。
ただし、空間が狭いと熱や湿気がこもりやすくなるため、換気扇や小窓、エアコンをつけて快適に過ごせるようにしておきましょう。
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4.ゲーム部屋・趣味空間でおすすめのハウスメーカー・工務店
ゲーム部屋や趣味空間をつくるなら、自由度の高い設計が得意なハウスメーカー・工務店を選びましょう。
ゲーム部屋・趣味空間の実績が豊富なハウスメーカー・工務店なら、理想の空間を実現するためのアイデアやノウハウも豊富に持っています。
最後に、設計の自由度が高く、なおかつゲーム部屋・趣味空間の実績が豊富なハウスメーカー・工務店を解説します。
4-1.ユニバーサルホーム
ユニバーサルホームは、高性能の注文住宅にこだわるハウスメーカーです。
地熱を活用した独自のシステムで、1階全面に床暖房を標準装備しています。
また、37mmの厚さのある高性能外壁材と家全体を包み込む発泡ウレタンフォームの断熱材で、夏は涼しく冬は暖かい住宅を実現しました。
ユニバーサルホームのゲーム部屋・趣味部屋の特徴
ユニバーサルホームでは、家族の趣味生活を充実させる間取りや設備にも注力しています。
たとえば、キッチンと隣接したゲーム部屋で家事の合間にゲームを楽しめるようにしたり、アウトドアが好きな方向けに、アウトドア用品を収納したアトリエに車を直接つけられる構造にしたりとアイデアが豊富です。
ホームページには趣味に重きをおいた建築実例が豊富に紹介されているので、チェックしてみてください。
4-2.ヤマト住建
ヤマト住建は、長寿命・広い・安い・性能がよい住宅にこだわる注文住宅専門のハウスメーカーです。
近畿エリアと関東エリア、中部エリア、中国エリアに営業所や展示場があります。
ヤマト住建のゲーム部屋・趣味部屋の特徴
ゲーム部屋・趣味空間におすすめの住宅商品が「スキップフロアの家 piks」です。
空間を無駄なく活用するために、リビングよりも少し低めの土間フロアや、2階よりも少し高めのロフトなど、高さを少しずらすことで使いやすく快適な間取りを実現しています。
たとえば、土間フロアをゲーム部屋・趣味空間とすれば、リビングからすぐアクセスできるため家族や知人と遊びやすくなります。
リビングとは少し高さが異なるため、リビングでおしゃべりやテレビ鑑賞をする人の気配を感じつつ、土間でゲームなどに集中できるでしょう。土間フロアは音が響きにくいため、子どもの遊び場やトレーニングルームとしても活用できます。
また、1人でこもってゲームや趣味活動を楽しみたいなら、ロフトがおすすめです。
同一フロアのほかの空間は寝室や個室として区切られているため、1人だけの時間を楽しめます。
ロフトの高さは調整できるため、利用頻度や広さなどに合わせてアレンジも可能です。
出典:ヤマト住建 公式HP
4-3.テクノホーム
テクノホームは、埼玉県幸手市に拠点を置く工務店です。
規格住宅と自由設計の両方に対応し、埼玉県や千葉県、茨城県などで数百棟に及ぶ実績があります。
テクノホームのゲーム部屋・趣味部屋の特徴
テクノホームの自由設計では、趣味を楽しむ家づくりも実現できます。
たとえば、読書や映画鑑賞を楽しむスペースや、ゲーム・楽器演奏・カラオケを楽しむ部屋、プラモデルやフィギュアのコレクションルームなども形にしてきました。
ゲームに集中できるゲーム部屋をつくるなら、地下室やスキップフロアを利用した半地下などもおすすめです。
いずれも防音性が高いため、ヘッドフォンを装着せずに家族や友人と楽しむときにも適しています。
ほかにも、天井裏の空間を活かしたロフト・小屋裏部屋なども、ゲーム部屋におすすめです。
天井高や床面積などに注意をすれば建築面積を増やさずにロフト・小屋裏部屋をつくれるため、敷地が狭く、容積率の制限が厳しい場所でも趣味のための空間を確保できます。
出典:テクノホーム 公式HP
まとめ
ゲーム好きなら、ゲーム部屋のある家を夢見る方も多いのではないでしょうか。
ゲーム部屋にこだわらず「趣味部屋・空間」としてつくるなら、趣味が変わったときやゲームをしないときでも利用しやすくなります。
それではおさらいです。
この記事のポイント
ゲームのための家をつくるコツは?
- コンセントを多めにつくる
- 広い収納スペースを確保する
- インターネット環境を整える
詳細は「2.ゲーム部屋をつくるときに注意したいポイント」で解説しています。
家族のためのゲーム部屋の間取りは?
「1-2.【家族】でゲームを楽しむ間取り」で解説している間取りなら、リビング兼ゲーム部屋が叶い、家族みんなでゲームを楽しむことができます。
なお、「1.ゲーム部屋のある注文住宅の間取り3選」ではその他のゲーム部屋がある間取りも紹介しています。
ゲーム部屋兼趣味部屋をつくるには?
リビングの一角を区切ったり、オープンスペースを利用したりするとよいです。
詳細なイメージは「3.ゲーム部屋だけに使うにはもったいない!趣味空間アイデア」でお伝えしています。
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この記事の編集者