屋上がある間取り公開!注文住宅で実現するための費用相場や注意点

屋上のある家は、周囲からの視線を気にせずにプールやBBQが楽しめたり、日当たりのよい場所で洗濯物を干せたりできて憧れますよね。土地に限りがあり庭をつくれない場合も、屋上が屋外での楽しみが増えますよ。

しかし、屋上がある家を建てるなら、メンテナンスや費用についても把握しておかなければいけません。

そこでこの記事では、屋上がある家を作るメリット・デメリット、おすすめの間取り例や注意点、費用相場などをご紹介します。屋上がある家を作るならおすすめのハウスメーカー・工務店もご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

屋上がある家で実現できる理想の暮らし
自宅で気軽にアウトドア遮るものなくよく乾く洗濯物太陽の下、花や野菜を育てる
自宅で気軽にアウトドア遮るものなくよく乾く洗濯物太陽の下、花や野菜を育てる
屋上がある家を作るメリット
  • 人目を気にせずプールやバーベキューなどアウトドアの時間を楽しめる
  • 日当たりのよい場所で洗濯物を干せる
  • 家庭菜園やガーデニングを楽しめる
屋上がある家を作るデメリット
  • 雨漏りのリスクが高くなる
  • 建築費用が高くなる
  • メンテナンスに費用がかかる

屋上がある家の暮らしのイメージと間取り

・人目を気にせず子供がのびのび遊べる

都心部で敷地面積が広くない場合、駐車場をつくると庭をつくる余裕がないケースが多くあります。屋上をつくれば、子供やペットがのびのび遊べるアウトドア空間が手に入ります。屋上なら道路に面した庭のように人目も気にならないので、子供とビニールプールで遊んでも安心です。

1-1.【30坪台】プライバシーが確保された屋上がある間取り例

・自宅でキャンプ気分を味わえる暮らし

キャンプが趣味という方も、忙しくてなかなか遠出ができないという場合があるでしょう。屋上があれば、テントを広げるだけで、自宅キャンプを満喫できます。星空を観察したりバーベキューをしたり、自宅でありながら優雅な時間を過ごすことができるでしょう。

1-2.【30坪台】キャンプ気分を味わえる屋上がある間取り例

・愛犬が思い切り走れるドッグランがある暮らし

犬と暮らしている方のなかには、毎日散歩に連れて行ってあげたくても忙しくてできない方もいるでしょう。家に屋上があればドッグランとして使え、愛犬の運動不足解消にもつながります。人工芝やウッドチップなど犬の足に負担がかからない床材にすれば安心して思い切り走らせることができます。

1-5.【30坪台】ペットが思い切り遊べる屋上がある間取り例

こだわりに沿った間取りをつくるコツについては「こちら」の記事もご覧ください。

1.屋上がある家の間取り例5選

では、実際に屋上がある家はどのような間取りがあるのでしょうか。オススメの間取りを、こだわりポイントや居住者の感想と併せて5つご紹介します。

1-1.【30坪台】プライバシーが確保された屋上がある間取り例

屋上に高めの壁を付けしっかり視線除けした家

【30坪台】プライバシーが確保された屋上がある間取り例1F
【30坪台】プライバシーが確保された屋上がある間取り例2F
【30坪台】プライバシーが確保された屋上がある間取り例3F
居住者の感想家族や友達で集まってバーベキューもできます。
世帯夫婦+子供2人
延べ床面積35坪
間取り3階建て3LDK(+土間収納+バルコニー)
費用約1,500万円

3階建ての建物の屋上にバルコニーを設けた間取りです。高めの塀をつくることで周りからの視線を遮り、プライバシーに配慮した外空間を実現しています。テントを広げてキャンプ気分を味わったり、友人とバーベキューをしたりすることも可能です。

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1-2.【30坪台】キャンプ気分を味わえる屋上がある間取り例

半地下・スキップフロア・屋上で限られた敷地をフル活用した家

【30坪台】キャンプ気分を味わえる屋上がある間取り例1F
【30坪台】キャンプ気分を味わえる屋上がある間取り例2F
【30坪台】キャンプ気分を味わえる屋上がある間取り例3F
居住者の感想晴れた日に、屋上のハンモックで寝そべりながら読書するのが気持ちいいです。
世帯夫婦2人+子供3人
延べ床面積32坪
間取り2階建て1LDK(+ガレージ+土間収納+ウォークインクローゼット+バルコニー)
費用約1,850万円

半地下やスキップフロア、屋上を活用し、大家族でもゆとりある暮らしを実現した家の間取りです。最上は、高台にあるため、周りからの視線を気にせず使えます。また、屋上にはタープを掛けられる金具を備え付け、キャンプ気分を味わえるようにしています。

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1-3.【35坪台】狭小地にくつろげる屋上を設けた間取り例

22坪・間口4メートルという狭小地でも屋上ならプライベートな屋外空間を実現

【35坪台】狭小地にくつろげる屋上を設けた間取り例1F
【35坪台】狭小地にくつろげる屋上を設けた間取り例2F
【35坪台】狭小地にくつろげる屋上を設けた間取り例3F
【35坪台】狭小地にくつろげる屋上を設けた間取り例4F
居住者の感想屋上は緑を植えたりバーベキューをしたりなど、家族の時間を楽しめるスペースになっています。
世帯夫婦+子供2人
延べ床面積37坪
間取り3階建て3LDK(+バルコニー)
費用約2,500万円

敷地面積約22坪、間口4メートルという「うなぎの寝床」でも、さまざまな工夫で広い空間を実現した間取り例です。駐車スペースや屋上デッキ、壁面収納など活用し、狭小地であることを感じさせない空間を生み出しています。屋上デッキには水に強いウエスタンレッドシダーを使用。メンテナンスコストも抑える工夫が満載です。

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1-4.【30坪台】洗濯物をたっぷり干せる屋上がある間取り例

洗濯物を一度にたくさん干せる家

【30坪台】洗濯物をたっぷり干せる屋上がある間取り例1F
【30坪台】洗濯物をたっぷり干せる屋上がある間取り例2F
【30坪台】洗濯物をたっぷり干せる屋上がある間取り例3F
居住者の感想屋上ではBBQをやったり燻製をつくったり、夜は星空を眺めながら食事も楽しんでいます。
世帯夫婦
延べ床面積33坪
間取り2階建て3LDK(+ウォークインクローゼット+インナーバルコニー+小屋裏収納+屋上)
費用約1,610万円

1階にリビングと水回り、2階に居室とバルコニー、3階に小屋裏収納と屋上を設けた間取りです。屋上は洗濯ロープを張れるようになっていて、たくさんの洗濯物を一度に干すことができ、衣替えもあっという間に終わります。周囲からの視線を気にせず、洗濯物を干したり、家族でアウトドアの時間を楽しめたりします。

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1-5.【30坪台】ペットが思い切り遊べる屋上がある間取り例

犬の足にやさしい人工芝を敷きくつろげる屋上がある家

【30坪台】ペットが思い切り遊べる屋上がある間取り例1F
【30坪台】ペットが思い切り遊べる屋上がある間取り例2F
【30坪台】ペットが思い切り遊べる屋上がある間取り例3F
居住者の感想屋上の芝に寝転がって愛犬と遊んだり、休日にBBQをしたりと、おうち時間を楽しんでいます。
世帯夫婦2人+犬2匹
延べ床面積35坪
間取り2階建て3LDK(+シューズクローク+ウォークインクローゼット+バルコニー+屋上)
費用約2,200万円

1階にガレージと居室、2階にLDKと水回り、最上階に屋上を設けた間取りです。屋上には人工芝を敷き、愛犬が思い切り走れます。またテーブルとアウトドア用のベッドを置けば、リゾートのような時間を味わえます。自宅にいながらアウトドア気分の味わえる家です。

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2.屋上がある家の費用相場

2-1.屋上がある家の費用相場はどのくらい?

新築で10~20坪ほどの屋上をつくる場合、費用の目安は100万~300万円です。費用に幅があるのは仕様によって金額が変わってくるためです。

屋根の代わりに雨水を受ける屋上は防水工事をしなければいけません。防水方法によって金額は大きく変わってきます。また屋上の仕様によっては建物自体の構造を補強しなければならず、費用が追加されます。

また、屋上をウッドデッキやタイル、人工芝で仕上げる場合は追加で費用がかかることも覚えておきましょう。

忘れてはいけないのはメンテナンス費用です。屋上は屋根の代わりに雨水を受けるため、メンテナンスを怠ると雨漏りなどの原因になります。メンテナンスの期間と費用の目安は10年に1度で、15坪ほどの屋上を防水加工するためには15万〜40万円です。

2-2.屋上がある家の費用シミュレーション

【例】38坪3階建て3LDK 屋上のある家

こちらは木造3階建て、3LDK、夫婦+子供、屋上のある家の費用シミュレーションです。

建築費用合計:約2,440万円

<内訳>

建築本体工事費:約1,708万円
付帯工事費、別途工事費:約488万円
そのほか諸費用:約244万円

※あくまでもシミュレーションです。お住まいの地域の土壌によって変動するのでハウスメーカー・工務店に確認しましょう。

3.屋上がある家を作るために!失敗例からわかる注意点

家を建ててから「こんなはずではなかった」と後悔しないために、ここからは屋上のある家の失敗例からわかる注意点をご紹介します。後悔をしないようにあらかじめ対策をするようにしましょう。

3-1.【生活面】洗濯物を干す屋上までの動線が遠い

1階の洗濯機から屋上まで登るのが大変

日当たりがよく広々とした屋上で洗濯物を干せば、カラっと乾いて気持ちがよいですが、洗濯機が1階にあるため、水を吸って重たくなった洗濯物を運ぶのが大変です。

注意点:屋上で洗濯物を干すなら家事動線を考える

重い洗濯物を抱えて階段を上り下りするのは大変です。洗濯物は毎日の重労働の一つなので、できるだけ家事動線をコンパクトにするのがおすすめです。洗濯機を1階ではなく屋上の下の階に置けば、移動距離が短くなります。

3-2.【設計段階】夏は暑さが厳しい

屋上に熱がこもって、下の部屋まで暑い…

屋上はいろんな用途に使えるようにと何もない広い空間にしていますが、日影がなく、夏には屋上全体が鉄板のように熱くなってしまいます。暑さで屋上にいられないだけでなく、屋上の下の階の部屋まで暑くなってしまい、冷房をがんがんかけなければ居られません。

注意点:屋上緑化や遮熱塗料で対策をする

屋上の暑さを和らげるために有効なのは、屋上緑化です。屋上を緑化すると、植物が水を蒸発してくれるので屋上部分の温度が下がります。植物に水やりをやるためには水栓の設置を忘れないようにしましょう。また遮熱塗料を施すのも有効です。

3-3.【生活面】ランニングコストが負担になる

定期的なメンテナンス費用がかなり負担です

屋上は直接、雨風を受けるから劣化しやすくメンテナンスが欠かせません。10年に1度ほどのペースで、15坪ほどの屋上を防水加工しますが、そのたび15〜40万円かかるので、家計の負担になっています。また、こまめな掃除も必要なので、手間もかかります。

注意点:本当に屋上が必要か検討する

屋上にはメンテナンスコストがかかります。また、劣化を防ぐためにはこまめな掃除も必要でしょう。
屋上にはメリットも多いですがこうした手間やコストがかかるため、作る前に「本当に屋上が必要かどうか」を検討することが大切です。必要性と費用を比較して、よく考えてから決めるようにしましょう。

屋上のある家の失敗例を見てきましたが、夢のマイホームを建てるなら「絶対に後悔したくない」ですよね。「家づくりのとびら」では注文住宅のプロに間取りのことや資金のことなど、無料で相談ができます。理想の家を実現するうえでの悩みがある場合、ぜひお気兼ねなくご相談ください。

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4.屋上がある家を作る際におすすめのハウスメーカー3選

屋上がある家を作るなら、施工実績や屋上つきのプランが豊富なハウスメーカー・工務店を選ぶことが大切です。ここでは屋上がある家を得意とするハウスメーカー・工務店を3社選んでご紹介します。

4-1.へーベルハウス


へーベルハウス

出典:アウトドアリビングを満喫、週末時間を楽しむ家 | ヘーベルハウス | 実例・くらし方・商品

へーベルハウスは、ヨーロッパの住宅で実績のあるALCコンクリート・へーベルに鉄骨や連続布基礎を組み合わせる工法で、60年以上の耐久性を実現するハウスメーカー・工務店です。断熱性にも優れており、快適な温度環境が半世紀を超えて維持できる住まいを実現しています。へーベルハウスでは吹き抜けや中庭、屋上のある暮らしを数多く提案しています。

都市のホソナガ3階建てTOWN DOMPO

へーベルハウスの「TOWN DOMPO」は、都市にありがちな細長いうなぎの寝床のような土地でも、快適かつ優雅な空間づくりを実現してくれる人気のブランドです。自由な発想から個性のある自分だけの家づくりを実現でき、重鉄で安全・安心の無柱空間による開放的なリビングや、最上階に部屋から自然を感じられる屋上庭園も実現できます。

ヘーベルハウス ホームページ

4-2ミサワホーム


ミサワホーム

出典:GENIUS(ジニアス) まちの空|三階建て住宅/自然な快適さ|ミサワホーム

ミサワホームは収納力に定評のあるハウスメーカー・工務店です。人気プラン「蔵のある家」は、住宅業界で初めてグッドデザイン賞グランプリを受賞しています。また建て替えを目的とした住まいではなく、100年先・200年先もずっと安心して住み続けられる住まいづくりを実践しています。

GENIUSまちの空

ミサワホームの「GENIUSまちの空」は、さまざまな制限がある都市部でゆとりのある三階建て住宅を建てられる商品です。斜線制限を上手にクリアしながらガレージや開放的なリビング、プライベート時間を楽しめる屋上をつくることができるので、都市部でも広々とした豊かな暮らしが実現できます。

ミサワホーム ホームページ

4-3.クレバリーホーム


クレバリーホーム

出典:3階建て住宅につくる屋上テラスの魅力​│開放的な事例をご紹介

クレバリーホームは、狭小地に強いハウスメーカー・工務店です。「10センチも無駄にしない住まいづくり」をモットーとし、課題の多い立地でも暮らしやすい住まいを提案しています。また木造だけでなくRC造や重量鉄骨造など幅広い工法に対応しているので、幅広い理想を実現できます。

クレバリーホームの屋上付きの住宅

クレバリーホームでは屋上つきの住宅を数多く提供しています。屋根をつくるのとほぼ同じ費用で屋上が設置できるので、費用がネックになっている方にもおすすめのハウスメーカー・工務店です。屋上には断熱と耐久性を向上させるためにセラミックボードを施すので、夏場の暑さや雨漏りが心配な方にもおすすめです。

クレバリーホーム ホームページ

上記は数あるメーカーのうち、代表的な例をお伝えしましたが、実際の注文住宅の屋上事例を見て参考にするのもおすすめします。
下記の記事では、屋上やテラスなど、野外スペースのデザインに工夫が凝らされた事例を掲載していますので、ぜひ参考にしてください。

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まとめ

屋上のある注文住宅を作るなら、どんな風に活用したいか、目的を考えたうえで間取りを考えることが重要です。この記事では、屋上のある注文住宅の間取り事例や費用相場、注意点、おすすめのハウスメーカー・工務店をご紹介しました。ぜひ、参考にして、理想の住まいづくりを成功させてくださいね。

屋上がある家の間取り例が知りたい

オススメの間取りを、こだわりポイントや居住者の感想と併せて5つご紹介します。

屋上がある家の費用相場はどのくらい?

新築で10~20坪ほどの屋上をつくる場合、費用の目安は100万~300万円です。「2.屋上がある家の費用相場」では、屋上を作るためにかかる費用の詳細や、実際に屋上のある注文住宅を建てた場合の費用シミュレーションをご紹介しています。

屋上のある家の失敗例は?

家を建ててから「こんなはずではなかった」と後悔しないために、屋上のある家の失敗例からわかる注意点をご紹介します。主な失敗例は以下の3つです。

詳しい内容と対策は「3.屋上がある家を作るために!失敗例からわかる注意点」でご紹介しています。

屋上のある家を建てるならおすすめのハウスメーカーは?

屋上がある家を作るなら、施工実績や屋上つきのプランが豊富なハウスメーカー・工務店を選ぶことが大切です。「4.屋上がある家を作る際におすすめのハウスメーカー3選」では屋上がある家を得意とするハウスメーカー・工務店を3社選んでご紹介しています。


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この記事の編集者

「家づくりのとびら」編集部

NTTデータグループが運営する注文住宅相談サービス「家づくりのとびら」編集部です。難しい住まいづくりの情報を、わかりやすく正確にお伝えします。記事は不動産鑑定士や宅地建物取引士などの不動産専門家による執筆、監修記事がメイン。初めての住まいづくりをサポートします!

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