豪邸の間取り例7選！理想の高級住宅を建てるポイントを紹介

変更日:

2024.05.24

豪邸と呼ばれる高級住宅は、敷地面積が広くこだわりの素材やデザインを採用していることが多いです。

コスト面に余裕があるのであれば、理想の住まいを実現しやすいだけに、間取りに迷うことも多いのではないでしょうか。

この記事では、豪邸の間取りについて以下の点を紹介します。

ぜひ最後までご覧いただき、豪邸のような間取りを検討する際の参考にしてください。

さまざまなライフスタイルの間取りを見たい方は「注文住宅のライフスタイル別おすすめ間取り」の記事もご覧ください。

1.豪邸間取りを考える3つのポイント

豪邸のような間取りを考える際には、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。

豪邸とはいえ、毎日を過ごす住まいでもあるマイホームになるわけですから、高級感とともに実用性にも考慮する必要があります。

以下より1つずつ解説います。

1-1.高級感のあるデザイン空間を検討する

豪邸というとまず思い浮かぶのが、高級感あふれる内装や外装デザインではないでしょうか。

素材として用いられることの多い木材や大理石、ガラスなどは豪邸ならではの世界観を演出してくれます。

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1-2.ライフスタイルに応じ実用性に考慮する

豪邸に限らず、住宅の間取りはライフスタイルを考慮して決めることが大切です。
家族が集う場所はどこなのか、生活動線はスムーズかなどをイメージしましょう。

「リビングから森を眺めたい」「夜景を見ながら露天風呂に入りたい」など、具体的なニーズを挙げることも大切です。
リビングには大きな窓を設ける、近隣から浴室が見えない工夫をするなど、より詳細な間取りを検討できます。

ホームパーティを開く機会の多い住宅であれば、客人用のスペースやトイレ、出入り口なども必要になるかもしれません。

「豪邸でどう暮らしたいのか」というイメージを詳細に描くことが、理想の間取りを実現する近道といえます。

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1-3.バリアフリー対策や防犯対策を講じる

長く暮らす住まいこそ、バリアフリーへの対策が必要です。

全館冷暖房完備にしたり、エレベーターを設けたりなどシニアになっても暮らしやすい住まいづくりを心がけましょう。

中庭やテラスなどを設ける際は、防犯対策も重要です。
賃貸マンションと異なり、持ち家は自分で対策を講じなくてはいけません。

ときにはプライバシー保護のために設けた高い塀が、空き巣が侵入する際の目隠しになってしまう可能性があります。

こういった際には、例えば防犯カメラやセンターライトを設置する方法があります。
防犯カメラは犯罪抑止効果も期待できるアイテムです。

設計時には防犯対策も視野に入れながら、ハウスメーカー・工務店と相談を重ねていきましょう。

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2.おしゃれな豪邸の間取り例7選

ここからは、おしゃれな豪邸の間取り例をご紹介します。

海外リゾートのようにプールを設けた間取りや、中庭のある間取りなど、こだわり満載の間取り図をポイントともに解説するので、ぜひ間取り検討の際の参考にしてくださいね。

以下より1つずつ見ていきましょう。

2-1.プールを設けて自宅で海外リゾート気分

※2階建てのうち1階の間取り
※FC…ファミリークローク
※SC…シューズクローク

庭に広々としたプールを設けた間取りです。
リビングからプールに直接行き来でき、自宅にいながらリゾート気分を味わえます。

建物を敷地の片側に寄せて配置しているため、庭も広々としています。
プールの涼しげな景色を眺めながら、ペットと癒しのひと時を過ごすことも可能です。

生活動線にも配慮し、物干しに続く広々としたクロークも設けられています。
非日常を楽しむ空間と実用性とを兼ね備えた豪邸といえます。

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2-2.LDKから広々とした庭をのぞむ100坪の豪邸

※2階建てのうち1階の間取り
※FC…ファミリークローク

100坪の広々と市や空間に、3LDKを配置した豪邸の間取りです。

大きな特徴は、広々としたドッグランを眺められるLDKが設けられていることです。

愛犬は自宅にいながらのびのび遊べ、家主たちは在宅時の大半を過ごすLDKでの時間が、より快適なものになるよう工夫されています。

土間をはじめとする収納スペースも多く、暮らしやすさを兼ね備えていることも魅力です。

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2-3.キッチンを中心に回遊動線をもたせた5LDK

※2階建てのうち1階の間取り
※FC…ファミリークローク

家事動線を重視した豪邸の間取りです。

キッチン裏には大型のパントリーが設けられており、買い物したものをそのまま収納でき、生活感を隠せます。

また、キッチン脇には学習スペースがあり、料理をしながら子どもの様子が見守れます。
家事の合間にパソコン作業をしたり、学校行事の書類をまとめたりできる便利な空間です。

キッチンからは家事室兼収納室、サンルームへとスムーズに移動できます。
広々としたサンルームは、天気を気にせず洗濯物が干せる明るいスペースです。

さらに、1階の廊下は車いすが通れる幅が確保されており、バリアフリー対策も施されています。

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2-4.こだわりのガレージで愛車のメンテナンスも

※3階建てのうち1階の間取り

1階部分にビルトインガレージを設けた3階建て住宅の間取りです。
バイクや車の「魅せる収納」に適しています。

2階、3階部分が居住空間になっており、2階のLDKには土足のまま上がれます。
1階にはバイクリフトが設置されており、まるでショールームのような造りが魅力です。

3階には主寝室とゲストルームが設けられています。
ゲストを招くことが多い方にもぴったりのホテルライクな造りといえます。

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2-5.プライベートに配慮した高級二世帯住宅

※2階建てのうち1階の間取り

4LDKの完全分離型の二世帯住宅の間取りです。
生活音とプライベートに配慮しながらホテルライクな間取りを実現しています。

注目したいのは、親世帯と子世帯部分とで間取りが大きく異なることです。
親世帯部分は、利便性とバリアフリーを考慮し1階部分にすべての部屋が集まっています。
LDKは、上部が吹き抜けになった明るく開放的な空間です。

子世帯部分は、水回りと子供部屋が2階に設けられています。
1階には広めのパントリーがあり、買い置きができ便利です。

それぞれの居住空間はお互いのプライバシーに配慮、完全分離されていますが、明るい中庭でつながっているため、適度なコミュニケーションもかないます。

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2-6.テラスを設けたホテルライクな注文住宅

※2階建てのうち1階の間取り

テラス一体型の大型リビングを設けたホテルライクな間取りです。

セカンドリビングの折れ戸を開け放てば、45帖程度の広々とした空間が生まれます。

愛犬と快適に暮らせる工夫にも注目です。
ウッドデッキの脇には、6帖の広々としたペットルームが設けられています。
タイルテラスの一部には屋根が付き、LDKからテラス、ウッドッデッキまで愛犬が自由に走り回れる設計です。

広々とした書斎とウォークインタイプの書庫も完備されており、2階には眺望を活かしたルーフバルコニーも設置。
家で快適に過ごせる間取りに仕上がっています。

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2-7.中庭を望む浴室とサウナで疲れをリフレッシュ

※2階建てのうち1階の間取り
※SC…シューズクローク

5LDKの広々とした間取りです。
中心には、アウトドアリビングにもなる中庭が設けられています。

大きな特徴は、浴室から中庭が眺められることです。
さらに、サウナルームから中庭に出て涼むこともできます。

大勢の来客にも柔軟に対応できるよう、収納スペースは多めに確保されています。
家族用のほか来客用のトイレも設けるなど家族動線と来客動線が混じらない設計も魅力です。

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以上が、豪邸におすすめの間取り例です。

もちろん、今回ご紹介した以外にも、注文住宅であればあなたの思い描く間取りを実現できるでしょう。

間取りづくりで一番重要なのは、どのハウスメーカー・工務店に建築を依頼するか、です。

複数のハウスメーカー・工務店の間取りや資金計画を比較し、検討するべきですが、全国に数万社あるといわれているハウスメーカー・工務店を自分たちだけで1社ずつ調べ、情報整理していくのは非常に手間や時間がかかり大変。

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3.豪邸建築におけるハウスメーカーの選び方

理想の豪邸を建築するうえで、ハウスメーカー選びは重要なポイントです。
ハウスメーカーを選ぶ際は、特に以下の点を重視してください。

前述したように、豪邸はただ高級なだけではなく暮らしやすいことが大切です。
信頼できるハウスメーカーを選び、納得いく豪邸建築を実現しましょう。

3-1.豪邸・高級注文住宅の建設実績を確認する

豪邸と呼ばれる高級注文住宅と一般の注文住宅とでは、使用する建具や住宅設備、工法などが異なる場合があります。そのため、ハウスメーカーには高級注文住宅の専門知識が必要です。

メーカーによっては得意とする分野、不得意とする分野が異なります。
依頼時はこれまでの施工例をもとに、自分の理想とする豪邸が実現できるかよく確認してみてください。

公式サイトの施工例に目を通すほか、かのうであればモデルハウスに実際に足を運び、雰囲気を確かめるのがおすすめです。

3-2.設計力の高いハウスメーカーを選ぶ

おしゃれな豪邸を実現するには、確かな設計力が必要です。
デザイン性と機能性をうまく掛け合わせることで、暮らしやすい理想の豪邸が建てられます。

ライフスタイルに応じた設計ができるかという点も重要です。
こちらの要望をくみ取ったうえで、新たな提案ができるメーカーであるほど満足度の高い豪邸を建設できます。

相談を重ねるうえで担当者との相性もチェックしたいポイントです。
家族構成や仕事内容、将来のライフプランにまで、しっかりと耳を傾けるハウスメーカーを選ぶよう心がけてください。

3-3.複数のハウスメーカーを比較検討する

ハウスメーカーを選ぶ際は、複数社の間取り図や資金計画を比較してください。

1社のみの提案を見るだけでは、その価格が妥当であるか判断できないからです。
中には相見積りであることを告げることで、値下げするハウスメーカーもあります。

また、プランに関するやり取りのなかで各ハウスメーカーの特徴も見えてきます。

家づくりで後悔しないためにも、価格、内容ともに自分がイメージする豪邸とマッチするプランを提示できるハウスメーカーか、よく確認しましょう。

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高級住宅でおすすめのハウスメーカー・工務店を知りたい方は、こちらの記事もチェックしてください。

4.豪邸の建築費に影響する3つの要素

豪邸と呼ばれる高級住宅の坪単価は、90万円程度からといわれています。

坪単価が90万円の場合、100坪の家であれば本体建築費用の目安は税抜きで9,000万円です。

これに加え、付帯工事費や諸費用も掛かるため、実際には、1億円以上を考えておくと無難でしょう。

しかし、注文住宅は１邸１邸仕様が異なるため、上記はあくまで目安としてとらえる必要があります。

家の建築費用に影響する要素は、主に以下の3つです。

予算を抑えたい場合は、これらの内容を検討することでコスト削減できる可能性があります。

以下より豪邸建築におけるそれぞれの重要性について確認し、設計時の参考にしてください。

4-1.間取り

豪邸建築の多くは敷地面積が広く、さまざまな間取りを検討できることが魅力です。
前述したように、生活感を隠すための収納スペースやホテルライクな中庭、明るいサンルームなどを設置できます。

これらの間取りは、建設費に影響を与える要素になり得ます。
高級感と機能性、実用性のバランスを考慮することでより坪単価の変動の要因となるでしょう。

4-2.設備

豪邸建設は間取りやデザイン性だけでなく、住宅設備へのこだわりも重要です。

アイランドキッチンやホテルライクなバスタブ、ツインボウルの洗面台など、細部までこだわることで高級感が演出できます。

場合によっては、これらの設備により建設費が大きく跳ね上がることもあります。

4-3.建具

建具には、天井や壁、窓などの内装材やドアなどが含まれます。
これらのデザインや色、質感は高級感を演出するうえでの重要なポイントです。

間取りと設備、建具に一体感が生まれることで豪邸の魅力は高まります。

建築費とのバランスを考慮しつつ、信頼できるハウスメーカー・工務店と検討を重ねてみてください。

まとめ

豪邸は、高級感あふれるデザインと機能的な設備が魅力です。
広々としたホテルライクなリビングを設けたり、庭にプールを設置したりと理想の暮らしを実現できます。

豪邸を建設する際は、暮らし始めてからのライフスタイルをイメージすることが大切です。
豪邸でどのように暮らしたいのかをもとに、間取りを検討してください。

豪邸を建設する際は、ハウスメーカー選びも重要なポイントです。

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この記事の編集者

「家づくりのとびら」編集部

NTTデータグループが運営する注文住宅相談サービス「家づくりのとびら」編集部です。難しい住まいづくりの情報を、わかりやすく正確にお伝えします。記事は不動産鑑定士や宅地建物取引士などの不動産専門家による執筆、監修記事がメイン。初めての住まいづくりをサポートします！

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