- 変更日:
- 2024.08.28
注文住宅を建てようと検討している方のなかには、建物デザインの情報収集をするなかで「和モダンな家」に興味を持っている方も多いのではないでしょうか。
和モダンに対し、なんとなくイメージはあるけど、具体的に「どのような間取りになるのか」「注意点はあるか」と疑問を持っている方は多いです。
そこで本記事では、和モダンな家の外観・内装デザインのポイントについて、間取りの事例と合わせて解説します。
この記事でわかること
- 和モダンの家の特徴
- 和モダンデザインの「外観」「内装」のポイント
- 和モダンな家の間取り例
本記事を読んでいただければ、和モダンな家への知識が深まり、住宅を建てる際に納得のいくデザインを実現できるでしょう。
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注文住宅の外観デザインや、おしゃれなハウスメーカーについて知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
目次
1.和モダンな家の特徴と人気の理由
和モダンな家とは、日本の和風の家と、欧米のモダンな洋風の家を融合したデザインの家のことをいいます。
デザインには様々なバリエーションがありますが、飽きないシンプルテイストや木のデザインを活かしたナチュラルなテイストが人気です。
和モダンの住宅デザインに人気が集まっている理由として、以下の3つが挙げられます。
和モダンな家が人気な理由
1つずつ、詳しく見ていきましょう。
1-1. シンプルデザインが流行に左右されない
和モダンな住宅はシンプルでありながら和風の個性があり、長く人気があるデザインです。
住宅として個性を出すために「独特な間取りや派手なデザインにしたい」と考える方も多いですが、一時期の流行で作られた住宅は、次の流行が来ることでデザインが古く感じられてしまうこともあります。
和モダンな家はおしゃれながらもシンプルなデザインが多く、流行に左右されません。
1-2.違和感なく畳を取り入れられる
畳のある暮らしは、ゆったりした日本の四季を感じられ、魅力的ですよね。
和モダンな家であれば畳を違和感なく取り入れられるため、リビング内の一部に設置することも可能です。
洋風の家に畳を取り入れることも可能ですが、畳の部分だけ他の箇所よりデザイン面で浮いてしまうこともあります。和モダンの家にすることで、暮らしのなかに自然と畳を取り入れることができます。
1-3.日本の気候に適している
和モダンな家では、日本古来の工法である土壁や漆喰など自然素材を使用することで、調湿効果が期待できます。
日本には四季があるため年間を通して寒暖差が大きく、梅雨や台風などもあります。湿度の高い夏や梅雨時期などはエアコンや除湿なしでは快適に生活できません。和モダンな家は日本の気候に適しています。
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2.和モダンな家の「外観デザイン」のポイント4つ
住宅を和モダンにするための外観デザインのポイントは以下の4つです。
2-1.屋根の形状
和モダンな外観に見せるためには家の形状が重要です。
和モダンに使用される屋根の形状
切妻屋根
一般的な三角形の屋根のこと。建物の両側に均等な流れを持たせるベーシックな屋根で、木造住宅の多い日本では昔から親しまれている屋根の形状です。
陸屋根
水平な屋根のこと。四角いフォルムになり、重厚感が出せます。また、複数の陸屋根の高さを変えることで、表情をつけることもできます。
寄棟屋根
住宅の四方に流れをもたせる屋根です。切妻屋根より高さを抑えられるため、重厚感のある印象を与えられます。
片流れ屋根
一方向に流れる屋根です。角度によって印象が変わるため、住宅全体のデザイン性の決め手になります。また設計次第で、日差しや雨といった環境への配慮にも活用できます。
2-2.素材とカラー
和モダンを演出する大きな要素は、素材とカラーを工夫することです。
素材には、外観や外構の素材に「木」を効果的に見せるデザインがおすすめ。
玄関や柱、扉、一部の壁など、アクセントとして木の素材を取り入れることで、庭の植栽や外の景色とつながる日本庭園のような和モダンにすることができます。
もう一つのポイントとなるのがカラー選びです。
和モダンな外観にするカラーのポイント
- 彩度の低い落ち着いたカラー
- 少しくすみのある色
グレーやブラウン、ダークグレーなど彩度が低く、少しくすみのある色を基調とすることで、よりスタイリッシュな和モダンの外観になりますよ。
2-3.和風パーツ
和モダンな外観にするためには和風パーツを使用するのがおすすめです。
和モダンのポイントになるパーツ
- 引き戸
- 格子
- 縁側・ウッドデッキ
玄関や部屋の扉を開き戸ではなく引き戸にすることで、和の印象は強くなります。また、玄関前や窓の部分に格子をつけるのもおすすめ。格子は目隠しや風通しの確保など機能性も高くなります。縁側やウッドデッキも屋内と屋外を自然につなぐ役割になり、庭を建築の一部と考える昔ながらの日本分化を取り入れられますよ。
2-4.外構の統一感
和モダンな外観にするためには、建物だけでなく庭やエントランスなど外構も含めて統一感を出すとよいでしょう。
庭に木を植えたり、玄関までのアプローチに砂利や石畳を使用したりすることで、和モダンな雰囲気を演出できます。
外構部分のイメージをふくらますと同時に、庭やウッドデッキとのつながりなど、和モダンのデザインを活かした間取りプランを考えましょう。
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3.和モダンな家の「内装デザイン」のポイント6つ
和モダンな家の内装デザインのポイントは以下の6つです。
これらの要素を取り入れることで、和モダンでおしゃれな内装に仕上がります。生活の満足度を上げるためにも内装デザインにこだわりを持ちましょう。
3-1.天井の貼り方、開放感の演出の仕方
和モダンな内装にするためには、天井の貼り方、色や開放感が重要です。天井の貼り方は以下のような方法がおすすめです。
折上天井(おりあげてんじょう)
折上天井とは、天井の中央部分だけを一段高くしている天井のことです。奥行が出るため、部屋が広く見えます。段差部分に間接照明をつけることで雰囲気も良くなりますよ。
船底天井(ふなぞこてんじょう)
船底天井とは、屋形船にも使用されている天井で、中央の梁を中心に左右に勾配のある天井です。和風モダンの雰囲気が出る味わいのある天井です。
網代天井(あじろてんじょう)
網代天井は木材を編んだ天井のことで、幾何学模様のデザインのようなモダンさと木材の質感が和モダンの雰囲気をアップしてくれますよ。
天井板なしの「あらわし梁」も人気
和モダンな家では、天井板をあえて貼らず、屋根の骨組みや梁を見せる「あらわし梁」施工をするのも人気のデザインです。
2階の床板の裏面や、どっしりとした梁をあえて剥き出しにすることで木材の良さを感じられ、圧迫感のない開放的な空間を作れます。また、梁をブラックやブラウンなど濃い色で塗装したり、加工しない木材の形状を生かした梁を使用したりすることで、個性的で引き締まった空間にできますよ。
3-2.壁紙や配色
壁紙や配色によっても家の雰囲気が大きく変わります。
和モダンな家の壁紙は、落ち着くカラーを選ぶのがスタイリッシュな和モダンの家のポイントです。畳がある場合も、落ち着いた色であれば合わせやすいのでしょう。
落ち着いた空間にしたい場合はダーク系の壁紙を。爽やかな空間にしたいなら白やアイボリー、ベージュなど明るめ壁紙を選んでください。和柄を取り入れてもいいですが、全体ではなくアクセントクロス程度にすると、落ち着いた雰囲気になりますよ。
また、和モダンな家ならではの選択として、漆喰や網代など、自然素材を取り入れるのもおすすめです。さらに部屋の用途毎に壁紙の色を変えてみるのも、長く家を楽しむコツですよ。
3-3.玄関の第一印象
玄関は住宅の第一印象を決める空間。和モダンな玄関にするためには、自然素材を多く利用するのがおすすめです。
外観が和モダンな住宅だとしても、玄関が和モダンとかけ離れた内装では全体の印象が崩れてしまうので、注意ですよ。
和モダンな家の玄関のポイント
- 床に木材を使う
- 玄関部分は石畳にする
- 壁に漆喰や珪藻土を使う
さらに、家族の人数が多い方や、来客の多い方は玄関に土間を取り入れるのもおすすめです。
3-4.自然光を取り入れる天窓
和モダンな住宅を魅力的に見せるには自然光のあたたかみも重要な要素です。
伝統的な日本家屋は自然とのつながりを重視します。和モダンな家にするなら、ぜひ自然光を生かした表情のある家づくりを目指してみてください。
また、和モダンは落ち着きある雰囲気が魅力ですが、暗すぎると沈んだ印象になってしまいます。
日当たり対策として以下のポイントが有効です。
- 立地や建物の構造的に日が届きにくい場合は、天窓を設置する
- 2階建てで1階部分の日当たりを確保したい場合は、1階と2階を吹き抜けにする
- 1階部分に日本建築の「欄間(らんま)」のような高窓を設置する
3-5.照明を活用したダイニング
和モダンな住宅は、照明も含めてデザインすることが大切です。
自然光を生かすデザインも大切ですが、夜も和モダンの趣を活かす白熱灯やオレンジ系の間接照明を活用し、雰囲気を作り上げてみてはいかがでしょうか。
木のあたたかみがある空間でも、青白い蛍光灯を設置しては雰囲気が崩れてしまいます。
また、天井から吊るすペンダントライトを使用することで、和モダンな雰囲気を演出できます。こちらも使用するライトは、暖色系のものを選ぶのがおすすめです。
3-6.和室はコンセプト重視
和室を作る際にはコンセプトが大切です。
コンセプトとは、全体を貫くテーマのこと。自分が作りたい「和モダンな家」のテーマを決めておくことで、外観、内装、こまかな部分まで統一感が生まれ、理想を形にしやすくなりますよ。
和モダンといっても「自然とつながりのある緩やかで明るい家」にしたいのか、「重厚感のある高級料亭のような佇まいの家」にしたいのかなど、具体的なテーマを決めておくとよいでしょう。
なお、室内に使用する木材や壁紙を、赤茶や濃茶色にしてしまうとアジアンテイストな印象になってしまう可能性があるため、使用したい場合は注意してくださいね。
以上が、注文住宅の内装を和モダンにするポイントです。
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4.和モダンな家の間取り例
和モダンな家のポイントについて解説しましたが、「和モダンな家の間取り」にはどのようなものがあるのでしょう。
ここからは和モダンな家の間取り例をご紹介します。具体的な和モダンな家づくりの参考にしてくださいね。
4-1.【2階建て】土間で和モダンを感じさせる間取り
1つ目は2階建ての土間のある間取り。土間は和モダンなデザインを活用したい方におすすめのスペースです。
土間を作ることで、家の外と中を繋げる空間として有効に活用できます。土間は、アウトドア用品や自転車など汚れがついているものを室内に持ち込む前に手入れができることに加え、土間自体の掃除もモップがけなどで簡単。
土間を多目的に活用すれば、デザイン性のあるおしゃれな間取りにでき、他の住宅との差別化にも繋がるでしょう。
4-2.【3階建て】ルーフバルコニーと和がつながる間取り
こちらは、3階の広めのルーフバルコニー横に和室を設けた間取りです。
都心に住んでいる方は、予算の関係で広い土地を持つのが難しい方も多いでしょう。そこで、この事例のように3階建ての最上階に広めのバルコニーを設けることで、都心であっても開放感のある和モダンな住宅を楽しむことができますよ。
3階のルーフバルコニーにつながる部屋は和室にし、ルーフバルコニーに植栽や和テイストの竹垣や石ただみを配置。周囲の視界を気にせず、庭を楽しむような開放感を味わえます。
1Fは半分をビルトインガレージに。また玄関ホール横に土間づくりのホビールームを設置しました。木製のベンチを置くことで、日本家屋の縁側のように、家族や来客が話しこめるコミュニティ空間になっています。
4-3.【平屋】和室と縁側のある間取り
3つ目は和室と縁側がある平屋の間取りです。
庭に向けて和室から繋がる縁側を設けることで、和モダンな雰囲気を感じられる開放感のあるデザインになっています。
縁側からはリビング、和室、脱衣所の3箇所に直接移動できるため、脱衣所で洗った洗濯物を庭に干したり、リビングから直接外に出たりと利便性が高いのも特徴です。
平屋にすると自然とのつながりを生み出しやすいため、より和モダンな家の良さが引き出しやすくなります。広いウッドデッキやアイランドキッチンなどモダンを取り入れつつ、住み心地のよい和モダンな家ができるでしょう。
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5.和モダンな家を得意としているハウスメーカー5選
実際に和モダンな家を建てるためには、どのハウスメーカーを選べばよいのでしょう。
ここでは、和モダンな家を得意としているハウスメーカーを5社ご紹介します。
5-1.ミサワホーム
Season j|MJウッド|ミサワホームの耐震木造住宅 MJWood
ミサワホームは1967年創業のハウスメーカーで、32年連続でグッドデザイン賞を受賞するなど豊富な実績があります。
全国に住宅展示場や営業所があるため、どの地域に住んでいる方でも相談しやすいハウスメーカーですよ。
先端技術と先人の知恵を活かした住宅設計和モダンを味わえる「Season j」
ミサワホームの「Season j」は、「季節のうつろいを五感で楽しむ暮らし」を提案した人気の注文住宅です。方位による間取りの工夫や土間の設置など、先人たちの知恵を生かした最新技術で、四季を楽しみながらも快適に暮らせる家づくりを実現しています。
5-2.三井ホーム
三井ホームは1974年創業のハウスメーカーで、現在では住宅建築の主流となっているツーバイフォー工法を国内でいち早く導入するなど、国内のハウスメーカーをリードする会社です。
これまでに20万戸以上の建築実績があるため、多くのノウハウを活かした住宅提案を行っています。レンガや石材などのハイグレードな素材を扱っているため、よりレベルの高い住宅を建てたい方におすすめです。
高い住宅性能を誇るハイグレードな住宅「SCALA」、和を感じられる「Oakley」
三井ホームで和モダンな住宅を建てたい方におすすめなのは「SCALA」と「Oakley」です。
「SCALA」は、スキップフロアを採用し、家の空間を有効活用したモノトーンデザインの住宅です。自分のお気に入りの空間をデザインできるため、より生活の満足度を高められるでしょう。外観もモノトーンに木の質感が馴染み、和モダンなデザインになっています。
「Oakley」は、「大人が楽しむ家」をコンセプトに木を効果的に利用し、ぬくもりのある空間を作り出しています。あたたかな雰囲気で和モダンを生かしたい方におすすめです。
5-3.ヤマダホームズ
ヤマダホームズ / 公式サイト|くらしをシアワセにする、ぜんぶ。
ヤマダホームズは1951年創業の群馬県に本社を置くハウスメーカーです。2016年にはヤマダ・ウッドハウスでグッドデザイン賞を受賞するなど、豊富な実績を持っています。全国に住宅展示場・営業所があるため、どのエリアに住んでいる方でも住宅相談が可能です。
和モダンな家の建築実績も豊富なため、和モダンな家を検討している方は建築実績などを参考にしてください。また、よりデザインにこだわりたい方には建築家とタッグを組むことができる住宅商品「小堀の住まい」もおすすめです。
高性能住宅の豊富なラインナップ檜の住まい「Felidia」
ヤマダホームズで和モダンな住宅を建てる際におすすめなのは、檜の住まい「Felidia」です。檜は古くから住宅建材として使用されており、防虫、耐水、強度など様々な点で優れています。抗菌効果があることに加え、檜の香りで室内が包まれているため落ち着いた雰囲気を感じられるでしょう。
5-4.一条工務店
【公式】家は性能。株式会社一条工務店群馬|本物を追求する木造住宅メーカー
一条工務店は1978年創業のハウスメーカーです。2020年には、年間で最も売れている注文住宅会社としてギネスブックに掲載されているほどの実績を持っています。
キッチンや収納などの設備や窓・断熱材などを一条工務店のグループで開発・生産していることから、住宅の標準使用がハイグレードかつ高性能といった特徴があります。
災害にも安心の家日本の伝統美を活かした「百年」の家
一条工務店で和モダンな家を建てる際におすすめなのは「百年」の家です。「百年」の家は日本家屋の伝統的なデザインと現代の最先端技術を融合した住宅で、日本家屋の外観に加え、機能性の高い室内で快適な生活を送れます。
本格的な和風住宅だけでなく、現代風にアレンジした和モダンまで幅広い選択肢があるため、好みに合わせた住宅を建てられます。
5-5.積水ハウス
積水ハウスは1960年創業のハウスメーカーです。これまでの累積建築戸数は240万戸を超えており、豊富な実績を持っています。和モダンな家についても多くの施工実績があるため、ノウハウを活かした提案をしてもらえるでしょう。
高強度・耐震性のオリジナル構法を採用していることに加え、一定の要件のもと建物がある限り保証が続く永年保証サービスを提供しています。
ジャパニーズ・テイストを提供するエム・シャントア
積水ハウスが提供する、自由で個性的な住まいづくりに対応する木造軸組住宅「エム・シャントア」シリーズには、ジャパニーズ・テイストの住宅商品があります。
切妻屋根、寄棟屋根など幅広い屋根の形状を選べることに加え、外観に石貼りやタイル外壁などモダンな要素を取り入れて住宅を建てられます。
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6.和モダンな家を建てる際の注意点
和モダンな家には和モダンならではの良いところがありますが、注意すべき点もあります。
和モダンな家を建てる際の注意点
6-1.家族のプライバシーに配慮する
和モダンな家を建てる際には、家族のプライバシーに配慮してください。
和モダンなデザインにするために障子や襖で部屋を仕切ってしまうと、通常の扉より防音性が下がってしまいます。
家族であってもプライバシーは重要なため、家族の意見を踏まえ住宅を建てましょう。特に子どもがいる家庭は子どもが大きくなった時のことも考えた設計が必要ですよ。
6-2.家具や装飾品などを考えたうえでデザインする
和モダンなデザインにするためには、家具や装飾品なども考えたうえでデザインする必要があります。
満足できる和モダンな内装に仕上がったとしても、設置する家具に統一感がなければ和モダンな雰囲気を壊してしまいます。
場合によっては家具の買い替えも必要になるでしょう。
大型家具の場合など、は和モダンなテイストにあったものを揃えるのに時間もかかるため、造り付けの家具もおすすめです。造り付けにすることで、全体の統一感を取りやすくなりますよ。
ただし、造り付けの場合は変更が難しくなるので、間取りは家族の生活を考え、ハウスメーカー・工務店とよく相談してくださいね。
6-3.素材によっては定期メンテナンスが発生する
和モダン住宅で使用する素材によっては定期メンテナンスが発生します。
設計時に、メンテナンスコストや頻度のことも考えた建材を選ぶことも大切ですよ。
例えば土壁や漆喰の塗り壁は時間が経過することによって、ひび割れが生じてしまいます。そのため和モダンなデザインと機能性を保つには定期的なメンテナンスが必要です。
7.理想の和モダンな家を建てるには
理想の和モダンな家を建てるには、以下の3つのポイントを意識しましょう。
これらのポイントを押さえることで、理想に近い家を建てられることに加え、将来的な安心感も得られますよ。
7-1.イメージ画像などを集め理想の住宅を考える
和モダンな家を検討する際には、イメージ画像などを集め理想の住宅について考えてみてはいかがでしょうか。
自分のなかでは理想の家のイメージが固まっていたとしても、そのイメージを上手く伝えられなければ理想の家を建てられません。
思い描くおしゃれな注文住宅を実現するためにも、ハウスメーカー・工務店との打ち合わせ時には「このようなイメージ」とわかりやすく伝えられるように画像などを集めておくと安心です。
7-2.ランニングコストも踏まえて検討する
和モダンな家を建てる際には、住み始めてから発生するランニングコストも踏まえて検討してください。
住宅を建てるための費用が予算内に収まったとしても、想定外のランニングコストが発生してしまっては住んでからの生活に困ってしまいます。
和モダンな家は定期的なメンテナンスが必要になるため、将来的に発生する費用を事前に把握しておくとよいでしょう。
7-3.ハウスメーカーを比較検討する
和モダンな家を建てる際にはハウスメーカーを比較検討しましょう。
「和モダン」と一言で言っても、ハウスメーカーによって特徴は異なります。デザイン面だけでなく性能も含めれば、選択肢は数えきれないほどあるでしょう。
しかし、ハウスメーカーを手当たり次第に探すのは時間がいくらあっても足りません。
効率的に自分に合ったハウスメーカー・工務店を探したい方には、無料の「HOME4U 家づくりのとびら プラン作成依頼サービス」がおすすめです。
困ったことがあれば、すぐにコーディネーターに相談してくださいね!
まとめ
本記事では和モダンな家の外観・内装デザインのポイントや間取り事例について解説しました。
和モダンな家は、日本古来の和と欧米のモダンな住宅を融合させたデザインの住宅です。また、デザインがおしゃれなだけでなく、日本の気候に適した機能性の高さが特徴です。
和モダンな家を建てるためには、外観や内装のデザイン面のポイントだけでなく、家族のプライバシーや家具なども考慮したうえで検討しなければなりません。
理想の和モダンな家を建てるためにも、実績が豊富なハウスメーカーに依頼し、適切なアドバイスを受けながら進めてください。
本記事でお伝えした内容は以下の通りです。
この記事のポイント
和モダンの家とは?
- シンプルデザインが流行に左右されない
- 違和感なく畳を取り入れられる
- 日本の気候に適している
詳しくは「1.和モダンな家の特徴と人気の理由」をご覧ください。
和モダンな家の「外観デザイン」のポイントは?
以下の4つのポイントに気を付けるとおしゃれな和モダンの演出ができます。
- 屋根の形状
- 素材とカラー
- 和風パーツ
- 外構の統一感
詳しくは「2.和モダンな家の「外観デザイン」のポイント4つ」で解説しています。
和モダンな家の「内装デザイン」のポイントは?
和モダンな内装は以下のポイントと統一感を大切にすると素敵になります。
- 天井の色や開放感
- 壁紙や配色
- 玄関の第一印象
- 自然光を取り入れる天窓
- 照明を活用したダイニング
- 和室はコンセプト重視
それぞれについて「3.和モダンな家の「内装デザイン」のポイント6つ」で解説します。
和モダンな家の間取りが知りたい
坪数やこだわり別の間取り3つを「4.和モダンな家の間取り例」でご紹介しています。
また、和モダンな家づくりにおすすめのハウスメーカー・工務店は「5.和モダンな家を得意としているハウスメーカー5選」でご確認いただけます。
和モダンな家づくりで失敗しないためのポイントは?
和モダンな家を建てるなら以下のことに注意するとよいでしょう。
- 家族のプライバシーに配慮する
- 家具などを考えたうえでデザインする
- 素材によっては定期メンテナンスが発生する
詳しくは「6.和モダンな家を建てる際の注意点」をご覧ください。
理想の和モダンな家を建てるには?
理想の和モダンな家を建てるには、以下の3つのポイントを意識しましょう。
- イメージ画像などを集め理想の住宅を考える
- ランニングコストも踏まえて検討する
- ハウスメーカーを比較検討する
「7.理想の和モダンな家を建てるには」で解説していますので、ぜひ理想の家づくりの参考にしてくださいね。
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