狭小住宅で後悔しない!おしゃれな間取りのポイントや価格相場を解説

注文住宅を建てようと考えている方の中には、コストや立地の面から狭小住宅を検討している方も多いでしょう。

狭小住宅とは、名前のとおり小さな住宅を指します。
一般的に15坪(50平米)程度、もしくは15坪以下の土地に建てられた住宅を指すことが多いですが、サイズに関する明確な定義はありません。

「家は広いほうがいい」と考える人は多いですが、狭小住宅には通常の家と異なる特徴があり、あえて狭小住宅を選ぶ人もいるのです。

そこで本記事では、狭小住宅について以下の内容を解説します。

この記事でわかること!

  • 狭小住宅のおしゃれな間取り例
  • 狭小住宅の価格相場の考え方
  • 狭小住宅のメリット・デメリット
  • 狭小住宅の失敗談と注意点

本記事を読んでいただければ、狭小住宅のメリット・デメリットを理解したうえで具体的な検討に進めるでしょう。

狭小住宅が得意なハウスメーカーを見極めるためにも、ぜひ参考にしてください。

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1.【成功例】狭小住宅の間取り

家の面積が小さくても、工夫次第でおしゃれで使いやすい間取りにできます。
まずは、狭小住宅でどのような間取りが実現するのか、実例をみて具体的にイメージしてみましょう。

おしゃれな狭小住宅の間取り例

  • 【土地15坪】3階建ての狭小住宅間取り
  • 【土地15坪】2階建ての狭小住宅間取り
  • 【土地10坪】3階建ての狭小住宅間取り

以下より間取り図付きで紹介するため、狭小住宅の間取りを考える際の参考にしてみてください。

1-1.【土地15坪】3階建ての狭小住宅間取り

土地15坪・3階建て駐車場ありの間取り1F
土地15坪・3階建て駐車場ありの間取り2F
土地15坪・3階建て駐車場ありの間取り3F

1つ目は15坪の土地面積に建てた3階建ての狭小住宅です。

乗降しやすい広めのビルトインガレージに加え、来客時にはもう1台止められる駐車スペースを確保。

2階は壁やドアで区切らずに1つの空間にすることで、狭小面積にもかかわらず開放感を生み出しています。さらに、東側にあるデッキテラスによって、より空間に広がりを与える作りになっています。

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1-2.【土地15坪】2階建ての狭小住宅間取り

土地14坪・2階建て駐車場・屋上デッキありの間取り1F
土地14坪・2階建て駐車場・屋上デッキありの間取り2F
土地14坪・2階建て駐車場・屋上デッキありの間取り屋上

2つ目は15坪の土地面積に建てた2階建ての狭小住宅です。

リビングには引き戸がついているため、必要に応じて開閉することでリビングを広々使えたり、独立した部屋を増やしたりと柔軟に対応できます。

天気の良い日は屋上デッキでのんびりと過ごすこともできるでしょう。屋上からの光が吹き抜けによってリビングにも届く仕組みのため、リビングの日当たりも良好です。

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1-3.【土地10坪】3階建ての狭小住宅間取り

土地9.9坪・3階建て駐車場・ロフトありの間取り1F
土地9.9坪・3階建て駐車場・ロフトありの間取り2F
土地9.9坪・3階建て駐車場・ロフトありの間取り3F
土地9.9坪・3階建て駐車場・ロフトありの間取りロフト

3つ目の事例は10坪の土地面積に建てた3階建ての狭小住宅です。

玄関とは逆サイドに駐車スペースを設けているため、来客時にも家の出入りはスムーズに行えます。2階部分は階段の踊り場から2部屋に分かれるような間取りとなっており、廊下部分の無駄がありません。

3階部分をワンフロアのリビングにすることで、10程度の狭小地であっても広々としたリビングで生活できます。

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2.狭小住宅とは?メリット・デメリット解説

冒頭でもお伝えしたとおり、狭小住宅とは、一般的に15坪(50平米)程度、もしくは15坪以下の土地に建てられた住宅を指しますが、サイズに関する明確な定義はありません。

狭小住宅にはメリット・デメリットがあるので、それらを確認し、検討するとよいでしょう。

狭小住宅のメリット・デメリット比較表
メリット
  • 小さな土地でも住宅を建てられる
  • コストを抑えられる
  • 利便性の高いエリアに住める
  • スペースをおしゃれに活用できる
デメリット
  • メンテナンスが難しい
  • 日当たりや通風、眺望が悪いケースがある
  • 駐車スペースが狭くなる
  • 家具の置き場に困る

次から詳しく解説します。

2-1.狭小住宅のメリット

狭小住宅は通常の住宅と比べて小さい住宅であるため、使い勝手などにネガティブなイメージを持ってしまう方も多いでしょう。

しかし狭小住宅には、通常の住宅にはない4つのメリットがあります。

狭小住宅のメリット

  • 小さな土地でも住宅を建てられる
  • コストを抑えられる
  • 利便性の高いエリアに住める
  • スペースをおしゃれに活用できる

それぞれについて解説します。

2-1-1.小さな土地でも住宅を建てられる

狭小住宅なら、10~15坪程度の土地でも建てられるので、土地選びの選択肢が増えます。

大規模な住宅を建てる際には、まとまった土地面積が必要になるため、郊外など購入できるエリアも限られてしまいますが、狭小住宅であれば比較的柔軟に場所を選べます。

例えば、以下のような状況にも、狭小住宅は大切な選択肢となります。

  • 都市部に住宅を建てる場合
  • 親や祖父母が小さな土地を所有している場合

2-1-2.コストを抑えられる

狭小住宅は面積が小さい分、土地の購入価格を抑えられます。

さらに土地のサイズや形状、間口の広さなどによって固定資産税評価額が変わるため、毎年かかる固定資産税を抑えられるメリットもあります。

ほかにも、建物が小さい分、冷暖房の効率が良いことや、利便性の高いエリアに住むことで車の所有コストがかからないなど、様々な面でコストを抑えられるでしょう。

2-1-3.利便性の高いエリアに住める

狭小住宅に絞って検討することで、都心の駅近など利便性の高いエリアに住めます。

都心の駅近は需要が高く土地が余っていないことに加え、価格も高いです。しかし狭小地であれば空いているケースも多いため、狭小地に狙いを定めることで候補となる場所が増えるでしょう。

近年では狭小物件の人気が高まっていることから、都心部においても狭小地が増加しています。
そのような土地を購入することで、価格を抑えて利便性の高いエリアに住めます。

2-1-4.スペースをおしゃれに活用できる

狭小住宅は面積が小さいため、室内を有効活用する必要があります。

通常の住宅であれば使用しないような屋根裏部屋ロフトといった箇所にも目を向け、活用方法を考えましょう。
屋根裏部屋やロフトを有効活用することで、おしゃれで使い勝手のいいプライベート空間を作れます。

家全体としても、吹き抜けを作れば、狭い空間でもおしゃれで開放的な雰囲気にできるでしょう。

2-2.狭小住宅のデメリット

狭小住宅ならではのデメリットもあります。
狭小住宅のデメリットは以下の4つです。

狭小住宅のデメリット

  • メンテナンスが難しい
  • 日当たりや通風、眺望が悪いケースがある
  • 駐車スペースが狭くなる
  • 家具の置き場に困る

デメリットを踏まえて購入しなければ後悔してしまうこともあるため、デメリットへの理解も深めておきましょう。
それぞれについて解説します。

2-2-1.メンテナンスが難しい

狭小住宅は通常の住宅と比べて、外壁などのメンテナンスが難しいです。

なぜなら狭小地は都心など住宅が密集している場所にあることが多く、隣家との距離が近いためです。

民法234条では、建物を建てる際には隣地境界線から50cm離さなければならないと決まっています。しかしながら、50cmの距離では外壁のメンテナンスの際に足場を組むのは困難です。

場合によっては隣家の土地を一時的に借りて作業スペースを設けなければなりません。

参考:e-GOV「民法(明治二十九年法律第八十九号)

2-2-2.日当たりや通風、眺望が悪いケースがある

狭小住宅は周囲の住宅との位置関係から、日当たりや通風、眺望が悪くなってしまう可能性が高くなりがちです。

すでに隣家が建っている場合は、ハウスメーカーとも相談しながら日当たりなどを考慮してプランを考えましょう。
採光や風通し、眺望に配慮するなら、例えば以下のような工夫を積極的に採用しましょう。

  • 3階建ての建物にする
  • 天窓を設置する
  • 吹き抜けを作る

2-2-3.駐車スペースが狭くなる

狭小住宅では小さい土地に住宅を建てるため、駐車スペースの確保が難しいです。

駐車スペースを広くする場合は、その分住宅の面積を削らなければなりません。土地の形状にもよりますが、極力住宅部分を削らずに駐車スペースを確保する方法を考えましょう。

例えば以下のような工夫が有効です。

  • 車を横付けにする
  • 1階部分にビルトインガレージを作る

2-2-4.家具の置き場に困る

狭小住宅は住宅面積が小さいため、家具の置き場に困ってしまいます。

ベッドなど面積の大きい家具を設置してしまうと、それだけで場所が取られてしまうこともあるでしょう。

場合によっては現在使用している家具を買い換える必要もあります。ベッドとソファが一体になっているものや、ベッドに収納が付いているものなど、限られた面積を有効活用できる家具を選びましょう。

以上が、狭小住宅の主なメリット・デメリットです。

狭小住宅のメリットを存分に生かし、デメリットに対してしっかり対策を施した家づくりをするには、建築依頼先となるハウスメーカー・工務店が作成した実際の住宅プランの比較検討が一番重要です。

しかし、注文住宅はハウスメーカー・工務店探しのほかにもやるべきことが非常に多いため、全国に数万社あるといわれているハウスメーカー・工務店をやみくもに調べ、「なんとなく気になる」という理由だけで住宅プラン作成を依頼するのは、時間や労力がもったいないです。

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3.狭小住宅の価格相場の考え方

狭小住宅を建てるための費用を見積もるには、「土地の価格」と「建物の価格」に分けて考えなければなりません。

以下より1つずつ解説します。

3-1.土地の価格

土地の価格はエリアによって大幅に異なります。

例えば、東京都財務局による「PDF令和5年地価公示 標準地価格高順位一覧表(住宅地)」では、東京都区部の住宅地で一番価格が高いのは港区赤坂一丁目の平米単価512万円ですが、多摩エリアで一番高いのは武蔵野市吉祥寺南町一丁目の平米単価99.3万円です。

住みやすさや好みの雰囲気はもちろん、土地価格も併せて住みたいエリアを考えましょう。

3-2.建物の価格

国土交通省の「建築着工統計調査」によると、木造一戸建ての平均工事費は1平米あたり19万円、1坪(約3.3平米)換算にすると約63万円です。

狭小住宅の建築費用は一般的な住宅よりも「割高」と言われることが多く、坪単価は60万円以上を見ておいたほうが良いでしょう。
狭小住宅が割高と言われる理由には、以下のようなものが挙げられます。

  • 道路が狭く人手が必要になる
  • 3階建てや地下を作るケースが多い
  • 隣家との兼ね合いで工事が難しい

このような理由から通常の戸建てよりも、建築コストが割高になるのです。

注文住宅の費用相場がいまいち掴めていない方や、坪単価が似ているハウスメーカー・工務店の具体的な違いを知りたい方は、実際に住宅プランを複数比較してみるのがおすすめです。

似たような坪単価なのに、見積もり金額が大きく異なったり、標準で提供してくれる設備や建材の違いから、まったくイメージの異なる家が完成したりするということはよくあります。

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4.狭小住宅の後悔事例と注意点9つ

ここでは、狭小住宅を建てる際の後悔事例と注意点を紹介します。
まず、狭小住宅を建てる際の注意点は以下の9つです。

狭小住宅を建てる際の注意点

  • 建築コストが割高になるケースがある
  • 建築規制を事前に確認する
  • 隣家との兼ね合いを意識する
  • 部屋数が足りない
  • 家具を設置しにくい
  • 自転車の置き場に困る
  • 日当たり、風の通りが良くない部屋がある
  • 収納スペースが足りない
  • 家事がしにくい

以下より後悔事例とともに解説します。

4-1.建築コストが割高になるケースがある

周辺環境が影響して工事費用がかかった

コストを抑えられると考えて狭小住宅を建てましたが、結果としてコスト面でのお得はほぼありませんでした。
前面道路の幅が狭く大型車両が入れないため、近くの駐車場に車両を止め機材の運搬を人力で行うことが多かった分、費用がかかってしまいました。

狭小地は入り組んだ場所にあることが多いため、事前に工事用の車両が入れるかを確認しなければなりません。場合によっては建築コストが割高になってしまうケースもあるため注意しましょう。

4-2.建築規制を事前に確認する

理想の3階建て住宅叶わず…

建築基準法による制限をよく理解しないで土地を購入してしまいました。
きれいな3階建てができると考えていましたが、道路斜線制限がかかり3階部分を十分に活かせず残念です。

不動産には道路斜線制限北側斜線制限のように、建物の高さを定める基準があります。
基準をオーバーする住宅は建てられないため、事前に建築規制を確認しておきましょう。

4-3.隣家との兼ね合いを意識する

プライバシーに配慮が足りない家になった

窓を開けた際に、目の前にお隣さんの家の窓がありました。
家の中にいながらお隣さんと目が合うのは避けたいため、なるべくその窓は開けないようにしています。もっと隣家との兼ね合いを意識してプランを考えればよかったです。

すでに隣家が建っている場合は、窓の位置や室外機置き場など、隣家との兼ね合いが重要になる部分を意識してプランを考えましょう。場合によっては防音面にも気をつける必要があります。

4-4.部屋数が足りない

将来のプランまで気が回らなかった

狭小住宅を建ててから、子どもを授かりました。
しかし、予期せぬことに双子を授かったため、考えていたライフプランが大きく変わりました。このままでは子どもの部屋数が足りなくなるため対策を考えなければなりません。

狭小住宅は限られた面積を有効活用して建てるため、建築後の間取り変更は難しいです。建てる際には少し余裕を持った間取りを考えた方がいいでしょう。

4-5.家具を設置しにくい

昔の家具はほとんど使えなかった

立地や内装は気に入っているものの、家具の設置には困っています。
前の住居で使用していた家具を買い換えたり、高さのある家具を使ったりと、限られた面積を有効活用しています。

狭小住宅は家具の設置によって生活スペースが削られてしまいます。高さのある家具で収納を増やしながら、面積を有効活用するなど工夫しましょう。

4-6.自転車の置き場に困る

自転車3台で窮屈な空間になった

私と子ども2人で計3台の自転車置き場に困っています。
現在は2台が外、1台は玄関のなかに置いています。子ども用のサイズなのでどうにかなっていますが、今後の成長に合わせて自転車も変わるためどうするべきか悩んでいます。

駐車スペース同様に駐輪スペースも限られてしまいます。車を置くと駐輪スペースがなくなってしまうケースもあるため、プラン設計の際に考えましょう。

4-7.日当たり、風の通りが良くない部屋がある

日当たり、風通しがよくない部屋もある

家の立地的にどうしても日当たり、風通しのよくない部屋があります。
家全体には満足していますが、狭小住宅の残念なポイントです。風通しのよくない部屋は現在、夫婦の寝室として使用しています。

家の立地によっては、日当たり、風通しの良くない部屋ができてしまうケースがあります。狭小住宅として仕方のない面ではありますが、可能な限り解消できる間取りを考えてみましょう。

4-8.収納スペースが足りない

狭い分、家族の収納が収まりづらい

家族4人で生活していますが、子どもが成長するにつれて収納スペースが足りなくなりました。
現在ではトランクルームをレンタルして季節物などは預けています。

狭小住宅は面積が小さい分、収納スペースも少なくなってしまいます。ロフトや屋根裏を活用しても足りない場合は、レンタル収納サービスを利用するのもおすすめです。

4-9.家事がしにくい

洗濯するたび3階まで昇るのはしんどい!

狭小地で延床面積を増やすために3階建てにしました。
しかし洗濯機が1階にあり、バルコニーが3階にあるなど、生活動線が縦に長くなるため家事がしにくいと感じています。

狭小住宅は生活動線が縦に伸びてしまいます。洗濯や掃除といった家事の際には不便を感じてしまうでしょう。
昇り降りが多いのは、高齢になってから心配な点でもあります。

以上が狭小住宅を検討するうえで注意したい点ですが、狭小住宅についてもっと色々な注意点を知りたい、建てる際に失敗したくないという方は、無料のHOME4U 家づくりのとびら プラン作成依頼サービスをご利用ください。

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5.狭小住宅の新築で後悔しないためのポイント

狭小住宅を建てる際の失敗談や注意点を踏まえたうえで住宅を建てましょう。狭小住宅の新築で後悔しないためには、以下の4つのポイントを押さえる必要があります。

狭小住宅で後悔しないポイント

  • 動線を意識する
  • 空間を区切らない
  • ビルトインガレージや地下、ロフトを有効活用する
  • 狭小住宅を得意とするハウスメーカーに依頼する

それぞれについて解説します。

5-1.動線を意識する

狭小住宅では、動線を意識して間取りを考えましょう。

狭小住宅の間取りを考える際には、どのようにすれば限られた土地を有効活用できるかというポイントにばかり注目してしまい、実際にどのような生活動線になるのかを見落としてしまいがちです。中でも生活動線・家事動線・来客動線はとても大切なポイントです。

生活動線と家事動線

生活動線とは、家の中で生活をしている方が家の中を移動する時に通るルートを指し、家事動線の場合、家事をする際に効率的に動けることを意味します。

例えば、1階に洗濯機置き場があり、3階に洗濯物を干すバルコニーがある場合、洗濯の際に毎回1階から3階への昇り降りが発生してしまいます。

全てを同じフロアにすることは難しいですが、洗濯機置き場を2階にするなど家事の手間を省く工夫を考えましょう。

来客動線にも注目!

来客が多い方は来客動線にも目を向けておきましょう。浴室やトイレに行く際にリビングを通らなければならない間取りの場合、来客がある際に家族が使いにくいといった欠点があります。普段の生活だけではなく、来客時にも目を向けてみましょう。

このように建築時に生活動線を意識しなければ家の使い勝手が悪くなってしまいます。必ず実際の生活動線を意識して間取りを考えましょう。建売りの狭小住宅を内見してイメージを掴んでみるのもおすすめです。

5-2.空間を区切らない

狭小住宅ではドアや壁で空間を区切らないようにすることで、開放感のある空間を作れます。

ドアや壁が増えてしまうと、小さい住宅が余計に窮屈に見えてしまうため注意しましょう。

具体的にはスキップフロアにすることで、家全体が開放的に見えます。ただし、スキップフロアは音が筒抜けになってしまう注意点もあるため、プライバシーを重視する居室とスキップフロアのバランスを考えて検討しましょう。

5-3.ビルトインガレージや地下、ロフトを有効活用する

ビルトインガレージや地下、ロフトを作ることで、狭小住宅であっても面積を有効活用できます。

ビルトインガレージとは、建物1階の一部を駐車場にする方法です。限られた土地でも駐車スペースを確保できるため、車を所有している方は検討してみましょう。

またロフト地下室を作ることで、収納スペースや趣味部屋として利用できます。コストが高くなってしまうケースもありますが、あとからの増築は難しいため設計時に考えるべきポイントです。

5-4.狭小住宅を得意とするハウスメーカーに依頼する

狭小住宅を建てる際には、狭小住宅を得意とするハウスメーカーに依頼しましょう。

狭小住宅で快適に生活するためには、自分たちのアイデアだけでなく、プロであるハウスメーカー側の提案もしっかり検討したいところ。ハウスメーカーは過去の経験をもとによりよいプランをアドバイスしてくれるので、実績豊富なハウスメーカーであれば、その分ノウハウも多く、安心して任せられるでしょう。

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まとめ

本記事では、狭小住宅を建てる際に知っておくべきおしゃれな間取り例や価格相場の考え方などを解説しました。

それではおさらいです。

この記事のポイント

狭小住宅とは?

狭小住宅とは、その名のとおり、小さい家のことです。
一般的に15坪(50平米)程度、もしくは15坪以下の土地に建てられた住宅を指すことが多いです。

狭小住宅のおしゃれな間取り例を見たい

1.【成功例】狭小住宅の間取り」では、以下の間取り例を間取り図付きで解説しています。

  • 【土地15坪】3階建ての狭小住宅間取り
  • 【土地15坪】2階建ての狭小住宅間取り
  • 【土地10坪】3階建ての狭小住宅間取り

狭小住宅で後悔しないためには?

  • 動線を意識する
  • 空間を区切らない
  • ビルトインガレージや地下、ロフトを有効活用する
  • 狭小住宅を得意とするハウスメーカーに依頼する

詳細は「5.狭小住宅の新築で後悔しないためのポイント」をご覧ください。

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この記事の編集者

「家づくりのとびら」編集部

NTTデータグループが運営する注文住宅相談サービス「家づくりのとびら」編集部です。難しい住まいづくりの情報を、わかりやすく正確にお伝えします。記事は不動産鑑定士や宅地建物取引士などの不動産専門家による執筆、監修記事がメイン。初めての住まいづくりをサポートします!

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