- 変更日:
- 2024.09.09
おしゃれな家とは、こだわりや個性を感じられる家のことです。パッと人目を引くもののバランスがよく、周囲の景観に馴染み、細かいところにまでセンスが光ります。この記事では、おしゃれな家の特徴や建てるときのポイント、おすすめのハウスメーカーなどたっぷりをお届けします。
この記事でわかること
- おしゃれな家の特徴がわかる
- おしゃれな家を建てるときのポイント・注意点がわかる
- おしゃれな家を建てるときのハウスメーカーがわかる
注文住宅の外観デザインや、おしゃれなハウスメーカーについて知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
目次
1.おしゃれな家とは?
魅力的でおしゃれな家には、いくつかの特徴があります。ここでは、おしゃれな家が持つ代表的な特徴を2つお伝えします。
1−1.外観と内装のバランスが良い家
おしゃれな家とは、外観と内装とのバランスが良い家のことです。家を建てる際に、外壁や窓、色など、それぞれ慎重に好みのものを選んだはずなのに、完成した家は調和が取れておらずチグハグに見える場合があります。
おしゃれな家を建てたい場合、自分の好みを全部詰め込むのではなく、全体のバランスをよく考えることが大切です。
また、外装と内装のデザインの調和にも気をつけなければなりません。同じテーマのデザインを選ぶのはもちろんのこと、同じテーマカラーを使うなど、家の中と外との統一感も重視しましょう。
1−2.長く飽きのこない家
おしゃれな家の特徴として、長く飽きがこないという点が挙げられます。家は、家族で長く住む場所です。そのため、家を建てる際は時間が経っても飽きのこないデザインを考える必要があります。
家は一旦建ててしまうと、飽きたからと途中でデザインを変えることはできません。建てるときには気に入っていた個性的なデザインも、時間が経つにつれて流行遅れのように感じることもあります。また逆に、どこにでもあるような普通のデザインでは、おしゃれな家とは言い難いのも事実です。
家を建てる場合は、シンプルでスッキリとしたデザインを選び、ところどころに自分たちのこだわりを取り入れることで、長く飽きのこないおしゃれな家に仕上がります。
2.【外装編】おしゃれな家の特徴
ここでは、おしゃれな家の特徴を外装の面からお伝えします。
2−1.「外観・エクステリア」がおしゃれ
おしゃれな家は、外観から人目を引くデザインが多いものです。外観はいわばその家の「顔」で、最もセンスを感じさせる場所です。
外観の印象は、家そのものだけでなくガレージやガーデンからも影響を受けます。たとえば車を持っている方であれば、ビルドインガレージにするとハイセンスな仕上がりになるでしょう。お気に入りのシンボルツリーをライトアップすると、昼だけでなく夜も注目を集めます。
また、外観の印象を決めるもうひとつの要素は、外壁の色です。家のシルエットやデザインがシンプルでも、色がユニークであれば、おしゃれな家に見えます。外壁の色次第で、存在感を感じさせるおしゃれな家に仕上げることが可能です。
ポップな家に仕上げたい場合はツートンカラーを、ナチュラル調の家がお好みならウッド調を、クールな印象を目指すならダークカラーがおすすめです。
ただしデザインが個性的すぎる場合には、落ち着いた色味を選ぶほうが無難です。外壁は大きな面積を占めるため、色を決める際には可能な限り大きめのサンプルを参考にしましょう。
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2−2.「窓」が工夫されている
外装のなかでも窓の大きさや配置は、家の印象を大きく左右します。同じような大きさの窓が、均等に左右対称に配置されている場合は、調和を感じさせます。一方、同じ大きさの窓であっても非対称に配置されていたり、大きさがバラバラだったりすると個性的な見た目になるでしょう。
また、おしゃれな家によく見られる大きな窓は、住んでいる人に開放感を感じさせます。しかし道路から家のなかが丸見えになってしまうため、どの方角に設置するのか、また角度はどうするのかといった視点が重要です。
方角を間違えると、光をうまく採り入れられず家のなかが暗くなりかねません。窓を配置する際は、見た目だけでなく機能性も考慮することが大切です。
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3.【内装編】おしゃれな家の特徴
次に、おしゃれな家の特徴を内装の面からお伝えします。
3−1.広々とした「間取り」
おしゃれな家の特徴として挙げられるのは、広々とした間取りです。キッチンからダイニング、リビングと広い空間を作ることができれば、家族が集っても狭く感じることはないでしょう。空間に奥行きが出て、おしゃれさがアップします。
間取りに余裕があれば、1階と2階を連結させた吹き抜けリビングがおすすめです。まるでホテルにいるような気分を味わえるでしょう。
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3−2.特別な空間を演出する「階段」
階段もおしゃれな家を演出するひとつの要素になります。雰囲気のある階段として「スケルトン階段」や「らせん階段」が挙げられますが、部屋の中央から2階へ上がるスケルトン階段やらせん階段を設けると、それだけで特別な空間を演出できます。
ただしスケルトン階段やらせん階段は、小さい子どもやペット、高齢者がいるご家庭には安全性の観点から不向きです。おしゃれな家を建てたいからと見た目だけで選ぶと、使い勝手の悪い家になってしまいます。おしゃれさを維持しつつも、住む人の安全性や使い勝手も配慮することが大切です。
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3−3.空間が一気におしゃれになる「照明」
照明選びも、おしゃれな家を演出する重要なポイントです。照明は、部屋の明るさや色合いに関わりますが、照明器具自体もインテリアとしての役割を持ちます。
室内をシンプルに仕上げたい場合は、スポットライトやダウンライトが空間の邪魔にならないのでおすすめです。一方、シンプルな空間にアクセントを取り入れたいといった場合には、大きめのシャンデリアやシーリングライトが適しています。
ほかにも、壁や天井、床などに光を当てて、その反射で空間を照らす間接照明を取り入れたり、部屋の片隅にスタンドライトを置いたり、照明の使いからで一気に雰囲気のある空間を作り出せます。また、関節照明を使うと、部屋のなかが柔らかい明かりで満たされ、リラックス効果も得られるはずです。
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3−4.おしゃれで使いやすい「キッチン」
見た目がおしゃれながらも、使いやすい広さと機能性を兼ね備えたキッチンもポイントです。広々とした作業スペースや収納があれば、毎日の家事も楽になります。とくにキッチンの場合は、家事動線をよく考える必要があります。
おしゃれなキッチンとして人気なのが、アイランドキッチンやペニンシュラキッチンなどの対面キッチンです。家族とコミュニケーションを取りながら家事ができ、家事動線もスムーズです。同じ仕様でも、素材の違いによって雰囲気が大きく変わるため、家のインテリアにしっくりとあう素材や仕様を選びましょう。
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3−5.開放感のある「リビング」
素敵なリビングは、おしゃれな家を演出するのに欠かせない要素です。リビングは家族がいっしょに過ごす場所であり、来客があった際には客間としても利用します。そのため人数が多くてもゆったりと過ごせるように、広めの空間があるとよいでしょう。
開放感の感じられるリビングにするには、先述した吹き抜けリビングや高天井がぴったりです。高天井とはその名のとおり高さのある天井のことで、ロフトを設ける方も少なくありません。ロフトを設けることで、プラスαの居住空間を作ることができます。
ただし、リビングは、家族全員が揃う場所のため、家族の意見を取り入れながらデザインを決めていきましょう。
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4.おしゃれな家を建てるときの5つのポイント
おしゃれな家を建てるときには、次の5つのポイントを押さえましょう。
4−1.色やテイストに統一感を出す
おしゃれな家にするには、色やテイストに統一感を出すことが大切です。とくにキッチンやリビング、洗面所やバスルームなど、同じ空間にあるものについては同じテイストに統一する必要があります。キッチンとリビングが同じ空間にあるのに、それぞれ違うテーマカラーを使ったりテイストが異なったりすると、チグハグな印象を与えかねません。
内装のカラーコーディネートは、黄金比を参考にするとよいでしょう。黄金比とは、適切な色の配分比率のことです。
黄金比:ベースカラー:メインカラー:アクセントカラー=70%:25%:5%
外観の色は、ダークカラー1色やツートンカラーなど、色を絞り込むほうがすっきりと見えます。個性的な色やテイストを試したい場合は、寝室や子ども部屋など、家全体のテイストに影響の出ない場所に取り入れるのがおすすめです。
4−2.開放感のあるリビングを作る
開放感のあるリビングは、おしゃれな家を建てるときに欠かせません。天井を高くしたり大きな窓を設置したりと、開放感を重視して設計しましょう。
また、リビングに置く家具や照明も厳選することで、より快適なリビングを作り出せます。
4−3.壁と床のデザインをシンプルにする
おしゃれな家にする場合、壁と床のデザインをできるだけシンプルにしたほうが素敵に見えます。壁や床などの内装材は選択肢が多く、選ぶだけでイメージが膨らみ楽しいものですが、異なる色柄のものを組み合わせると統一感がなくなり落ち着きません。
とくに壁や床は面積が広いため、無彩色や無地のシンプルなものがおすすめです。色や柄を空間に取り入れたい場合は、家具やカーテン、絵などポイントとして取り入れるほうがおしゃれに見えるでしょう。
4−4.周囲の家に溶け込むデザインにする
おしゃれな家であっても、周囲からあまりにも浮いていると、せっかくのおしゃれさが引き立ちません。家を建てる前に、周囲の家の色やデザイン、植栽など確認しておきましょう。
周囲の家に完全にあわせる必要はありませんが、自分の好みのデザインを反映しつつ、周りに溶け込むデザインを工夫することが大切です。
4−5.おしゃれな間取りを取り入れる
魅力的な家にするには、おしゃれな間取りを取り入れることが大切です。間取り次第で、家は狭く感じたり広く見えたりします。
ただし、あまりも見た目にこだわりすぎて使いづらくなると、快適に過ごせないため、実用性も兼ね備えた間取りを考えましょう。
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5.おしゃれな家を建てるにときに注意すべき4つのこと
ここでは、おしゃれな家を建てるときに注意すべき点を4つご紹介します。
5−1.ライフスタイルを考えて動線を意識
家を建てるときには、ライフスタイルを考えて動線を意識することが大切です。おしゃれな家にしたいからとデザインや色ばかりに集中すると、使い勝手や快適さが損なわれます。
家は生活をする場です。とくに家事を担う方にとって、家事動線は重要です。たとえば家族全員の衣類をまとめてしまっておけるクローゼットを設けておくと、衣類を畳んだあとに、あちらこちらに動いて片付ける必要はなくなるでしょう。
家事動線が短くなるように、またストレスなく動けるように設計することで、おしゃれなだけでなく暮らしやすい家を建てることができます。
5−2.充実した収納スペースを設ける
おしゃれな家にするためには、充実した収納スペースの確保が欠かせません。収納スペースを設けるときは、壁や床を利用した壁面収納を取り入れるとよいでしょう。また扉つきのキャビネットやウォークインクローゼットもおすすめです。物や衣服がきれいに収納されているだけでも、おしゃれな空間を演出できます。
ほかにも、あえて見せる収納もひとつの選択です。お気に入りのグラスや趣味のアイテムをガラス戸棚やウォールシェルフに並べると、インテリアのポイントになります。
5−3.事前に写真・画像を検索しておく
おしゃれな家を建てたい場合、理想のイメージを写真や画像で伝えることが大切です。どのような家がいいのかを言葉で説明しても、ほかの方が同じイメージを持ってくれるとは限りません。
具体的なイメージを伝えるため、理想に近い実例をインターネットや雑誌などでしっかりリサーチしておくとよいでしょう。これらの写真や画像をベースに家づくりの話をすることで、より理想に近い形でマイホームづくりを進めることができます。
5−4.メリハリをつけたコスト配分に
家を建てる場合は、コスト配分にメリハリをつける必要があります。予算に制限がある場合、すべての要望を満たすのは難しいでしょう。そのため各要望別に予算枠を設けて、優先順位を決めることが大切です。
たとえば料理好きでキッチンにこだわるなら、ほかの部分でコストを減らすなどバランスが必要となります。またデザインを優先するかわりに、材質のグレードを下げるといった選択もひとつのアイデアです。
こだわりのある家を建てたいからと、無理をして予算オーバーすると、その後の生活が大変です。妥協できるところはどの部分か、どうしても譲れないことは何か、などをよく考えてから家作りをスタートさせましょう。
6.おしゃれな家を建てるときハウスメーカーと設計事務所、どちらに依頼すべき?
結論、おしゃれな家を建てる場合、ハウスメーカーよりも設計事務所のほうが希望を叶えやすいといえます。なぜなら、設計事務所に依頼し、建築家とともにゼロから家づくりをすれば、自分のこだわりを実現することが可能だからです。ただし、ハウスメーカーよりも設計事務所に依頼するほうが、費用は高くなるのは注意ポイント。
一方、ハウスメーカーの場合は、建材の仕様や材質が統一化されているケースが多く、設計の自由度が低くなりがちです。しかし、その分、工期は短く、費用も低く抑えることができるのはメリットです。
また、住宅を建てる際に、一般的には、注文住宅・セミオーダー住宅・規格住宅の3種類があり、予算やオーダーの度合いからどの方法で住宅を建てるのかを選択できるようになっています。そのなかで、注文住宅は、より自分の希望を叶えた家づくりを実現できるでしょう。セミオーダー住宅は、決められた間取りから理想に近い間取りを選択し、パッケージになった住宅設備を追加していくスタイルですが、自分のこだわりをプラスできる点が特徴です。規格住宅は、価格や仕様が明確な複数の間取りのなかから希望のものを選べますが、間取りなどの変更はできません。
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まとめ
おしゃれな家を建てたいからと、気に入ったものをすべて詰め込むと、ごちゃごちゃとした印象になってしまうため注意が必要です。自分のこだわりはある程度絞って、所々にピンポイントで取り入れることが、センスのよい家に仕上げるコツです。またデザインだけでなく、機能性や快適さとのバランスも大切でしょう。
予算に限りがある場合は、コスト配分にメリハリをつけることで、予算内で理想の家を実現できます。ほかにも大和ハウスのように、建売でも注文住宅が建てられる場合もあるため、さまざまな選択肢を検討することをおすすめします。
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この記事の編集者
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