【参考事例集付】新築「スケルトン階段」の選び方とメリット・デメリット

この記事は「スケルトン階段を設置するかどうか」迷ったとき、若しくは自分に合った「スケルトン階段」はどんなタイプのものか迷ったときに、しっかり選択・判断して決める事ができるような内容になっています。

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1.スケルトン階段の「選び方はズバリ統一感」「メリット&デメリット一覧」

ここでは、スケルトン階段の選び方と、メリット・デメリットを一覧でご紹介します。

1-1.スケルトン階段の選び方はズバリ「統一感」

スケルトン階段の選び方は一言で言うと

統一感!

スケルトン階段はデザイン性が高く、おしゃれな家造りをしたい人に人気がある設備です。
好みの内装スタイルにあわせて、材質・形状を選ぶことができるため、家全体の統一感を出すことができます。
家全体の内装の雰囲気と合わせて考えて、設置するかどうか、どのような色合い・材質・形状にするかを決めたらよいでしょう。

〈スケルトン階段がおすすめの人〉

  • 家全体の統一感を出したい
  • 広々とした明るい空間にしたい
  • 採光・風通しに優れた家にしたい

スケルトン階段の選び方については「2.スケルトン階段の特徴と選び方」をご覧ください。

1-2.スケルトン階段のメリット一覧

スケルトン階段を設置するメリットは以下の4つです。

  • デザイン性の高い住宅を実現できる
  • 採光・風通しのよさを確保できる
  • 間取りを広くとれる
  • 広々とした開放感のある空間を演出できる

詳しくは、「3.スケルトン階段のメリット&デメリット解説」より、「3-1.スケルトン階段のメリット」をご覧ください。

1-3.スケルトン階段のデメリット一覧

スケルトン階段を設置するデメリットは以下の5つです。

  • 一般的な階段よりも費用が高い
  • 家全体に音が響きやすい
  • 階段下のスペースを収納スペースとして使えない
  • ペットや小さな子供がいる家庭では、落下防止策をとる必要がある
  • 冷暖房の効率が下がる

詳しくは、「3.スケルトン階段のメリット&デメリット解説」より、「3-2.スケルトン階段のデメリット」をご覧ください。

2.スケルトン階段の特徴と選び方

ここでは、スケルトン階段の特徴3つと選び方についてご紹介します。

2-1. スケルトン階段の特徴

2-1-1. 特長1 構造と形状

スケルトン階段 構造と形状

スケルトン階段は、一般的な階段と異なり、蹴込み板(段と段の間の板)がなく、階段の下や向こう側が透けて見える構造になっています。
「オープン階段」、「シースルー階段」、「ストリップ階段」といった名称でも呼ばれています。

主に使われる形状は下記のとおりです。

<スケルトン階段の形状>
直階段
  • 真っすぐな形状
  • 途中で折れ曲がることがなく、真っすぐ伸びている
  • 他の形状に比べて費用を安く抑えることができる
かね折れ階段
  • L字型の形状
  • 途中で踊り場を挟み、90度方向転換する
折り返し階段
  • U字型の形状
  • 途中で踊り場を挟み、180度方向転換する
らせん階段
  • 巻貝のような円を描いた形状
  • 中心に立った柱のまわりを、らせん状に回る
  • 最も少ない面積で設置することが可能

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2-1-2. 特長2 材質

スケルトン階段 材質

スケルトン階段では、主に木材・スチール材・アルミ材が使われています。
それぞれの材質について「価格」、「強度」、「デザイン性」の3つの項目でご紹介します。

<スケルトン階段の材質>
木材
  • 費用:他素材に比べ安い
  • 強度:普通
  • デザイン性:普通
スチール材
  • 費用:高い
  • 強度:高い
  • デザイン性:高い
アルミ材
  • 費用:高い
  • 強度:高い
  • デザイン性:高い

※各部材の種類や階段の形状、ハウスメーカーによって異なります。

スケルトン階段は一般的な階段と比べ、値段が高くなる傾向にあります。スチール材・アルミ材で作られたスケルトン階段は、木材に比べ費用が約2倍~5倍の差が生じます。

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詳しい費用については「4-1.スケルトン階段の費用相場概要」にて解説します。

2-1-3. 特長3 相性のいい間取り

スケルトン階段 相性のいい間取り

光を取り込みやすいスケルトン階段は、

がある間取りと相性がいいです。
特に吹き抜け構造のリビングにあるスケルトン階段は「リビング階段」とも呼ばれ、間取りに取り入れる人が多いです。

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2-2. 選び方のポイント

スケルトン階段は、形状と部材の組み合わせによって見え方・価格が異なります。

  • どんな雰囲気の家にしたいのか
  • 費用を抑えたいか

といった希望にあわせて「形状」、「材質」、「間取り」の3つのポイントで選ぶと失敗がありません。

以下、3つのポイントについて解説します。

<選び方のポイント>
形状で選ぶ材質で選ぶ間取りで選ぶ
スケルトン階段 形状で選ぶスケルトン階段 材質で選ぶスケルトン階段 間取りで選ぶ
価格を安く抑えたい場合は「直階段」がおすすめ。ナチュラルスタイルにしたい場合は「木材」、モダンスタイルにしたい場合は「スチール材」か「アルミ材」がおすすめ。「開放感」を演出したい場合はスケルトン階段を選ぶと◎。

2-2-1. 形状で選ぶ

スケルトン階段は、形状が複雑になるにつれて価格が高くなる傾向にあります。
価格を安く抑えたい場合は、一番シンプルな形状の「直階段」がおすすめです。
ただし、途中で折り曲げることがないため、他の形状に比べてスケルトン階段を設置する面積を広くとる必要があります。

「らせん状階段」や「折り返し階段」は比較的狭い場所でも設置が可能ですが、「直階段」と比べ複雑な形状をしているため、価格が高くなります。

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2-2-2. 材質で選ぶ

一般的に、木材・スチール材・アルミ材で作られることが多いです。
スケルトン階段は部材の組み合わせにより、内装デザインをナチュラルスタイルにもモダンスタイルにも仕上げることができます。

おおまかに、材質によって下記のようなスタイルに分類することができます。

  • 木材:ナチュラルスタイル、アメリカンスタイル、北欧スタイル、カントリースタイル
  • スチール材:モダンスタイル、インダストリアルスタイル
  • アルミ材:モダンスタイル、インダストリアルスタイル

この他にも、本体は木材×手すりはスチール材といった異なる材質を組み合わせることで、幅広いスタイルに対応できます。

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2-2-3. 間取りで選ぶ

スケルトン階段のメリットとして「広々とした開放感のある空間を演出できる」点があげられます。そのため、開放感のある

  • 吹き抜け構造のリビング
  • スキップフロア

との相性がいいです。
また、廊下や壁のスペースを削減し間取りを広くとれるため、狭小住宅への設置もおすすめです。

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3.スケルトン階段のメリット&デメリット解説

3-1.スケルトン階段のメリット

スケルトン階段のメリットについて、下記4つの項目でご紹介します。

  • デザイン性の高い住宅を実現できる
  • 採光・風通しのよさを確保できる
  • 間取りを広くとれる
  • 広々とした開放感のある空間を演出できる

3-1-1. メリット1 デザイン性の高い住宅を実現できる

スケルトン階段 メリット1 デザイン性の高い住宅を実現できる

スケルトン階段は、廊下や壁で区切る必要がなく、インテリアの一部として「見せる・魅せる」階段として設置することができます。

そのため、空間全体をおしゃれに仕上げることができ、内装やインテリアにこだわりたい人に人気があります。

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3-1-2. メリット2 採光・風通しのよさを確保できる

スケルトン階段 メリット2 採光・風通しのよさを確保できる

スケルトン階段は、蹴込み板(段と段の間の板)がなく、階段の向こう側が透けて見える構造になっているため、採光・風通しのよさに優れています。

また、落下防止策として側面にガラスパネルを設置するデザインのものもあり、室内に効率よく光を取り入れることができます。

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3-1-3. メリット3 間取りを広くとれる

スケルトン階段 メリット3 間取りを広くとれる

スケルトン階段は、廊下や壁で区切る必要がないため、削減したスペースを他の部屋に割り当てることができます。

たとえば、リビングに設置する「リビング階段」を導入した場合、廊下のスペースを削減したことでリビングの面積を広くとる間取りに設計することができます。

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3-1-4. メリット4 広々とした開放感のある空間を演出できる

スケルトン階段 メリット4 広々とした開放感のある空間を演出できる

メリット1~3でご紹介した通り、スケルトン階段は

  • 廊下や壁で区切る必要がない
  • 採光・風通しに優れている

といったメリットがあります。

壁や扉の圧迫感がない広々とした空間に加え、光を効率よく取り入れることで、開放感のある空間を演出することができます。

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3-2.スケルトン階段のデメリット

スケルトン階段のデメリットについて、下記5つの項目でご紹介します。

  • 一般的な階段よりも費用が高い
  • 家全体に音が響きやすい
  • 階段下のスペースを収納スペースとして使えない
  • ペットや小さな子供がいる家庭では、落下防止策をとる必要がある
  • 冷暖房の効率が下がる

3-2-1. デメリット1 一般的な階段よりも費用が高い

スケルトン階段 デメリット1 一般的な階段よりも費用が高い

一般的な木造の箱型階段に比べて、強度の確保が必要なことと工数の手間がかかることから、費用が高くなる傾向があります。

<一般的な階段とスケルトン階段の相場比較>
種類相場
一般的な階段約25万円~45万円
スケルトン階段約30万円~120万円

また、形状や材質によっても費用がことなります。
真っすぐな形状の「直階段」と「木材」が一番安く、形状が複雑になるにつれて費用が高くなります。

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3-2-2. デメリット2 家全体に音が響きやすい

スケルトン階段 デメリット2 家全体に音が響きやすい

スケルトン階段は、蹴込み板(段と段の間の板)がなく、階段の下や向こう側が透けて見える構造になっているため、採光・風通しのよさに優れている一方で、音を通しやすいといったデメリットがあります。

特に、1階の話し声やテレビの音が響くケースが多いです。
壁やドアを防音タイプにすると、音が響きにくくなります。

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3-2-3. デメリット3 階段下のスペースを収納スペースとして使えない

スケルトン階段 デメリット3 階段下のスペースを収納スペースとして使えない

一般的な階段と異なり、階段下の空間を収納スペースとしてとれないといったデメリットがあります。

  • 側面に壁がなく収納スペースとして区切ることができない
  • 隙間部分からホコリが落ちてくる

上記のような理由から、収納スペースとして活用するのは、あまりおすすめができません。

ただし、デザイン性の高さを活かせる、アートブックや観葉植物を置く「魅せる収納」と相性はよいため、家全体の収納率を考えながら、スケルトン階段の導入を検討するとよいでしょう。

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3-2-4. デメリット4 ペットや小さな子供がいる家庭では、落下防止策をとる必要がある

スケルトン階段 デメリット4 ペットや小さな子供がいる家庭では、落下防止策をとる必要がある

段と段の間の隙間や手すりの間から、落下する事故が発生する可能性があります。
また、落下事故に繋がらずとも階段の向こう側が透けて見えることで、怖がって階段を使えないといったケースもあります。

落下防止策としては、

  • 転落防止用ネットを設置する
  • 段と段の間にアクリルパネルを設置する
  • 滑りにくい材質を使用する

上記のような対策をとるとよいでしょう。

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3-2-5. デメリット5 冷暖房の効率が下がる

スケルトン階段 デメリット5 冷暖房の効率が下がる

スケルトン階段は、風通しがいい半面冷暖房の効率が下がる傾向にあります。
特に、冬場の冷気が伝わりやすく、スケルトン階段は寒いといった感想を持たれることも多いです。

  • 家全体の空調を一括管理してくれる全館空調を取り入れる
  • 1階と2階の境目にロールスクリーンを設置する

上記のような対策をとるとよいでしょう。

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4.スケルトン階段の費用相場

ここでは、スケルトン階段の費用相場についてご紹介します。

4-1.スケルトン階段の費用相場概要

一般的なスケルトン階段の費用相場は下記のとおりです。

<スケルトン階段の費用相場>
本体費用約30万円~120万円
手すり費用約15万円~30万円
合計約45万円~150万円

※吹き抜け工事を行う場合は更に、約200万円~250万円程の費用がかかります。
※形状、材質によって異なります。

スケルトン階段の費用が変わるポイントとしては

  • 形状
  • 材質

によって大きく異なります。

<スケルトン階段の形状による費用>
種類形状の特徴費用
直階段
  • 真っすぐな形状
  • 途中で折れ曲がることがなく、真っすぐ伸びている
安い
かね折れ階段
  • L字型の形状
  • 途中で踊り場を挟み、90度方向転換する
高い
折り返し階段
  • U字型の形状
  • 途中で踊り場を挟み、180度方向転換する
高い
らせん階段
  • 巻貝のような円を描いた形状
  • 中心に立った柱のまわりを、らせん状に回る
  • 最も少ない面積で設置することが可能
高い

シンプルな形状の「直階段」が一番安価で、形状が複雑になると費用も高くなる傾向にあります。

<スケルトン階段の材質による費用>
種類費用
木材安い
スチール材高い
アルミ材高い

木材で作られたスケルトン階段が一番安価で、スチール材・アルミ材で作られたスケルトン階段は、木材に比べ価格が約2倍~5倍の差が生じます。
木材とスチール材、木材とアルミ材など、異なる素材を組み合わせることで費用を抑えることもできます。

4-2.スケルトン階段の費用シミュミレーション

【例】30坪リビング階段のある注文住宅の建築費用

建築費用合計:約2,230万円

<内訳>

建築本体工事費:約1,530万円
付帯工事費、別途工事費:約470万円
そのほか諸費用:約230万円

※あくまでもシミュレーションです。お住まいの地域の土壌によって変動するのでハウスメーカー・工務店に確認しましょう。

家を建てる前に予め予算と、どんな家にしたいのかテイストを決めておくと、目的に合ったハウスメーカー・工務店を決めやすくなります。

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5.【事例】スケルトン階段でできる事&起こりうるトラブル

最後にスケルトン階段を設置してできる事と、考えられるトラブルを編集部で想定し、その事例とトラブル対処の工夫を示します。

5-1.吹き抜けリビングにスケルトン階段を設置したらできる事

家の中を明るい雰囲気にしたいなら、スケルトン階段の設置をするのがおすすめ。家の中が格段に明るくなります。

<できる事の例>
採光・風通しに優れたスケルトン階段家全体はナチュラルスタイルに統一家族のコミュニケーションの場に
採光・風通しに優れたスケルトン階段家全体はナチュラルスタイルに統一家族のコミュニケーションの場に
できる事
  • 家の中が明るい雰囲気になる
  • 階段をリビングに設置することで、家族のコミュニケーションをとりやすくなる

できる事:吹き抜けリビング×スケルトン階段で、効率よく日の光を室内に取り入れることができる

スケルトン階段 できる事:吹き抜けリビング×スケルトン階段で、効率よく日の光を室内に取り入れることができる

北向きの家では、どう日当たりのよさを確保するか悩むところ。
日当たりの悪い場所に家を建てる場合、採光に優れた間取りとして、吹き抜けリビングとスケルトン階段(リビング階段)の組み合わせがおすすめです。
自然光と照明で室内が明るく照らされ、間取りよりも部屋全体が広く見えるため、スケルトン階段を取り入れてよかったと思えるはずです。

できる事:リビングを家族のコミュニケーションの場にすることができる

スケルトン階段 できる事:リビングを家族のコミュニケーションの場にすることができる

明るいリビングであれば家族も自然と集まりやすくなるはず。
また、階段を使用する際に必ずリビングを経由するため、家族同士が顔を合わせる回数も自然に増えます。
リビングが、家族のコミュニケーションの場になっていくはずです。

5-2.階段のスペースを削減したらできる事&起こりうるトラブル

部屋の面積を広く取ることができるスケルトン階段を想定しました。

<できる事の例>
リビング階段壁・廊下のスペースを削減し他の部屋の間取を広く玄関に非常時に必要なものを置く収納スペースを完備
リビング階段壁・廊下のスペースを削減し他の部屋の間取を広く玄関に非常時に必要なものを置く収納スペースを完備
できる事起こりうるトラブル
  • 間取りを広くとれる
  • 費用が高くつく

できる事:壁と廊下のスペースを削減し、間取りを広くとる事で空いたスペースを有効活用できる

スケルトン階段 できる事:壁と廊下のスペースを削減し、間取りを広くとる事で空いたスペースを有効活用できる

できるだけ部屋を広く見せたいと思ったら、スケルトン階段の導入がおすすめ。
通常の階段と異なり、廊下や壁が必要なく最低限のスペースで設置できるため、空いたスペースをリビングや玄関に有効活用することができます。

起こりうるトラブル:費用が高くなってしまうかも

スケルトン階段 起こりうるトラブル:費用が高くなってしまうかも

スケルトン階段にかかる費用が、一般的な階段を設置するよりもやや割高になってしまうため想定よりも高くついてしまう可能性があります。

トラブルを防ぐ工夫例
他の場所の予算を削るなど全体的な予算調整をする

スケルトン階段にこだわるあまり、予算をオーバーしてしまった、ということにならないように最初の段階で予算調整をしておくのがトラブルを回避できる鍵です。

5-3.吹き抜け構造にU字スケルトン階段を設置したらできる事&起こりうるトラブル

U字のスケルトン階段を吹き抜け部分に設置することを想定してみました。

<できる事の例>
スタイリッシュなスケルトン階段家全体がモダンスタイルに全館空調で快適に
スタイリッシュなスケルトン階段家全体がモダンスタイルに全館空調で快適に
できる事起こりうるトラブル
  • 家の中が明るい雰囲気になる
  • 風通しがよくなる
  • 電気代が高くつく可能性がある

できる事:吹き抜け構造とスケルトン階段の組み合わせで、家全体を明るい雰囲気にできる

U字スケルトン階段 できる事:吹き抜け構造とスケルトン階段の組み合わせで、家全体を明るい雰囲気にできる

階段付近の明るさに悩む方におすすめなのがスケルトン階段。
階下まで光が差し込むので吹き抜けと合わせることで、採光・風通しに優れた家になります。

起こりうるトラブル:全館空調との相性は抜群! でも電気代が高くつく可能性も

スケルトン階段 起こりうるトラブル:全館空調との相性は抜群! でも電気代が高くつく可能性も

スケルトン階段のデメリットは、冷暖房の効率が下がることですが全館空調を導入すれば、家全体の温度を一定に保つことができます。
ただし、一般的なエアコンを設置するよりもやや電気代が高くつく可能性があります。

トラブルを防ぐ工夫例
電気代の節約に太陽光パネルの導入もあり

電気代を節約するには、太陽光パネルを設置するという手段も一つの手です。設置には費用がかかりますが、電気代が気になる方は検討してみるのもいいでしょう。

ここまで様々な観点から考えうる事例をご紹介しましたが、予算を考慮しながらスケルトン階段を活かした間取りを考えるのは大変です。
理想のマイホームを建てるうえで後悔しないためにも、家づくりのとびらで複数社のプランを比較したり、注文住宅のプロに相談することをおすすめします。

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まとめ

スケルトン階段の特徴や選び方、メリット・デメリット、費用相場についてお伝えしました。
それではおさらいです。

この記事のポイント

後悔しないスケルトン階段の選び方は?

スケルトン階段を選ぶ際には、以下の点に注目しましょう。

  • 形状
  • 材質
  • 間取り

詳しくは「2-2.選び方のポイント」で解説しています。

スケルトン階段のデメリットは?

  • 一般的な階段よりも費用が高い
  • 家全体に音が響きやすい
  • 階段下のスペースを収納スペースとして使えない
  • ペットや小さな子供がいる家庭では、落下防止策をとる必要がある
  • 冷暖房の効率が下がる

メリットと合わせて詳しく見たい方は、「3.スケルトン階段のメリット&デメリット解説」をご覧ください。

スケルトン階段はいくらぐらい?

一般的なスケルトン階段の費用相場は、約45万~150万円です。
費用内訳やシミュレーションを知りたい方は「4.スケルトン階段の費用相場」をご覧ください。


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この記事の編集者

「家づくりのとびら」編集部

NTTデータグループが運営する注文住宅相談サービス「家づくりのとびら」編集部です。難しい住まいづくりの情報を、わかりやすく正確にお伝えします。記事は不動産鑑定士や宅地建物取引士などの不動産専門家による執筆、監修記事がメイン。初めての住まいづくりをサポートします!

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