【2024年10月最新】住宅ローンの借り換え先比較と注意点|主要銀行の「金利」と「特徴」を比較!注意点と借り換えの流れも解説

本記事は、住宅ローンを借り換えたいと思っている方に向けて、「借り換え先の検討」や「借り換え時の注意点の確認」「借り換えの流れの把握」ができる限り簡単にできるように工夫しています。

この記事でわかること

  • 住宅ローンの借り換え先におすすめ主要銀行の適用金利(変動・固定)と特徴
  • 住宅ローン借り換え時の注意点
  • 住宅ローン借り換えの流れ
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1.住宅ローンを借り換えるならどこがいい?主要銀行の金利を比較

住宅ローンを借り換えるにあたって、借り換え前後で1%以上の金利差があると、借り換えた方が得しやすいと言われています。

ここでは、主要銀行の「変動金利」と「固定金利」、「それぞれの特徴」を説明します。

【銀行の金利と特徴 比較一覧表】
みずほ銀行
変動金利0.375%〜固定金利
(10年)
1.350%〜
特徴
  • AI事前診断でローン審査に通る目安がわかる
  • 「がん団信」の上乗せ金利が低い
  • ライフイベントに応じて返済額の増減ができる
参照:みずほ銀行「住宅ローン借り換えの金利一覧」
三井住友銀行
変動金利0.625%〜固定金利
(10年)
2.000%〜
特徴
  • Vポイントが1%還元される
  • 夫婦どちらかに万が一のことが合った場合、返済が免除される
  • 自然災害に対する特約を付けられる
参照:三井住友銀行「住宅ローン借り換えの金利一覧」
三菱UFJ銀行
変動金利0.345%〜固定金利
(10年)
1.110%〜
特徴
  • 7大疾病保障が手厚い
  • 毎月Pontaポイントが貯まる
  • ビッグカメラなどの提携会社の特典が利用できる
参照:三菱UFJ銀行「住宅ローン借り換えの金利一覧」
りそな銀行
変動金利0.490%〜固定金利
(10年)
1.585%〜
特徴
  • 「団信革命」という団信の保障内容が手厚い
  • 女性向けの住宅ローンがある
  • 土日祝日でも対面相談ができる
参照:りそな銀行「住宅ローン借り換えの金利一覧」
PayPay銀行
変動金利0.499%〜固定金利
(10年)
1.180%〜
特徴
  • がん50%保障(全疾病保障付)が無料で付帯する
  • がん100%保障団信(全疾病保障付)が割安である
  • ペアローンで連生団信を付帯できる
参照:PayPay銀行「住宅ローン借り換えの金利一覧」
auじぶん銀行
変動金利0.469%〜固定金利
(10年)
1.195%〜
特徴
  • がん50%保障団信+4疾病保障+全疾病長期入院保障が無料で付帯する
  • がん100%保障の上乗せ金利が低い
  • 病気で入院した場合の月次返済保障が無料で付帯する
参照:auじぶん銀行「住宅ローン借り換えの金利一覧」
住友SBIネット銀行
変動金利0.448%〜固定金利
(10年)
1.235%〜
特徴
  • 50歳以下なら3大疾病50%保障が基本付帯する
  • 全疾病保障が無料で付帯する
  • 定額自動入金サービスが無料である
参照:住友SBIネット銀行「住宅ローン借り換えの金利一覧」
イオン銀行
変動金利0.530%〜固定金利
(10年)
1.230%〜
特徴
  • イオングループでのお買い物が毎日5%オフになる
  • がん保障付団信が割安である
  • 全国のイオン銀行の店舗で365日対面相談ができる
参照:イオン銀行「住宅ローン借り換えの金利一覧」
横浜銀行
変動金利0.380%〜固定金利
(10年)
1.405%〜
特徴
  • 横浜銀行の給与振込を利用していると金利が0.03%下がる
  • 地方銀行の中ではトップクラスに変動金利が低い
  • さまざまなサービスが割引になる『Club Off』に入会できる
参照:横浜銀行「住宅ローン借り換えの金利一覧」
SBI新生銀行
変動金利0.420%〜固定金利
(10年)
0.950%〜
特徴
  • 保証料や繰上返済手数料などが無料である
  • 事務手数料が割安である
  • 一般団信が無料で付帯する
参照:SBI新生銀行「住宅ローン借り換えの金利一覧」
ソニー銀行
変動金利0.597%〜固定金利
(10年)
1.644%〜
特徴
  • がん団信50が金利上乗せなしで付帯される
  • がん団信100の上乗せ金利が割安である
  • 取扱手数料を抑えられる金利プランがある
参照:ソニー銀行「住宅ローン借り換えの金利一覧」

※2024年10月1日時点

適用される金利はしばしば変わるので、それぞれの金融機関の公式サイトを必ず確認しましょう。

「住宅ローンの選び方」や「今後の金利の見通し」について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

住宅ローンの借り換えを検討する際、「どの金融機関に借り換えればよいか」や「手続きの方法がよくわからない」といったお悩みを持たれる方が多いです。

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2.住宅ローン借り換え時の注意点

住宅ローン借り換え時は、以下の点に注意しましょう。

住宅ローンの借り換えの注意点

  • 審査で落とされる可能性がある
  • 住宅ローン控除の対象にならない場合がある
  • 思ったより効果が出ない場合がある

それぞれ解説します。

2-1.審査で落とされる可能性がある

新規借入時に比べて、借り換え時は審査が厳しい傾向にあります。

なぜなら、築年数とともに住宅の担保評価が下がるため、「住宅の担保評価<住宅ローン残高」という状態になるからです。
担保評価よりも高額な貸付を行うことは金融機関にとってリスクになるため、審査が厳しくなります。
また、新規借入時と比べて、年齢を重ね、健康状態が悪化している場合が多いことも審査が厳しくなる理由の一つです。

住宅ローンの借り換えは、いつでも誰でもできるわけではないことに注意してください。

2-2.住宅ローン控除の対象にならない場合がある

住宅ローン控除を利用するためには、住宅ローンの償却期間が10年以上であることが必要です。
つまり、借り換えによって完済までの期間が10年未満になった場合には、住宅ローン控除が対象外となります。

参考:国土交通省「住宅ローン減税
参考:国税庁「No.1233 住宅ローン等の借換えをしたとき

住宅ローン控除について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

2-3.思ったより効果が出ない場合がある

「残債が少ない」「返済期間が短い」場合は、借り換えによるメリットを感じられない場合があります。
借り換えの手数料や諸費用が発生するので、かえって損をする可能性も考えられます。

以下の場合は、借り換えの手数料や諸費用の方が高くなり、マイナスになってしまうおそれがあるので、注意しましょう。

借り換えで損をするケース

  • 残りの返済期間が10年未満
  • 残高が1,000万円以下
  • 借り換え前後の金利差が1%未満

借り換え条件を確認し、入念にシミュレーションしたうえで借り換えるか否かを検討することが大切です。

住宅ローンで失敗したくない人は、以下の記事でご紹介している失敗例をぜひ参考にしてみてください。

3.住宅ローン借り換えの流れ

借り換えの流れは以下のとおりです。

<住宅ローン借り換えの流れ>

〈STEP1〉 借り換え先を選ぶ

〈STEP2〉 必要書類を用意する

〈STEP3〉 事前審査(仮審査)を申し込む

〈STEP4〉 本審査を受ける

〈STEP5〉 旧借入先に連絡し、完済を申し出る

〈STEP6〉 新借入先と契約する

〈STEP7〉 旧借入先に必要資金を振り込む

〈STEP8〉 旧借入先の抵当権を抹消するための書類を司法書士に提出する

〈STEP9〉 新借入先への返済開始

※ここでは、「旧借入先=現在借入している金融機関」「新借入先=借り換えようと思っている金融機関」としています。

以下から一つずつ解説していきます。

〈STEP1〉 借り換え先を選ぶ

金融機関を複数検討し、自分に合った借り換え先を選びましょう。

〈STEP2〉 必要書類を用意する

必要書類は大まかに以下のような書類があります。

【表 住宅ローンの借り換えで必要な書類例】
本人確認に
必要な書類
健康保険証・運転免許証・印鑑証明書など
収入が分かる
書類
源泉徴収票・住民税課税決定通知書・所得税の納税証明書など
物件の審査に
必要な書類
土地と建物の登記事項証明書・物件購入時の売買契約書など
借入に関する
書類
住宅ローンの返済予定表・住宅ローン以外の返済予定表など

必要書類を入手するのに手数料がかかる場合があるため、事前に借入先の金融機関に確認しましょう。

〈STEP3〉 事前審査(仮審査)を申し込む

金融機関によっては、事前審査(仮審査)はなく、最初から本審査の場合もあります。

〈STEP4〉 本審査を受ける

事前審査に通過したら、本審査に移ります。
事前審査に比べて審査基準が厳しくなるため、仮審査が通っても、本審査で落ちる場合があります。

〈STEP5〉 旧借入先に連絡し、完済を申し出る

本審査に通過したら旧借入先に連絡し、一括繰上返済(完済)をする旨を伝え、完済日をいつにするか決めます。
また、完済に必要な金額(残高・手数料・利息)も確認しましょう。

〈STEP6〉 新借入先と契約する

正式に新しい借入先と契約をします。
また、司法書士に同席してもらい、抵当権設定書類の記入をします。

〈STEP7〉 旧借入先に必要資金を振り込む

新借入先から融資を受けて、必要資金(ローン残高・手数料・利息)を旧借入先に振込み、完済します。
この手続きは、新借入先がしてくれる場合が多いです。

〈STEP8〉 旧借入先の抵当権を抹消するための書類を司法書士に提出する

完済が完了した日に、これまで設定されていた抵当権を抹消するために必要な資料を旧金融機関の窓口で受け取り、司法書士に提出します。
司法書士が登記所で旧抵当権の抹消と新抵当権の設定を同時に行なってくれます。

〈STEP9〉 新借入先への返済開始

以上の手続きで、住宅ローンの借り換え完了となります。

初めから納得のいく住宅ローンを組むためには、借入先の金融機関が「自分に適しているか」「そもそもの家のプランが家計にあっていたか」などを把握したうえで進めなければなりません。

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この記事のポイント まとめ

住宅ローンを借り換えるならどこがいい?

この記事では、以下の銀行の住宅ローン金利や特徴についてご紹介しています。

  • みずほ銀行
  • 三井住友銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • りそな銀行
  • PayPay銀行
  • auじぶん銀行
  • 住友SBIネット銀行
  • イオン銀行
  • 横浜銀行
  • SBI新生銀行
  • ソニー銀行

詳細は「1.住宅ローンを借り換えるならどこがいい?主要銀行の金利を比較」をご覧ください。

住宅ローン借り換え時の注意点は?

住宅ローン借り換え時は、以下の点に注意しましょう。

  • 審査で落とされる可能性がある
  • 住宅ローン控除の対象にならない場合がある
  • 思ったより効果が出ない場合がある

詳細は「2.住宅ローン借り換え時の注意点」で解説しています。

住宅ローン借り換え時の流れは?

借り換えの手順は以下のとおりです。

〈STEP1〉 借り換え先を選ぶ

〈STEP2〉 必要書類を用意する

〈STEP3〉 事前審査(仮審査)を申し込む

〈STEP4〉 本審査を受ける

〈STEP5〉 旧借入先に連絡し、完済を申し出る

〈STEP6〉 新借入先と契約する

〈STEP7〉 旧借入先に必要資金を振り込む

〈STEP8〉 旧借入先の抵当権を抹消するための書類を司法書士に提出する

〈STEP9〉 新借入先への返済開始

詳細は「3.住宅ローン借り換えの流れ」で解説しています。

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この記事の編集者

「家づくりのとびら」編集部

NTTデータグループが運営する注文住宅相談サービス「家づくりのとびら」編集部です。難しい住まいづくりの情報を、わかりやすく正確にお伝えします。記事は不動産鑑定士や宅地建物取引士などの不動産専門家による執筆、監修記事がメイン。初めての住まいづくりをサポートします!

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