- 変更日:
- 2026.02.27

鉄骨造住宅を得意としているおすすめハウスメーカー7社の特徴を詳しく解説します!
鉄骨造で注文住宅を検討している方の中には、「どのハウスメーカーを選べばよいのか分からない」「鉄骨造住宅のメリット・デメリットが知りたい」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
本記事では、鉄骨造の住宅を建てる際に知っておきたい、おすすめのハウスメーカーの特徴を解説します。
この記事でわかること
✅ 鉄骨造のハウスメーカーを選ぶ際の重要ポイント
✅ おすすめの鉄骨造ハウスメーカー7社の特徴と強み
✅ 鉄骨造住宅の基礎知識やメリット・デメリット
本記事を読めば、鉄骨造住宅のハウスメーカー選びのポイントが明確になり、具体的な比較検討をスムーズに進められるでしょう。
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文章だけでは伝わりにくいポイントを、動画でわかりやすく解説しています。ぜひこちらもご覧ください。
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大手ハウスメーカーの特徴を一覧表で比較したい方は、こちらの記事もご覧ください。
※本記事に記載のデータや口コミは、弊社の独自調査に拠るものです。
目次
1.鉄骨造のハウスメーカーを選ぶ際の3つのポイント
鉄骨造住宅を扱うハウスメーカーを選ぶ際には、以下の3つのポイントを意識すると、より適切な選択ができます。
- ハウスメーカーの坪単価
- 扱っている建造物
- 通気性や断熱・気密性に関する工夫
以下より詳しく見ていきましょう。
1-1.ハウスメーカーの坪単価をチェック
鉄骨造住宅を建てる際、まず気になるのが建築費用。大まかな予算を把握するために、各ハウスメーカーの坪単価を確認しましょう。
坪単価とは?
坪単価とは、建築コストを確認する際に使われる数値で、住宅本体部分の建築費から延床面積(各階の床面積の合計)の坪数を割った金額です。
坪単価=住宅本体部分の建築費÷延床面積
坪単価には、家づくりにかかる本体建築費以外の、付帯工事費や諸費用は含まれていないのが一般的ですが、ハウスメーカーによって定義は異なるため、気になる方は営業担当者に聞いてみてください。
坪単価は値引き交渉や間取りプランの検討の際に何かと役に立つ数値です。ぜひ覚えておきましょう。
鉄骨造住宅の平均坪単価は?
2025年時点の鉄骨造の坪単価の相場は約84.5万円でした。
大手ハウスメーカーの坪単価は約55万~110万円、中堅ハウスメーカーの坪単価は約45万~80万円といわれているため、鉄骨造住宅の建築依頼先を選ぶ際は、大手ハウスメーカーを中心に、中堅ハウスメーカーも検討しながら探すとよいでしょう。
参考:e-Stat「建築着工統計調査 住宅着工統計 2024年」
1-2.軽量鉄骨造と重量鉄骨造の違いチェック
ハウスメーカーが扱う建造物はそれぞれ異なり、主に鉄骨造と木造どちらかだけを扱っている、あるいは両方扱っているケースがあります。
また、鉄骨造住宅には主に2種類の住宅があり、種類によって特徴が異なります。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| 軽量鉄骨造住宅 |
|
| 重量鉄骨造住宅 |
|
軽量鉄骨は工期や費用を抑えやすく、重量鉄骨は間取りの自由度を上げやすいのが特徴です。
一般住宅では軽量鉄骨が使われることが多いですが、近年では重量鉄骨の住宅を扱うハウスメーカーも増えています。
どちらかしか扱っていないハウスメーカーもあるため、自分が建てたい家は軽量鉄骨と重量鉄骨のどちらで叶えたいかも考慮しながらハウスメーカーを選びましょう。
1-3.断熱性・通気性・気密性をチェック
鉄骨造住宅は木造と比べて外気の影響を受けやすいため、夏は暑く、冬は寒くなりやすい傾向があります。そのため、多湿地帯や寒冷地帯に住む方は、特に注意が必要です。
鉄骨造を検討するのであれば、木造住宅と比較して通気性や断熱・気密性が落ちてしまう点に注意し、各ハウスメーカーの通気性への工夫、断熱・気密性について調べるとよいでしょう。
✅ 風通しを良くするには?
・窓の配置:風が通りやすい位置に窓を設ける
・換気システム:機械換気やパッシブ換気を取り入れる
・間取りの工夫:吹き抜けや通気口を活用
風通しのいい家を作るには、窓の配置・換気扇の設置・間取りの3つに注目しましょう。
各ハウスメーカーでは風通しを良くするためにどのような工夫をしているのかという点に意識して比較することで、より居心地のいい居住空間を実現することができます。
✅ 断熱・気密性のチェックポイント
・断熱性能等級(最高ランクは等級4)
・UA値(数値が小さいほど断熱性が高い)
・ZEH対応住宅かどうか
各ハウスメーカーの断熱・気密性を比較する際には、断熱性能等級やUA値、ZEH対応かどうかをチェックするとよいです。
断熱性能等級とは、「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」によって定められている基準で、最高ランクは等級4、断熱基準は「UA値0.87以下」と定められています。
UA値(外皮平均熱貫流率)とは、省エネルギー性の高さを示す数値を指し、数値が小さいほど断熱性が高くなります。
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、省エネに加え創エネ、断熱に優れた住宅で、これらの性能により年間の一次エネルギー収支をプラスマイナス0にすることができます。
地域によって異なりますが、ZEHのUA値は東京・名古屋・大阪で0.6以下と決められています。
2.鉄骨造住宅でおすすめのハウスメーカー7社を一覧で一挙に比較!
鉄骨造でおすすめのハウスメーカー一覧と、それぞれの特徴をご紹介します。
| ハウスメーカー | 坪単価 | 建造物 | 断熱・気密性 |
|---|---|---|---|
| ヘーベルハウス | 96.2万円 | 軽量鉄骨造 重量鉄骨造 | ZEH対応 ヘーベルシェルタードダブル断熱構法 |
| セキスイハイム | 85.5万円 | 軽量鉄骨造 木造 | UA値0.46 ZEH対応 |
| トヨタホーム | 81.5万円 | 軽量鉄骨造 重量鉄骨造 木造 | 断熱等性能等級4 UA値0.56 ZEH対応 |
| パナソニック ホームズ | 91.3万円 | 軽量鉄骨造 重量鉄骨造 木造 | UA値0.6 ZEH対応 |
| ダイワハウス | 82.9万円 | 軽量鉄骨造 重量鉄骨造 木造 | 3グレードの断熱仕様 ZEH対応 |
| 積水ハウス | 82.5万円 | 軽量鉄骨造 重量鉄骨造 木造 | 断熱等性能等級5 ZEH対応 |
| ミサワホーム | 82.2万円 | 軽量鉄骨造 重量鉄骨造 木造 | UA値0.38 ZEH対応 |
※プランにより異なる
以下より各ハウスメーカーの詳細を解説しますが、「数が多くて大変そう…」と感じた方もいるかもしれません。
そんな方におすすめなのが、スマホから短時間であなたに合ったハウスメーカー最大5社の具体的な住宅プランを手に入れられるHOME4U 家づくりのとびら プラン作成依頼サービスです。
簡単に「予算に合ったハウスメーカー」や「優先したい要望が得意なハウスメーカー」などをピックアップできるので、効率よくハウスメーカー比較ができますよ。
2-1.ヘーベルハウス:鉄骨住宅の耐震性・耐久性に優れたハウスメーカー
| 坪単価 | 96.2万円 |
|---|---|
| 建造物 | 軽量鉄骨造 重量鉄骨造 |
| 断熱・気密性 | ZEH対応 ヘーベルシェルタードダブル断熱構法 |
※プランにより異なる
ヘーベルハウスは、鉄骨造りの注文住宅の部門で顧客満足度がとても高いハウスメーカーです。
ヘーベルシェルタードダブル断熱構法という、耐久性と断熱性を高める独自の作り方をしており、制震フレームにもこだわっていることで、断熱性・耐久性・制震性に優れた家を提供しています。
60年無料点検システムがついてくるため、住み始めてからもずっと安心して暮らせるでしょう。
引用元:へーベルハウス 公式HP
▶【鉄骨造を得意とするヘーベルハウス】などの家づくりプランを比較する(無料)2-2.セキスイハイム:太陽光発電やオール電化を標準装備したスマートハウス

| 坪単価 | 85.5万円 |
|---|---|
| 建造物 | 軽量鉄骨造 木造 |
| 断熱・気密性 | UA値0.46 ZEH対応 |
※プランにより異なる
セキスイハイムは、太陽光発電やオール電化住宅など、エネルギーにこだわったスマートハウスが得意です。
現場工期が短いうえに高い製品精度を誇り、施工トラブルも少ないと高評価を受けています。
基礎断熱を標準装備していて、冬場に足元が冷えにくいのもメリットです。
また、60年間の無償定期診断があり、長く住み続けられます。なにかあった場合にも24時間365日の問い合わせサポートがあり、安心です。
▶【鉄骨造を得意とするセキスイハイム】などの家づくりプランを比較する(無料)引用元:セキスイハイム 公式HP
2-3.トヨタホーム:高耐久な鉄骨住宅を提供
| 坪単価 | 81.5万円 |
|---|---|
| 建造物 | 軽量鉄骨造 重量鉄骨造 木造 |
| 断熱・気密性 | 断熱等性能等級4 UA値0.56 ZEH対応 |
※プランにより異なる
トヨタホームは自動車メーカーであるトヨタのグループ企業です。
自動車メーカーグループの技術力を、鉄骨を防錆塗装する技術や、強靭な柱と梁とを強固に接合する構造などに活用しています。
大空間・大開口の設計が作れるという特徴があり、開放的な吹き抜けも注文可能。吹き抜けによって風通しも確保できるでしょう。
開口部は熱が逃げやすいといわれていますが、充填断熱工法の採用、高遮熱断熱複層ガラスの採用などで断熱対策を徹底しており、断熱等性能等級は最高ランクを確保しています。
アフターフォローは、60年間の長期保証と、建築から35年目までは5年ごとの無償点検があります。
引用元:トヨタホーム 公式HP
▶【鉄骨造を得意とするトヨタホーム】などの家づくりプランを比較する(無料)2-4.パナソニック ホームズ:電化製品との相性抜群の住宅設計

| 坪単価 | 91.3万円 |
|---|---|
| 建造物 | 軽量鉄骨造 重量鉄骨造 木造 |
| 断熱・気密性 | UA値0.6 ZEH対応 |
※プランにより異なる
パナソニック ホームズは、電化製品企業のハウスメーカーです。
パナソニック製の調理器具やビルトイン家電などの設備をトータルで提案することができるため、コンセプトを統一した住まいを手に入れられます。
敷地面積が狭くても、できる限り広く暮らせるような工夫が得意なハウスメーカーで、さまざまな階層の家を建築可能です。
断熱対策としては、家全体を優れた性能を持つ断熱材で包んだうえで、地熱の特性を利用して、床下から空気を取り込む独自のシステムを導入しています。
また、万が一地震で全壊してしまったケースでも、建て替え・半壊時の補修で使える地震あんしん保証があります。
地震保険と併用可能なため、より安心できるでしょう。
引用元:パナソニック ホームズ 公式HP
▶【鉄骨造を得意とするパナソニックホームズ】などの家づくりプランを比較する(無料)2-5.ダイワハウス:高齢者から子どもまで住みやすいフレンドリーデザイン

| 坪単価 | 82.9万円 |
|---|---|
| 建造物 | 軽量鉄骨造 重量鉄骨造 木造 |
| 断熱・気密性 | 3グレードの断熱仕様 ZEH対応 |
※プランにより異なる
ダイワハウスは、賃貸住宅や商業施設などの事業でも売り上げが高く、しっかりとした構造を持つ家づくりにも定評があるハウスメーカーです。
高齢者から子どもまでのさまざまな世代の方の使いやすさを考えたフレンドリーデザインの住宅づくりを提案してくれます。
断熱仕様は3つのグレードがあり、地域の特性に合わせて選択可能です。
初期保証30年、延長保証60年、60年以降も診断・保証が可能な長期保証サービスを用意しており、24時間365日フリーダイヤルでのサポートもあるため安心です。
リフォーム・リノベーションサポートもあり、住んでいる住宅に手を加えたくなったときにも対応してくれます。
引用元:ダイワハウス 公式HP
▶【鉄骨造を得意とするダイワハウス】などの家づくりプランを比較する(無料)2-6.積水ハウス:国認定の地震動エネルギー吸収システム採用

| 坪単価 | 82.5万円 |
|---|---|
| 建造物 | 軽量鉄骨造 重量鉄骨造 木造 |
| 断熱・気密性 | 断熱等性能等級5 ZEH対応 |
※プランにより異なる
積水ハウスは年間6万棟前後の引き渡し数があり、ハウスメーカーとしてトップクラスの企業です。
断熱性の高いアルミ系サッシを採用したり、壁の内部で断熱材がずれないための工夫を施したりしていて、断熱性能が高い状態で長い期間過ごせます。
標準仕様で断熱等性能等級4の住宅が建てられるほか、低価格帯でもこだわりのある高級なマイホームが叶います。
国土交通省にも認定された、独自の地震動エネルギー吸収システムを採用しており、大地震にも備えられます。
また、初期30年保証制度があるほか、建物がある限りずっと保証してくれるユートラスシステムもあり、永く安心できるでしょう。
引用元:積水ハウス 公式HP
▶【鉄骨造を得意とする積水ハウス】などの家づくりプランを比較する(無料)2-7.ミサワホーム:グッドデザイン賞を33年連続受賞

| 坪単価 | 82.2万円 |
|---|---|
| 建造物 | 軽量鉄骨造 重量鉄骨造 木造 |
| 断熱・気密性 | UA値0.38 ZEH対応 |
※プランにより異なる
ミサワホームはシンプルで使いやすい住宅が得意です。33年連続でグッドデザイン賞を受賞し続けています。
天井を高くして開放感のある住まいづくりが可能で、天井高を3.5メートルまで上げられます。
モデルルームでも天井の高さを実感できるため、ゆったりとしたイメージの住まいが気になる方は見学してみましょう。
また、標準仕様で各エリアの「省エネルギー基準」に対応しているため、どの地域でも年間の冷暖房費を大きく抑えることができます。
引用元:ミサワホーム 公式HP
▶【鉄骨造を得意とするミサワホーム】などの家づくりプランを比較する(無料)以上が鉄骨造でおすすめのハウスメーカー7社です。
各ハウスメーカーの大まかな特徴を把握したら、次は実際の住宅プランを複数社比較し、より具体的な内容を見比べてみましょう。
このとき注意したいのが、見積もりの費用項目です。
同じような見積もり金額でも、ハウスメーカーによって費用項目は異なるため、「A社は〇〇込みで総額を出しているのに、B社には含まれていない」というケースが多々あります。
おすすめは、コーディネーターが間に入って情報の整理をしてくれるHOME4U 家づくりのとびら プラン作成依頼サービスで複数社の住宅プランを手に入れること。
疑問点やお悩み事にすぐ対応できるため、家づくりへの不安が解消しやすく、自分たちだけで進めるよりも効率よく家づくりが行えますよ!
3.鉄骨造住宅に関する基礎知識
ここでは、鉄骨造住宅について以下の基礎知識をチェックしていきましょう。
- そもそも鉄骨造の住宅とはどのようなものか
- 鉄骨造の構造の種類と違い
以下より詳しくお伝えします。
3-1.そもそも鉄骨造住宅とは?
鉄骨造住宅とは、梁や柱などの主要な骨組みの部分に鉄骨を使っている住宅のことです。
スチールともいうことから、頭文字を取って「S造」と呼ばれる場合もあります。
メリットは「4-1.鉄骨造住宅を選択する5つのメリット」で詳しく解説しますが、木造住宅よりも剛健な性質を持ち、耐震性に優れている住宅が作れる点は、特に大きなメリットといえます。
3-2.鉄骨造の構造の種類と違い
鉄骨造の構造の種類は、主に以下の2つです。
| 鉄骨ラーメン構造 | 主にマンションで使われる |
|---|---|
| 鉄骨紬組構造 | 主に住宅やアパートで使われる |
鉄骨ラーメン構造は、固定する際に釘やボルトではなく溶接加工で構造を一体化させます。コストが高いのが特徴です。
一方、鉄骨紬組構造は、木造軸組構造を鉄骨に変えて行う方法で、ボルト接合を行います。
鉄骨造住宅に関する基礎知識について、もっと詳しく知りたい際にも、ぜひ無料オンライン相談サービス「HOME4U 家づくりのとびら」をご利用ください。
住宅業界に詳しい注文住宅のプロが、家づくりに関する基礎知識から、鉄骨造住宅やその他構造の情報まで、さまざまな疑問にお答えします。
4.鉄骨造住宅を選択する5つのメリット
鉄骨造住宅を選択する5つのメリットは、以下のとおりです。

- 地震の揺れに強く、耐震性が高い
- 建物の品質が安定している
- 工期が短く、引き渡しがスムーズ
- 火災保険料が安くなる
- 大空間の設計が可能で、開放感のある住まいが作れる
4-1.地震の揺れに強く、耐震性が高い
鉄骨は木材に比べて引っ張り強度が高く、建物全体でしなやかに力を分散させる特性があるため、地震の揺れに耐えやすいのが特徴です。
大手ハウスメーカーの鉄骨住宅では、独自の制震・免震技術を組み合わせたシステムを標準採用しているケースも多く、建築基準法が定める耐震等級3(最高等級)を標準仕様とするメーカーも少なくありません。
地震大国である日本において、「家族の命を守る家」を建てるうえで、耐震性の高さは特に重視すべき要素といえます。実家の土地への建築を検討している場合も、長期的な安心感という観点から鉄骨造は有力な選択肢となるでしょう。
4-2.建物の品質が安定している
鉄骨造住宅は、品質のばらつきが生じにくい点も大きな強みです。
木造住宅の場合、木材は天然素材であるため、含水率や木目の方向など素材ごとに性質が異なります。施工する職人の技量によっても仕上がりに差が出やすく、品質を一定水準に保つのは難しいとされています。
一方の鉄骨は、工場で精密に加工・製造されるため、規格通りの寸法・強度の担保が可能です。シロアリ被害の心配がないのもポイントです。
「どの現場でも同じクオリティ」を実現できるのは、工業製品としての精度を持つ鉄骨ならではのメリットといえるでしょう。
4-3.工期が短く、引き渡しがスムーズ
鉄骨造住宅は、木造住宅に比べて工期が短い傾向があるのもメリットのひとつです。
鉄骨住宅の多くはプレハブ工法を採用しており、主要な部材を工場で事前に製造します。現場では加工済みの部材を組み立てるだけで済むため、天候に左右されにくく、工程管理がしやすい点が特徴です。
一般的な木造在来工法の工期が4〜6ヶ月程度であるのに対し、鉄骨プレハブ住宅の場合、現場での約2ヶ月程度の工期短縮が可能とされています。工期が短ければ、仮住まいの家賃や引っ越し費用などの負担の軽減も可能です。
ただし、工期はプランの複雑さや敷地条件、ハウスメーカーの施工体制によって変動するため、あくまで目安として考えておきましょう。
参考:災害公営住宅の発注の円滑化に向けた取組みについて|国土交通省住宅局
4-4.火災保険料が安くなる
鉄骨は燃えにくい素材のため、木造住宅よりも火災保険料が安くなる傾向です。
長期の住宅ローンを組む場合、毎年の保険料の負担を抑えられれば、家計管理の観点からも無視できないメリットとなります。
建築コストのみを比較して「木造のほうが安い」と判断する前に、保険料を含めたトータルコストで比較してみましょう。
4-5.大空間の設計が可能で、開放感のある住まいが作れる
鉄骨造住宅は柱の本数を減らせるため、開放的なリビングや大きな窓を設計しやすい構造です。
木造住宅では、梁や柱を一定間隔で配置する必要があるため、間取りの自由度に制約が生まれやすい側面があります。対して鉄骨造は、高強度の部材を使用することで長いスパン(柱と柱の距離)を確保でき、柱を減らしたオープンな空間設計が可能です。
リビングとダイニングを一体化した広々としたLDK、吹き抜けのある開放的な玄関ホール、将来のライフスタイル変化に対応しやすい可変性の高い間取りなど、暮らしの質を高めるプランが実現しやすいでしょう。
また、重量鉄骨造であれば3階建て・4階建てへの対応も容易であり、実家の土地を最大限に活かした縦への空間拡張も選択肢に入ります。
なお、鉄骨造の住宅を建設する際は、コンピューターで構造計算をおこない、設計する必要があります。
構造計算とは
自重や災害などによる、建物の変形やストレスを計算すること。
そのため地震の揺れに強い住宅が建設可能で、地震のエネルギーを吸収するために揺れはするものの、多くのハウスメーカーが揺れを感じにくくする制震システムを導入しているため、万が一の安心につながるのです。
また、工場で大部分を作って組み立てられるため、建物の品質が安定しているうえに現場での工期を短くできます。
5.鉄骨造住宅を選択する4つのデメリット
鉄骨造住宅にはデメリットもあるため、注意が必要です。

- 建築コストが高くなる
- 地盤改良工事が必要になるケースが多い
- 壁が薄い可能性がある
- 通気性や断熱性が劣ることがある
5-1.建築コストが高くなる
鉄骨造住宅の最大のデメリットは、建築コストの高さです。
鋼材は木材よりも素材コストが高く、加工・製造のプロセスも複雑なため、同規模の木造住宅と比較すると建築費が割高になる傾向があります。
木造住宅の坪単価の一般的な目安が70万円程度であるのに対し、鉄骨造住宅は100万円以上になるケースも珍しくありません。
さらに、建物重量が重くなる分、基礎工事のコストも増加しやすい点に注意が必要です。
ただし、火災保険料の削減やメンテナンスコストの抑制、建物の長寿命化といった要素を考慮すると、長期的なコストパフォーマンスは必ずしも木造に劣るとはいえません。
初期費用だけでなく、数十年単位のランニングコストを含めたトータルで比較しましょう。
5-2.地盤改良工事が必要になるケースが多い
鉄骨造住宅は建物自体の重量が大きいため、地盤への負荷が木造より高くなります。地盤が軟弱な場合には地盤改良工事が必要になり、追加コストが発生するケースも珍しくありません。
調査結果によっては、地盤改良費用として数十万円から百万円超の費用が発生するため、資金計画に余裕を持たせておきましょう。
5-3.壁が薄い可能性がある
鉄骨造住宅、特に軽量鉄骨造のプレハブ住宅では、壁の厚みが木造に比べて薄くなるケースがあるため、注意が必要です。
プレハブ工法では、工場で製造した薄い壁パネルを現場で組み合わせる構造が多く、断熱材を充填できるスペースが限られる場合もあるため、断熱性能に影響が出る可能性があります。
ただし、近年の大手ハウスメーカーは外張り断熱や高性能断熱材の採用により、壁の薄さを補う技術開発を積極的に進めています。
カタログ値だけでなく、断熱等性能等級や実際の施工事例を確認しながら比較検討しましょう。
5-4.通気性や断熱性が劣ることがある
鉄骨は熱伝導率が高い素材であるため、適切な断熱処理が施されていない場合、外気温の影響を受けやすくなります。
場合によっては、夏は室内が熱くなりやすく、冬は冷えやすいといった問題が生じる可能性があるでしょう。
また通気性についても、気密性を高めた構造では、室内の空気質が悪化するリスクがあります。
ただし、24時間換気システムが適切に設計・運用されていれば、鉄骨造でも通気性について、過度に心配する必要はありません。
住宅性能表示における「断熱等性能等級」や「一次エネルギー消費量等級」を参考に、ハウスメーカー間の比較を行いましょう。
6.鉄骨造のハウスメーカーに関するよくある質問
鉄骨造に対応しているハウスメーカーをお探しの方が疑問に感じるポイントを、5つピックアップしました。
満足できる家づくりをするためにも、不明点や不安なことはハウスメーカー選びの段階で解消しておきましょう。
Q1.鉄骨造と木造、どちらがよい?
鉄骨造と木造のどちらが優れているとは、一概にいえません。優先する条件によって最適な選択が異なります。
たとえば、大空間設計を重視するなら鉄骨造、コスト・木のぬくもりを重視するなら木造が向いています。
鉄骨・木造のメリット・デメリットを比較したうえで検討しましょう。
Q2.鉄骨造の気密性・断熱性はどのくらい高い?
鉄骨造の気密性・断熱性は、採用する断熱工法や素材によって大きく異なります。
鉄は熱を伝えやすい素材のため、断熱対策が不十分だと性能が低下しやすい点に注意が必要です。
各社のUA値(外皮平均熱貫流率)を比較して検討しましょう。
Q3.鉄骨造に対応しているローコストハウスメーカーはどこ?
鉄骨造は素材コストが高いため、純粋なローコストメーカーの選択肢は木造に比べて限られます。
比較的コストを抑えた鉄骨住宅を提供しているメーカーとしては、ダイワハウスのエントリーラインが挙げられますが、木造よりも坪単価は高く、ローコストとはいえません。
コストを重視する場合は、木造との比較や、長期的なランニングコストも含めた総合的な判断が重要となるでしょう。
Q4.鉄骨造の坪単価はだいだいどのくらい?
鉄骨造住宅の坪単価は、軽量鉄骨造で80〜100万円程度、重量鉄骨造で100〜130万円程度が一般的な目安です。
ただし、プランの複雑さ・設備グレード・地域の施工費用によって変動するため、あくまで参考値となります。
複数のハウスメーカーから見積もりを取り、坪単価に含まれる範囲(諸費用・地盤改良費・外構費など)を確認しましょう。
Q5.鉄骨が得意なハウスメーカーはどこ?
鉄骨造に強いハウスメーカーとして特に実績が豊富なのは、次の7社です。
- ヘーベルハウス
- 積水ハウス
- ダイワハウス
- トヨタホーム
- セキスイハイム
- パナソニック ホームズ
- ミサワホーム
各社が独自の鉄骨工法と技術を持ち、耐震性・断熱性・デザイン性など得意とする領域が異なります。
優先する条件を整理したうえで複数社を比較し、実際に展示場で確認しましょう。
まとめ:メリット・デメリットを理解して最適なハウスメーカーを選ぼう
本記事では鉄骨造住宅の概要と、ハウスメーカー選択のポイント、それぞれのハウスメーカーの特徴、鉄骨造住宅を建てるメリット・デメリットを解説しました。
鉄骨造住宅を扱っているハウスメーカーには、ヘーベルハウスやセキスイハイム、トヨタホームなどたくさんの企業があり、メーカーごとに費用や特徴、得意分野などが異なります。
鉄骨造の注文住宅を依頼するハウスメーカーを探す際は、この記事を参考にしつつ、家族のニーズに合ったハウスメーカーを選択してください。
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