- 変更日:
- 2023.07.07

ローコスト注文住宅を得意としているおすすめハウスメーカー9社の特徴を解説します!
「家を建てたいけれど、なるべく費用はかけたくない」という方は、低予算で家が建てられるローコストハウスメーカーがおすすめです。
しかし、ローコストハウスメーカーに限らず、よく考えずにハウスメーカーを選んでしまうのは危険です。
そこで今回は、ローコストハウスメーカーについて以下の内容を解説します。
この記事でわかること
- ローコストハウスメーカーを絞り込むポイント
- 【比較】おすすめのローコストハウスメーカー9社
- ローコスト住宅とは
自身の理想を叶えることができるローコストハウスメーカーはどこなのか、さまざまなハウスメーカーをしっかりと比較して考えてみましょう。
まとめて依頼
注文住宅のプロ直伝の建築依頼先の選び方について知りたい方は「ハウスメーカーの選び方」の記事もご覧ください。
※本記事の内容は、2023年3月13日時点の情報です。
目次
1.ローコストハウスメーカーを絞り込む4つのポイント
ローコスト住宅に限った話ではありませんが、家づくりにおいて一番重要なことはハウスメーカー選びです。
以下4つのポイントに注目して、複数のハウスメーカーを比べてみましょう。
- 間取りや広さは十分か
- こだわりたい条件は叶えられそうか
- アフターサービスと保証の内容
- 過去の実績
ローコストハウスメーカーは間取りや広さに制限があることが多いです。
家族構成やライフスタイルによって「十分」と感じる間取り・面積は異なるため、自分たちの生活に適した設計が可能かどうかしっかり見極めましょう。
また、自身にとって優先度の高いこだわり条件が、ハウスメーカーの標準仕様に含まれているか、あるいは得意としている分野かどうかも必ずチェックしておきましょう。
さらに、オプションとして追加する場合の料金も確認しておくとよいでしょう。結果的にオプションの追加料金によって、予算オーバーとなってしまわないよう、注意してください。
なお、ローコストハウスメーカーは初期費用が抑えられる分、無償の保証期間が10年で、延長できないことが多いです。瑕疵担保責任保険の延長は別ですが、住み始めてからの費用も踏まえて資金計画を立てることをおすすめします。
瑕疵担保責任保険とは
新築住宅の品質や性能が欠如していた場合、保険金が支払われる制度
参考:国土交通省「住宅瑕疵担保責任保険について」
いくら費用が安くても、ハウスメーカーの技術力が低かったり、信頼に欠ける経営状況だったりすると、満足のいくマイホームにはならないかもしれません。
各社の過去の実績にも着目し、実際にどのような家を建ててきたのかも参考にして比較してみましょう。
2.おすすめローコストハウスメーカー9社の比較一覧表と特徴
ここでは、ローコスト住宅を扱うハウスメーカー9社の特徴を一覧表で比較してみましょう。
今回ご紹介するハウスメーカーは、ファミリー向けとして十分な広さ・間取りを確保しているメーカーばかりです。
ハウスメーカー | 得意分野 | アフター・保証 | 実績 |
---|---|---|---|
タマホーム | 上質な国産材を使った「木造軸組在来工法」 |
|
900万円台で4LDK2階建て |
アイダ設計 | 狭小地設計 | 最長35年保証 | 建築費555万円・888万円の企画住宅 |
アイフルホーム | 子どもに優しい家づくり |
|
10年連続「キッズデザイン賞」受賞 |
ユニバーサルホーム | 地熱床システム |
|
大震災に耐えた強固な基礎工法 |
レオハウス | ペットと暮らす家 |
|
ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2018「優秀賞」受賞 |
ヤマダホームズ | 災害に強い家 |
|
|
富士住建 | ハイグレードな標準仕様とおしゃれなデザイン |
|
1987年設立 |
桧家住宅 | 空調 |
|
|
アエラホーム | 高断熱 |
|
ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー9年連続受賞 |
※プランにより異なる
以下より、1社ずつ特徴を解説します。
「数が多すぎて大変そう」と感じた方は、HOME4U 家づくりのとびら プラン作成依頼サービスで比較するハウスメーカーの数を絞り込むとよいです。
スマホから短時間であなたに合ったハウスメーカーがわかるので、「まったく予算に合わないハウスメーカーを調べてしまった」「優先したい要望が通らなかった」といったリスクを避けながら、効率よくハウスメーカー比較ができます。
2-1.タマホーム
家族構成 | ファミリー 二人暮らし |
---|---|
得意分野 | 上質な国産材を使った「木造軸組在来工法」 |
アフター・保証 |
|
実績 | 900万円台で4LDK2階建て |
※プランにより異なる
タマホームのおすすめポイント
タマホームの魅力はなんといっても、上質な素材を使った「木造軸組在来工法」が得意であること。
同社では、1棟あたり約74.1%もの国産材を使用しています。
素材にこだわりつつ、ローコストで家を建てたい方にはおすすめのハウスメーカーです。
タマホームのおすすめのローコスト商品
同社のなかでもさらにコストを抑えたプランが「木麗な家」です。
主力商品である「大安心の家」と同等の性能を保ちながら、設備のグレードを調整することでコストを抑えています。長期優良住宅にも対応しているため、補助金を活用したい方にもおすすめです。
引用元:タマホーム 公式HP
2-2.アイダ設計
家族構成 | ファミリー 二人暮らし |
---|---|
得意分野 | 狭小地設計 |
アフター・保証 | 最長35年保証 |
実績 | 建築費555万円・888万円の企画住宅 |
※プランにより異なる
アイダ設計のおすすめポイント
アイダ建設の魅力は、高いコストパフォーマンスと空間の有効活用技術です。
「正直価格」をアイデンティティに掲げる同社は、狭小地であっても設計料を抑えながら住宅を建てられます。
また、震度7を想定した耐震実験で住宅の強度を確認しているため、万が一のときにも安心です。
アイダ設計のおすすめのローコスト商品
同社が誇るローコスト住宅は「断熱と耐震の家 BRAVO 2」プランです。
1,000万円以下で住宅を建てられるプランで、機能性や使い勝手に考慮した設備が標準仕様として設けられています。そのため、アップグレードを重ねることなく、追加費用なしでも満足度の高い住まいが手に入るでしょう。
引用元:アイダ設計 公式HP
2-3.アイフルホーム
家族構成 | ファミリー 二人暮らし |
---|---|
得意分野 | 子どもに優しい家づくり |
アフター・保証 |
|
実績 | 10年連続「キッズデザイン賞」受賞 |
※プランにより異なる
アイフルホームのおすすめポイント
アイフルホームのモットーは「子どもに優しい家づくり」です。
子どもが快適に過ごせるよう試行錯誤を繰り返す中、キッズデザイン賞を10年連続で受賞しています。
また、住宅設備メーカー「リクシルグループ」のハウスメーカーであり、10年間の設備機器保証が用意されている点も魅力です。
アイフルホームのおすすめのローコスト商品
同社で人気のプランは「FAVO(フェイボ)シリーズ」です。
同シリーズでは、12種類のライフスタイルから、依頼者に合ったプランを提案しています。
平屋やスキップフロア、二世帯住宅にも対応しているので、幅広い要望に応えてくれるでしょう。
引用元:アイフルホーム 公式HP
2-4.ユニバーサルホーム
家族構成 | ファミリー 二人暮らし |
---|---|
得意分野 | 地熱床システム |
アフター・保証 |
|
実績 | 大震災に耐えた強固な基礎工法 |
※プランにより異なる
ユニバーサルホームのおすすめポイント
ユニバーサルホームで住宅を建てた人の多くは「床暖房」が決め手となっているのだそうです。
同社は、標準仕様に「地熱床システム」を用いた、床暖房機能が設けられています。
また、外壁材には「ALC」を用いており、室内の温度調整がおこないやすく、夏でも冬でも快適に過ごせるでしょう。
ユニバーサルホームのおすすめのローコスト商品
同社の中でも人気のプランが「ラビスタ」です。
同プランは、1階の天井を高くすることで、開放感のあるリビングが実現できます。
もちろん、広々とした空間でも、床暖房がついているので、寒さ対策も万全です。また2階部分は勾配天井とし、1階の天井を高く設計しても、窮屈に感じません。
引用元:ユニバーサルホーム 公式HP
2-5.レオハウス
出典:Happy LEO house | 【レオハウス】注文住宅・自由設計のハウスメーカー(旧ヤマダレオハウス)
家族構成 | ファミリー 二人暮らし |
---|---|
得意分野 | ペットと暮らす家 |
アフター・保証 |
|
実績 | ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2018「優秀賞」受賞 |
※プランにより異なる
レオハウスのおすすめポイント
次に紹介するヤマダホームズグループの注文住宅ブランド、レオハウスの魅力は、何と言っても「ペットと暮らせる家」が得意な点にあります。
「ペットが喜ぶ間取り設計アイデア」を豊富に用意しています。また提案力についても期待が高く、住む人はもちろん、ペットの視点を考慮した設計を提案します。
レオハウスのおすすめのローコスト商品
特におすすめなのは「セミオーダー型規格住宅Vit」です。
こちらは、すでに用意されたプランの中からベースを選び、オーナーの手でその他の要望をプラスしていくスタイル。ある程度の基盤があるため、初めての家づくりでも簡単にオンリーワンのマイホームを手に入れることができるでしょう。
引用元:レオハウス 公式HP
2-6.ヤマダホームズ
出典:スーパーフル装備住宅|ヤマダホームズの家具家電付きフル装備注文住宅 / 公式サイト
家族構成 | ファミリー 二人暮らし |
---|---|
得意分野 | 災害に強い家 |
アフター・保証 |
|
実績 |
|
※プランにより異なる
ヤマダホームズのおすすめポイント
大手家電量販店「ヤマダ電機」を親会社にもつ「ヤマダホームズ」。
最先端のスマートハウスを目指すとともに、耐久性を高める「SxL構法」で注目を集めています。
また、耐震や耐火などに定評があり、もしもの地震や火災に備えた家づくりが可能です。
ヤマダホームズのおすすめのローコスト商品
ヤマダホームズでは「小堀の住まい」「SxLシグマ」「ウッドセレクション」「スーパーフル装備住宅」など、複数のプランを設けており、予算に応じて選べます。
中でも人気なものは「スーパーフル装備住宅」です。高品質な住宅設備はもちろんのこと、エアコンや照明、カーテンなどが全てワンセットになっています。また長期保証もついているので、引っ越し後も手厚いサポートを受けることができるでしょう。
引用元:ヤマダホームズ 公式HP
2-7.富士住建
出典:富士住建のスタンダード 完全フル装備の家|商品ラインナップ|「完全フル装備の家」富士住建|注文住宅・ハウスメーカー
家族構成 | ファミリー 二人暮らし |
---|---|
得意分野 | ハイグレードな標準仕様とおしゃれなデザイン |
アフター・保証 |
|
実績 | 1987年設立 |
※プランにより異なる
富士住建のおすすめポイント
富士住建が人気の理由は、標準仕様のグレードの高さにあります。
「完全フル装備の家」をキャッチコピーに掲げるだけあり、その設備は他社と比較してもハイレベルです。
過去の依頼者のコメントからは、キッチンやトイレ、お風呂が特にハイグレードであったことがわかります。
富士住建のおすすめのローコスト商品
富士住建が用意しているプランの中でも、おすすめは「完全フル装備の家」です。
対面式システムキッチンにはビルトインの食洗機、お風呂には22インチのTVや浴室暖房換気乾燥機など、欲しいものが多く揃っています。
また、防犯ガラスやセンサーライトなども標準装備されているため、防犯対策にも期待できます。
引用元:富士住建 公式HP
2-8.桧家住宅
出典:実例ギャラリー | 桧家住宅|注文住宅・ハウスメーカー
家族構成 | ファミリー 二人暮らし |
---|---|
得意分野 | 空調 |
アフター・保証 |
|
実績 |
|
※プランにより異なる
桧家住宅のおすすめポイント
桧家住宅の魅力は、何といっても空調設備にあります。
同社は「Z空調」を採用しており、夏は涼しく、冬は暖かな室内を実現します。もちろんランニングコストにも考慮しており、電気代の心配も少なく済むでしょう。冬場は足元から室内が暖まるため、冷え対策も万全です。
桧家住宅のおすすめのローコスト商品
特定のプランはありませんが、同社のモデルハウスは「リアルサイズ」。
広さ・間取り・設備などが現実的なグレードで設計されているため、自分で建てる前に、建ててからのイメージがしやすいのが魅力です。
引用元:桧家住宅 公式HP
2-9.アエラホーム
家族構成 | ファミリー 二人暮らし |
---|---|
得意分野 | 高断熱 |
アフター・保証 |
|
実績 | ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー9年連続受賞 |
※プランにより異なる
アエラホームのおすすめポイント
アエラホームの住宅は、高い断熱性が魅力です。
温度・室温管理がしやすいだけでなく、1年中快適に過ごすことができるでしょう。
また、省エネへの取り組みにも積極的です。高い性能を誇る省エネハウスメーカーに送られる「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」は9年連続で受賞しています。
アエラホームのおすすめのローコスト商品
同社の性能を実感するならば「クラージュ」シリーズがおすすめです。
家全体をアルミ箔面材の断熱材で包みこむ「外張断熱」を採用しており、壁内には吹付け断熱を施すことで、独自の高断熱住宅を提供しています。
引用元:アエラホーム 公式HP
以上が、ローコスト住宅でおすすめのハウスメーカーです。
このように、ハウスメーカーはそれぞれに特徴があるため、契約をする前には複数のハウスメーカーの特徴を比較・検討してください。
各ハウスメーカーの大まかな特徴を把握したら、次は実際の住宅プランを複数社比較し、より具体的な内容を見比べてみましょう。
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3.ローコスト住宅ってどんな家?
ローコスト住宅とは、一般的な注文住宅よりも比較的安価に売られている住宅プランを指します。
全国展開しているような大手のハウスメーカーや工務店で販売されています。
なお、ローコスト住宅は一般的な注文住宅と異なり、間取りや設備などが規格化されていることが多いです。
フルオーダーで、細部にまでこだわった家づくりをしたい人には向いていないかもしれません。
しかし、中には1,000万円以下で展開されている商品もあるため、「家を建てたいけれど資金が足りるか心配」「予算は少ないけれど、建売住宅ではなく建築から携わりたい」という人にはぴったりです。
家づくりのとびらコラム
ローコスト住宅はなぜ安い?
ローコスト住宅が安い理由は、ローコスト住宅を展開するハウスメーカーが「商品販売以外で利益を得る工夫をしているから」です。
例えば、以下のような工夫をしているハウスメーカーが多いです。
- テレビCMやチラシなどの広告費をカット
- 建材や設備のグレードを統一化
- 住宅の形状・間取り・デザインのシンプル化
- 作業の合理化による人件費削減 など
注意したいのは、ローコスト住宅を選択することによって住宅の形状や間取り、デザインに制限がかかりやすいことです。
4.ローコスト住宅を検討する際のポイント
ローコスト住宅を検討している方は、以下のポイントを押さえておくとよいです。
ローコスト住宅を検討する際のポイント
- ローコスト住宅の坪単価と費用相場
- ローコスト住宅のメリット・デメリット
順に解説します。
4-1.ローコスト住宅の坪単価と費用相場
ローコスト住宅の費用については、以下の価格帯を目安にするとよいです。
- 建築費1,000万円以下または、1,000万円台
- 坪単価55万円以下
建築費1,000万円以下または、1,000万円台
住宅金融支援機構によると、注文住宅にかかった資金の全国平均は3,572万円です。
建築費は家づくりにかかる資金の7割を占めるといわれているので、建築費の全国平均は2,500万円程度ということがわかります。
これに比べ、建築費が1,000万円前後の住宅は、ローコスト住宅といえるでしょう。
ちなみに、建築費1,000万円以下の住宅の場合、ハウスメーカーが事前に設けている間取りに沿った「規格住宅(企画住宅)」となるケースが多いです。
一方、建築費用が1,000万円台の住宅の場合、設備やデザインなどのグレードを抑えたうえで、プランの自由度が高い「注文住宅」を建てられることもあります。
参考:住宅金融支援機構「2021年度 フラット35利用者調査」
坪単価55万円以下の住宅
坪単価とは、建築費用を延床面積(坪数)で割り、算出される1坪当たりの建築費用のことです。
ローコスト住宅の坪単価は、はっきりと決められていませんが、例えば、家づくりの無料相談サービスを展開する「HOME4U 家づくりのとびら」では、2階建ての新築の場合、坪単価が55万円以下であればローコスト住宅であると判断しています。
建築費用含め、ハウスメーカーによってローコスト住宅の基準はさまざまなので、ハウスメーカーを探す際には、自分の予算に合ったプランを提案してくれるかどうかをしっかり見極める必要があります。
「自分たちだけでハウスメーカーの坪単価を調べたり、注文住宅の資金計画を立てたりするのは難しい…」と感じたら、ぜひ一度無料オンライン相談サービス「HOME4U 家づくりのとびら」をご利用ください。
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4-2.ローコスト住宅のメリット・デメリット
ローコスト住宅にはメリットもデメリットもあるため、事前に把握しておきましょう。
メリット |
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|
デメリット |
|
5.【失敗例付き】後悔しない!ローコストハウスメーカーを選ぶコツ
ローコストハウスメーカーを探す際には、以下の5点に注意するとよいです。
- 住宅性能・保証は妥協しない
- 担当者をしっかりと評価する
- 他の人の失敗談も把握しておく
- 見積もりを複数依頼する
- オプション料金にも注意する
以下より詳しく解説します。
5-1.住宅性能・保証は妥協しない
一般的な住宅よりもローコストで建てるとなると、「どこかで妥協しなくてはいけない」というケースもあるかもしれません。
ここで妥協してはいけないのが、耐震性や断熱性といった住宅性能や、保証内容です。
この2つのポイントは、家を建ててから住み始めたあと、家を手放すまでの間、永い期間重要となるポイントです。
せっかく理想のデザインや間取りで家を建てられたとしても、地震のたびに建物の揺れで不安な思いをしたり、冬の冷気や夏の蒸し暑さを感じやすい家だったりすると不満が残ります。
5-2.担当者をしっかりと評価する
ハウスメーカー選びの際、決定打として一番多いのが「営業担当者との相性が良かった」というものです。
人と人との相性はネットやパンフレットを眺めているだけではわからない部分なので、ある程度気になるハウスメーカーが絞り込めたら、住宅展示場に行って、実際にハウスメーカーの営業担当者とコミュニケーションをとるとよいです。
なお、オンライン相談サービス「HOME4U 家づくりのとびら」なら、あらかじめ好みの営業担当者にアテンドすることもできます。ご利用は無料なので、ぜひお気軽にご相談ください。
5-3.他の人の失敗談も把握しておく
家づくりにおいては、多くの人が「初心者」です。
たくさんの情報を集め、失敗しないように気を付けていても、大事なポイントを見落としてしまうこともあるかもしれません。
なるべく失敗を避けるためには、ほかの人の失敗談も参考にするとよいです。
特に、ローコスト住宅を検討するのであれば、費用と設備・デザインなどのバランスには気を付けましょう。
5-4.見積もりを複数依頼する
先述のとおり、ハウスメーカーにはそれぞれ得意分野があり、同じような条件であっても見積金額が異なることがあります。
しっかり複数のメーカーの比較をせず、1社だけで検討を進めると「A社で進めていたけど、B社のほうがお得だった…」ということにもなりかねません。
このような失敗を避けるには、実際に見積もりを複数依頼し、見比べることが大事です。
HOME4U 家づくりのとびら プラン作成依頼サービスなら、効率よくハウスメーカーから実際のプランを手に入れることができるのでおすすめです。
5-5.オプション料金にも注意する
ローコスト住宅というのは、標準仕様で満足できれば費用を抑えてマイホームが実現できますが、大抵の人がいろんな仕様や設備を見ていくうちにハイグレードなオプションに惹かれていくものです。
このとき注意したいのは、ローコストハウスメーカーの中には標準仕様を安く設定している分、オプション費用を高く設定しているメーカーもある点です。
特に検討していなかったとしても、契約を決める前には、オプション費用も確認しておくとよいでしょう。
また、家づくりを進めていると、高額な金額に目が慣れて数十万円のオプションが「安い」と感じてしまうこともあります。
本当に必要な設備なのか、冷静に判断しながら検討しましょう。
6.ローコスト住宅に関するQ&A
ここでは、ローコスト住宅でよくある疑問にQ&A形式でお答えします。
Q1.ローコストハウスメーカーの耐震性は大丈夫?
すべての新築住宅には「新耐震基準」という基準をクリアする義務が課せられており、ローコスト住宅であってもこれに変わりはありません。
これまでにも耐震基準は、大きな震災ごとに厳しく改正されてきており、現在採用されている基準はより優れた性能が求められるため、大きな問題はないといえます。
また、住宅性能にはそれぞれ基準が設けられており、各ハウスメーカーでは「耐震等級」として公式HPに公開していることが多いです。数字が高いほど耐震性能が高いので、気になる方はチェックしてみてください。
Q2.年収300万円程度の20代でも建てられる?
年収300万円程度の20代でも家を建てることはできます。
むしろ、若いうちからマイホームを入手することには、以下のようなメリットもあります。
- 家賃に消費する費用がなくなり、支払った費用は不動産財産として残る
- 住宅ローンの返済期間を長期間に設定しやすい
- 親の所有地や余っている土地を有効活用できる
家を建てる年収を確認し、無理のない資金計画を立ててみてください。
Q3.ローコストハウスメーカーで3階建ては可能?
ローコストでも3階建て住宅を建てることは可能です。
3階建てを検討するのであれば「アイダ設計」のような、狭小地での建築を得意とするハウスメーカーがおすすめです。
まとめ
ローコスト住宅を得意としているハウスメーカー9社の特徴をご紹介しました。
同じローコスト住宅であっても、メーカーが違えば、性能やデザインも異なります。
もちろん、標準仕様に含まれる内容や、保証期間、アフターサービスにも差があります。
自身の理想と照らし合わせて、マッチしたハウスメーカーに依頼しましょう。
この記事のポイント
おしゃれなローコストハウスメーカーは?
近年ではローコストでもおしゃれなデザインのハウスメーカーが多いですが、特におすすめなのは富士住建です。
標準仕様のグレードも高く、コストパフォーマンスに優れています。
詳しい特徴は「2-7.富士住建」で解説しています。
耐震性が優れているローコストハウスメーカーは?
大手・優良ハウスメーカーであれば大抵のメーカーが耐震性に高い期待を持てますが、特におすすめなのはヤマダホームズです。
火災に備えた造りや、省エネ性の高いスマートハウスへの評価も高いので、高性能を求める方にはおすすめです。
詳しい特徴は「2-6.ヤマダホームズ」をご覧ください。
ローコストハウスメーカーのデメリットは?
以下のような点がデメリットといえます。
- 設備の追加などによって、予算をオーバーしやすい
- 設計の自由度が低く、間取りや広さに制限が設けられることがある
- 性能や品質が劣る可能性がある
- アフターサービスや保証内容が少ないことがある
詳しくは「4-2.ローコスト住宅のメリット・デメリット」をご覧ください。
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