- 変更日:
- 2024.12.17

20代でも購入しやすい、ローコスト注文住宅でおすすめのハウスメーカー・工務店9社の特徴を解説します。
各社の得意分野や保証内容、実績、良い口コミ・悪い口コミなどをまとめたので、ぜひ参考にしてください。
この記事でわかること
- ローコストハウスメーカーを選ぶ5つのポイントとメリット・デメリット
- 【比較】おすすめのローコストハウスメーカー9社
- ローコスト住宅でよくある質問
まとめて依頼
大手ハウスメーカーの特徴を一覧表で比較したい方は、こちらの記事もご覧ください。
目次
1.ローコストハウスメーカーを選ぶ5つの比較ポイント
家づくりにおいて一番重要なことはハウスメーカー・工務店選びです。
まずは、ローコストで建築費の安いハウスメーカー・工務店を選ぶ際の5つの比較ポイントについて解説します。
ローコストハウスメーカー選びの比較ポイント
- 予算にあっているかどうか?
- 間取りや広さは十分か?
- こだわりたい条件は叶えられそうか?
- アフターサービスと保証の内容はどうか?
- 過去の実績はどうか?
以下より1つずつ見ていきましょう。
1-1.予算にあっているかどうか?
ローコスト住宅の費用については、以下の価格帯を目安にするとよいです。
- 建築費1,000万円以下または、1,000万円台
- 坪単価55万円以下
ローコスト住宅は建築費が1,000万円以下または1,000万円台の家をさします。
注文住宅にかかった資金の全国平均は土地代含めて約4,903万円、建築費の全国平均は約3,406万円のため、全国平均と比べ、大きくコストが抑えられていることがわかります。
ハウスメーカーごとの費用目安となる坪単価は、建築費用を延床面積(坪数)で割り、算出される1坪当たりの建築費用をさします。実際に家を建てる坪数とハウスメーカーごとの坪単価を計算し、おおよその費用を出しておくと安心です。
参考:住宅金融支援機構「 2023年度 フラット35利用者調査」
1-2.間取りや広さは十分か?
依頼するハウスメーカーによっては、設計の自由度が低く間取りや広さを確保できないケースもあるため、ハウスメーカーを比較しながら検討すると安心です。
●建築費1,000万円以下の住宅の場合
ハウスメーカーが事前に設けている間取りに沿った「規格住宅(企画住宅)」となるケースが多く、思っていた間取りや広さを確保できないことがあります。
●建築費用が1,000万円台の住宅の場合
設備やデザインなどのグレードを抑えたうえで、プランの自由度が高い「注文住宅」を建てられることがあります。
ただし、一般的な注文住宅と比べ、ある程度パターン化することでコストを抑えているケースが多いため、間取りにこだわりがある場合は優先順位を決めておく必要があります。
1-3.こだわりたい条件は叶えられそうか?
ハウスメーカー・工務店によって選べる設備や素材が異なります。
選ぶ設備や素材によっては標準仕様ではなく、金額上乗せのオプション仕様になるため、通常よりコストがかかる場合があります。
どういったものが標準仕様に設定されているのか、自分のこだわりたい条件を多く叶えてくれるハウスメーカー・工務店はどこか、吟味することが大切です。
1-4.アフターサービスと保証の内容はどうか?
ハウスメーカー・工務店によって、アフターサービスの保証期間や内容も異なります。
初期保証は何年か、保証内容の範囲はどこまでか、定期的なメンテナンスが必須かどうかなど、細かく確認をしておきましょう。
なお、ローコストハウスメーカーは初期費用が抑えられる分、無償の保証期間が「瑕疵担保責任保証※」の10年までで、それ以降は延長できないことが多いです。
瑕疵担保責任保険の延長は別ですが、住み始めてからの費用も踏まえて資金計画を立てることをおすすめします。
※瑕疵担保責任保険とは
新築住宅の品質や性能が欠如していた場合、保険金が支払われる制度
参考:国土交通省「住宅瑕疵担保責任保険について」
1-5.過去の実績はどうか?
ハウスメーカー・工務店ごとに得意分野は異なります。
希望する構造やシステムに関して技術力が低い場合、思っていたような家が建たなかったり、良いサービスを受けられなかったりする可能性があります。
各社の過去の実績にも着目し、実際にどのような家を建ててきたのかも参考にして比較してみましょう。
信頼度については、良い口コミ・悪い口コミなども参考になります。
以上が、ローコストハウスメーカーを選ぶ際に比較したい5つのポイントです。
2章からは、おすすめのローコストハウスメーカー9社の特徴を比較しますが、実際にハウスメーカーを選ぶ決め手となりやすいのは「営業担当者との相性」であることが多いと言われています。
しかし、一般的なカタログ請求や住宅展示場見学では、オーナー側が営業担当者を指名することはできず、ネットにあるような口コミ・評判も、人のとらえ方によって大きく差が出るので参考にしづらいという実態があります。

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家づくりのとびらコラム
ローコスト住宅のメリット・デメリットは?
ローコスト住宅のメリット・デメリットは下記のとおりです。
メリット |
|
---|---|
デメリット |
|
2.おすすめローコストハウスメーカー9社の比較一覧表と詳細解説
ここでは、ローコスト住宅を扱うハウスメーカー9社の特徴を一覧表で比較してみましょう。
今回ご紹介するハウスメーカー・工務店は、ファミリー向けとして十分な広さ・間取りを確保しているメーカーばかりです。
ハウスメーカー | 一押しのポイント | アフター・保証 | 実績 |
---|---|---|---|
アイダ設計 | 狭小地設計 | 最長35年保証 | 建築費555万円・888万円の企画住宅 |
アイフルホーム | 子どもに優しい家づくり |
| 10年連続「キッズデザイン賞」受賞 |
アエラホーム | 高断熱 |
| ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー9年連続受賞 |
ユニバーサルホーム | 地熱床システム |
| 大震災に耐えた強固な基礎工法 |
ヤマダホームズ | 災害に強い家 |
|
|
桧家住宅 | 空調 |
|
|
タマホーム | 上質な国産材を使った「木造軸組在来工法」 |
| 900万円台で4LDK2階建て |
レオハウス | ペットと暮らす家 |
| ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2018「優秀賞」受賞 |
富士住建 | ハイグレードな標準仕様とおしゃれなデザイン |
| 1987年設立 |
※プランにより異なる
以下より、1社ずつ特徴を解説します。
2-1.アイダ設計
家族構成 | ファミリー 二人暮らし |
---|---|
一押しのポイント | 狭小地設計 |
アフター・保証 | 最長35年保証 |
実績 | 建築費555万円・888万円の企画住宅 |
良い口コミ |
|
悪い口コミ |
|
※プランにより異なる
アイダ設計のおすすめポイント
アイダ設計の魅力は、高いコストパフォーマンスと空間の有効活用技術です。
「正直価格」をアイデンティティに掲げる同社は、狭小地であっても設計料を抑えながら住宅を建てられます。
また、震度7を想定した耐震実験で住宅の強度を確認しているため、万が一のときにも安心です。
アイダ設計のおすすめのローコスト商品
おすすめのプランは「断熱と耐震の家 BRAVO 2」です。
1,000万円以下で住宅を建てられるプランで、機能性や使い勝手に考慮した設備が標準仕様として設けられています。
そのため、アップグレードを重ねることなく、追加費用なしでも満足度の高い住まいが手に入るでしょう。
引用元:アイダ設計 公式HP
2-2.アイフルホーム
家族構成 | ファミリー 二人暮らし |
---|---|
一押しのポイント | 子どもに優しい家づくり |
アフター・保証 |
|
実績 | 10年連続「キッズデザイン賞」受賞 |
良い口コミ |
|
悪い口コミ |
|
※プランにより異なる
アイフルホームのおすすめポイント
アイフルホームのモットーは「子どもに優しい家づくり」です。
子どもが快適に過ごせるよう試行錯誤を繰り返す中、キッズデザイン賞を10年連続で受賞しています。
また、住宅設備メーカー「リクシルグループ」のハウスメーカーであり、10年間の設備機器保証が用意されている点も魅力です。
アイフルホームのおすすめのローコスト商品
おすすめのプランは「FAVO(フェイボ)シリーズ」です。
同シリーズでは、12種類のライフスタイルから、依頼者に合ったプランを提案しています。
平屋やスキップフロア、二世帯住宅にも対応しているので、幅広い要望に応えてくれるでしょう。
引用元:アイフルホーム 公式HP
2-3.アエラホーム
家族構成 | ファミリー 二人暮らし |
---|---|
一押しのポイント | 高断熱 |
アフター・保証 |
|
実績 | ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー9年連続受賞 |
良い口コミ |
|
悪い口コミ |
|
※プランにより異なる
アエラホームのおすすめポイント
アエラホームは、高い断熱性が魅力です。
温度・室温管理がしやすいだけでなく、1年中快適に過ごすことができるでしょう。
また、省エネへの取り組みにも積極的です。高い性能を誇る省エネハウスメーカーに送られる「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」は9年連続で受賞しています。
アエラホームのおすすめのローコスト商品
おすすめのプランは「クラージュ」シリーズです。
家全体をアルミ箔面材の断熱材で包みこむ「外張断熱」を採用しており、壁内には吹付け断熱を施すことで、独自の高断熱住宅を提供しています。
引用元:アエラホーム 公式HP
2-4.ユニバーサルホーム

引用元:家族の「好き」をちりばめた、愛犬と暮らしやすい家を注文住宅で実現|注文住宅の建築実例
家族構成 | ファミリー 二人暮らし |
---|---|
一押しのポイント | 地熱床システム |
アフター・保証 |
|
実績 | 大震災に耐えた強固な基礎工法 |
良い口コミ |
|
悪い口コミ |
|
※プランにより異なる
ユニバーサルホームのおすすめポイント
ユニバーサルホームは、標準仕様に「地熱床システム」を用いた、床暖房機能が設けられています。
また、外壁材には「ALC」を用いており、室内の温度調整がおこないやすく、夏でも冬でも快適に過ごせるでしょう。
ユニバーサルホームのおすすめのローコスト商品
おすすめのプランは「ラビスタ」です。
1階の天井を高くすることで、開放感のあるリビングが実現できます。
広々とした空間でも、床暖房がついているので、寒さ対策も万全です。
また2階部分は勾配天井とし、1階の天井を高く設計しても、窮屈に感じません。
引用元:ユニバーサルホーム 公式HP
2-5.ヤマダホームズ

引用元:夫婦で積極的に家づくりに参加し「狭小地でも暮らしやすい家」を実現|注文住宅の建築実例
家族構成 | ファミリー 二人暮らし |
---|---|
一押しのポイント | 災害に強い家 |
アフター・保証 |
|
実績 |
|
良い口コミ |
|
悪い口コミ |
|
※プランにより異なる
ヤマダホームズのおすすめポイント
大手家電量販店「ヤマダ電機」を親会社にもつ「ヤマダホームズ」は、最先端のスマートハウスを目指すとともに、耐久性を高める「SxL構法」で注目を集めています。
また、耐震や耐火などに定評があり、もしもの地震や火災に備えた家づくりが可能です。
ヤマダホームズのおすすめのローコスト商品
おすすめのプランは「スーパーフル装備住宅」です。
ヤマダホームズでは「小堀の住まい」「SxLシグマ」「ウッドセレクション」「スーパーフル装備住宅」など、複数のプランを設けており、予算に応じて選べます。
「スーパーフル装備住宅」は高品質な住宅設備はもちろんのこと、エアコンや照明、カーテンなどが全てワンセットになっています。また長期保証もついているので、引っ越し後も手厚いサポートを受けることができるでしょう。
引用元:ヤマダホームズ 公式HP
2-6.桧家住宅
家族構成 | ファミリー 二人暮らし |
---|---|
一押しのポイント | 空調 |
アフター・保証 |
|
実績 |
|
良い口コミ |
|
悪い口コミ |
|
※プランにより異なる
桧家住宅のおすすめポイント
桧家住宅の魅力は、何といっても空調設備にあります。
「Z空調」を採用しており、夏は涼しく、冬は暖かな室内を実現します。もちろんランニングコストにも考慮しており、電気代の心配も少なく済むでしょう。冬場は足元から室内が暖まるため、冷え対策も万全です。
桧家住宅のおすすめのローコスト商品
特定のプランはありませんが、「リアルサイズ」を追及しているのが特徴です。
広さ・間取り・設備などが現実的なグレードで設計されているため、自分で建てる前に、建ててからのイメージがしやすいのが魅力です。
引用元:桧家住宅 公式HP
2-7.タマホーム
家族構成 | ファミリー 二人暮らし |
---|---|
一押しのポイント | 上質な国産材を使った「木造軸組在来工法」 |
アフター・保証 |
|
実績 | 900万円台で4LDK2階建て |
良い口コミ |
|
悪い口コミ |
|
※プランにより異なる
タマホームのおすすめポイント
タマホームの魅力は、上質な素材を使った「木造軸組在来工法」が得意であることです。
1棟あたり約74.1%もの国産材を使用しています。
素材にこだわりつつ、ローコストで家を建てたい方にはおすすめのハウスメーカーです。
タマホームのおすすめのローコスト商品
おすすめのプランは「木麗な家」です。
主力商品である「大安心の家」と同等の性能を保ちながら、設備のグレードを調整することでコストを抑えています。
長期優良住宅にも対応しているため、補助金を活用したい方にもおすすめです。
引用元:タマホーム 公式HP
2-8.レオハウス

引用元:リセールバリューを考慮した実用性と、ジムや配信などの趣味も楽しめる家|注文住宅の建築実例
家族構成 | ファミリー 二人暮らし |
---|---|
一押しのポイント | ペットと暮らす家 |
アフター・保証 |
|
実績 | ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2018「優秀賞」受賞 |
※プランにより異なる
レオハウスのおすすめポイント
レオハウスの魅力は、「ペットと暮らせる家」が得意な点にあります。
「ペットが喜ぶ間取り設計アイデア」を豊富に用意しており、提案力についても期待が高く、住む人はもちろん、ペットの視点を考慮した設計を提案します。
レオハウスのおすすめのローコスト商品
おすすめのプランは「セミオーダー型規格住宅Vit」です。
すでに用意されたプランの中からベースを選び、オーナーの手でその他の要望をプラスしていくスタイルです。
ある程度の基盤があるため、初めての家づくりでも簡単にオンリーワンのマイホームを手に入れることができるでしょう。
引用元:レオハウス 公式HP
2-9.富士住建
家族構成 | ファミリー 二人暮らし |
---|---|
一押しのポイント | ハイグレードな標準仕様とおしゃれなデザイン |
アフター・保証 |
|
実績 | 1987年設立 |
※プランにより異なる
富士住建のおすすめポイント
富士住建が人気の理由は、標準仕様のグレードの高さにあります。
「完全フル装備の家」をキャッチコピーに掲げるだけあり、その設備は他社と比較してもハイレベルです。
過去の依頼者のコメントからは、キッチンやトイレ、お風呂が特にハイグレードであったことがわかります。
富士住建のおすすめのローコスト商品
おすすめのプランは「完全フル装備の家」です。
対面式システムキッチンにはビルトインの食洗機、お風呂には22インチのTVや浴室暖房換気乾燥機など、欲しいものが多く揃っています。
また、防犯ガラスやセンサーライトなども標準装備されているため、防犯対策にも期待できます。
引用元:富士住建 公式HP
以上が、おすすめローコストハウスメーカー9社の特徴です。
もちろん、この他にもローコストハウスメーカーはたくさんあるでしょう。
しかし、全国に数万社あるといわれているハウスメーカー・工務店を自分たちだけで1社ずつ調べ、情報整理していくのは非常に手間や時間がかかり大変です。
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3.【失敗例付き】後悔しない!ローコストハウスメーカーを選ぶ5つのコツ
ローコストハウスメーカーを選ぶ5つのコツを紹介します。
- 住宅性能・保証は妥協しない
- 担当者をしっかりと評価する
- 他の人の失敗談も把握しておく
- 見積もりを複数依頼する
- オプション料金にも注意する
以下より、失敗事例とともに詳しく解説します。
3-1.住宅性能・保証は妥協しない
失敗事例:断熱性能の弱い家にしてしまい、夏冬の冷暖房にお金が余計にかかってしまった
ローコスト住宅を建てるとき妥協してはいけないのが、耐震性や断熱性といった住宅性能や保証内容です。
家を建ててから住み始めたあと、家を手放すまでの間、永い期間重要となるポイントです。
せっかく理想のデザインや間取りで家を建てられたとしても、地震のたびに建物の揺れで不安な思いをしたり、冬の冷気や夏の蒸し暑さを感じやすい家だったりすると不満が残ります。
3-2.担当者をしっかりと評価する
失敗事例:最初の担当者と相性が悪く、はやいうちに担当を替えてもらえないか相談すればよかった
ハウスメーカー選びの際、決定打として一番多いのが「営業担当者との相性が良かった」というものです。
ある程度気になるハウスメーカーが絞り込めたら住宅展示場に行って、実際にハウスメーカーの営業担当者とコミュニケーションをとると失敗が少ないです。
もし担当者と合わないと感じた場合、早めに相談をしておきましょう。
3-3.見積もりを複数依頼する
失敗事例:他のメーカーに依頼をしたほうがコストを抑えることができた
ハウスメーカー・工務店にはそれぞれ得意分野があり、同じような条件であっても見積金額が異なることがあります。
しっかり複数のメーカーの比較をせず、1社だけで検討を進めると「A社で進めていたけど、B社のほうがお得だった…」ということにもなりかねません。
このような失敗を避けるには、実際に見積もりを複数依頼し、見比べることが大事です。
3-4.オプション料金にも注意する
失敗事例:標準設備では不十分だったためオプションを追加したところ、予算をオーバーしてしまった
1,000万円台の注文住宅のようなローコスト住宅というのは、商品販売以外で利益を得る工夫をしているため、メーカーによっては標準仕様の設備やデザインは最新の型ではなく、型落ちのものを使用しているケースもあります。
そのため、いろいろなプランを見比べるうちにハイグレードなオプションに惹かれることが多いです。
ローコストハウスメーカーの中には標準仕様を安く設定している分、オプション費用を高く設定しているメーカーもあるため、予算と相談をしながらオプションの優先順位を決めるとよいでしょう。
また、家づくりを進めていると、高額な金額に目が慣れて数十万円のオプションが「安い」と感じてしまうこともあります。
本当に必要な設備なのか、冷静に判断しながら検討しましょう。
3-5.他の人の失敗談も把握しておく
失敗事例:もっといろんな口コミを見ながら検討しておけばよかった
家づくりにおいては、多くの人が「初心者」です。
たくさんの情報を集め、失敗しないように気を付けていても、大事なポイントを見落としてしまうこともあるかもしれません。
なるべく失敗を避けるためには、ほかの人の失敗談も参考にするとよいです。
特に、ローコスト住宅を検討するのであれば、費用と設備・デザインなどのバランスには気を付けましょう。
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4.ローコスト住宅に関するQ&A
ここでは、ローコスト住宅でよくある疑問にQ&A形式でお答えします。
Q1.ローコストハウスメーカーの耐震性は大丈夫?
すべての新築住宅には「新耐震基準」という基準をクリアする義務が課せられており、ローコスト住宅であってもこれに変わりはありません。
これまでにも耐震基準は、大きな震災ごとに厳しく改正されてきており、現在採用されている基準はより優れた性能が求められるため、大きな問題はないといえます。
また、住宅性能にはそれぞれ基準が設けられており、各ハウスメーカーでは「耐震等級」として公式HPで公開していることが多いです。数字が高いほど耐震性能が高いので、気になる方はチェックしてみてください。
Q2.年収300万円程度の20代でも建てられる?
年収300万円程度の20代でも家を建てることはできます。
むしろ、若いうちからマイホームを入手することには、以下のようなメリットもあります。
- 家賃に消費する費用がなくなり、支払った費用は不動産財産として残る
- 住宅ローンの返済期間を長期間に設定しやすい
- 親の所有地や余っている土地を有効活用できる
家を建てる年収を確認し、無理のない資金計画を立ててみてください。
Q3.ローコストハウスメーカーで3階建ては可能?
ローコストでも3階建て住宅を建てることは可能です。
3階建てを検討するのであれば「アイダ設計」のような、狭小地での建築を得意とするハウスメーカーがおすすめです。
まとめ
ローコスト住宅を得意としているハウスメーカー9社の特徴をご紹介しました。
同じローコスト住宅であっても、メーカーが違えば、性能やデザインも異なります。
もちろん、標準仕様に含まれる内容や、保証期間、アフターサービスにも差があります。
自身の理想と照らし合わせて、マッチしたハウスメーカー・工務店に建築を依頼しましょう。
この記事のポイント
ローコストメーカーを選ぶ5つのポイントは?
- 予算にあっているかどうか間取りや広さは十分か
- こだわりたい条件は叶えられそうか
- アフターサービスと保証の内容はどうか
- 過去の実績はどうか
詳細は「1.ローコストメーカーを選ぶ5つのポイント」をご覧ください。
おすすめのローコストハウスメーカーは?
- アイダ設計
- アイフルホーム
- アエラホーム
- ユニバーサルホーム
- ヤマダホームズ
- 桧家住宅
- タマホーム
- レオハウス
- 富士住建
各社の詳細は「2.おすすめローコストハウスメーカー9社の比較一覧表と詳細解説」をご覧ください。
この記事の一部は、以下のアンケート結果より情報をまとめています。
- 調査対象:有名・大手ハウスメーカーで注文住宅を建てた方(建て替え含む)
- 調査人数:1,812人
- 調査期間:2022年3月11日~3月21日/2023年3月11日~3月21日
- 調査委託先:株式会社マクロミル
編集部が比較!
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この記事の編集者