標準仕様が高評価のハウスメーカー11選【一覧比較表】！場所別の比較ポイントは？

変更日:

2024.04.09

標準仕様でおすすめのハウスメーカー11社の特徴を解説します！

標準仕様とは、追加費用なしに利用できる仕様のことです。標準仕様が充実しているハウスメーカーや標準仕様が好みに合う住宅シリーズを選ぶと追加費用を抑えられるため、建築費自体も抑えられます。

この記事では、以下の内容を解説します。

標準仕様と希望条件がマッチしたハウスメーカーを選ぶことで、より理想に近いマイホーム新築を叶えることができます。ぜひ最後までご覧くださいね。

注文住宅のプロ直伝の建築依頼先の選び方について知りたい方は「ハウスメーカーの選び方」の記事もご覧ください。

※本記事の内容は、2023年3月14日時点の情報です。

1.【場所別】ハウスメーカーの標準仕様を比較するポイント

理想の住宅を実現するためにも、複数のハウスメーカーを比較することが不可欠です。次のポイントに注目すると、各ハウスメーカーの標準仕様を比較しやすくなります。

1. 建物の構造、基礎
2. 外観デザイン
3. 窓ガラス、断熱材
4. 水回りの設備
5. 照明、カーテン
6. アフターサービス、保証

それぞれ注目するポイントを解説します。

建物の構造、基礎

安全性や耐久性、耐震性については、建物の構造や基礎に注目すると比較しやすくなります。標準仕様の工法や、構造上の特徴に注目してみましょう。

外観デザイン

外観デザインが好みのものであることも、大切なポイントです。オプション仕様の外壁材や屋根材などを選択すると価格が大幅に上昇することもあるので、好みのデザインが標準仕様となっているハウスメーカーや住宅シリーズを選びましょう。

窓ガラス、断熱材

窓ガラスの構造（ペアガラス、3層ガラスなど）や断熱材によって、住宅の断熱性能は大きく変わります。光熱費削減のためにも、標準仕様で断熱性能の高い住宅を選びましょう。

水回りの設備

水回りの設備も、高額になりがちなポイントです。標準仕様でどのようなものを選択できるのか、しっかりと確認しておきましょう。

照明、カーテン

ハウスメーカーや住宅シリーズによっては、照明やカーテンが標準仕様となっていることがあります。住宅建築の費用を抑えたい方は、注目してみましょう。

アフターサービス、保証

アフターサービスや保証も、重要なポイントです。トラブルが起こったときにどの程度の期間なら追加費用なしに対応できるのか、事前に確認しておきましょう。

2.標準仕様の評判が高いハウスメーカー11選

標準仕様が充実していると、オプション費用や追加工事がかかりにくく、建築費を抑えやすくなります。
今回ご紹介する標準仕様の評判が高いハウスメーカー11社と、それぞれの標準仕様の高評価ポイントは以下のとおりです。

※プランにより異なる

以下より1社ずつ詳細を解説しますが、「数が多すぎて大変そう」と感じた方は、HOME4U 家づくりのとびら プラン作成依頼サービスで比較するハウスメーカーの数を絞り込むとよいです。

スマホから短時間であなたに合ったハウスメーカーがわかるので、「まったく予算に合わないハウスメーカーを調べてしまった」「優先したい要望が通らなかった」といったリスクを避けながら、効率よくハウスメーカー比較ができます。

2-1.一条工務店

出典：一条工務店の特徴｜住宅展示場・モデルハウスのハウジングステージ

断熱材や全館床暖房などが標準仕様

一条工務店では、断熱材や窓などの設備を自社グループで開発・生産することで、品質を高めながらコスト削減を目指しています。これらのオリジナルの設備は標準仕様として住宅に用いられているため、断熱性や耐震性の高い住宅を完成させることが可能です。

モデルハウスはほぼ標準仕様

一条工務店では、モデルハウスをほぼ標準仕様のみで仕上げています。具体的なイメージを得てから住宅を建てたい方にも、一条工務店は適したハウスメーカーといえるでしょう。
例えばシンプルなI型キッチンだけでなく、以下のような設備も標準仕様に含まれます。

引用元：一条工務店 公式HP

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2-2.スウェーデンハウス

出典：木製サッシ3層ガラス窓｜スウェーデンハウス＜公式＞｜住宅メーカー・注文住宅｜北欧住宅｜高気密高断熱｜

3層ガラス窓が標準仕様

スウェーデンハウスでは厚さ4mm、中空層12mmの3層ガラスが標準仕様です。室内の熱が外に逃げにくいため、冷暖房費を抑えることができます。また防音性に優れ、室内の音が外部に漏れにくくなるだけでなく、外部の騒音も軽減します。

高性能断熱機能（天井・外壁・床）も標準仕様

極寒のスウェーデンでも快適に暮らせる程度の断熱性能も、スウェーデンハウスの標準仕様です。例えば、天井部分には300mm、外壁部分には120mm、床部分には200mm の厚さのグラスウールを高密度に敷き詰め、断熱性能を高めています。寒冷地に住宅を建てる方だけでなく、光熱費を抑えたい方でもスウェーデンハウスを検討できるでしょう。

引用元：スウェーデンハウス 公式HP

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2-3.クレバリーホーム

出典：外壁タイル（美しくて強い外壁タイルのチカラ）│構造・技術│クレバリーホームの家づくり│【公式】クレバリーホーム (cleverlyhome) 自由設計の住宅メーカー

外壁タイルが標準仕様

クレバリーホームでは高級感を演出できる外壁タイルが標準仕様です。タイルは一般的なサイディングやモルタルの外壁と比べて耐久性が強く、再塗装が不要なため、メンテナンスの費用を抑えられるというメリットがあります。退色や劣化が少なく、汚れがつきにくい点もクレバリーホームの外壁タイルの特徴です。

高気密・高断熱・高遮熱も標準仕様

また、高気密・高断熱・高遮熱もクレバリーホームでは標準仕様で、部屋ごとの温度差が少なくなるため水回りなどが冷え込みやすい冬の快適性が高まるだけでなく、ヒートショックも回避しやすくなります。

引用元：クレバリーホーム 公式HP

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2-4.アイ工務店

出典：「Wis（ウィズ）」 | アイ工務店

高気密・高断熱が標準仕様

アイ工務店は、最新の省エネ基準に適合した高気密・高断熱が標準仕様です。外気温の影響を受けにくい構造のため、光熱費を抑えて冷暖房を利用できます。

Wis：標準仕様で長期優良住宅仕様・住宅性能評価8項目が最高等級

アイ工務店の住宅シリーズ「Wis」では、長期優良住宅仕様・住宅性能評価8項目で最高等級が標準仕様です。Wisにはナチュラルテイストの「Wis Natural」とシンプルで時間の経過を楽しめる「Wis Classical Modern」の2つのタイプがあり、高い性能を追求しつつデザイン性も両立できます。

引用元：アイ工務店 公式HP

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2-5.ミサワホーム

出典：PRIME SMART 甲信 | エリア限定（長野・山梨）の特別企画｜住宅のミサワホーム

標準仕様で各地域の省エネ基準に対応

日本は南北に細長く地域により気候が異なるため、国の省エネ基準も地域の気候特性に合わせて8エリア別の基準が定められています。ミサワホームでは、標準仕様で各地域の省エネ基準に対応。地域に合った過ごしやすい住宅を建築したい方は、ミサワホームを検討できるでしょう。

PRIME SMARTは約3mの高天井が標準仕様

住宅シリーズ「PRIME SMART」では、約3mの高天井とハイサッシのリビングが標準仕様です。リモートワークなどでリビングで過ごす時間が長い方や、家族との時間をより快適に過ごしたい方にも適した仕様といえます。

引用元：ミサワホーム 公式HP

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2-6.ヤマト住建

出典：エネージュ UW | 注文住宅のヤマト住建

標準仕様で選択できる水回り設備のバリエーションが豊富

ヤマト住建では、標準仕様で水回り設備を豊富なカラーバリエーションから選択できます。キッチンや浴室、洗面所、トイレの色にこだわりたい方も、ヤマト住建であれば追加費用なしに好みの色を選べるでしょう。

営業所ごとに標準仕様が充実したプランを提供

ヤマト住建では営業所ごとにお得なプランを提供しています。戸数限定でフルオープンタイプの食器洗い乾燥機やタンクレストイレなどが追加費用なしについたプランもあるので、身近の営業所のプランを細かくチェックしてみましょう。

引用元：ヤマト住建 公式HP

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2-7.ダイワハウス

出典：xevoΣ（ジーヴォシグマ）｜注文住宅｜ダイワハウス

xevoは標準仕様で長期優良住宅認定に対応

ダイワハウスの住宅シリーズ「xevo（ジーヴォ）」では、標準で長期優良住宅認定に対応しています。長期優良住宅は性能の高い住宅であるだけでなく、その他の住宅よりも住宅ローン控除の上限額が高く、節税効果が高くなることがあります。

Lifegenic（都市型）は断熱性の高い外壁や太陽光発電パネルが標準仕様

住宅シリーズ「Lifegenic」では、断熱性の高い外壁や太陽光発電パネルが標準仕様です。再生可能エネルギーを生み出し、エコロジーかつ光熱費を抑えた生活を実現したい方は注目してみましょう。

引用元：ダイワハウス 公式HP

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2-8.ヘーベルハウス

出典：「ヘーベルハウスCUBIC roomy（キュービックルーミー）」誕生 | 2017年度 | ニュース | 旭化成株式会社

断熱構法（へーベルシェルタード断熱構法）が標準仕様

へーベルハウスでは、独自の断熱構法「へーベルシェルタード断熱構法」がすべての住宅シリーズで標準仕様となっています。これは従来の外壁・床・屋根の断熱構造に加え、断熱層を強化して省エネ性能と断熱性能を格段に高めたものです。火災や地震、水害などから、住宅を守るシェルターとしての住宅を実現します。

キュービックと新大地は制震技術が標準仕様

住宅シリーズ「キュービック」と「新大地」では、地震エネルギーを吸収して受け流す制震機能が標準仕様です。制震フレームと剛床システムを組み合わせ、地震の被害を抑える構造となっています。

引用元：へーベルハウス 公式HP

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2-9.ユニバーサルホーム

出典：2階建て注文住宅｜商品ラインナップ｜注文住宅のユニバーサルホーム

1階全面床暖房が標準仕様

ユニバーサルホームでは、地熱を利用した床暖房が標準仕様で1階全面に敷設されます。リビングや個室だけでなくトイレや洗面所などのスペースもすべて床暖房の敷設範囲となるため、屋内の温度差が減り、ヒートショックの予防にもつながります。

高性能外壁材も標準仕様

高性能外壁材「ALC」もユニバーサルホームでは標準仕様です。ALCは防火性や断熱性、遮音性などに優れ、超高層ビルでも使われる優れた素材です。また、カラーやテクスチャーのバリエーションも豊富で、好みの外観を実現しやすいという特徴もあります。

引用元：ユニバーサルホーム 公式HP

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2-10.桧家住宅

出典：セレクテリア・標準仕様｜桧家住宅｜注文住宅・ハウスメーカー

スマート・ワンではプロがコーディネートしたインテリアが標準仕様

桧家住宅の住宅シリーズ「スマート・ワン」では、プロがコーディネートした選べるインテリアスタイルが標準仕様です。オーセンティックモダンやフレンチカントリー、ジャパニーズモダンなどのさまざまなスタイルの中から選択できるので、手間をかけずにおしゃれなインテリアコーディネートが完成します。

プレミアム ワンでは食洗器が標準仕様

また、プレミアム ワンでは食器洗い乾燥機が標準仕様です。デザイン性が高く、なおかつ使いやすさにもこだわったシステムキッチンを自由にコーディネートできるため、キッチンにこだわりたい方におすすめします。

引用元：桧家住宅 公式HP

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2-11.パナソニック ホームズ

出典：フォルティナ – パナソニック ホームズ – Panasonic

FORTINA Xでは全館空調システムが標準仕様

パナソニック ホームズの住宅シリーズ「FORTINA X」では、全館空調システムが標準仕様です。換気によりきれいな空気を適切に取り込みつつ、光熱費の削減を実現するエコロジーな住宅を実現します。

Vieuno3Eではパナソニック製ホームエレベーターが標準仕様

また、3階建ての住宅シリーズ「Vieuno3E」では、パナソニック製ホームエレベーターが標準搭載されており、ライフステージが変わっても長く住める住宅づくりを実現したい方にもおすすめです。

引用元：パナソニック ホームズ 公式HP

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以上が標準仕様でおすすめのハウスメーカーです。

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3.ハウスメーカーの標準仕様を比較するときの注意点

3-1.同じ条件で比較する

グレードや機能などを、同じ条件にして比較しましょう。標準仕様が充実しているハウスメーカーは費用を抑えやすいですが、元々の価格が高い可能性もあるので注意が必要です。

3-2.オプション仕様もチェックする

オプションで選択できる仕様にも注目してみましょう。ハウスメーカーによってオプションのバリエーションや追加費用が異なるため、標準仕様ではなくても価格を抑えて理想の住宅を実現できることがあります。

3-3.複数のハウスメーカーから見積もりを取る

複数のハウスメーカーから見積もりを取ることで、標準仕様の違いを理解しやすくなります。
標準仕様でハウスメーカーを比較したい方におすすめなのが、「HOME4U 家づくりのとびら プラン作成依頼サービス」です。モデルハウスや営業所に訪問する前に、複数のハウスメーカーにお手軽にプラン作成依頼をすることができます。

まとめ

本記事で紹介した標準仕様で高評価のハウスメーカーは以下の通りです。

標準仕様に注目することで、ハウスメーカーの特徴や強みも理解しやすくなります。

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この記事の編集者

「家づくりのとびら」編集部

NTTデータグループが運営する注文住宅相談サービス「家づくりのとびら」編集部です。難しい住まいづくりの情報を、わかりやすく正確にお伝えします。記事は不動産鑑定士や宅地建物取引士などの不動産専門家による執筆、監修記事がメイン。初めての住まいづくりをサポートします！

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