軽量鉄骨造住宅の特徴とは?重量鉄骨造や木造との違い、デメリットを解説

「軽量鉄骨」とは、厚さ6ミリ未満の軽くて丈夫な鋼材のことです。

鉄骨造住宅に使われる鋼材の1つであり、厚さ6ミリ以上であれば「重量鉄骨」に分類されます。

また、住宅の構造には軽量・重量鉄骨造以外に「木造」や「鉄筋コンクリート造」といった種類もあります。

それぞれにメリット・デメリットがあるため、注文住宅を建てる際は、それぞれの違いを知っておくことが大切です。

そこで、今回の記事では「軽量鉄骨」に焦点を絞って、以下の内容を解説します。

この記事でわかること

  • 軽量鉄骨造の特徴
  • 軽量鉄骨造・木造・鉄筋コンクリート造の違い
  • 軽量鉄骨造住宅のメリットとデメリット
  • 軽量鉄骨造住宅の耐用年数

この記事で軽量鉄骨造住宅の特徴を理解し、どのような家を建てるか決める際の判断材料にしてみてくださいね。

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1.軽量鉄骨造の特徴とは

軽量鉄骨造の特徴とは イメージ

鉄骨造には「軽量鉄骨造」と「重量鉄骨造」があり、軽量鉄骨造の建物には以下のような特徴があります。

軽量鉄骨造の特徴

  • 厚さ6ミリ未満の鋼材を使用する
  • 住宅の耐用年数は19~34年

各特徴について、詳しく見ていきましょう。

1-1.軽量鉄骨造は「厚さ6ミリ未満の鋼材」を使用する

軽量鉄骨造は、その名の通り軽く薄い鋼材が使われており、具体的には厚さ6ミリ未満であれば軽量鉄骨造に分類されます。

建築する際は生産した部品を現場で組み立てる「プレハブ工法」を用いるのが一般的で、アパートや戸建て住宅などでよく採用されています。
アパートや戸建て住宅を請け負うハウスメーカーの鉄骨造は、基本的に軽量鉄骨造を指していると考えてよいでしょう。

ただし、アパートや戸建て住宅であっても、3階建て以上の場合は強度の関係から重量鉄骨造が採用されることが多いです。

1-2.軽量鉄骨造住宅の耐用年数は19~34年

軽量鉄骨住宅の耐用年数は19~34年です。
具体的には、住宅の耐用年数は以下のように鋼材の厚さによって決まります。

住宅の耐用年数
鋼材の厚さ耐用年数
3ミリ以下19年
3ミリ~4ミリ以下27年
4ミリ超34年

参考:国税庁「PDF 主な減価償却資産の耐用年数表

なお、耐用年数は建物の「資産としての寿命」であり、実際の建物の寿命ではありません。

定期的にメンテナンスし、建物を良好な状態に保つことができれば、耐用年数より長く住み続けることは可能です。

以上が、軽量鉄骨造の大まかな特徴です。

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2.軽量鉄骨造と他構造との違い

建物の構造には「鉄骨造」のほか、「木造」や「鉄筋コンクリート造」もあります。

それぞれの特徴は以下をご覧ください。

建物の構造の種類
構造特徴
鉄骨造
  • 軽量鉄骨造と重量鉄骨造に分けられる
  • 鉄筋コンクリート造よりはコストが安い
  • 間取りに制約がかかりやすい
  • 工期が短い
木造
  • 在来軸組工法と枠組壁工法などに分けられる
  • 間取りの自由度が高い
  • コストが安い
  • 工期が短い
鉄筋コンクリート造
  • 間取りに制約がかかりやすい
  • コストが高い
  • 工期が長い

ここでは、軽量鉄骨造と「重量鉄骨造」「木造」「鉄筋コンクリート造」の違いを詳しく見ていきましょう。

2-1.【重量鉄骨造】と軽量鉄骨造の違い

軽量鉄骨造と重量鉄骨造の特徴
軽量鉄骨造
  • 鋼材の厚さが6ミリ未満
  • 2階建てまでのアパートや戸建て住宅などに採用されやすい
  • 建築費用が安い
重量鉄骨造
  • 鋼材の厚さが6ミリ以上
  • 大型マンションや商業施設などに採用されやすい
  • 建築費用が高い

軽量鉄骨造と重量鉄骨造は、使われている鋼材に違いがあります。

使われる鋼材が厚いと費用が高くなってしまう傾向にあるため、重量鉄骨造は軽量鉄骨造より建築費用が高いという欠点があります。重みがある分、家を建てる土地が弱いと、補強工事費用も別途必要になるでしょう。

ただし、重量鉄骨造は壁や天井が厚いことから、防音性が軽量鉄骨造より優れています。

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2-2.【木造】と軽量鉄骨造の違い

軽量鉄骨造と木造の特徴
軽量鉄骨造
  • 鋼材を使用
  • 耐震性に優れている
  • 間取りの自由度にやや制限がかかる
  • 建物の品質が安定している
  • 建築費用が高い
木造
  • 木材を使用
  • 保湿性・断熱性に優れている
  • 間取りの自由度が高い
  • 建物の品質が安定しづらい
  • 建築費用が安い

鋼材を用いている軽量鉄骨造に対し、木造は木材を用いています。

木造は断熱性や保湿性に優れており、調湿効果もあるため湿度の高い日本に適した構造といえます。

ただし、木材は加工する職人次第で品質にバラつきが発生するため、建物の品質が安定しづらいです。

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2-3.【鉄筋コンクリート造】と軽量鉄骨造の違い

軽量鉄骨造と鉄筋コンクリート造の特徴
軽量鉄骨造
  • 工期が短い
  • 建築費用が安い
鉄筋コンクリート造
  • 鉄筋とコンクリートを組み合わせる
  • 耐火性・耐震性・遮音性に優れている
  • 工期が長い
  • 建築費用が高い

鉄筋コンクリート造は、鉄筋とコンクリートを組み合わせて建築する構造です。

柱や梁などの骨組みを鉄筋で造り、骨組みにコンクリートを流し込むことで耐火性を強化しています。

遮音性や耐火性、耐震性など、性能面で軽量鉄骨造を上回っていますが、その分建築コストが高めです。

また、鉄筋コンクリート造は重量もあるため、土地によっては強固な地盤にするための工事が必要です。

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以上が、軽量鉄骨造と他構造との違いです。

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3.軽量鉄骨造住宅5つのメリット

軽量鉄骨造住宅のメリットは、以下の5つです。

軽量鉄骨造住宅のメリット

  • 建材の品質が安定している
  • 法定耐用年数が長く耐久性に優れている
  • 耐震性に優れている
  • 建設時のコストが抑えられる
  • 維持費や解体費が抑えられる

それぞれのメリットについて詳しく解説します。

3-1.建材の品質が安定している

軽量鉄骨造は、木造よりも住宅の質が安定しやすいです。

先述したように、軽量鉄骨造の建物はプレハブ工法が採用される場合が多いです。

プレハブ工法で使用する材料は規格化されているため、建材の品質が安定しているというメリットがあります。

このメリットにより、軽量鉄骨住宅は職人やメーカーによる品質の差が生じづらいです。
組み立て方が決まっている点も、安定した品質の一因といえるでしょう。

対して木造住宅の場合、加工した木材の品質は職人の腕に左右されてしまいます。

安定した品質を求めている方には、木造よりも軽量鉄骨のほうががおすすめです。

3-2.法定耐用年数が長く耐久性に優れている

軽量鉄骨造は、木造よりも法定耐用年数が長いです。

各構造の耐用年数

  • 木造住宅の耐用年数: 22年
  • 軽量鉄骨造住宅:鋼材の厚さ3~4ミリで27年、4ミリ超で34年

耐用年数がそのまま建物の寿命となるわけではありませんが、同等の環境であれば木造住宅より長く住める可能性が高くなります。

また、軽量鉄骨造住宅はシロアリ被害が比較的少ないため、木造住宅には欠かせない害虫対策にも大きく気を遣う必要はないでしょう。

3-3.耐震性に優れている

軽量鉄骨造は、木造より耐震性に優れている点もメリットの1つです。

鋼材は木材ほどではないものの、ある程度の柔軟性があり、負荷にも強いため地震による倒壊のリスクは少ないとされています。

木造の耐震性に難があるというわけではありませんが、木造住宅はハウスメーカーや職人次第で耐震性に差が生じる点が気がかりです。

3-4.建設時のコストが抑えられる

軽量鉄骨造は、木造より建築コストを抑えやすいです。

軽量鉄骨造で採用されるプレハブ工法では、使用する鋼材を大量生産するため費用が安く、工期自体も短く済むことが要因です。

鋼材が軽量なので、人力で運搬可能な点も低コストの一因といえるでしょう。

3-5.維持費や解体費が抑えられる

軽量鉄骨造は、建設時のコストだけでなく維持費や解体費も抑えられます。

大量生産された鋼材を使用している点に加え、プレハブ工法自体が解体しやすい建築工法だからです。

維持費については、メンテナンス費用が比較的安価な点が費用を抑えられる要因となっています。

木造よりも耐用年数が長いため、固定資産税を抑えやすい点も魅力です。

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4.軽量鉄骨住宅4つのデメリット

軽量鉄骨造住宅のデメリットは、以下の4つです。

軽量鉄骨造住宅のデメリット

  • 鉄筋コンクリート造に比べ耐火性に劣る
  • 木造に比べ通気性や断熱性に劣る
  • 遮音性が低く防音対策が必要
  • 間取り変更が難しくリフォームしにくい

本格的に検討を始める前に、デメリットについてもしっかり把握しておきましょう。

4-1.鉄筋コンクリート造に比べ耐火性に劣る

軽量鉄骨造は、鉄筋コンクリート造よりも耐火性に劣るというデメリットがあります。

軽量鉄骨住宅で使われる鋼材は熱の影響を受けやすいためです。
そのため、火事の際に住宅が倒壊しやすいというリスクがあります。

また、意外にも木造と比較しても耐火性にあまり差がありません。
木材は燃え尽きるまでに時間がかかるのに比べ、鋼材は熱で曲がってしまうためです。

ただし、近年では熱の影響を受けづらい「耐火被覆材」を使用した住宅も増えているため、耐火性のデメリットは薄れてきています。耐火性に優れた軽量鉄骨造住宅を建てる際には、耐火被覆材を使用しているハウスメーカーを選びましょう。

4-2.木造に比べ通気性や断熱性に劣る

軽量鉄骨造は、木造と比較すると通気性で劣ります。
そのため、快適性の面では木造住宅に分があるでしょう。

木材には湿気を調整する性質があるため、木造住宅は季節を問わず快適に暮らせます。

一方、軽量鉄骨は通気性があまりよくなく、湿気が溜まりやすいため、結露やカビの対処に気を配る必要があります。

また、断熱性でも木造住宅に劣るため、秋や冬に寒く感じやすくなる点もデメリットです。
電気代や灯油代も負担になってしまうでしょう。

ただし、これらのデメリットは調湿機能のある壁紙や断熱材を取り入れることで対策可能です。

4-3.遮音性が低く防音対策が必要

軽量鉄骨造住宅は遮音性に優れているイメージがありますが、鉄筋コンクリート造と比較すると劣ります。

使われている鋼材が薄く音が響きやすいため、生活音が漏れてしまう、騒音が気になってしまうなどの問題が起こり得ます。

近隣住民とのトラブルに発展する恐れもあるため、騒音・防音対策を導入して遮音対策を講じる必要があるでしょう。

対策としては、防音マットや防音カーテン、防音ドアなどの製品導入が考えられます。

ただし、これらの対策でも音の響きやすさを完全に解消できるわけではありません。
場合によっては、遮音性の高い鉄筋コンクリート造住宅を検討しましょう。

4-4.間取り変更が難しくリフォームしにくい

軽量鉄骨造住宅に使用されている鋼材は薄いため、強度を高めることを目的とした「筋交い」と呼ばれる補強材が入っています。

筋交いは壁や柱に入っており、構造上動かすことが難しいです。
そのため、部屋の壁を壊すような間取り変更を伴うリフォームがしにくいのです。

リフォームする予定がないのであれば気にする必要はありませんが、将来的にリフォームの可能性がある場合は、軽量鉄骨造住宅のリフォーム実績があるハウスメーカーを選ぶとよいでしょう。

以上が軽量鉄骨造住宅のデメリットです。

実際に軽量鉄骨造の注文住宅を建てる際には、これらのデメリットに加え、自分たちの予算や同居人の要望、土地ごとの注意点などを踏まえながらプランを練る必要があります。

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5.軽量鉄骨造ハウスメーカーの比較ポイント

軽量鉄骨造ハウスメーカーを選ぶ際には、以下3つのポイントを比較するとよいでしょう。

軽量鉄骨造ハウスメーカーの比較ポイント

  1. 気密性や断熱性
  2. 耐震性
  3. 坪単価

それぞれ詳しく解説します。

5-1.気密性や断熱性

軽量鉄骨造住宅が気密性や断熱性で木造住宅に劣ることは、ハウスメーカー側も把握しています。
そのため、このデメリットを改善できるような工夫を凝らしているハウスメーカーは少なくありません。

少しでもデメリットを解消できるよう、気密性・断熱性の改善に力を入れているハウスメーカーを選ぶとよいでしょう。

各社の公式HPに断熱性の高さをあらわすために「断熱等性能等級」を提示していることもあります。

断熱等性能等級とは、断熱性や気密性などを7段階で評価したものです。
評価方法は国土交通大臣によって定められており、数字が高いほど対策の程度が優れています。

参考:国土交通省「PDF 新築住宅の住宅性能表示制度ガイド

5-2.耐震性

日本は地震が多いため、耐震性は注文住宅を建てるうえで重要な要素です。

軽量鉄造骨住宅は耐震性に優れているものの、揺れの感じ方は木造住宅とあまり変わらないといわれています。
そのため、なるべく揺れにくい設計の住宅が理想です。

多くのハウスメーカーは、揺れを防ぐために「制震システム」を導入しているため、各社のHPでチェックしてみましょう。

5-3.坪単価

各ハウスメーカーの坪単価を確認することで、建築にかかる費用をある程度把握できます。

坪単価とは、1坪当たりの建築コストです。
具体的には以下の計算式で算出されます。

坪単価の計算式

坪単価 = 住宅本体部分の建築費÷延床面積

計算式から分かるように、坪単価には住宅本体の建築費以外の費用(付帯工事費やその他費用など)は含まれていないのが一般的です。

しかし、ハウスメーカーによってはこれらの費用が含まれているケースもあるため、気になる場合は事前にハウスメーカーに確認するとよいでしょう。

なお、気密性・断熱性や耐震性と異なり、坪単価は各社のHPでは確認できないことがほとんどです。

もちろん、ネットにはさまざまなハウスメーカー・工務店の坪単価の相場を提示しているページも多数存在しますが、注文住宅は1邸1邸プランが異なり、平均値で算出されていることがほとんどです。
同じハウスメーカーでも、坪単価50万円程度で家を建てられることがあれば、100万円程度で建てられることもあるでしょう。

実際の資金計画で必要なのは、「あなたが建てたい家の坪単価相場」です。

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6.おすすめの軽量鉄骨造ハウスメーカー3社

注文住宅を成功させられるかどうかは、ハウスメーカー・工務店選びにかかっているといっても過言ではありません。

必ず複数社の特徴を比較・検討してください。

最後に、軽量鉄骨造住宅を取り扱うハウスメーカーの中で、おすすめの3社を紹介します。

6-1.トヨタホーム

トヨタホーム

引用元:トヨタホーム 公式HP

気密性・断熱性
  • ZEH基準をクリアした断熱性能
  • 壁・天井・床などへ適材適所の断熱対策を実施
耐震性
  • 独自開発の強靭な構造体「パワースケルトン」
  • 独自の制震装置「T4システム」

※エリア・プランによる

トヨタホームは、自動車メーカー「トヨタ」のグループ企業です。

自動車製造の技術力を活用し、高性能かつ環境に配慮した住宅を提供しています。
住宅は大空間・大開口のため、広さも明るさも自由自在です。

アフターフォローも充実しており、60年の長期保証と、25年目まで5年ごとの無償点検があります。

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6-2.パナソニック ホームズ

パナソニック ホームズ

引用元:パナソニック ホームズ 公式HP

気密性・断熱性
  • 断熱等性能等級6に対応
  • ZEHのUA値0.6に標準仕様で対応
耐震性
  • 高層ビル建築の制震技術を住宅用に開発
  • 地震エネルギーを吸収するアタックダンパー

※エリア・プランによる

パナソニック ホームズは、「パナソニックグループ」の総合力を生かしたハウスメーカーです。

家族が自然と家事に参加できるような間取りやオープンキッチン、洗濯専用空間「家事楽ドライピット」など、「家族との暮らし方」を重視した家づくりが叶います。

独自のシステムを導入した断熱対策や、地震保険と併用可能な「地震あんしん保証」も嬉しいポイントです。

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6-3.ミサワホーム

ミサワホーム

引用元:ミサワホーム 公式HP

気密性・断熱性
  • 120mm厚木質パネルと高耐力の接合技術で高断熱・高耐震を実現
  • ZEH・LCCM住宅に対応
耐震性
  • 地震エネルギーを最大約50%軽減する制震装置「MGEO」
  • 耐震シミュレーションシステム「M-Labo」

※エリア・プランによる

ミサワホームは、使いやすさとデザイン性を重視したハウスメーカーです。

暮らし、環境、安全の3つの「シン・デザイン」が特徴的で、大収納空間「蔵」や「スマートハウス」など、デザイン性だけでなく暮らしの中の快適性や環境に配慮した住宅を実現しています。

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まとめ

軽量鉄骨造住宅は耐久性や耐震性だけでなく、費用面でもメリットのある建築構造です。

品質も安定しているため、住宅に安定性を求めている方には特におすすめです。

ただし、通気性や断熱性では木造に、遮音性では鉄筋コンクリート造に劣るといったデメリットもあります。

建築構造ごとの特徴を理解し、メリット・デメリットを踏まえたうえでこの先何十年も快適に暮らせるような住宅を建てましょう。

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この記事の編集者

「家づくりのとびら」編集部

NTTデータグループが運営する注文住宅相談サービス「家づくりのとびら」編集部です。難しい住まいづくりの情報を、わかりやすく正確にお伝えします。記事は不動産鑑定士や宅地建物取引士などの不動産専門家による執筆、監修記事がメイン。初めての住まいづくりをサポートします!

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