ツーバイフォー(2×4)工法のおすすめハウスメーカー11選！ 比較ポイントや特徴は？

変更日:

2024.08.14

ツーバイフォー(2×4)工法の注文住宅を得意としているおすすめハウスメーカー11社の特徴を解説します！

ツーバイフォー(2×4)工法とは、木造住宅の工法のひとつです。頑丈で地震に強い構造で、安定した供給が可能な点から、多くのハウスメーカーで採用されています。
本記事では、以下の内容を解説します。

ツーバイフォー(2×4)工法のハウスメーカーは数が多く、実際に契約するハウスメーカー選びは誰もが慎重になるポイントでしょう。ぜひ本記事を参考にして、理想の家づくりを実現してくださいね。

注文住宅のプロ直伝の建築依頼先の選び方について知りたい方は「ハウスメーカーの選び方」の記事もご覧ください。

1.ツーバイフォー(2×4)工法のハウスメーカーを比較するポイント

「ツーバイフォー(2×4)工法」で家を建てる際のハウスメーカーを比較する際に、各ハウスメーカーの「どこを見て」比較すべきなのか、そのポイントを解説します。ツーバイフォー工法のハウスメーカーを探そうと考える方は、ぜひ参考にしてください。

1-1.家の強度

ツーバイフォー工法のハウスメーカーを選ぶ際は、まずそのメーカーが建てる住宅の「強度」に注目してください。

ツーバイフォー工法は、在来工法（木造軸組工法）など他の工法で建てられた住宅よりも強度が高いとされています。しかし、一口にツーバイフォー工法と言っても、各ハウスメーカーで独自に開発された技術が上乗せされていることが多くあります。耐震性や耐火性、耐風性などしっかりと確認して比較しましょう。

地震や火事、台風などの自然災害は、いつ訪れるか分かりません。万が一の災害時に十分に備えた強度の住宅を建てましょう。

1-2.間取りの自由度

ツーバイフォー工法は住宅の強度や断熱性、気密が高いといった強みがある一方で、自由な間取りにできない可能性があります。
柱や壁を動かすことができず、希望の間取りを実現できないケースがあるためです。

この点については、以下のようなハウスメーカーを選ぶことで、軽減することができます。

依頼先を探す際は「間取りの自由度」にも注目してみてください。

1-3.断熱性・気密性　

ツーバイフォー工法の住宅は「断熱性」や「気密性」が高い点も魅力ですが、その性能はハウスメーカーによって差があります。
工法だけでなく、独自の構造や窓や玄関などの開口部、断熱材の素材など、各ハウスメーカーのこだわりにも目を向けましょう。

また、日本には四季があるため、季節によって温度や湿度に差があります。各エリアによっても、気候の特徴は異なります。家を建てるエリアのもつ季節の特性に対応できる住宅を建てられるかという点にも、注意しましょう。

断熱性や気密性は「暮らしやすさ」に直結するポイントです。ただし、気密性が高いことで、湿気や暑さ・寒さがこもってしまう可能性があります。次の項目の「1-4.全館空調や換気システム」と両立することも忘れないように注意してくださいね。

1-4.全館空調や換気システム　

断熱性・気密性が高いツーバイフォー工法の住宅を建てる際には、全館空調や換気システムもしっかりとチェックしておく必要があります。エアコンや日光などの熱効率を上げて、エコな住まいを実現する仕組みとして人気が高まっている「全館空調」、屋内の空気をきれいに保ち、結露などを防ぐ「換気システム」は独自の技術開発をするハウスメーカーが多いため、大切な比較ポイントと言えます。

気密性の高さが原因で「ツーバイフォーは湿気に弱い」と言われることもありました。空気が入れ替わりにくく、湿気を排出することができず、カビや結露が生じるケースも見られたためです。

改正建築基準法が施行された2003年7月以降、すべての建物に「24時間換気システム」の設置が義務付けられて、改善されましたが、その後の技術力の向上から、住宅の断熱性・気密性の性能はさらに上がり、同時に空調システムに注目が集まっています。

1-5.ツーバイシックス（2×6）の可否

ツーバイフォー工法を建てられるハウスメーカーのなかには「ツーバイシックス（2×6）工法」にも対応している業者も多くあります。ツーバイシックスは、ツーバイフォーよりも木材が1.5倍も厚くなるため、構造の強さ・断熱性が向上します（詳細はコラム『ツーバイシックス（2×6）工法のメリット・デメリット』をご参照ください）。

ツーバイシックスはツーバイフォーよりもさまざまな点で優れているので、ツーバイフォーのプランでは満足できない際にぴったりです。取り扱っているハウスメーカーが少ないのが難点ですが、1つの判断材料として念頭に置いておきましょう。

2.ツーバイフォー(2×4)工法のおすすめハウスメーカー11社の比較一覧表と特徴

ここからはツーバイフォー工法を採用している、11社のおすすめハウスメーカーを紹介します。まずは以下の一覧を参考にしてください。

※プランにより異なる

以下より1社ずつ詳しく見ていきましょう。

「数が多すぎて大変そう」と感じた方は、HOME4U 家づくりのとびら プラン作成依頼サービスで比較するハウスメーカーの数を絞り込むとよいです。

スマホから短時間であなたに合ったハウスメーカーがわかるので、「まったく予算に合わないハウスメーカーを調べてしまった」「優先したい要望が通らなかった」といったリスクを避けながら、効率よくハウスメーカー比較ができます。

2-1.一条工務店

出典：アイ・スマート｜性能を追求する住宅メーカー【一条工務店】

※プランにより異なる

ツーバイフォー工法の実績が豊富

一条工務店は、全国展開しており、展示場の数においても業界トップクラス。早期の段階でツーバイフォーの採用を始めたハウスメーカーの一つです。そのため実績や歴史が長く、信頼できるハウスメーカーといえます。

ツーバイシックス工法を進化された「ツインモノコック工法」

三井ホームのツーバイフォー住宅は、ツーバイシックス工法を進化された「ツインモノコック工法」を採用しています。それぞれの面を強くすることでより強固な構造体となり、耐震性が増します。
該当する商品は「グラン・スマート」「アイ・スマート」「アイ・キューブ」「アイ・パレット」。住宅性能としても高い気密性と断熱性が生まれる「外内ダブル断熱構法」を採用し、冷暖房費を1/6に削減できることも人気の理由です。

強い構造や高い住宅性能の品質を維持するために、間取りの自由度が損なわれる場合もありますが、全体として満足度が高い高性能の木造住宅を建てることができます。

引用元：一条工務店 公式HP

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2-2.三井ホーム

出典：Lascène（ラセーヌ） | 戸建住宅 |〈公式〉三井ホーム

※プランにより異なる

独自開発した「プレミアム・モノコック構法」

日本のツーバイフォー工法の最大手である三井ホームは、国内で初めてツーバイフォーを採用したハウスメーカーでもあります。長い歴史のなかで培ってきたツーバイフォーのノウハウを進化させ、独自開発した「プレミアム・モノコック構法」を採用しています。
屋根裏に熱がこもらない「屋根断熱」・継ぎ目がない高耐久性の外壁「ブロック・アンド・シームレスウォール」・高強度の床や基礎など、住宅性能は非常に優れています。

間取りの自由度が高い

プレミアム・モノコック構法による構造の強さによって、ツーバイフォー工法による間取りへの制約が大きく軽減されているため、自由な間取りや大開口のリビングなどの空間づくりを可能にしています。
また、設計についても提案力には定評があるため、初めてツーバイフォー住宅を建てようと考えている方にもおすすめのハウスメーカーです。

引用元：三井ホーム 公式HP

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2-3.三菱地所ホーム

出典：注文住宅(一戸建て新築･建て替え) │ ハウスメーカー三菱地所ホーム

※プランにより異なる

独自の技術で強い家づくり

三菱地所ホームは、フルオーダーの自由設計が実現できるハウスメーカーです。強靭かつ自由なデザインの家づくりが魅力です。
ツーバイフォー工法をベースにした独自技術「ツーバイネクスト工法」を採用しているため、自由度の高い間取りが叶います。従来の壁の耐力を50%アップする高耐力壁「ハイプロテクトウォール」を採用することで、より強い構造を維持します。

安心のサポートと人気の空調システム

他事業とも連携しているため、建設作業はもちろんのこと、土地探しからサポートしてくれます。また建設後のメンテナンス管理も安心して任せられます。また、小型ながら清潔な空気と快適な温度を維持してくれる全館空調システム「エアロテック」にも10年保証を付けている点も、うれしいポイントです。

引用元：三菱地所ホーム 公式HP

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2-4.ヤマダホームズ

出典：ヤマダホームズのモデルホーム（モデルハウス）「Felidia（フェリディア）」｜八王子住宅公園｜総合住宅展示場ABCハウジング

※プランにより異なる

地震に強くて高性能の住宅づくり

ヤマダホームズは、ヤマダ電機グループから誕生したメーカーというだけあり、住宅設備にも力を注ぐハウスメーカーです。
従来の木造在来工法とツーバイフォー工法を組み合わせたハイブリッド工法（木造軸組パネル工法）を採用し、制震ダンパーを搭載するなど、地震に強い住宅を実現。また、強度のばらつきが生じにくい「エンジニアリングウッド」を採用するなど、耐久性や耐火性、断熱性の高い住宅が期待できます。

人気の「Felidia（フェリディア）シリーズ」

なかでも「Felidia（フェリディア）シリーズ」は、外部の気温から影響を受けにくい高断熱・高気密の住宅として人気。屋内に設置されている「全熱交換型24時間換気システム」には全室にプラズマクラスター技術が搭載されており、花粉、PM2.5、黄砂などの対策もしっかりととることができます。

引用元：ヤマダホームズ 公式HP

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2-5.住友不動産

出典：Ｊ・レジデンス | 住友不動産 | 富士 | 静岡県内の総合住宅展示場「SBSマイホームセンター」

※プランにより異なる

工法・技術面の幅広い対応力

住友不動産は超高層ビルやマンションなど、大型の建築物の実績も豊富なハウスメーカーです。
ツーバイフォー・ツーバイシックス工法だけでなく、伝統的な木造軸組工法に先進技術を加えた「ウッドパネル工法」の建築も可能で、幅広い対応力が魅力です。地震の揺れを約50％軽減できる「制震システム」は標準装備となっており、余震に備える際も心強いでしょう。

高断熱・高気密性と住宅設備の豊富さも人気

断熱材だけでなく、窓や玄関などまでしっかりと配慮した高断熱・高気密性な家づくりをしたい方にも人気です。また、総合ディベロッパーの強みを生かした高級感あふれるキッチンや浴室など「住宅設備」「内装デザイン」にも定評があります。

引用元：住友不動産 公式HP

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2-6.木下工務店

出典：木下工務店のモデルホーム（モデルハウス）「イケアと暮らす家 by木下工務店」｜ハウジングワールド立川｜総合住宅展示場ABCハウジング

※プランにより異なる

地震に強い木造住宅

木下工務店は創業65年の歴史をもつハウスメーカーです。ツーバイフォー工法と木造軸組工法、2種類の工法から選ぶことができ、使用する「木材」に強いこだわりがあることも特徴です。
また高層ビルに使用される耐震＋制震オリジナルシステム「DUOフレーム工法」が標準装備されていることで、地震に強い家づくりを実現しています。

完全自由設計の50年保証

完全自由設計を採用しており、「オリジナリティの高い住宅」を立てることができます。家のアフターサービスとして、50年保証や24時間コールサービスを行っている点も安心できるポイントです。家の丈夫さにも配慮されており、壁の中の結露を防ぐ「外壁通気工法」を採用しています。

引用元：木下工務店 公式HP

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2-7.スウェーデンハウス

出典：響きあう、自然とモダン。都市の人生を輝かせる邸宅スウェーデンハウス［レイディアンス］誕生

※プランにより異なる

ツーバイフォー工法をベースにした「モノボックス構造」

スウェーデンハウスは、北欧スタイルの住宅建設を得意とし、自然素材を多用したハウスメーカーです。
スウェーデンハウスの魅力は、北欧ならではの「強い家づくり」にあります。ツーバイフォー工法をベースに、「面」で構造を支える「モノボックス構造」を採用。耐震実験を重ねて、その耐震性を実証しています。

デザイン性を兼ね備えた高性能住宅

スウェーデンハウスは自然に溶け込むような明るいカラーリングなどデザイン性の高さも人気です。しかし、高い住宅性能も忘れてはいけません。
まず、高断熱性を実現する大きな要素として「木製サッシ3層ガラス」の窓があげられます。また、寒冷地などの一部地域では、寒いスウェーデンで使用されている「ダクト式セントラル換気システム」を採用。気候に合った住みよい住宅を実現してくれます。

引用元：スウェーデンハウス 公式HP

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2-8.アーデンホーム

出典：ジョージアンスタイル スノーブライト｜商品ラインアップ｜レンガの家、小さくてかわいい家なら【ローコスト輸入住宅アーデンホーム】-全国展開中-

※プランにより異なる

北米生まれの輸入ツーバイフォー住宅

アーデンホームは北米の輸入住宅を取り扱うハウスメーカーです。日本よりも台風（ハリケーン）被害の多い北米で生まれたハウスメーカーだけあり、アーデンホームのツーバイフォー住宅は風や竜巻にも強い点が魅力です。

外観・内装デザインの可愛さも魅力

アーデンホームが扱う輸入ツーバイフォー住宅は、自然由来の素材を使った住宅でありながら、ローコストであることも魅力です。カントリースタイルの住宅を得意としており、高いデザイン性が目を引く住宅です。

引用元：アーデンホーム 公式HP

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2-9.メープルホームズ

出典：東海名古屋東エリアのモデルハウス | 海外のデザインを暮らしに−メープルホームズの輸入住宅

※プランにより異なる

カナダ産の木材で建てる輸入住宅

輸入住宅のハウスメーカー・メープルホームズは、北米のデザインと自然由来の素材を採用しています。ツーバイフォーに使用される木材は、ほとんどをカナダから輸入。そのため輸入住宅ならではの「強さ」と「デザイン」が魅力です。

安心安全のシックハウス対策

木のぬくもりを感じられる「西洋スタイル」が魅力であり、またシックハウスの原因となってしまう有害物質を防ぐ「グラフトン保証」の施工、安全な塗料を使った家づくりも行っています。
北米の無垢材の取り扱いが多く、選ぶことができる点もこだわりたい方にはうれしいポイントです。

引用元：メープルホームズ 公式HP

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2-10.セルコホーム

出典：カナダ輸入住宅のハウスメーカー、セルコホーム

※プランにより異なる

カナダ輸入のツーバイフォー住宅

セルコホームはカナダからの輸入住宅を扱うハウスメーカーです。世界水準と言われるカナダの家づくりノウハウを生かした、災害に強い家づくりが魅力。構造材である「カナディアンツーバイ」は、炎に触れることで水蒸気を発するため、火災にも強い住宅が望めます。

快適な住まいづくりにも注目

断熱・気密・省エネ性能などが導入されているため「暮らしやすさ」をグッと底上げてしてくれます。高断熱・高気密で24時間の換気システムが設置されているため、一年を通して快適な室温を維持することができます。

引用元：セルコホーム 公式HP

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2-11.ウィザースホーム

出典：ゼロエネルギーの家｜ウィザースホーム｜注文住宅のハウスメーカー

※プランにより異なる

コストパフォーマンスの高いハウスメーカー

ウィザースホームは、徹底した品質管理と技術開発が魅力のハウスメーカーです。安定した高品質を保ちつつ、コストを抑えられます。コストパフォーマンスの高い住宅が期待できます。
ツーバイシックス工法で「面」を使った強固なモノコック構造を採用しており、耐震性・耐久性に優れた家を建てることが可能。さらに隙間を埋める「エアロフォーム断熱」などを駆使し、高断熱・高気密性も実現します。

快適な収納・環境をサポート

また、そのほかのハウスメーカーにない人気の理由は「収納」にあります。同社の収納スペースは、収納コンサルティングが担当しており、暮らしやすさを重視した収納計画を提案しています。
また、快適な住空間を実現する全館空調システム「エアヴェリー」「エアフィール」もオプションで選択することが可能です。

引用元：ウィザースホーム 公式HP

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以上が、ツーバイフォー工法でおすすめのハウスメーカーです。

もちろん、今回ご紹介したハウスメーカー以外にも、ツーバイフォー工法に対応したハウスメーカーはたくさんあります。

「他に自分に合いそうなハウスメーカーはないかな？」
「どのハウスメーカーの住宅商品が合っているだろう？」
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3.ツーバイフォー(2×4)ってどんな住宅？

そもそもツーバイフォー工法で作る住宅には、どのような特徴があるのでしょうか。この章では、ツーバイフォー工法について、基本的な特徴や相場価格などを解説します。

3-1.ツーバイフォーとは「2×4」の住宅

ツーバイフォー（2×4）工法とは、木造建築の工法のひとつです。この「2」と「4」とは、住宅を建てる際に使用される木材のサイズが「2インチ×4インチ」であることに由来しています。1インチ＝約2.54cmであるため、ツーバイフォー住宅に使用される木材は「5.08cm×10.16cm」です。
なお、ツーバイシックスの場合は、「2インチ×6インチ」の木材を使用しています。

ツーバイフォー工法の大きな特徴は「性能が均一であること」です。決められたサイズの木材と合板の組み合わせによる工法であるため、性能が均一化しやすくなり、施工技術による性能差が生まれにくい点がメリットといえます。

3-2.ツーバイフォー住宅の坪単価

ツーバイフォー住宅は、坪単価50〜70万円くらいが相場と言われています。もちろんハウスメーカーによって金額に差があるため、あくまでも目安としてください。ツーバイフォー工法はハウスメーカー独自の技術なども加わっていることも多いため、金額差も大きい傾向にあります。

コストを抑えたい場合は坪単価50万円程度でも可能ですが、その分、住宅性能や設備面で不十分な点も生じる可能性があります。金額だけでなく、実際の住環境やこだわりたいポイントをしっかりイメージして、複数のハウスメーカーを比較してみてください。

家づくりのとびらコラム

ツーバイフォー工法と在来軸組工法の違い

在来軸組工法とは、日本の伝統的な木造建築の工法で、柱・梁・筋かいで骨組みを作ります。
一方で、ツーバイフォー工法は面を使って構造を支えるため、地震や災害などで外部からの力がかかった際に、在来軸組工法よりも強度が強く、工期も短く済むとされています。
ただし、ツーバイフォー工法は面で支える必要があるため、在来軸組工法よりも間取りの制約を受けやすく、理想の間取りを実現できない可能性もあります。建てたい家の住宅性能やこだわりたい間取りに合わせて、工法を検討しましょう。

4.ツーバイフォー(2×4)住宅のメリット・デメリット

ツーバイフォー工法について、より深く理解するためには、メリットとデメリットも把握しておかなければなりません。以下でそれぞれについてまとめているため、参考にしてください。

よい面だけでなく、注意すべき点も考慮して検討してくださいね。

「ツーバイフォー工法が本当に自分に合っているのか、よくわからない・・」「もっとわかりやすいレクチャーを受けたい」という方には、「HOME4U 家づくりのとびら」の無料オンライン相談サービスが便利です。

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まとめ

本記事では、ツーバイフォー工法で戸建を建てる際におすすめのハウスメーカーについて、以下の11社を紹介しました。

1. 一条工務店
2. 三井ホーム
3. 三菱地所ホーム
4. ヤマダホームズ
5. 住友不動産
6. 木下工務店
7. スウェーデンハウス
8. アーデンホーム
9. メープルホームズ
10. セルコホーム
11. ウィザースホーム

ツーバイフォー工法で家を建てるメリット・デメリット、複数社を比較すべき理由を理解して、理想のマイホームを実現してくれるハウスメーカー選びを行ってくださいね。

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この記事の編集者

「家づくりのとびら」編集部

NTTデータグループが運営する注文住宅相談サービス「家づくりのとびら」編集部です。難しい住まいづくりの情報を、わかりやすく正確にお伝えします。記事は不動産鑑定士や宅地建物取引士などの不動産専門家による執筆、監修記事がメイン。初めての住まいづくりをサポートします！

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