- 変更日:
- 2024.11.28
おしゃれな平屋を建てる際、重要となる外観デザイン。
外観デザインがおしゃれなだけで、家に帰るのが嬉しくなりますよね。
しかし、初めて平屋を建てる人にとっては、どんなデザインにすればおしゃれな外観になるのか、なかなかイメージできないという方が多いのではないでしょうか。
本記事では、モダンやナチュラル、可愛いなど、7つのテイストに分けて、平屋の外観デザインを紹介します。
この記事でわかること
- 人気の平屋デザインパターン
- 平屋の外観をおしゃれに見せるコツ
- 外観に関する失敗事例
本記事でコツを抑え、おしゃれな平屋を建ててくださいね。
注文住宅の外観デザインや、おしゃれなハウスメーカーについて知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
目次
1.【デザイン別】平屋の外観をおしゃれ&かっこよくするポイント
漠然と「おしゃれでかっこいい平屋住宅を建てたい」と思っていても、どのような点にこだわってデザインを決めれば良いのかわからない方がほとんどです。
まずは、7つのテイストに分けて平屋の外観デザインのポイントを解説します。
- モダン
- ナチュラル
- 可愛い
- 個性派
- シンプル
- クール
- 和モダン
以下より、それぞれのテイストを主張するポイントや、おすすめのカラー、素材などを紹介します。
1-1.モダンデザインの平屋外観
出典:平屋注文住宅|商品ラインナップ|注文住宅のユニバーサルホーム
モダンな外観デザインをおしゃれにするポイント |
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モダンな外観デザインにおすすめのカラーや素材 |
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こんな方におすすめ! |
ワンランク上のおしゃれを目指しつつ、周囲の住居ともバランスを取りたい方 など |
ホワイト×茶色、ホワイト×グレーなど、バランスのいいツートンカラーを取り入れることで、モダンな雰囲気を演出できます。
目隠しやガレージなどで木材を取り入れれば、ナチュラルなテイストも表現できますし、無機質なコンクリート素材をあえて見せることでクールな印象にもなります。
1-2.ナチュラルデザインの平屋外観
出典:GALLERIART|家を建てるならタマホーム株式会社
ナチュラルな外観デザインをおしゃれにするポイント |
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ナチュラルな外観デザインにおすすめのカラーや素材 |
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こんな方におすすめ! |
温かみのあるナチュラルな雰囲気が好きな方 など |
自然素材をふんだんに取り入れることで、景色のなかにスッと溶け込んでいくようなデザインに仕上がります。
木目に白、ベージュやブラウン系を合わせるのがポピュラーですが、素材によっては、グレーやブラックなどでもナチュラルテイストで演出できます。
庭やウッドデッキを設けることで、さらにゆったりと落ち着きのある印象を作ることができます。
1-3.可愛いデザインの平屋外観
出典:WESTWOOD(ウエストウッド) | 戸建住宅 |〈公式〉三井ホーム
可愛い外観デザインをおしゃれにするポイント |
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可愛い外観デザインにおすすめのカラーや素材 |
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こんな方におすすめ! |
外国の住宅デザインにあこがれがある方 など |
屋根を三角型にすることで、外観の可愛らしさがグッと上がります。
もちろん、全体的に可愛いテイストで統一しても良いですが、外装のカラーや素材にこだわることで、可愛さの中に「上質なおしゃれさ」も演出できるでしょう。
郵便ポストやフェンスの色などでも、アクセントをつけることができます。
1-4.個性派デザインの平屋外観
出典:平屋の暮らし|間取りと暮らし方|注文住宅|ダイワハウス
個性派の外観デザインをおしゃれにするポイント |
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個性派の外観デザインにおすすめのカラーや素材 |
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こんな方におすすめ! |
独自性の高い平屋や、自分の好みをしっかり反映させた平屋を建てたい方 など |
他の家とは少し違った平屋住宅にしたい方は、個性派デザインを意識すると良いでしょう。
個性派を演出するときは、色合い、形状、素材のうち、何を優先させたいかを固めておかなければ、ごちゃごちゃした印象になってしまうので気を付けてください。
おすすめは、一番に住宅のフォルムにこだわることです。凹凸の多いデザインにすることで、パッと見ただけもユニークでハイセンスな印象になりやすいです。
1-5.シンプルテイストの平屋外観
出典:Granshare (グランシェア) │ 商品ラインアップ │ 【公式】クレバリーホーム (cleverlyhome) 自由設計の住宅メーカー
シンプルな外観デザインをおしゃれにするポイント |
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シンプルな外観デザインにおすすめのカラーや素材 |
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こんな方におすすめ! |
長年住んでも飽きのこないデザインを求める方 など |
無駄のない、スマートな平屋住宅が理想という方は、外観をシンプルに仕上げると良いでしょう。
基本的にメインカラーは一色に絞り、細かなポイントに差し色を使ってください。大きなアクセントを取り入れたいときは異種素材で考えると良いです。デザインがシンプルであるからこそ、質感を重視した外装を選んでください。
フォルムは箱型で、窓の数にもこだわると、よりすっきりとした外観に仕上がります。
1-6.クールなテイストの平屋外観
出典:面積以上の伸びやかさで家族4人の暮らしを包む平屋 | 建築実例 | 戸建住宅 | 積水ハウス
クールな外観デザインをおしゃれにするポイント |
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クールな外観デザインにおすすめのカラーや素材 |
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こんな方におすすめ! |
シックな印象を求める方 など |
外観からクールな印象を与えたいという方は、箱型のシンプルなフォルムの平屋住宅がおすすめです。そのうえで、カラーにはブラックやグレーなどをふんだんに取り入れましょう。
ホワイト系のカラーをアクセントにすると、よりモダンな印象に仕上がります。
1-7.和モダンデザインの平屋外観
出典:モダンな印象の大屋根を持つ、自由設計ならではのアイデアが詰まった家 | アイ工務店
和モダンな外観デザインをおしゃれにするポイント |
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和モダンな外観デザインにおすすめのカラーや素材 |
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こんな方におすすめ! |
和の雰囲気を取り入れたい方 など |
モダンデザインの中に古風なアクセントを取り入れると「和モダン」な平屋住宅に仕上がります。
レンガを思わせる暖色系のカラーを取り入れたり、木材を取り入れたりすることで、温かみのある雰囲気になるでしょう。
以上が平屋の各外観デザインのポイントです。
以下の記事でも新築住宅の外観について解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
理想通りの平屋住宅を建てるには、それぞれの外観デザインを得意としているハウスメーカーへ依頼をすることが重要です。
しかし、全国には数万社ものハウスメーカーが存在するため、自分たちだけでハウスメーカー選びをすると、契約した後に「あのハウスメーカーで建てればよかった」「他のハウスメーカーにも提案してもらえばよかった」と後悔する方も。
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2.【部分別】平屋の外観をおしゃれにするコツと選び方
平屋の外観デザインについて、だいたいのイメージが湧いてきたのではないでしょうか。
全体のイメージが固まったら、次は細部のデザインを考えていきましょう。
平屋住宅の外観をおしゃれにするためには、色や素材はもちろん、外壁や窓、ドア、屋根など各パーツからもこだわりを表現したいところです。
本章ではパーツごとに、こだわるべき、見るべき点を解説していきます。
2-1.色や素材
外観のデザインを考えるときは、まず全体の色合いから決めていくとよいでしょう。
頻繁に用いられている定番カラーや素材、またそれらの組み合わせが与える印象を、以下の表にまとめているので参考にしてみてください。
色・素材 | 印象 |
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ブラック |
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グレー |
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ホワイト |
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ブラウン |
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ツートンカラー | 組み合わせによって印象が変わる 例:ホワイト×茶色はナチュラル、水色×ホワイトは可愛い・北欧 など |
ホワイト×木材 |
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木目 | 木目の濃さによって印象が変わる 例:薄いとナチュラル、濃いと和モダン、可愛い など |
中でもグレーの色合いは、明度によるバリエーションが豊富で、理想のイメージを表現しやすいです。
ホワイトも他のカラーや素材と組み合わせやすく、さまざまなテイストの住宅に活用できるのでワンポイントとしてもおすすめです。
以下の記事では住宅の自然素材について解説しているので、素材にこだわりたい方はご覧ください。
2-2.外壁
「おしゃれな外観に仕上げられた」と思っていても、外壁素材にこだわっていないと安っぽく見えたり、イメージしていた雰囲気と異なったりするものです。
デザインの方向性にもよりますが、おしゃれに仕上げるならおすすめは「窯業(ようぎょう)系サイディング」と「金属系サイディング」です。
前者は色調やデザインのバリエーションが多く、あらゆるテイストの住宅に活用できます。
後者は、全体的にシャープな印象を与える素材です。クール系やシンプル、モダンなどのテイストに活かせるでしょう。
2-3.窓やドア
窓やドアなど、面積の小さな部分にもこだわることで、住宅のおしゃれさは増します。
窓を考える際には、一般的な窓だけでなく、縦長窓や丸窓、FIX窓などさまざまな窓を検討してみると良いでしょう。
ただし、窓は日当たりを左右するものなので、採光にも配慮しながら配置してください。
平屋でおすすめなのは、天窓です。日当たりが確保しづらい平屋でもしっかり光を浴びることができますよ。
ドアは外観全体のテイストに合わせ、アクセントカラーにしたり、木目調のものにしたり、ケースバイケースで考えましょう。
2-4.屋根
屋根の形にも注目してください。
「片流れ」の屋根は、コストを抑えられる、モダンに見せるなどの効果があります。またロフトを作る際にも対応しやすいでしょう。
「切妻屋根」でもまた、コストを削減できます。片流れの屋根よりも、可愛さをアピールできます。
箱型の住宅が採用している「陸屋根」は、シンプル・クールな印象を与えるでしょう。
平屋は屋上部分をバルコニーとして活用することもできます。また屋根部分の傾きを使って、ロフト、屋根裏収納などの収納スペースを設けることも可能です。
また、平屋は広い家であればあるほど、屋根部分の面積が大きくなり、排水についても考慮しなくてはいけません。雨に強い素材や雨水がたまらない仕組みも一緒に考えておきましょう。
2-5.テラスやデッキ
テラスやデッキを設ける際は、デザイン性にこだわることはもちろん、機能も重視してください。
庭を見渡せるウッドデッキなどは、外と中との境目をぼかし、開放感を感じることができます。ウッドデッキを作る場合は、そこから繋がる室内の空間や床部分にも注目しましょう。できる限りテイストを揃えることで、開放的な効果をより感じることができます。
デザインに関する細かい計画は情報収集をしながら進める必要がありますが、経験値の高いハウスメーカーなら積極的にプランの提案をしてくれるので、要望や優先順位をまとめておく程度でも大丈夫です。
経験値の高いハウスメーカーの中から自分の好みを反映してくれるハウスメーカーを探すなら、HOME4U 家づくりのとびら プラン作成依頼サービスがおすすめ。
3.平屋住宅の外観でよくある失敗事例(デザイン・間取り・防犯)
平屋の外観における具体的な失敗例と、改善のポイントについて解説します。
平屋住宅で考慮すべき失敗は、大きく分けて「デザイン」「間取り」「防犯」の3点です。
「全体像をイメージできていなかった」「防犯上の安全性を考慮していなかった」といった事態にならないよう、十分に注意してください。
3-1.デザイン面での失敗事例
外観デザインに関する失敗例は、以下の2つです。
- 全体のイメージが決まる前に、パーツを決めてしまった
- テラスを作ったが、庇(ひさし)がなく実用性に欠けていた
1つ目は、全体像が固まる前に細かなパーツを決めてしまい、出来上がりが「ちぐはぐ」になってしまったという例です。好みのパーツがあるとつい採用してしまいたくなりますが、全体で見るとあまり合っていない可能性があります。
必ず全体のイメージを決めてから、パーツ選びに踏み切りましょう。
また、おしゃれなテラスを作っても、しっかりと活用できなければもったいないです。
テラスを作る際は、普段の生活で活用する際のイメージをした上で、過不足のない設備を設けてください。
3-2.間取り上の失敗事例
平屋の間取りで失敗しがちなポイントは、以下の2つです。
- 外観ばかり気にして、風通しや採光が悪い間取りになってしまった
- リビングを広くしすぎて、部屋の数に不足を感じている
窓や扉の位置を外観重視で決めた結果、風通しや採光が悪く、居心地の悪い家になってしまったという失敗例は少なくありません。平屋は周囲の建物によって採光がとりづらいケースが多くあります。
家の向き、風の流れなど、しっかりと環境を考慮したうえで、外観デザインを考えましょう。
また、開放的な居間と大きな窓を生かした平屋は魅力がありますが、リビングを重視しすぎたあまり、そのほかの部屋が狭くなり、暮らしにくくなってしまうこともあります。
どれぐらいの居室が必要かを事前にしっかりと整理しておきましょう。
あとから部屋を間仕切りできるよう工夫しておくのも良いでしょう。
3-3.防犯上の失敗事例
デザインにばかり気を取られて、安全性を見落としてしまっては、住み始めてから大きく後悔をしてしまうでしょう。
おしゃれかつ「安心して暮らせる家」を実現するためにも、以下のような失敗をしないよう気をつけてください。
- 死角になる場所に窓をつけてしまった
- シンプルにこだわった結果、玄関ドアを開けるたびに室内が丸見えになってしまった
平屋は1階しかない分、延床面積が広くなる傾向にあります。例えば普段過ごすことの多いキッチン・リビングから距離のある部屋ができてしまったら、その部屋に取り付けた窓から侵入されても気づかないケースがあります。
死角となるような窓には格子を付けたり、防犯グッズを取り付けたりして対策しましょう。
また、玄関周りに目隠しとなるようなものがない場合、ドアからの出入りのたびに外から中の様子がわかってしまいます。
シンプルにこだわりつつ防犯にも目を向けるなら、玄関を道路側につけない、目隠しとなるようなアプローチにするといった方法が有効です。
以上が平屋で失敗しがちな事例です。
これらの失敗を最大限避けるには、実際のプランを見比べて、建築費の相場や見積もりを見ることに慣れておくことが大事。
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4.平屋を建てる際の注意点
平屋を建てる際には、費用面で前もって注意しておきたいポイントがあります。
- 平屋は土地の確保にかかる費用が高額になりやすい
- 一般的な二階建てに比べて坪単価が割高になりやすい
トイレやお風呂、キッチン、必要数の居室などをワンフロアのみに配置しないといけないので、リビングなどに十分な広さを確保しようとすると、それなりに面積のある土地が必要になります。
当然、寝室や子供部屋も1階になるため、家族内でのプライバシーが保てるかどうかにも配慮しながら間取りを決めていきます。
平屋の費用相場や坪単価、間取りに関しては以下の記事も参考にしてみてください。
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まとめ
平屋の外観について解説しました。
具体的なデザインのイメージは湧いてきたでしょうか?
なかなかイメージが固まらないときは、まずはデザイン別に外観のイメージを把握し、どのテイストが良いか固まったら細かいパーツの検討に進みましょう。
失敗事例も頭に入れておくと、おしゃれな外観と機能性を両立させた、より満足度の高い平屋にすることができるはずです。
ぜひ本記事を参考にして、自分の好みに合った理想の平屋住宅を建ててくださいね。
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この記事の編集者