- 変更日:
- 2026.03.27

平屋は、広々とした空間で掃除や家事がしやすく、日々の暮らしやすさはもちろん、バリアフリーの観点からも人気の住宅形態です。
平屋の坪単価相場は60万~80万円程度です。平屋は基礎面積や屋根面積が広くなる分、同じ延床面積の二階建てよりも坪単価が1~2割ほど割高になる傾向があります。
この記事でわかること
- 平屋の坪単価の相場(部屋数別・ハウスメーカー別)
- 平屋が二階建てより割高になる3つの理由
- ローコストでおしゃれな平屋を建てるコツ5つ
- 家族構成別の間取り事例と費用目安
- 平屋が向いていない人の特徴
大前提として、家づくりは坪単価だけで全体の費用計算はできません。家づくりにかかる費用に関しては「注文住宅にかかる費用の内訳と相場|支払いのタイミングや資金計画の立て方も紹介」の記事もご覧ください。
坪単価だけで予算を固められませんが、坪単価を知れば大体の費用イメージをつかめます。資金計画に役立つため、新しく平屋を建てようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
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一般的な注文住宅の坪単価について知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

柴田 充輝
FP1級技能士・社会保険労務士・行政書士・宅建士。
厚生労働省や保険業界・不動産業界での勤務を通じ、社会保険や保険、不動産投資の実務を担当。多くの家庭の家計見直しや資産運用に関するアドバイスを行っている。金融メディアを中心に1,000記事以上を執筆。
目次
1.【平屋住宅を建てる坪単価の相場】平均はいくら?
木造で平屋を建てる場合、坪単価の相場は60万~80万円程度です。鉄骨造を選んだり、素材にこだわったりすると、80万円を超えることもあります。
部屋数や家族の人数、依頼するハウスメーカーによって坪単価がどう変わるのか、順に確認していきましょう。
1-1.【部屋数・坪数別】平屋住宅の坪単価相場
平屋の坪単価を60万~80万円とした場合、部屋数・坪数別の建築費用の目安は以下のとおりです。
| 部屋数 | 坪数 | 想定人数 | 建築費用の目安 |
|---|---|---|---|
| 1LDK | 18~20坪 | 1~2人 | 約1,080万~1,600万円 |
| 2LDK | 22~25坪 | 2~3人 | 約1,320万~2,000万円 |
| 3LDK | 27~30坪 | 3~4人 | 約1,620万~2,400万円 |
| 4LDK | 30~33坪 | 5人以上 | 約1,800万~2,640万円 |
坪単価はあくまで目安の数字ですが、坪数が大きくなるほど建築費用も上がる傾向があります。なお、上記の建築費用の目安は坪単価×坪数で算出した概算です。実際には付帯工事費(総額の約20%)や諸費用(約10%)も別途かかります。
▶【あなたが建てたい平屋の坪単価】などの適正価格を知る方法(無料)1-2.【ハウスメーカーの種類別】平屋住宅の坪単価相場
依頼するハウスメーカーの価格帯によっても、坪単価には差が生じます。
| タイプ | 坪単価 | |
|---|---|---|
| A | ローコストハウスメーカー | 60万円以下 |
| B | 中堅ハウスメーカー | 60万~80万円程度 |
| C | 大手ハウスメーカー | 80万円以上 |
上表はあくまでも目安であり、建築プランや工法によっても変動します。同じ坪数でも依頼先によって費用は異なるため、複数社から見積もりを取得し、条件を揃えたうえで比較することをおすすめします。
▶【価格帯を絞った平屋実績の豊富なハウスメーカー・工務店】などの家づくりプランを比較する(無料)2.【坪単価を比較】平屋が二階建てより割高になる3つの理由
一般的に「平屋は二階建てより高い」といわれています。実際に、同じ規模の敷地に住宅を建てる場合、平屋は基礎面積や屋根面積が広くなるため、二階建てよりも坪単価が1~2割ほど割高になる傾向があります。
| タイプ | 平屋 | 二階建て(参考値) | |
|---|---|---|---|
| A | ローコストハウスメーカー | 60万円以下 | 50万円以下 |
| B | 中堅ハウスメーカー | 60万~80万円程度 | 50万~70万円程度 |
| C | 大手ハウスメーカー | 80万円以上 | 70万円以上 |
平屋が二階建ての住宅よりも高額といわれる3つの理由
- 延床面積が小さい
- そもそも基礎面積が大きい
- 屋根と壁の面積が大きい
2-1.理由その1 延床面積が小さいから
1つ目の理由は、延床面積の違いです。平屋はワンフロアで構成されるため、二階建てに比べて延床面積を確保しにくい特徴があります。
坪単価は建築費用を延床面積で割って求めるため、面積が小さいほど坪単価は高くなる仕組みです。
二階建てであればフロアの重層化によって延床面積を効率的に拡大できますが、平屋はすべてを1階に収める構造のため、延床面積の確保に制約が生じやすくなります。
▶【ハウスメーカーを決める前に知っておきたかった…】など、見えない家づくりの落とし穴をチェック2-2.理由その2 そもそも基礎面積が大きいから
2つ目の理由は、基礎面積の差です。平屋は生活空間をすべて1階に配置する構造上、二階建てと比べて基礎面積が広くなります。
延床面積30坪の場合の基礎面積
- 平屋:30坪
- 二階建て:15~17坪
基礎工事・屋根工事・外壁工事は建築費用の中でも占める割合が大きく、基礎面積が広くなる平屋はこの部分のコストが膨らみやすい構造です。
▶【予算内に建てられる平屋】などの家づくりプランを比較する(無料)家づくりの費用の内訳については、以下の記事も参考にしてみてください。
家づくりのとびらコラム
「階段」に割く面積が不要!だから平屋住宅は広く感じる
階段が不要の平屋と、階段が必要な二階建てでは、延床面積が全く同じでも、体感としては平屋のほうが広く感じるでしょう。
例えば、階段を作るのにおよそ3坪分の面積を割くと考えると、二階建てで30坪の平屋と同等の体感を得るには、33坪が必要になる計算です。
逆に、今まで二階建てに住んでいた人にとっては、平屋が3坪分広く感じられることになります。費用を抑えたい場合は、延床面積を小さくしてもよいでしょう。
2-3.理由その3 屋根の面積が大きいから
3つ目の理由は、屋根と壁面積の広さです。基礎が大きい平屋は、それに合わせて屋根の面積も広くなり、プランによっては外壁の面積も増加します。
二階建てであれば床面積を上下に分散できますが、平屋では基礎と屋根をすべて同一面積で施工しなければなりません。その分、材料費と工事費がかさみやすい構造だといえます。
以上が、平屋の坪単価が二階建てよりも高額になりやすい理由です。ただし、冒頭でもお伝えしたとおり、家づくりの費用は坪単価だけでは算出できないため、この時点で「平屋が高い」という判断はできません。

FP1級技能士
柴田 充輝
平屋は2階建てよりもコストが高くなりやすい一方で、階段分(約3坪)の空間効率を考慮すると、実質的な居住空間は広く感じられる点は平屋のメリットの1つです。つまり、限られた土地を有効活用できる方法ともいえます。
予算計画のコツとして、坪単価だけでなく総額での判断が重要です。60万~80万円の坪単価相場を参考に、ご家族の人数に応じた適切な坪数(1~2人なら18~20坪、3~4人なら27~30坪)で試算してみてください。
ハウスメーカー選びでは、ローコスト系(60万円以下)から大手(80万円以上)まで幅広い選択肢があります。価格だけでなく、アフターサービスや施工品質も総合的に検討し、複数社から見積もりを取って比較すると納得感のある家づくりができるでしょう。
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3.坪単価だけで「平屋住宅が高い」と判断するのは間違い!
坪単価だけを見ると、二階建てのほうがコストパフォーマンスに優れているように映りがちです。ただし、条件次第では平屋のほうが費用を抑えられるケースもあります。
例えば、以下のようなケースでは平屋もコストパフォーマンスがよい場合があります。
- 必要とする坪数が小さい
- バリアフリー対応の家
単身やご夫婦などコンパクトな暮らしを望む方であれば、広い面積を確保する必要がないため、平屋でも費用を抑えやすくなります。バリアフリー対応を重視する場合も、段差のない平屋は移動の負担が少なく、将来の改修費用を含めてコストを抑制しやすい利点があります。
一方で、以下のような方は平屋が向いていないケースだといえるでしょう。
- 土地が狭い方(平屋はワンフロアにすべてを収めるため、広い土地が必要)
- 将来、家族が増える可能性がある方(増築が難しく、手狭になりやすい点に注意が必要)
- 周囲に高い建物が多い土地を検討している方(日当たりや風通しの確保が課題)
どちらが最適かは、家族構成やライフスタイル、土地の条件によって異なります。十分に検討しないまま決断することは避け、複数の選択肢を比較したうえで判断しましょう。

FP1級技能士
柴田 充輝
例えば、単身・夫婦世帯なら18~25坪程度で十分でしょう。この規模では平屋の基礎・屋根面積の負担が相対的に軽減されます。また、将来の介護や高齢期を見据えた場合、平屋は階段昇降による事故リスクや手すり設置などのバリアフリー改修費用も抑えられるでしょう。
長期的にみると、平屋は二階建てよりコスト面で優位性があります。外壁塗装・屋根メンテナンスの足場費用削減、冷暖房効率の向上による光熱費節約効果は、年々蓄積されます。
ただし、子どもが誕生すると家が手狭になる可能性がある点には注意が必要です。子ども部屋の確保も検討する必要が出てくるため、ライフイベントを考慮したうえで、本当に平屋が適しているかを判断しましょう。
マイホームを建てる際には、家族のライフプランや将来の身体機能、維持管理への考え方を総合的に検討してください。目先の建築費だけでなく、30年後の住みやすさと総保有コストでの総合的な判断が、後悔しない住まい選びの秘訣です。
4.おしゃれな平屋住宅をローコストで建てるコツ5つ
新築の平屋をおしゃれに仕上げたいと考える方は多いでしょう。ただ、細部までこだわると建築費用が膨らむため、どこにお金をかけるか優先順位を明確にしておくことが大切です。
ここからは、コストを抑えながらもデザイン性の高い平屋を実現するためのポイントを紹介します。
4-1.デザインをシンプルにする
住宅全体のデザインをシンプルに仕上げると、余計な装飾がない分、洗練された印象になります。凹凸の少ない形状にすれば材料費や設計料を抑えられるため、コストダウンとデザイン性の両立が可能です。
ここがポイント!
プロ・専門家の視点
おすすめのデザインは「和モダン」。和モダンは、和風テイストと現代デザインとをミックスさせたようなデザイン。装飾が少ないデザインなので、コストが抑えやすく、幅広い世代から人気の高い住宅デザインの1つです。
和モダンを含め、住宅のデザインの種類については「注文住宅の外観デザイン|おしゃれに仕上げる決め方や失敗事例から見る注意点」でも解説しているので、ぜひご覧ください。
4-2.設備を厳選してすっきりとした空間に
設備のグレードも建築費用を左右する要素の一つです。優先度の高い設備にはしっかり投資し、それ以外は標準仕様に抑えるなど、メリハリをつけることで無駄のない空間を実現できます。
ここがポイント!
プロ・専門家の視点
設備を考える際には、各ハウスメーカーの標準仕様の確認も大事です。
標準仕様でグレードの高い設備が用意されているのであれば、オプションによる追加費用が不要のため、予算オーバーの心配も少なくなるでしょう。
ハウスメーカーの標準仕様については、各ホームページやパンフレットを確認するか、「HOME4U 家づくりのとびら」を活用し、効率よく情報を整理していくとよいです。
4-3.無駄な窓を減らす
窓の数を必要最低限に絞ることも、費用を抑えるポイントです。小窓の追加でも10万~15万円ほどのコストが発生し、窓のサイズが大きくなるほど費用も上がります。窓を増やしすぎると壁の強度が下がり、耐震補強に追加費用がかかるリスクもあるため注意しましょう。
ここがポイント!
プロ・専門家の視点
採光を増やすために単純に窓を増やすことは、プライバシーや防犯の面でもおすすめできません。
「窓を減らしたら、日当たりが悪くなるのでは?」と不安に思う方は、窓を付ける「位置」に注目してみてください。
例えば、おしゃれな天窓などを使って、採光を工夫しましょう。高い位置に窓を付けると自然光が部屋全体に射し込むので、少ない窓数でも明るい室内を実現できます。
4-4.廊下部分を削減する
廊下部分の削減も、費用を抑えるコツの一つです。
廊下を減らせば、床面積を抑えつつ室内の広さが確保でき、動線もシンプルに設計できるので、結果として住みやすい住空間にできるでしょう。
ここがポイント!
プロ・専門家の視点
ポイントは、キッチン周辺に家事動線をまとめることです。料理をしながら洗濯や片づけをするなど、複数の家事を同時にこなす人は多いはず。
キッチンから洗面所、キッチンから物干しスペース、キッチンからお風呂など、家事の移動が楽になるよう工夫するとよいです。
さらにバリアフリーを考える場合は、どの部屋からも玄関との行き来がしやすいように工夫すると、住みやすさが長続きしますよ。
4-5.部屋数を抑えて広々と見せる
部屋数が増えると壁の面積も広がり、その分コストが上昇します。必要最小限の部屋数にとどめることで、開放的なデザインと費用削減の両立が可能です。将来的に個室が必要になった際は、間仕切りをあとから設置して対応する方法もあります。
ここがポイント!
プロ・専門家の視点
将来的に子供が増えたときや、夫婦別々の部屋がほしくなったときのために、「部屋は多めに設けておきたい」という人も多くいらっしゃいます。
「今は必要ない」「一時的に必要になりそう」などといった状況であれば、あとから間仕切りを付ける方法で解決できるかもしれません。

FP1級技能士
柴田 充輝
平屋でおしゃれさとコストパフォーマンスを両立させるために、予算配分の優先順位を明確にしましょう。
キッチンや水回りなど毎日使う設備には投資し、装飾的な要素は後回しにするのが基本的な考え方です。ハウスメーカーの標準仕様を事前に必ず確認し、オプション費用の積み重ねを防いでください。
窓に関しては、1つの窓を設置するごとに10万~20万円のコストがかかります。採光は天窓やハイサイドライトを活用し、プライバシーと明るさを同時に確保する設計も選択肢の1つです。
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5.【家族構成別】平屋住宅の間取り事例4つ
間取りの選び方によっても建築費用は異なります。ここでは、家族の人数に合わせた1LDK~4LDKの間取り事例と、それぞれの費用目安を紹介します。
5-1.【1LDKの平屋】「1~2人暮らし」に最適

| 間取り | 1LDK |
|---|---|
| 建築面積 | 約18~20坪 |
| 建築費用(本体価格) | 約1,080万~1,600万円 |
単身の方や、子供が巣立ったあとのご夫婦など、1~2人での生活にはコンパクトな1LDKが適しています。居室を最小限にまとめることで掃除や移動の手間が減り、シンプルで快適な暮らしを実現しやすくなります。
▶【1LDKの平屋】などの適正価格を知る方法(無料)5-2.【2LDKの平屋】「2~3人暮らし」に最適

| 間取り | 2LDK |
|---|---|
| 建築面積 | 約22~25坪 |
| 建築費用(本体価格) | 約1,320万~2,000万円 |
子供が1人いるご家庭や、ご夫婦でゆとりある空間を確保したい方には2LDKが向いています。寝室とは別に1部屋を設けられるため、子供部屋や将来の客室としても活用可能です。
▶【2LDKの平屋】などの適正価格を知る方法(無料)5-3.【3LDKの平屋】「4人暮らし」に最適

| 間取り | 3LDK |
|---|---|
| 建築面積 | 約27~30坪 |
| 建築費用(本体価格) | 約1,620万~2,400万円 |
4人家族の場合、3LDKがファミリー向けの定番です。建築面積は広くなりますが、廊下を減らす工夫やロフトの活用で面積を抑え、コストを調整することもできます。
▶【3LDKの平屋】などの適正価格を知る方法(無料)5-4.【4LDKの平屋】「5人以上」に最適

| 間取り | 4LDK |
|---|---|
| 建築面積 | 約30~33坪 |
| 建築費用(本体価格) | 約1,800万~2,640万円 |
子供が3人以上いる場合や、親世帯との同居を考えるなら4LDKが候補になります。面積に余裕がある分、将来のリフォームや部屋の用途変更にも柔軟に対応しやすい点が魅力です。
▶【4LDKの平屋】などの適正価格を知る方法(無料)
FP1級技能士
柴田 充輝
平屋の間取り選択で失敗しないためにも、予算設定は慎重に行いましょう。
今回の事例では坪単価60万~80万円が相場ですが、実際には建築費用だけでなく外構・地盤改良費も含めた総予算で計画します。特に平屋は敷地面積が広く必要なため、土地代との兼ね合いが重要です。
間取りに関しては、現在の家族構成より1ランク上の間取りを検討するとよいでしょう。子どもの成長や在宅ワーク、介護など将来の変化に対応しやすくなります。
平屋は採光・通風・プライバシー確保が難しくなりやすい構造です。特に3LDK以上では中央部分が暗くなりがちなので、天窓や中庭の設置も検討するとよいでしょう。
6.平屋住宅を建てるとき注意したいこと
快適な住まいを実現するために、平屋を建てる際は以下のポイントを押さえておきましょう。
- 日当たりや風通しを考える
- プライバシーを守る工夫をする
- その他の注意点(デッドスペース・建ぺい率・土地代)
なお、注文住宅全体の失敗事例が知りたい方は「注文住宅の失敗事例TOP10」の記事もご覧ください。
6-1.日当たりや風通しを考える
平屋で最初に考慮すべきなのが採光と通風です。1階しかないため、近隣に高い建物があると日差しが遮られやすくなります。建物の面積が広い場合は、中心部に光や風が届きにくくなるため、中庭や天窓の設置で対処する方法が有効です。
6-2.プライバシーを守る工夫をする
採光や通風を確保するために窓を多くすると、外部からの視線が気になりやすくなります。平屋はすべての居室が地上階にあるため、フェンスや植栽などで目線をカットする工夫が欠かせません。防犯対策に加え、家族同士のプライバシーの確保にも配慮しておきましょう。
6-3.その他の注意点(デッドスペース・建ぺい率・土地代)
その他にも、平屋を建てる際の注意点には以下のようなものがあります。
- デッドスペースが生まれないようにする
- 建ぺい率の制限を確認する
- 土地代が高くなる傾向がある
1つのフロアにすべての生活空間を収める平屋では、無駄なスペースを生まない設計上の工夫が求められます。
加えて、エリアごとに定められた「建ぺい率」にも注意が必要です。建ぺい率は敷地面積に対する建築面積の割合を指し、この上限を超える建物は建てられません。土地を取得する前に忘れずに確認しておきましょう。
平屋は二階建てに比べて広い敷地が必要になるため、土地の取得費用がかさみやすい点も見落としがちです。建物と土地を合わせた総予算を事前に把握し、無理のない資金計画を立てることが重要です。

FP1級技能士
柴田 充輝
採光・通風対策は、設計段階だけでなく将来の環境変化も織り込みましょう。隣地にマンションが建って日当たりが悪くなる可能性があるため、不動産会社を介して情報を収集しておくことをおすすめします。
中庭や天窓は採光手段として有効ですが、天窓は雨漏りリスクと清掃メンテナンスが課題です。プライバシー確保に関しては外構計画を建物と同時に進め、植栽・フェンス・格子などで段階的に視線をカットする方法を検討しましょう。あわせて、防犯性についても専門的なアドバイスをもらうと、安心感をもって住める家づくりがしやすくなります。
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7.平屋住宅の新築で失敗しないコツ
失敗しない平屋づくりのポイントは以下の3点です。
平屋住宅の建築で失敗しないためのポイント
- 平屋の暮らしを一度体験してみる
- 将来の生活をシミュレーションする
- 平屋を得意とするハウスメーカーに依頼する
二階建てとは生活動線やプライバシーの感覚が異なるため、可能であれば平屋のお宅を訪問し、実際の暮らしぶりを体感してみるとよいでしょう。ハウスメーカーによっては宿泊体験を実施しているケースもあるため、気になる会社があればホームページでご確認ください。
現在の生活スタイルに加え、将来の家族構成の変化や加齢に伴う暮らし方の変化も見据えた設計にしておくと、長く満足できる住まいになります。そして何より大切なのは、平屋の施工実績が豊富なハウスメーカーを選ぶことです。
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8.平屋 坪単価に関するよくある質問(FAQ)
Q1:平屋 坪単価の費用相場はいくらですか?
A:木造平屋の坪単価相場は60万~80万円程度が目安です。ローコストハウスメーカーでは60万円以下、中堅ハウスメーカーでは60万~80万円程度、大手ハウスメーカーでは80万円以上と、依頼先によって幅があります。30坪の平屋を建てる場合、本体価格で約1,800万~2,400万円が一般的な水準です。
Q2:平屋 坪単価のメリット・デメリットは?
A:平屋は基礎面積や屋根面積が広くなるため、同じ延床面積の二階建てと比べて坪単価が1~2割ほど割高になる傾向があります。一方、階段が不要な分の約3坪をリビングや収納に回せる点や、バリアフリーに対応しやすい点はメリットといえます。将来の外壁塗装やメンテナンス時に足場費用を抑えられる点も、長期的にはプラスに働くでしょう。
Q3:平屋 坪単価で失敗しないためのコツは?
A:よくある失敗は、坪単価だけで判断して総額を見落とすパターンです。坪単価には付帯工事費や諸費用が含まれていないことが多いため、見積もりの内訳を確認しましょう。複数のハウスメーカーから見積もりを取り、同じ条件で比較することが後悔しないコツです。
Q4:平屋 坪単価の注意点は?
A:坪単価は「建築費用÷延床面積」で算出されるため、ハウスメーカーごとに計算の基準が異なる場合があります。建築費用に何が含まれるか(外構費、地盤改良費、設計料など)を事前に確認しましょう。また、平屋は二階建てよりも広い土地が必要なため、土地代も含めた総予算で計画を立てることが重要です。
Q5:平屋 坪単価に関する最新の制度・補助金は?
A:2026年度は「みらいエコ住宅2026事業」による補助金の活用が可能です。GX志向型住宅の基準を満たす場合は最大125万円、長期優良住宅では最大80万円の補助が受けられる場合があります。
また、住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)も活用できるため、資金計画の際にあわせて確認しておくとよいでしょう。
9.まとめ
この記事では、平屋の坪単価相場やローコストでおしゃれな平屋を建てるコツ、注意点、間取り事例などを解説しました。
平屋の坪単価相場は60万~80万円程度で、基礎面積や屋根面積が広くなる分、二階建てよりも坪単価が1~2割ほど割高になる傾向があります。ただし、バリアフリー対応のしやすさや将来のメンテナンス費用の軽減など、長期的に見るとコスト面で優位性がある場合もあります。
坪単価だけでなく、付帯工事費や諸費用を含めた総額で判断し、複数のハウスメーカーから見積もりを取って比較することが、後悔しない家づくりのポイントです。
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