おしゃれな寝室がある家づくりのポイント!ベッドルームの注意点も解説

落ち着いてくつろげる寝室にするには、家具や物をあまり置かずに照明にこだわったり、透光性や断熱性への対策をしたりすることがおすすめです。

この記事では、寝室を快適な空間にしたいと考えている方に向けて、寝室の広さの決め方や寝室づくりのポイントを解説します。

この記事でわかること

  • 寝室の広さ別の、ベッドを置ける数
  • 寝室の広さを決める際に考慮する点
  • 落ち着くおしゃれな寝室をつくるポイント

ぜひ最後までご覧いただき、理想の家づくりの参考にしてください。

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1.落ち着く寝室の広さ

落ち着く寝室の広さ イメージ

落ち着く寝室にするためにどの程度の広さが必要かについては、結論からいうと、寝室に対する価値観によって変わってきます。「寝室が広いと落ち着かない」という方がいる一方で、「ある程度の広さがないと、ゆったりとリラックスできない」と考える方もいるためです。

一般的には、落ち着く寝室にするためには、最低でも4.5畳は確保するのが理想です。4.5畳は、シングルベッド2台またはダブルベッド1台が入る広さではあるものの、ベッドや家具の配置によってはドアの開閉がスムーズにできない可能性もあります。2人の寝室であれば、6畳から8畳程度が目安になるでしょう。寝室にベッドやテレビも置く場合は、10畳程度確保すると広々と使えます。

2.【寝室の広さ別】ベッドを置ける数

ここからは、「4.5畳」「6畳」「8畳」の寝室の広さ別に、置けるベッドの台数を解説していきます。

2-1.4.5畳

寝室4.5畳の間取り例

先の章でご紹介したように、4.5畳は寝室に最低限必要な広さです。4.5畳の寝室には、ダブルベッドであれば1台、シングルベッドなら2台を置くことが可能です。ただし、通路部分は狭くなってしまいます。他の家具を置く余裕も、ほとんどないでしょう。

また、ベッドの向きによっては、出入り口のドアや収納扉の開閉に支障が出る可能性があります。ドアの開け閉めがスムーズにできないと、ストレスになりかねません。そのため、ベッドの向きや配置は、十分検討した上で決めることをおすすめします。

▶【4.5畳寝室の間取り】など、自分の理想を叶える方法をチェック

2-2.6畳

寝室6畳の間取り例

6畳の広さの寝室の場合、ダブルベッド1台またはシングルベッド2台を置いたとしても、ベッド間の通路を確保できるでしょう。さらに、小型のデスクや机であれば、置ける余裕があります。

また、シングルベッドが3台であっても、隙間をあけなければ並べられます。子どもがまだ小さく、家族で並んで寝る時期でも対応できる広さです。

▶【6畳寝室の間取り】など、自分の理想を叶える方法をチェック

2-3.8畳

寝室8畳の間取り例

8畳は、ダブルベッド1台もしくはシングルベッド2台を置いたとしても余裕があります。ベッド間の通路も十分に確保できる上、デスクやテレビなどを置ける広さです。「寝室にドレッサーを置いて身支度をしたい」「クローゼットを設けたい」など、寝室を単に眠るだけではなく他の使い方もできる部屋にするには、8畳程度の広さを確保する必要があるでしょう。

▶【8畳寝室の間取り】など、自分の理想を叶える方法をチェック

3.寝室の広さを決める際に考慮する点

寝室の広さを決める際に考慮する点 イメージ

寝室の広さは、以下のような点に考慮して決めることをおすすめします。

  • 寝室を使う人数
  • 寝室での過ごし方
  • 寝室に置きたい家具

それぞれのポイントを解説します。

3-1.寝室を使う人数

まず、その寝室を何人で使うかを考えてみてください。夫婦2人で使うのか、子どもが小さいため家族みんなで一緒に寝るのかといった点がポイントになります。家族が一緒に寝る場合、主寝室を広くするという考え方もあるでしょう。しかし子どもの成長に伴い、やがて子ども部屋で寝るようになります。はじめから家族みんなで寝ることを前提に主寝室の間取りを設計してしまうと、後で広さをもてあましてしまう可能性があります。

そのため先のことを見据えて、主寝室はコンパクトな広さに、子ども部屋は広く設計することも一案です。子どもが小さい間は家族全員が子ども部屋で寝るようにし、子どもの成長に応じて夫婦は主寝室に移ります。

3-2.寝室に置きたい家具

寝室に置きたい家具が決まっているような場合は、ベッドとその家具の大きさを考慮して、寝室の広さを決めます。ドレッサーやデスク、テレビなどを置く場合は、それなりの広さを確保しておかなければなりません。

ベッドの配置も、寝室の広さに影響します。シングルベッド2台を並べて置く場合と、それぞれのベッドを離して置く場合では、必要なスペースは異なるでしょう。布団で寝る場合は、布団の収納スペースも含めて広さを検討します。

収納スペースについて幅広く検討されたい方へ、間取り例や費用相場を以下の記事にて紹介しています。

3-3.寝室での過ごし方

寝室に必要な広さは、寝室でどのように過ごすのかによっても変わってきます。眠るだけであれば、そこまで広くする必要はありません。むしろ、眠る場所は狭いほうが落ち着くという方もいます。

一方、眠る前にデスクで読書をしたい、少しだけテレビをつけたいという方は、ベッド以外の家具やテレビを置けるスペースの余裕を確保する必要があるでしょう。

ここで、寝室の広さを決める際に考慮する点をご紹介しましたが、実際に家を建てる際には

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  • 経験豊富なプロと会話して、間取りのバランスを決めたい

という方もいるのではないでしょうか。

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4.落ち着くおしゃれな寝室をつくるポイント

落ち着くおしゃれな寝室をつくるポイント イメージ

落ち着くおしゃれな寝室をつくるために押さえておきたいポイントは、以下の4点です。

  • ベッド周りにゆとりを持たせるレイアウトにする
  • 照明にこだわる
  • 透光性や断熱性、防音性の対策をする
  • リラックス効果のある配色にする

各ポイントを解説します。

4-1.ベッド周りにゆとりを持たせるレイアウトにする

落ち着いてゆったりとした寝室にするには、ベッド周りにゆとりを持たせたレイアウトにすることが欠かせません。たとえば、ベッドとベッドの間隔は60センチ以上あけると、スムーズに行き来ができます。また、ベッドは壁や他の家具ともぴったりとつけず、無理なく通れる程度の幅をあけておくと、ベッドメイキングやベッド周りの掃除がしやすくなります。

そのほか、寝室のドアの開閉範囲やウォークインクローゼットの出入り口などが、ベッドの位置に影響しないようにすることも大切です。ベッドや寝室の家具の買い替え、模様替えなどの予定がある場合はそれらも考慮して、寝室の間取りを設計しておくと安心です。

4-2.照明にこだわる

落ち着いた雰囲気の寝室でくつろぎたい場合は、照明も吟味するとよいでしょう。1日中働いた身体や目を休めるには、温かみを感じさせる柔らかなオレンジ色の光が適しています

また、寝室をおしゃれな空間として演出するには、吊り下げタイプのペンダントライトがおすすめです。ペンダントライトは、天井から吊るして、限られた空間をスポット的に照らす照明です。デザイン性が高いためインテリアのアクセントになるだけでなく、柔らかな光で部屋をおしゃれな空間に変化させます。

モダンな寝室の場合は、ブラケットライトが馴染むでしょう。ブラケットライトとは、部屋の壁面に取りつける照明のことで、直接周囲を照らすのはもちろん、間接照明として部屋全体を明るくするのに使われます。多くのライトは天井に設置しますが、ブラケットライトは壁面に取りつけるため、影が生まれやすく、雰囲気のある空間を演出できます。

4-3.透光性や断熱性、防音性の対策をする

寝室では、快適な眠りにつけるかどうかが非常に重要です。そのため、透光性や断熱性、防音性の対策が欠かせません。

ゆっくり快適に寝たい場合は、寝室の窓は小さくし高めの位置につけることがポイントです。ただし、寝室で作業や読書などをする際には暗く感じる可能性があるため、エリアごとの照明計画を立てる必要があるでしょう。また、断熱性や防音性を高めるために、ペアガラスやトリプルサッシなどを取り入れることも選択肢に入れることがおすすめです。

断熱や防音について検討されている方へ、以下の記事にて、基礎断熱設置に関する内容、防音に関する内容をご紹介しています。

4-4.リラックス効果のある配色にする

落ち着く、おしゃれな寝室にするためには、リラックス効果のある配色にすることも重要です。視覚に入る色の種類が多いと、脳に伝わる情報が多くなり、なかなかリラックスできません。寝室に使う色は、3色以内に絞ることがポイントです。もっとも大きな面積を占めるベースカラー、部屋のイメージを決定するメインカラー、空間を引き締めるアクセントカラーを決めたら、それぞれの割合は70:25:5を目安にするとよい感じにまとまります。

リラックス感を巡視する場合は、癒やし効果があるといわれるグリーン系の色を取り入れるとよいでしょう。ベッドカバーや枕などをベージュやホワイト、家具をブラウンにして、カーテンやアクセントクロスをグリーンにすると、リラックスした雰囲気になります。アクセントクロスとは、部屋の壁の1面もしくは1部分に、色や柄のある壁紙を貼り、インテリアにアクセントを加えるものです。

また、メインカラーをベージュにし、全体を柔らかい色合いでまとめると落ち着く寝室になります。このようにリラックスや癒し、安眠など、色がもたらす心理効果を考慮して寝室の色合いを選ぶのも効果的です。心理効果にかかわらず、単純に好きな色を選ぶこともプラスの効果があるとされるため、差し色として取り入れるのも手です。

検討する寝室のレイアウト、条件だと、実際の予算はどのくらいになるだろうか、と考える方もいるかもしれません。
そんなときは、複数のハウスメーカーや工務店のプランを比較するなどして、相場感をまずは見てみることをオススメします。ご心配ごとをハウスメーカー出身のアドバイザーに相談してみることもできますよ。
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5.落ち着く寝室づくりにおける注意点

落ち着く寝室づくりにおける注意点

落ち着いて過ごせる寝室づくりを目指す上での注意点は以下の3点です。

  • 鏡やテレビを置かない
  • 家具を置きすぎない
  • 窓際にベッドを置かない

それぞれの内容を解説します。

5-1.鏡やテレビを置かない

ベッドで横になったときや夜中に目が覚めて起き上がったときに鏡に映る自分の姿が、気になってしまった経験がある方もいるでしょう。なんとなく落ち着かないことが、睡眠を妨げる原因になってしまいます。そのため、どうしても寝室に鏡を置く場合は、寝ているときに自分が写らないように向きを変える、カバーをかけるといった対策をおすすめします。

テレビも、本来は睡眠と関係のないものであるため、置かないほうが望ましいとされる物の1つです。テレビが目に入ると、特に見るつもりがなくてもなんとなくスイッチをつけてしまいがちです。その結果、寝る直前まで頭が働いてしまい、リラックスできない状態が続いてしまいます。また、ダラダラと見続けてしまうことで、睡眠時間も短くなってしまうでしょう。

テレビを見てリラックスしているつもりでも、実際には流れてくる情報で脳が活発に働き続けてしまうため、寝る前にテレビを見ることが習慣化している方以外は、極力置かないほうがよいと考えられます。

5-2.家具を置きすぎない

多くの家具が置かれた寝室で、落ち着いて過ごすのは難しいものです。視覚から入ってくる情報が多いと、なかなかリラックスできないためです。寝室は、眠るための空間として捉え、極力家具や余計な物を置かないことを意識すると、くつろげる場所になるでしょう。

たとえば、「あると便利だから」という理由で寝室にデスクを置くと、寝る前にふと寝室を見わたした際にデスクの上の物が目に入り気になってしまい、寝ること以外に意識が向いてしまいます。また、寝室のスペースに余裕があるからと家具を置きすぎると、部屋に圧迫感が生まれてしまい、リラックスできる空間ではなくなってしまうでしょう。

5-3.窓際にベッドを置かない

窓際には、ベッドを置かないほうがよいとされます。窓際は、窓を閉めていても外気の影響を受けやすいため、冷気や騒音で寝付きが悪くなったり、窓から差し込む光で目が覚めてしまったりする可能性があるためです。

また、室内と外気の温度差で発生した結露によって、ベッドマットや布団に湿気がこもり、カビが発生する可能性があります。部屋のレイアウト上、窓際にベッドを置くしか選択肢がないような場合は、結露の影響を防ぐために、窓とベッドの間に50センチ程度の隙間をあけるようにしてください。ベッドのマットレスを通気性に優れたタイプにして、カビや湿気の影響を軽減するのも対策の1つです。

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まとめ

快適で落ち着く寝室にするために必要な広さは、それぞれの価値観によって異なります。寝室が広いと落ち着いて寝られないという方もいれば、狭い空間ではくつろげないという方もいます。一概に、人数やベッドの台数だけで必要な広さを決めるのではなく、寝室でどのように過ごしたいかを軸に考えるとよいでしょう。

寝室をおしゃれで落ち着く空間にするには、ベッド周りにゆとりを持たせたレイアウトを意識する、照明にこだわる、透光性や断熱性などへの対策をすることが効果的です。また、睡眠の質を高める意味でも、あまり多くの家具を置きすぎないことも重要です。

ぜひこの記事を参考に、快適に過ごせる理想的な寝室づくりを実現してください。


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この記事の編集者

「家づくりのとびら」編集部

NTTデータグループが運営する注文住宅相談サービス「家づくりのとびら」編集部です。難しい住まいづくりの情報を、わかりやすく正確にお伝えします。記事は不動産鑑定士や宅地建物取引士などの不動産専門家による執筆、監修記事がメイン。初めての住まいづくりをサポートします!

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