家を建てるにはまず何から?年収から考える予算や全体の流れをわかりやすく解説

家を建てるにはまず何から?年収から考える予算や全体の流れをわかりやすく解説

家を建てる際、「まずは住宅展示場に行ってみよう!」と意気込む方も多いと思いますが、いきなり住宅展示場に行くのはおすすめしません。

この記事で順序を確認し、スムーズに理想のマイホームが建てられるよう準備しておきましょう。

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予算検討から引き渡しまで、注文住宅の流れについて知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

1.真っ先に住宅展示場へ行かないほうがよい理由

「家を建てたい」と思ったとき、多くの方が最初に思い浮かべるのが住宅展示場ではないでしょうか。しかし、準備が不十分なまま展示場を訪れると、冷静な判断が難しくなる可能性があります。

ここでは、住宅展示場へすぐに行かないほうがよい理由を3つ解説します。

  • モデルハウスは「オプション盛り盛り仕様」が多い
  • 比較検討の前に方向性が固定されてしまう
  • 判断基準が曖昧なまま話が進みやすい

1-1.モデルハウスは「オプション盛り盛り仕様」が多い

住宅展示場にあるモデルハウスは、各ハウスメーカーが自社の魅力を最大限にアピールするための「ショールーム」的な位置づけです。標準仕様ではなく、高級な設備やオプションを数多く取り入れた仕様となっているケースが、多くあります。

最新のシステムキッチンや床暖房、グレードの高い外壁材など、実際に建てる際には追加費用が発生するものばかりを詰め込んだモデルハウスも珍しくありません。

何も知らずにモデルハウスを見て「これくらいの家が建てられる」と思い込んでしまうと、予算オーバーになってしまい、理想の家づくりができなくなる可能性があります。

モデルハウスのような家が予算内で建てられるとは限らないと、把握しておく必要があるでしょう。

1-2.比較検討の前に方向性が固定されてしまう

住宅展示場では、営業担当者が丁寧に案内してくれるため、その場で好印象を持つこともあるでしょう。しかし、複数のハウスメーカーや工務店を比較する前に、特定の会社に心が傾いてしまうと、客観的な判断が難しくなります。

家づくりにおいては、構造や工法、アフターサービスの内容、価格帯など、比較すべきポイントが多数存在します。最初に訪れた展示場よりも実は他社のほうが自分たちの希望に合っていた、という事態にもなりかねません。

冷静に比較検討するためには、事前に自分たちの希望条件や予算を明確にしておくようにしましょう。

1-3.判断基準が曖昧なまま話が進みやすい

予算や希望条件が固まっていない状態で展示場を訪れると、営業担当者のペースで話が進んでしまう可能性があります。

「とりあえず見積もりを出してみましょう」「土地探しも一緒に進めましょう」と提案され、気づいたときには具体的な契約手続きに入っていた、というケースも珍しくありません。

判断基準が曖昧なまま話を進めると、後から「本当にこれでよかったのか」と疑問を抱く原因になります。家づくりは長期間にわたるプロジェクトであり、途中での方向転換はしにくいものです。

まずは自分たちの軸をしっかりと定めてから、住宅会社とのやり取りを始めましょう。

2.家を建てるにはまず「予算の検討」から!

家を建てる際には、次の流れで「予算の検討」から行いましょう。

予算検討の流れ

  1. 自己資金(頭金)をいくら出せるか確認する
  2. 住宅ローンの借り入れ可能金額・月々の返済額を確認する
  3. 予算にあった土地代・建築費用のバランスを考える

全体の費用はどのくらいになるか予算を決め、そのうち最初に支払う「自己資金」はどのくらい用意できるかから検討していく流れがおすすめです。

2-1.自己資金(頭金)をいくら出せるか確認する

まずは以下の項目から、自己資金になりうるお金の総額を割り出します。

自己資金にカウントできるもの

  • 手元にある貯金
  • 親からの援助(生前贈与)
  • 現在住んでいる住居の売却金(※所有している場合)

自己資金やローンの支払額は、余裕を持った金額にすることが大切です。

自己資金は貯金をすべて当てるのではなく、急に必要になったときのためにある程度の金額を残しておきましょう。

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2-2.住宅ローンの借り入れ可能金額・月々の返済額を確認する

自己資金をどのくらい出せるかを計算した後には、以下の内容を確認します。

自己資金の後に考えたいこと

  • 住宅ローンをどの程度借りられるか
  • 月々の返済額はいくらに設定するか

月々の返済に無理が生じないようにするには、住宅ローンの年間返済金額を年収の25%以内に設定するとよいといわれています。

年収ごとの年間返済額目安
年収年間返済額
(年収の25%)
400万円100万円
500万円125万円
600万円150万円
700万円175万円
800万円200万円
900万円225万円
1,000万円250万円

※借入期間35年、全期間固定金利1.3%、ボーナス月追加返済金額なしで計算

今回は全期間固定金利のため、変動金利よりも高い金利が設定されています。
ただし、基本的に住宅ローンは利息の支払いがあるため、総返済額は借入可能額よりも高くなることを念頭に置いておきましょう。

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2-3.予算にあった土地代・建築費用のバランスを考える

土地購入と建築工事にかかる費用は、以下のバランスで考えるとよいといわれています。

新築住宅の購入費用の全国平均

費用のバランスに関する失敗例として多いのは、土地にお金をかけ過ぎて、満足できる住宅プランを立てられなかった、というものです。

まずは、自分が建てたい家の費用相場を確認し、無理のない資金計画を立てられるよう準備しておきましょう。

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2-4.諸費用

家を建てる際には、土地代や建築費用以外にも「諸費用」がかかります。

諸費用とは以下のような費用を指し、総額の5〜10%程度を見込んでおく必要があります。

  • 住宅ローン関連費用:事務手数料、保証料、団体信用生命保険料など
  • 登記費用:所有権移転登記、抵当権設定登記などの手続き費用
  • 税金:印紙税、不動産取得税、固定資産税(日割り計算)など
  • 保険料:火災保険、地震保険など
  • その他:引っ越し費用、仮住まい費用、家具・家電の購入費など

諸費用は現金で支払うケースが多いため、自己資金から確保しておくとよいでしょう。

家づくりのとびらコラム

年収いくらあれば家を建てられる?

家を建てるときに気になるのが、そもそも「自分の年収でマイホームを持てるのか」という点でしょう。

住宅ローンの審査をクリアして家を建てることはできても、返済が滞ってしまうと、家を手放すという事態にもなりかねません。

国土交通省が調査した「PDF 令和6年度 住宅市場動向調査報告書」によれば、実際に家を建てた方の平均世帯年収(全国)は600万〜800万円が最も多く、ついで400万〜600万円が多くなっています。

また、住宅金融支援機構「PDF 2024年度 フラット35利用者調査」によると、土地付き注文住宅を建てた方の「年収倍率」は、2024年度で7.5倍とされています。

年収倍率とは

年収に対する住宅購入価格の比率を示す数字。

例)世帯年収700万円で5,000万円の家を建てる場合

5,000万円÷700万円=年収倍率 約7倍

マイホームの予算を考えるときは、年収倍率の平均値を目安に考えると、無理のない資金計画を立てやすくなります。

3.家づくり全体の流れと期間

家を建てるには、まず家づくりの全体の流れと期間を把握しておきましょう。

流れをつかんでおけば、いつまでに何をすべきかがわかり、具体的な準備ができます。

基本的な家づくりの流れと期間は、下図のとおりです。

注文住宅を購入する流れ

家づくりの流れに必要な期間は、9か月〜1年ちょっとといわれています。

計画をスムーズに進めるためには、ゴールとなる完成の日を定め、そこから逆算して各工程の予定を決めていくとよいでしょう。

3-1.土地ありの場合

すでに土地を所有している、または土地の購入が決まっている場合、家づくりの流れは比較的スムーズに進みます。

1. 情報収集・予算検討(1〜2か月)
  • 住宅会社の資料を取り寄せたり、インターネットで施工事例を調べたりしながら、イメージを膨らませる
  • 予算の検討も進める
2.住宅会社選び・プラン提案(1〜3か月)
  • 複数の住宅会社に問い合わせ、敷地調査や間取りプランの提案を受ける
  • 見積もりを比較しながら、最終的に依頼する会社を決定する
3.設計・詳細打ち合わせ(2〜3か月)
  • 間取りや設備、仕様を細かく決める
  • 変更が多いと工期が延びる可能性もあるため、できるだけ早めに希望を固めておく
4.工事請負契約・着工(4〜6か月)
  • 契約を締結し、建築確認申請が通れば着工
  • 地鎮祭や上棟式を行う場合は、このタイミングで実施
5.竣工検査・引き渡し(1か月)
  • 完成後、施主検査や竣工検査を経て、問題がなければ引き渡し
  • 引っ越しの準備も並行して進める

土地ありの場合、トータルで8か月〜1年程度が目安となります。

3-2.土地なしの場合

土地探しから始める場合、土地の購入手続きが加わるため、全体の期間が長くなります。

1. 情報収集・予算検討(1〜2か月)
  • 住宅会社の資料を取り寄せたり、インターネットで施工事例を調べたりしながら、イメージを膨らませる
  • 予算の検討も進める
2.土地探し(3〜6か月)
  • 不動産会社やハウスメーカーの協力を得ながら、希望エリアで土地探し
  • 立地や周辺環境、法的規制(建ぺい率・容積率など)を確認し、納得のいく土地が見つかるまで時間をかけることが重要
3.土地購入・住宅会社選び(1〜3か月)
  • 土地の購入契約を結び、同時に住宅会社を選定
  • 土地の条件に合わせたプラン提案を受ける
4.設計・詳細打ち合わせ(2〜3か月)
  • 間取りや設備、仕様を細かく決める
  • 変更が多いと工期が延びる可能性もあるため、できるだけ早めに希望を固めておく
5.工事請負契約・着工(4〜6か月)
  • 契約を締結し、建築確認申請が通れば着工
  • 地鎮祭や上棟式を行う場合は、このタイミングで実施
6.竣工検査・引き渡し(1か月)
  • 完成後、施主検査や竣工検査を経て、問題がなければ引き渡し
  • 引っ越しの準備も並行して進める

土地なしの場合、トータルで1年〜1年半程度を見込んでおくと安心です。

土地探しに時間がかかるケースも多いため、余裕を持ったスケジュールを組みましょう。

4.家のイメージづくり・希望条件の整理

理想の家の5つのイメージ

大まかな予算が決まったら、次は家のイメージづくりや希望条件の整理に移りましょう。

家のイメージづくりや条件を整理する際に必要なポイントは、次の3つです。

  • 理想の暮らしを言語化する
  • 間取り・広さ・設備の優先順位を決める
  • 立地・教育環境・生活動線も考慮する

4-1.理想の暮らしを言語化する

まずは家族全員で「理想の暮らし」について話し合いましょう。

たとえば、「週末は家族でバーベキューを楽しみたい」「リモートワークに集中できる書斎がほしい」「子どもが安全に遊べる庭がほしい」など、具体的なシーンを思い描くことが大切です。

理想の暮らしを言語化すると、必要な間取りや設備が見えやすくなります。家族それぞれの希望を出して優先順位をつけておけば、後の打ち合わせでも役立つでしょう。

また、雑誌やインターネットで施工事例を見ながら、好みのデザインや雰囲気を集めておくのもおすすめです。
イメージ写真をまとめたスクラップブックやフォルダを作っておくと、住宅会社にイメージを伝えやすくなるでしょう。

4-2.間取り・広さ・設備の優先順位を決める

理想の暮らしが見えてきたら、次は具体的な間取りや広さ、設備の優先順位を決めましょう。

ただし、すべての希望を叶えようとすると、予算オーバーになる可能性があります。例えば次のようなポイントについて「絶対に譲れない部分」と「あれば嬉しいもの」を、分けて整理するとよいでしょう。

  • 間取り:部屋数、リビングの広さ、収納スペース、動線など
  • 設備:キッチンのグレード、浴室の広さ、床暖房、太陽光発電など
  • 性能:断熱性能、耐震性能、省エネ性能など

家族のライフスタイルや、子どもの成長・親との同居などの将来の変化も考慮しながら優先順位をつけていくと、長く住みやすい家づくりができるでしょう。

4-3.立地・教育環境・生活動線も考慮する

家づくりにおいては、建物そのものだけでなく、立地や周辺環境も重要な要素です。

通勤・通学の利便性、買い物施設へのアクセス、医療機関の有無など、日常生活に直結する条件を整理しておきましょう。

特に、子どもがいる家庭では、学区や教育環境も大きな判断材料となります。希望する学区内で土地を探すのか、それとも立地を優先するのかによって、選択肢が変わってくるでしょう。

また、将来的な資産価値を考える場合、駅からの距離や周辺の開発計画なども確認しておくと安心です。

周辺の開発計画は、自治体のホームページでも方向性を把握できる場合があります。家づくりの前に、公表されている都市計画を確認しておきましょう。

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5.家を建てるための初期準備が終わったら?

家を建てる初期準備が終わったら、以下の流れで家づくりを進めていきましょう。

家を建てる初期準備後の流れ

  1. ハウスメーカー・工務店選び
  2. 土地探し
  3. 間取りプランの提案、見積もりの比較
  4. 工事請負契約(本契約)の締結

以下より、1つずつ工程を確認しておきましょう。

5-1.ハウスメーカー・工務店選び

土地探しと並行して、注文住宅を依頼するハウスメーカー・工務店を探します。

全国には数多くのハウスメーカー・工務店があり、特徴や価格が異なるため、以下の流れを押さえ効率的に自分の希望を実現できる企業を見極めましょう。

ハウスメーカー・工務店選びの流れ

  1. 会社のタイプを決める
  2. 標準仕様をチェックする
  3. 評価や実績を確認する
  4. 得意分野や強みを確認する
  5. 営業担当者が信頼できるかチェックする

注文住宅の依頼先には、主にハウスメーカー・工務店があげられます。

ハウスメーカー・工務店の特徴比較
ハウスメーカー
  • 全国展開が多い
  • モデルハウスや住宅展示場を設けている
  • デザイン・仕様が規格化されていることが多い
  • 建物の品質が安定している
工務店
  • 地域密着型が多い
  • 中間マージンがない分コストを抑えやすい
  • プランの自由度が高い

どちらがよいかはその人の希望条件にもよって異なるので、判断が難しい方はあなたに合った建築依頼先を教えてくれる無料のサポートサービスを活用してみるのがおすすめです。

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5-2.土地探し

土地を持っていない場合は、ハウスメーカー・工務店選びと同時進行で土地を探します。

ハウスメーカーの中には、自社で土地を所有していたり、エリア情報に詳しかったりして、土地探しをサポートしてくれるところもあります。

自分たちだけで探すよりも早く希望条件に合った土地を見つけられる可能性があるため、ぜひハウスメーカー・工務店選びと並行して行ってみてください。

土地探しの流れ

  1. 土地を探すエリアと予算を決める
  2. 土地の広さを決める
  3. 通勤・通学の距離を検討する
  4. 土地を調査する
  5. 売買契約を締結する

土地探しは、まず土地を探すエリアを決めることからはじめます。

通勤・通学の利便性や商業施設・医療機関の距離、周辺環境などを基準に、エリアを絞り込みましょう。
さらに、土地にかけられる予算を決めておけば、希望の土地を見つけやすくなります。

候補地が見つかったら、現地調査を行います。実際に現地を歩き、街の雰囲気を確かめましょう。

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5-3.間取りプランの提案、見積もりの比較

建築依頼先の候補となるハウスメーカー・工務店が絞り込めたら、複数社に間取りプランや見積もりを作成してもらいましょう。

住宅プランの作成では、デザインにばかり目を向けてしまいがちですが、快適でおしゃれな空間づくりには「間取り」も重要なポイントとなります。特に、将来を見越した収納スペースの確保を忘れないようにしてください。

所有する荷物に対して適切な広さの収納スペースを確保できなければ、部屋にものが溢れてしまいます。
将来的にものが増える可能性もあるため、家族構成の変化なども考慮に入れて収納スペースを考えましょう。

また、生活動線を考えることも大切です。
生活動線とは、生活をしている人が家の中を移動するときに通るルートのことです。

うまく配置されていないと動線が長くなり、日常生活や家事が不便になる可能性があります。
水回りを1か所所にまとめたり、寝室からトイレへの距離を短くしたりするなど、生活動線を考えた住宅プランになるよう配慮しましょう。

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5-4.工事請負契約(本契約)の締結

建築プランの打ち合わせを行い、間取りやデザイン、設備などを細かく検討して最終的な見積もりを決定します。

その後、建築工事請負契約を締結し、契約金や頭金を支払い、着工へと進みます。

契約で必要なものは次のとおりで、いずれもハウスメーカー・工務店側が用意します。

契約に必要なもの一例

  • 工事請負契約書
  • 工事請負契約約款
  • 見積書
  • 設計図書

あとから住宅プランに対し「言った」「言わない」の押し問答にならないよう、もめ事を避けるためにも控えをもらい、内容を確認しておきましょう。

工事請負契約の流れ

  1. 工事と見積もり内容が正しいを確認する
  2. 工事と見積もり内容に整合性があるかをチェックする
  3. スケジュールの確認をする

見積書は、工事項目や形状寸法、単価などが詳細に記載されています。
金額だけではなく工事内容をしっかり確認し、見積もり漏れや、同じ建材・工事を重複して見積もりしていないかをチェックしましょう。

契約内容に希望する仕様や設備が明記されていることも確認し、追加費用の発生しないよう注意してください。
法律の規制制限など、土地の条件と工事内容に整合性があるかも確認が必要です。

また、契約書には、工事の開始日や完了予定日、引き渡し日が明記されています。
スケジュール通りに進まなかった場合の対応や、違約金がどうなるのかもしっかり確認しておきましょう。

なお、本契約の締結後に工事内容の変更・追加を行うとトラブルになる場合があるため、注意してください。
追加費用が発生し、見積もりよりも大幅にコストがかかってトラブルになるケースが多いです。

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6.家づくりを始める際の注意点

家づくりは長期間にわたるプロジェクトであり、途中で予期しないトラブルが発生することもあります。

家づくりを始める際に押さえておきたい注意点は、主に次の4つです。

  • 予算に余裕を持たせる
  • 契約内容は細部まで確認する
  • スケジュールに余裕を持つ
  • 家族間でしっかりコミュニケーションを取る

見積もりの段階では予算内に収まっていても、打ち合わせを重ねるうちに「あの設備も追加したい」「この仕様に変更したい」と希望が膨らむことは珍しくありません。また、地盤改良や既存建物の解体など、予期しない費用が発生するケースもあります。

そのため、予算には10〜15%程度の余裕を持たせておくことが望ましいでしょう。余裕資金があれば、突発的な出費にも対応でき、精神的な負担も軽減されます。

また、契約後の変更やトラブルを避けるためにも、内容を十分に理解した上で契約書に署名しましょう。

建築士や弁護士などに契約書のチェックを依頼するのもひとつの方法です。

家づくりは、天候や資材の調達状況、職人の手配などによって、予定通りに進まないケースも珍しくありません。特に春や秋の繁忙期は工事が集中しやすく、工期が延びる可能性もあります。

家づくりは家族全員に関わる大きなプロジェクトです。家族間で意見をすり合わせ、余裕を持って計画を立てましょう。

家を建てるにはまず何から始めるべきか迷う方が思うよくある質問

家を建てるにはまず何から始めるべきか迷う多くの方が感じる疑問を、5つピックアップしました。

家づくりは大きな買い物です。家づくりを始める前に、しっかりと不明点は解消しておきましょう。

Q1.年収450〜550万円で家は建てられる?

年収450〜550万円でも、十分に家づくりが可能です。住宅ローンの借り入れ可能額は年収の5〜7倍程度が目安とされているため、年収450〜550万円であれば2,250万〜3,850万円程度の借り入れが見込めます。

ただし、返済負担率は25%以内に抑えることが理想です。無理のない返済計画を立てましょう。

Q2.どのタイミングで住宅会社に相談すべき?

住宅会社への相談タイミングは、予算の検討と希望条件の整理が終わった段階がよいでしょう。

漠然としたイメージのまま相談すると、具体的な提案を受けにくく、時間がかかる可能性があります。

事前に自己資金や借り入れ可能額、希望する間取りや立地などを整理しておくと、スムーズに話を進められるでしょう。

Q3.家を建てるのにかかる期間はどのくらい?

家を建てるのにかかる期間は、土地ありの場合で8か月〜1年程度、土地なしの場合で1年〜1年半程度が一般的です。

土地探しに時間がかかる場合や設計変更が多い場合は、さらに期間が延びる可能性もあります。

余裕を持たせたスケジュールを組みましょう。

Q4.施工業者の失敗しない選び方は?

施工業者選びで失敗しないためには、複数の業者から見積もりとプランを取り、比較・検討する必要があります。

価格だけでなく、施工実績、アフターサービス、担当者との相性なども重要な判断材料です。

実際に建てた家を見学したり、口コミを確認したりすると、業者の信頼性を見極めやすいでしょう。

Q5.住宅ローンはどのように選べばよい?

住宅ローンは、金利タイプ(固定金利・変動金利)、返済期間、団体信用生命保険の内容などを比較して選ぶのが基本です。

固定金利は将来の金利上昇リスクを避けられる一方、変動金利は当初の金利が低く設定されています。

自分たちのライフプランやリスク許容度に応じて、適切なローンを選びましょう。

まとめ

家を建てるには、まず「予算の検討」と「家のイメージづくり・希望条件の整理」から始めましょう。

ステップごとにやるべきことがあるため、何が必要かを確認し、詳細な計画を立ててください。

なお、家づくりの流れで最も時間がかかるのは、土地探し(土地も購入する場合)です。
ハウスメーカー・工務店選びと同時進行で進め、効率的な家づくりを目指してみてくださいね。


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この記事の編集者

「家づくりのとびら」編集部

NTTデータグループ会社が運営する注文住宅相談サービス「家づくりのとびら」編集部です。難しい住まいづくりの情報を、わかりやすく正確にお伝えします。記事は不動産鑑定士や宅地建物取引士などの不動産専門家による執筆、監修記事がメイン。初めての住まいづくりをサポートします!

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