- 変更日:
- 2025.07.30

この記事は家の建て替えを検討している方に向けて、「家の建て替えにかかる費用相場」について解説しています。
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家の建て替えをする場合は、以下の記事も併せてご覧ください。
目次
1.家の建て替えでかかる費用相場はいくら?

まずは、家の建て替えにかかる費用の相場について見ていきましょう。
建て替えでかかる費用の全国平均:5,745万円
建て替えをした世帯で住宅ローンを利用している割合は、48.7%で、自己資金と住宅ローンの割合は、以下のとおりです。
- 自己資金の平均金額:2,440万円
- ローン借入金の平均:3,305万円
- 自己資金率の平均:42.5%
また、建て替えの場合、解体工事は必要となるものの、土地の購入費用(土地購入資金の全国平均は 1,929万円)がかからないため、土地を購入して注文住宅を建てるよりも費用が抑えられます。
よって、購入資金における自己資金率の割合が高く、ローンの利用率も低くなっていると言えるでしょう。
1-1.建て替えとリフォームの費用比較
リフォームの費用相場は、施工する部位や目的、規模や立地によって大きく異なりますが一般的には1,000万〜2,500万円程度が目安とされています。
建て替え | リフォーム |
---|---|
全国平均:5,745万円 | 価格目安:1,000万〜2,500万 |
基本的には、リフォームの方が解体や廃材処分などの費用がかからないため、安くなります。
ただ、家の状態によっては「構造が老朽化している」「修繕箇所が多い」などの理由で、建て替えとリフォームの費用にあまり差がなかったり、むしろ多くなってしまったりするケースがあります。
家の建て替え費用やハウスメーカーについては、以下の記事でより詳しく解説しています。ぜひ一読してみてください。
2.建て替え費用を抑える6つのコツ

建て替え費用を抑える6つのコツを紹介します。
2-1.給付金や補助金、減税措置を利用する
家を建て替える際は、国や自治体からの給付金や補助金のうち、どれが利用できるのかを計画段階からチェックしておくことが大切です。
なぜなら新しく建てる家の広さや性能によって、申請できる給付金や補助金が増える場合があるためです。
また、どのような減税措置が適用できるかのチェックも忘れないようにしましょう。
自分ですべてを調べるのが大変な場合は、プロに相談するのもひとつの手です。
2-2.解体工事と建築工事をまとめて依頼する
建て替えの際は、古い家の解体工事と新しい家の建築工事をまとめて、ハウスメーカーに依頼するのがおすすめです。
解体工事と建築工事とをワンストップで依頼すれば、何かトラブルがあった場合でも素早く適切に対処してもらうことができます。また解体費用もまとめて住宅ローンを利用することが可能となります。
2-3.シンプルな形や間取りの家にする
建築費用を安く抑えたいのであれば、できるだけシンプルな形の家や間取りにすると良いでしょう。
屋根や壁などのつなぎ目が少ない方が、建築費用が抑えられるだけでなく、メンテナンスや修繕もしやすいという点からもおすすめです。
2-4.二世帯住宅は完全分離型にしない
二世帯住宅に建て替える際、建築費用を抑えたいのであれば、玄関や水回りなどをすべて分けた完全分離型ではなく、部分共有型を検討するのがおすすめです。
すべての設備を2つずつ設けると、建築費用が高くなってしまいます。
それぞれの生活スタイルの兼ね合いにもよりますが、玄関は一つにする、キッチンは共同にするなどの工夫をすることで、二世帯住宅のコストを下げることが可能です。
二世帯住宅の完全分離については、以下の記事でより詳しく解説しています。
2-5.仮住まい費用をできるだけ抑える
仮住まいの費用も、建て替えの際にかかる費用の中では高額です。
建て替え費用を節約したい場合は、仮住まいの費用もできるだけ抑える工夫をしましょう。
例えば、以下のような工夫が挙げられます。
- 年度替わりの時期は引っ越し費用が高くなるため、できるだけその時期を避けて、引っ越しする
- 賃料の安い物件を探す
- 荷物をすべて仮住まいに入れるのではなく、トランクルームなどを借りる
仮住まいの探し方については、以下の記事をご覧ください。
2-6.複数のハウスメーカーに見積りを依頼する
複数のハウスメーカーに見積りを依頼することも、建て替え費用を抑えるためには不可欠です。
建て替えたい家の条件を複数のハウスメーカーに提示して、見積りを比較したうえで選ぶようにしましょう。
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3.建て替えで使える補助金 一覧
2025年に実施される新築注文住宅を対象とした国の補助金事業は、以下のとおりです。
補助金の種類 | 補助金額 |
---|---|
子育てグリーン 住宅支援事業 |
|
給湯省エネ 2025事業 |
|
戸建住宅ネット・ゼロ・ エネルギー・ハウス (ZEH)化等支援事業 |
|
近年では、ZEHや長期優良住宅といった省エネ住宅に対し補助される傾向にあります。
また、自治体によっては独自の補助金を設けているところもあります。
補助金の金額や内容は自治体によって異なるため、居住している地域の自治体に確認しておきましょう。
新築住宅の補助金については、以下の記事でより詳しく解説しています。ぜひ一読してみてください。
4.建て替えで使える住宅ローンと注意点は?
建て替える際に利用できる住宅ローンには、「通常の住宅ローン」を使う場合と、「建て替え専用のローン」を活用する方法があります。
残債がある場合は、建て替えローン(建て替え専用の住宅ローン)を利用しましょう。
また、親子で一緒に建てる場合は、親子リレーローンがおすすめです。
どんな状況で、誰と誰がローンを組むかによって、選ぶべき住宅ローンは異なります。
まずはご自身、またご家族の状況を整理し、意思を確認するところから始めましょう。
注意点としては、融資は建物が完成してからでないと実行されないことが挙げられます。
建築請負契約を締結した際に支払う手付金や工事中に支払う中間金には住宅ローンを使うことができません。
自己資金で足りない場合はつなぎ融資の利用がおすすめです。
建て替えでの住宅ローンの選び方については、以下の記事でより詳しく解説しています。ぜひ一読してみてください。
この記事のポイント まとめ
家を壊して建て直すといくらぐらいかかる?
建て替えにかかる費用の平均は5,745万円です。
「1. 家の建て替えでかかる費用相場はいくら?」では、自己資金・住宅ローンの割合についても解説しています。
建て替え費用を抑えるコツは?
- 給付金や補助金、減税措置を利用する
- 解体工事と建築工事をまとめて依頼する
- シンプルな形や間取りの家にする
- 二世帯住宅は完全分離型にしない
- 仮住まい費用をできるだけ抑える
- 複数のハウスメーカーに見積を依頼する
詳しくは「2. 建て替え費用を抑える6つのコツ」をご覧ください。
建て替えで使える補助金は?
- 子育てグリーン住宅支援事業
- 給湯省エネ2025事業
- 戸建住宅ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)化等支援事業
詳しくは「3. 建て替えで使える補助金一覧」をご覧ください。
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