- 変更日:
- 2024.10.15
日本ハウスホールディングスは、1969年に盛岡で設立された創業55年の老舗ハウスメーカーです。
断熱性や耐震性、デザイン性が高い木造住宅の施工を得意としています。
この記事では日本ハウスホールディングスについて、以下の内容を解説します。
この記事でわかること
- 日本ハウスホールディングスの特徴
- 日本ハウスホールディングスの評判・口コミ
- 日本ハウスホールディングスのメリットやおすすめするケース
この記事で日本ハウスホールディングスについての理解を深め、ハウスメーカー選びの際の参考にしてください。
まとめて依頼
複数のハウスメーカーの坪単価を一覧表で確認したい方は、こちらの記事もご覧ください。
※この記事は日本ハウスホールディングスの公式HPを参考に作成しています。
1.日本ハウスホールディングスとは
日本ハウスホールディングスは、環境に優しい脱炭素社会の住宅づくりをモットーとするハウスメーカーです。
その実現ために、日本の森林を守る「檜品質」および、高断熱やエネルギーの自給自足を目指す「ゼロエネ品質」、安心安全に暮らせる「快適品質」といった3つの品質を掲げた家づくりを行っています。
まずは、日本ハウスホールディングスの概要と特徴を見ていきましょう。
1-1.創業から50年以上の歴史をもつハウスメーカー
日本ハウスホールディングスの概要は、以下のとおりです。
項目 | 概要 |
---|---|
会社名 | 株式会社日本ハウスホールディングス |
本社所在地 | 東京都千代田区 |
設立年 | 1969年 |
事業 |
|
販売実績 | 10万7,549戸(2022年11月時点) |
顧客紹介比率 | 58.5%(2019年11月〜2020年10月受注実績分) |
日本ハウスホールディングスは、創業55年の歴史あるハウスメーカーです。
木造住宅の建築販売を主な事業とし、分譲マンションの建築販売やリフォームも行っています。
日本ハウスホールディングスの特徴は、顧客紹介比率の高さです。
2019年11月〜2020年10月受注分のうち、顧客紹介からの成約率は58.5%を占めており、満足度が高いハウスメーカーといえるでしょう。
1-2.断熱性能・耐震性能はトップクラス
日本ハウスホールディングスの住宅は、トップクラスの断熱性能と耐震性能を誇ります。
安定した床下温度を保つ床下断熱の採用や圧倒的な気密性を実現することで、断熱性の先進基準とされる「Heat20 G2レベル」や「ZEHプラス基準」をクリアしています。
断熱性が高い住まいは、気候から受ける影響が少なく、年間を通して快適な生活を実現できるでしょう。
気密性を上げ結露やカビの発生を防ぐことで、ぜんそくやアレルギーといった健康面の不安がある方にも安心な住まいづくりを目指しています。
なお、日本ハウスホールディングスが提供する「日本の家・檜の家」シリーズでは、耐震性を高めた新木造ストロング工法を採用しています。
伝統の工法に独自の新技術を組み合わせることで、阪神淡路大震災200%の加振実証実験にも耐えました。
日本は、世界的でも地震が多い国の1つです。
長く安全に住めるマイホームづくりを目指すのであれば、日本ハウスホールディングスは有力な選択肢となるでしょう。
1-3.国産檜を使った木造住宅
国産檜を使った建築時のCO2排出量が少ない木造住宅であることも、日本ハウスホールディングスの特徴です。
丈夫で耐久性に優れた「国産檜無垢柱」や「プレミアム檜集成柱」を使用しており、以下の効果が期待できます。
国産檜住宅に期待できる効果
- 高い耐久性
- 美しい内装
- リラクゼーション効果
日本ハウスホールディングスでは、生産加工地がわかる選りすぐりの「血統書付き」檜を採用しています。
他の木材よりも圧縮強度が高く、鉄よりも耐火性に優れているため、長く安心して住み続けられるでしょう。
檜は古くから日本人の生活に馴染みがある木材で、檜天井や檜無垢床、檜飾り壁など美しい内装を楽しめます。
また、檜はリラクゼーションやストレス軽減効果があるフィトンチッド成分を含んでいます。
室内の空気環境を整える効果や、抗菌・防虫効果もあるため、健康面でも安心して生活できるマイホームを実現できるでしょう。
1-4.坪単価は約50万~70万円
日本ハウスホールディングスの坪単価は、約50万~70万円です。
リーズナブルな価格設定から「ローコストハウスメーカー」~「中堅ハウスメーカー」に分類されることが多いです。
ハウスメーカー | 平均坪単価 |
---|---|
アエラホーム | 64万円 |
アイフルホーム | 59.3万円 |
ヤマト住建 | 65.5万円 |
仮に延床面積70坪の住宅を建築する場合は、3,500万~4,900万円の建物本体建築費がかかると計算できます。
なお、実際の家づくりの総額には、坪単価で概算できる「建物本体工事費」以外にも含まれる費用があります。
注文住宅の費用内訳
- 建物本体工事費:70%程度
- 付帯工事費:20%程度
- 諸費用:10%程度
- 土地がない場合は別途土地代
注文住宅の費用は、同じハウスメーカーでも周辺環境や土地の現況、建築プランや間取り、付属オプションなどによって大きく変わります。
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2.日本ハウスホールディングスの評判・口コミ
ハウスメーカーを選ぶにあたっては、これまでの評判や口コミも気になるポイントです。
ここでは、日本ハウスホールディングスの良い口コミと悪い口コミを解説します。
2-1.日本ハウスホールディングスの良い口コミ
日本ハウスホールディングスの良い口コミには、断熱性や耐震性といった性能、住み心地、アフターフォローに関するものが多く見られました。
そのほか、営業担当の対応の早さやデザイン性、アフターフォローの充実などを評価する声もあがっていました。
2-2.日本ハウスホールディングスの悪い口コミ
日本ハウスホールディングスの悪い口コミ
- 担当者の知識が足りていないように感じた
- アフターフォローや点検が少ない
- 建築価格が高かった
日本ハウスホールディングスの悪い口コミには、主に担当者の対応についてあげられていました。
一方で、「担当者が親身に相談に乗ってくれる」といった声もあることから、担当者への評価は営業所の体制や営業方針などによって大きく変わることがわかります。
営業担当者の知識量やコミュニケーション力によって提案内容や顧客満足度に差があることは、日本ハウスホールディングスに限ったことではありません。
「営業担当者と合わない」「担当を変えてほしい」と感じたときは、変更依頼を申し出るのも1つの方法です。
ちなみに、ハウスメーカー契約の決定打で特に多いのは「営業担当者」です。
営業担当者は、家づくりのプラン作成からアフターメンテナンスの窓口まで、家を建てる前にも後にもコミュニケーションをとる相手。要望に沿ったスキルや人柄はとても重要です。
しかし、一般的に営業担当者をオーナー側が指名することはできません。
人によって感じ方・とらえ方が異なるため、ネットの口コミも参考にしづらいのが現状です。
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しかし、本サービスなら平屋や二世帯住宅、こだわりのインテリア・外観など建てたい住宅の知識・提案経験が豊富な営業担当者へご案内できます。
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3.日本ハウスホールディングスで家を建てるメリット
ここでは、日本ハウスホールディングスで家を建てる5つのメリットを解説します。
日本ハウスホールディングスのメリット
- 標準装備のグレードが高い
- エネルギーを自給自足できる
- 建物の安全性・耐久性に優れている
- アフターサービスが充実している
- デザイン性の高い住まいを実現できる
日本ハウスホールディングスの強みを確認し、ご自身のニーズに合っているか考えてみましょう。
3-1.標準装備のグレードが高い
日本ハウスホールディングスは標準仕様のグレードが高く、オプション費用を抑えられる傾向にあります。
日本の家・檜の家シリーズである「館」および「極」の過去の商品仕様を見てみましょう。
項目 | 商品仕様 |
---|---|
柱の太さ | 4寸(約12cm) |
工法 | 新木造ストロング工法 |
天井高 | 1F:260cm 2F:240cm |
耐震等級 | 等級3(最高値) |
断熱性能(UA値) | 0.25W/m2K ※本州は0.37W/m2K |
気密性能(C値) | 北海道・本州共通0.5平米/平米 |
保証年数 | 60年(10年ごとの有料メンテナンス条件付) |
冷暖房 | 寒冷地:セントラルヒーティング 一般地:高効率エアコン |
※エリアやプランによって異なる
「館」および「極」シリーズでは、すべての住宅に新木造ストロング工法が採用されています。
柱の太さは4寸(約12cm)で、高い耐震性の実現が可能です。
そのほか、時間効率を高めたマイホームの建築を目指すなら、新・美しき檜の家グレートステージ「輝」「雅」といった商品もおすすめです。
2,000万円から檜の家の建築が可能な「匠の技クレスステージ28」も用意されており、なるべくコストを抑えたい方にも検討しやすいハウスメーカーといえます。
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3-2.エネルギーを自給自足できる
エネルギーを自給自足できるのも、日本ハウスホールディングスの特徴です。
環境に優しい脱炭素社会の住宅づくりを目指す日本ハウスホールディングスは、以下のサービスを提供しています。
省エネに関するサービス
- ソーラーパネルや蓄電池の設置
- 住宅メーカートップクラスの断熱性と気密性
ソーラーパネルや蓄電池をオプションで設置できる3S(Self-Sufficient System:自給自足)システムを提供することで、太陽光で蓄えた電気を効率良く利用できるだけでなく、余った電気の電力会社への売電も可能です。
また断熱性と気密性に優れた家は天候の影響を受けにくいため、冷暖房の使用量を抑え、省エネに配慮しながら一年を通して快適な生活を送れるでしょう。
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3-3.建物の安全性・耐久性に優れている
日本ハウスホールディングスでは安全性や耐久性に優れた住宅を建築するために、以下の基準を採用しています。
日本ハウスホールディングスの基準
- 長期優良住宅の基準をクリア
- 1メーターモジュール
長期優良住宅とは、長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられているとして、政府に認められた住宅です。
認定基準には劣化対策や耐震性、省エネ性などがあります。
日本ハウスホールディングスでは長期優良住宅の基準をクリアした家づくりを行っているため、耐久性に優れており長く安全に住めます。
「1メーターモジュール」とは、家の基本寸法を一般的な91cmから1mに大きくするサービスです。
1メーターモジュールを採用すると部屋が広くなることはもちろん、廊下やトイレの幅なども広がるため車いすでも利用しやすいです。
ライフステージの変化に対応しやすく、幅広い世代の方が暮らしやすい住宅を実現できるでしょう。
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3-4.アフターサービスが充実している
アフターサービスの充実も、日本ハウスホールディングスの魅力です。
マイホームは、建てて終わりではありません。
屋根や外壁、内装、水回りなどの定期点検が必要です。
また、自然災害などで被害が出たときには、点検修理も必要になるかもしれません。
日本ハウスホールディングスでは、長期優良住宅など一定の条件をクリアした住宅について60年の保証プログラム(10年毎有料メンテナンス条件付)を設けています。
また、その他の住宅であっても35年の保証が付加されています。
家を建てたハウスメーカーによる長期のアフターサービスを受けられれば、一貫性のある点検や修繕が可能なため、安心して住み続けられるでしょう。
ほかにも、自社運営による24時間コールセンターを設置しているため、住まいについて不安やトラブルがあるときには、いつでも相談が可能です。
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3-5.デザイン性の高い住まいを実現できる
日本ハウスホールディングスはデザイン性の高い住まいの提供を続けており、デザインにおける以下の受賞歴があります。
デザインの受賞歴一例
- グッドデザイン賞:東日本ハウス時代(2009~2014年)から合わせて12回受賞
- キッズデザイン賞:12年連続需要
- ウッドデザイン賞:2015~2017年に3年連続受賞
- 住まいのリフォームコンクール:2019年度優秀賞受賞
檜を使ったおしゃれでデザイン性が高いマイホームを検討している方は、日本ハウスホールディングスをぜひ検討しましょう。
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ここまで、日本ハウスホールディングスの特徴や評判、メリットについて解説してきました。
注文住宅を建てる際には、最初から1社に絞らず、自分の志向性に合う複数のハウスメーカー・工務店をプロと相談をしながら進めていくほうが、費用や間取りの検討を効率的に進められます。
ただし、さまざまな窓口でお問い合わせをしてしまうと、営業電話がたくさんかかってきてしまい、かえって大変になってしまう場合もあるでしょう。
効率的に家づくりを進めるには、無料のHOME4U 家づくりのとびら プラン作成依頼サービスの活用をおすすめします。
今回解説した「日本ハウスホールディングス」以外にも、あなたの条件に合ったハウスメーカー・工務店を最大5社ピックアップ。間取りや予算など、具体的な相談をしながら比較・検討を進められます。
打合せ後に「ちょっと違うかも?」と思ったら、お断りの代行も承れるので、安心して家づくりのプラン検討に没頭できますよ。
4.日本ハウスホールディングスが向いている方の特徴
最後に、日本ハウスホールディングスでのマイホーム建築が向いている人の特徴を2つ紹介します。
4-1.国産木材でマイホームを建てたい方
国産木材でマイホームを建てたい方は、日本ハウスホールディングスは有力の選択肢となるでしょう。
ここまで解説してきたとおり、日本ハウスホールディングスでは選りすぐりの国産檜を使用した家づくりを行っています。
国産木材は日本の風土に合っているため腐食しにくく、耐久性が高いといわれます。
そのため、寿命が長く世代を越えて愛される家や、住む方の健康に配慮した家づくりを希望するのであれば、ぜひ日本ハウスホールディングスを検討しましょう。
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4-2.実績のあるハウスメーカーに依頼したい方
マイホーム建築は実績があるハウスメーカーに依頼したいと考えている方も、日本ハウスホールディングスは選択肢です。
日本ハウスホールディングスは全国での販売実績があり、2021年11月時点で10万7,000戸以上を販売しています。
また、日本ハウスホールディングスでは直営工事と専属棟梁方式のため、顔が見える家づくりが可能です。
ハウスメーカーと職人、顧客が密にコミュニケーションを取りながら建築を進めるため、安心して施工を依頼できます。
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まとめ
日本ハウスホールディングスは、創業から55年の老舗ハウスメーカーです。
国産檜による耐震性・耐久性に優れた家づくりを実現できるだけでなく、おしゃれでデザイン性が高い住宅も期待できます。
日本ハウスホールディングスは全国で10万戸以上の建築実績があります。
直営工事・専属棟梁の顔が見える家作りを目指していますが、営業担当者によっては対応に不満を感じることもありそうです。
営業担当者に不安がある場合は、無料のサポートサービスも活用しつつ、効率よく理想の家づくりをスタートさせてみてください。
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この記事の編集者
日本ハウスホールディングスの良い口コミ