- 変更日:
- 2026.06.23

ハウスメーカーの建売住宅は、完成済みで現物確認ができるメリットがあります。一方で、設計の自由度が低く、施工品質の確認が難しい点には注意しなければなりません。
この記事では、専門的な判断基準に基づき、自分に最適なメーカーを見極めるための具体的なステップと、主要ハウスメーカー10社の特徴を詳しく解説します。
建売住宅の特徴や注意点を把握し、自分たちに合ったマイホームを選ぶための参考にしてください。
この記事でわかること
- 建売住宅と注文住宅の決定的な違いと、それぞれの向き・不向き
- 後悔しない物件選びのためのステップ
- 人気ハウスメーカー10社の特徴と性能の比較
- 購入前にチェックすべき「4つのポイント」
ハウスメーカー・工務店
をまとめて比較
文章だけでは伝わりにくいポイントを、動画でわかりやすく解説しています。ぜひこちらもご覧ください。
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目次
1.建売・分譲住宅とは?注文住宅との違いと向いている人の特徴
建「建売住宅」と「分譲住宅」は混同されやすい言葉ですが、厳密にはその成り立ちや販売形態に違いがあります。
まずはその定義を正しく理解しましょう。
1-1. 建売住宅と分譲住宅の定義と違い

一般的に「土地と建物がセットで販売される既成の住宅」を指す点は共通していますが、以下の2つの視点でその性質が異なります。
- 建売住宅:個別の土地に住宅を建てて販売する形態
- 分譲住宅:広い土地を区画割りし、計画的に街を形成して販売する形態
まず建売住宅は、主に不動産会社やハウスメーカーが仕入れた一戸単位の土地に、住宅を建築して販売するスタイルです。
一方、分譲住宅は「分譲(分割して譲り渡す)」という言葉の通り、大規模な開発用地を複数の区画に分け、インフラ整備から街灯、植栽、道路計画までをトータルでプロデュースする形態です。
同じハウスメーカーが複数の棟を同時に建てるため、街並みに統一感が生まれ、コミュニティ形成がしやすいという特徴があります。
このように、単体での購入を検討するのが「建売」、街全体の環境を含めて検討するのが「分譲」という捉え方が一般的です。
1-2. 注文住宅との違い

注文住宅との主な違いは、以下の4点です。
- 価格の透明性と納得感
- 入居までのスピード
- 打ち合わせの負担
- 実物の確認
価格面において、建売住宅は土地と建物の総額が最初から提示されるため、追加費用の心配がほとんどありません。
一方、注文住宅は打ち合わせを重ねるごとに追加費用が発生しやすく、最終的な予算が当初の予定を大幅に上回ることも珍しくありません。
入居までのスピードは、建売住宅は、完成物件であれば契約から1ヶ月程度で入居可能です。
これに対し、注文住宅は土地探しから設計、建築まで最短でも8ヶ月、長ければ1年以上を要します。
また、打ち合わせの負担も大きく異なります。
注文住宅では数多くの決定事項がありますが、建売住宅はプロが選定した仕様が最初から整っています。
最後に、実物の確認ができる点です。
建売住宅は日当たりや風通し、隣家との距離感、部屋の実際の広さを自分の目で確認してから購入できます。
図面だけで判断する注文住宅にはない、安心感があります。
1-3. 建売・分譲住宅に向いている人の特徴
建売住宅は、単にコストを抑えたい方だけでなく、以下のような価値観を持つ方に適しています。
- 失敗したくない慎重派の方
- 入居時期が決まっている方
- 予算を抑えたい方
実物を見て「これなら納得できる」と確信してから購入したい方に適しています。
また、子供の入学や住まいの更新時期など、期限に合わせて確実に入居時期を合わせたい方も建売であれば安心です。
なお、建売住宅はハウスメーカーが大量発注する資材などを利用していることから、一般的に注文住宅よりもコストが抑えられています。
マイホームを購入したいものの、予算をなるべく抑えたい方に適しています。
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2. ハウスメーカーの建売住宅選び 5つのステップ
後悔しない建売住宅選びのために、まずは全体の流れを把握しましょう。
検討を進める上で目安となる5つのステップを順に解説します。
2-1. ステップ1:「絶対条件」と「希望条件」を洗い出す
家探しを始める際は、家族の軸を固めることが先決です。
以下の2つの基準で条件を整理しましょう。
- 絶対条件(MUST): 予算の上限、エリア、必要な部屋数、駐車台数など
- 希望条件(WANT): 対面キッチン、パントリー、南向きの庭など
すべての条件を満たす物件は稀であるため、優先順位をつけ、上位の条件が満たされていれば合格点とする基準を持つことが、決断のスピードと満足度を高めるポイントです。
2-2. ステップ2:「ハウスメーカー」「パワービルダー」「工務店」の違いを理解する
建売住宅を販売する会社は、大きく以下の3つに分かれます。
- 大手ハウスメーカー
- パワービルダー
- 地域密着型工務店
大手ハウスメーカーは、独自の技術やブランド力が強みで、価格は高いものの保証やアフターサービスの充実度が魅力です。
対してパワービルダーは、徹底したコスト管理により低価格の住宅を実現し、「安くて良い家」を効率的に供給しています。
地域密着型工務店は、その土地の気候や風土を熟知した設計が魅力で、独自のこだわりが光る物件も多いです。
それぞれの強みと自分たちの価値観を照らし合わせることが大切です。
2-3. ステップ3:「住宅性能」をチェックする
建売住宅は構造の中身が見えないからこそ、客観的な指標で性能を確認する必要があります。
特に注目すべきは以下の3点です。
- 断熱性能(UA値)
- 耐震等級
- 長期優良住宅の認定
断熱性能は、義務化された省エネ基準(断熱等級4以上)を満たしていることは前提とし、より高いZEH基準(断熱等級5以上)をクリアしているかを確認しましょう。
2030年に向けて省エネ基準はさらに引き上げられる予定であり、現時点で高い性能を持つ物件を選ぶことは、将来の資産価値維持に繋がります。
また、耐震等級3を取得しているか、税制優遇や耐久性の証となる「長期優良住宅」の認定を受けているかも重要なチェック項目です。
2-4. ステップ4:モデルハウスや完成見学会で「生活動線」を確認する
実物を見る際は、自分の生活を具体的にイメージしてください。
特に以下のポイントを現地で確認しましょう。
- 家事動線と生活動線
- 収納の量と質
- 家具配置の現実味
- 周辺環境の音と視線
買い物から帰って冷蔵庫へ向かう動きや、洗濯機から物干し場への動線がスムーズかを確認する家事動線のチェックは必須です。
また、掃除機やかさばる季節家電がどこに収まるかという収納の量、今持っている家具が窓やコンセントの位置と干渉せずに置けるかも重要です。
窓を閉めた状態で道路の騒音や近隣の生活音がどの程度気になるかも、現地でしか分からないポイントです。
2-5. ステップ5:保証とアフターサービスを「生涯コスト」で比較する
住宅は入居後の維持管理が資産価値を左右します。比較の際は以下の3項目を重点的に確認してください。
- 初期保証の期間
- 延長保証の条件と有償メンテナンス費用
- 定期点検のプログラム
構造や防水に関する保証が、法律で定められた10年を超えて20年、30年と設定されているかを確認しましょう。
初期費用が安くても、将来のメンテナンス費が数百万円かかるようだと長期的に見てコストが嵩んでしまいます。
「生涯でいくらかかるか」という視点を持つことが重要です。
3.建売・分譲でおすすめのハウスメーカー10社比較
ここでは、1章で解説した比較項目をもとに、建売・分譲でおすすめのハウスメーカー10社を取り上げ、特徴を表にまとめました。
※営業担当者は人によって所感が異なるので割愛
| ハウスメーカー | デザイン | 構造・工法 | 坪単価 | 保証 | 品質 |
|---|---|---|---|---|---|
| タマホーム | シンプルモダン 和モダン 他 | 木造 | 約61万円 | 初期10年間 | 施工の直接管理で品質を維持 |
| 一条工務店 | オーセンティック シンプルモダン | 木造 | 約79万円 | 最長30年間 | 直接契約・責任施工で品質を管理 |
| 積水ハウス | オーセンティック シンプルモダン 他 | 鉄骨造 木造 | 約82.5万円 | 初期30年間 | 全社施工品質管理システムを運用 |
| セキスイハイム | オーセンティック シンプル | 鉄骨造 木造 | 約85.5万円 | 最長30年間 | トレーサビリティを構築 |
| 大和ハウス | オーセンティック シンプルモダン 他 | 鉄骨造 木造 木造×RC造 | 約82.9万円 | 初期30年間 | 自社での一貫した施工管理 |
| アキュラホーム | シンプルモダン 和モダン 北欧 ナチュラル | 木造 | 約71.3万円 | 初期20年間 | 適正価格で高い品質 |
| ミサワホーム | オーセンティック シンプルモダン 他 | 木造 | 約82.2万円 | 初期35年間 | 独自の6回管理・6回検査体制を採用 |
| トヨタホーム | オーセンティック シンプルモダン 他 | 重量鉄骨造 | 約81.5万円 | 初期40年間 | 工場生産と短期施工により品質を維持 |
| ヤマト住建 | シンプルモダン ナチュラルモダン ヨーロピアン | 木造 | 約80.1万円 | 初期10年間 | ー |
| ヘーベルハウス | シンプルモダン 和モダン 他 | 鉄骨造 (重量鉄骨造) | 約66.7万円 | 初期30年間 | ー |
※エリア・商品により異なる
それぞれのハウスメーカーについて、以下より解説しますが、
「ハウスメーカーの数が多すぎて比較が大変そう」
「自分に合ったハウスメーカーに目星を付けておきたい」
と感じたら、無料のHOME4U 家づくりのとびら プラン作成依頼サービスでハウスメーカー・工務店の数を絞り込んでおきましょう。
「予算に合わない」「施工対応エリア外」などのハウスメーカー・工務店を避けながら比較できるので、効率よくあなたに合った建築依頼先を探せます。
3-1.タマホーム
タマホームは、ローコストで家を建てられる「ローコスト~中堅のハウスメーカー」です。
日本の気候にあったシンプルでナチュラルなデザインが得意で、木造軸組在来工法を採用しています。
一棟あたりに使われる国産材の比率は約74.1%(※)と、国産材にこだわった家づくりに定評があります。
※メーカー調べ
タマホームのコストパフォーマンス力は、施工の直接管理や新しい流通システムの構築、住宅設備の大量発注といった工夫によるものです。ローコストで家を建てられるため、20代~30代前半といった若年層にも人気があります。
なお、タマホームの初期保証は10年で、以下の内容が含まれています。
タマホームの初期保証内容
- 地盤保証制度
- 住宅瑕疵担保責任保険
- シロアリ10年補償
また、定期的な点検および有償メンテナンス工事を依頼すれば、10年ごとに保証延長も可能です。
長期優良住宅の場合は、最長60年の保証・点検システムを提供しています。
▶【タマホーム】などの家づくりプランを比較する(無料)出典:タマホーム 公式HP
3-2.一条工務店
一条工務店の特徴は、「住宅性能の高さ」です。
「家は、性能。」とのキャッチフレーズにもあるように、業界トップクラスの住宅性能を誇ります。
巨大地震の揺れに対応できる高い耐震性だけでなく、断熱性や気密性、耐火性、耐風圧性などにも優れた住宅を提供しています。
また、オーセンティックからシンプルモダン、ヨーロピアン、和風とさまざまなデザインの家を提供しているのも特徴の1つです。
アフターサポートも充実しており、最長30年の長期保証を設けています。
ほかにも、住まいのサポートアプリ「i-サポ」という専用のアプリで、アフターサービスや住宅に関する困りごとを専用窓口で相談が可能です。
出典:一条工務店 公式HP
3-3.積水ハウス
積水ハウスでは、独自の構法により耐久性と耐震性を兼ね備えた家を提供しています。
鉄骨造では独自開発の軽量鉄骨構法のダイナミックフレーム・システムを、木造ではシャーウッド構法を採用し、性能と設計の自由度の両方を実現しています。
独自の基準で分譲地を厳選し、開発をしている点も強みといえるでしょう。
一邸ごとにデザインが異なるため、同じような外観の家がずらっと並ぶありふれた分譲地ではありません。
家のデザインも邸宅風からシンプルモダン、ナチュラルモダンと高級感あふれるデザインが得意です。
保証面では、初期30年だけでなく、初期保証後も必要な有料点検や有償工事を行うユートラスシステムを用意しています。
建物がある限り保証する「永年保証」を目指しており、長く快適な生活を支えています。
出典:積水ハウス 公式HP
3-4.セキスイハイム
セキスイハイムは、積水化学グループの住宅ブランドです。
セキスイハイムでは、注文住宅の分野において、自給自足型のサスティナブルな暮らしを目標に、家づくりを進めています。
箱型のデザインが特徴的で、屋根全面の太陽光パネルによる省エネ住宅を提供しています。
エネルギーを作り出す仕組みのため、万が一の災害時にも心強い備えとなるでしょう。
構造においては、鉄骨造と木造の両方に対応しており、中でも60年以上長持ちするユニット工法が強みです。
ユニット工法では、家づくりの80%の工程を工場で行うことで、安定した高い品質を維持しています。
保証面においては、引き渡しから2年目までの計3回の定期点検と、5年目からの5年ごとの定期診断を無償で60年間実施しています。保証対象部位の不具合については、最長30年間の保証つきです。
住まいに関するトラブルについては、24時間365日、電話やメールで問い合わせが可能など充実した体制を整えています。
▶【セキスイハイム】などの家づくりプランを比較する(無料)出典:セキスイハイム 公式HP
3-5.大和ハウス
大和ハウスの特徴は、子供からシニア世代まで幅広い世代が生活しやすい「フレンドリーデザイン」を採用している点です。
オーセンティックで洗練されたデザインから、都市の景観に馴染みやすいシンプルモダン、和モダンなど、幅広く対応しています。
鉄骨生産性トップクラスの工場を持っており、高強度、耐震性、耐久性に優れた重量鉄骨住宅を提供しているのも、特徴のひとつです。
木造ではグランウッド構法を採用し、木造ながらも高耐震の住宅を実現しています。
ほかにも、シロアリの侵入を防ぐシームレス構造にも定評があります。
保証面においては、30年の初期保証と住宅設備の10年保証制度を用意。
メンテナンスプログラムでは、30年目までは無料点検を実施し、30年以降も追加で30年の有料点検を実施しています。
また、大和ハウスサポートデスクを設けており、年中無休で住まいの相談が可能です。
▶【大和ハウス】などの家づくりプランを比較する(無料)出典:大和ハウス 公式HP
3-6.アキュラホーム
アキュラホームの家は、6m超えのワイドな大空間や約30帖の無柱空間など、開放感ある住空間が特徴です。
太陽光発電システムを標準仕様で搭載し、発電+高気密・高断熱により、大空間でも光熱費が安い省エネ住宅を実現しています。
家のどこにいても快適に過ごせる「全館空調システム」の選択が可能で、1年中心地よい室温を保てます。
外観デザインは、シンプルモダンから北欧、ナチュラルと幅広いパータンが得意です。
なお、アキュラホームは「中堅ハウスメーカー」に分類されることが多く、独自のネットワークを駆使し、資材や設備の大量・一括仕入れにより、高品質の家を適正価格で提供しています。
住宅性能表示7項目が最高等級を満たすなど、大手ハウスメーカーと比べても遜色ありません。
保証面では、10年間の建物保証と20年間の地盤の品質保証を用意しています。
住宅設備機器については、10年間の延長保証が可能です。
24時間の緊急対応サービスもあり、トラブル対応から修理の手配まで電話1本で済ませられる利便性の高さも強みといえるでしょう。
▶【アキュラホーム】などの家づくりプランを比較する(無料)出典:アキュラホーム 公式HP
3-7.ミサワホーム
ミサワホームは、住宅業界唯一、35年連続してグッドデザイン賞を受賞しているハウスメーカーです。
美しさと性能の両方を兼ね備えたデザインが強みで、幅広い年齢層に人気があります。
中2階に収納庫を設けた「蔵のある家」では、限られた住空間の有効活用が可能です。
木造の家にこだわっており、1枚1枚正確に生産された木質パネルを活用し、伝統的な技術と先進技術を融合させた耐震木造住宅を提供しています。
木造だからと耐震性能が劣るわけではなく、強固な耐震に制震をプラスした次世代耐震構造により、巨大地震にも耐えうる家に定評があります。
なお、ミサワホームの企業スローガンは、「住まいを通じて生涯のおつきあい」です。
言葉どおり、建物が存在する限り保証と点検制度で生活をサポートします。
引き渡し後、30年目までは、5年ごとの定期点検サービスを無償で提供。
30年目以降は、60年まで有償で点検の継続が可能です。
緊急時に、すぐに対応できる年中無休のサポートもあります。
▶【ミサワホーム】などの家づくりプランを比較する(無料)出典:ミサワホーム 公式HP
3-8.トヨタホーム
トヨタホームは、自動車メーカーとして知られるトヨタグループのハウスメーカーです。
オーセンティックからナチュラルまで幅広い外観デザインが特徴ですが、ほかにもアール形状のものや印象的な箱型のシルエットなども人気があります。
高性能と自由度を融合させた「EST工法」を採用している点も、トヨタホームの特徴です。
安定した高度と品質を維持できるため、空間を自由自在にデザインできます。
注文住宅商品の1つである「エスパシオ」では、約4.42mもの最大天井高を実現しています。
トヨタホームの保証内容は、40年の初期保証を含む60年の長期保証です。
60年の保証期間が終了したあとも、定期的に点検を実施。「アトリスプラン・エース」にて、生涯にわたり安心を届けています。
出典:トヨタホーム 公式HP
3-9.ヤマト住建
ヤマト住建は、高気密・高断熱など断熱性能にこだわった家に定評があるハウスメーカーです。
金物工法とパネル工法を組み合わせた耐震構造と、揺れを抑える機能の制震ダンパーを活用した、地震に強い家も得意としています。
ヤマト住建の家は、シンプルモダンからナチュラルモダン、ヨーロピアンと幅広いデザインが特徴です。
優れたデザイン性と高性能を維持しつつも、リーズナブルな価格設定がヤマト住建の大きな強みといえるでしょう。
保証面においては最長20年の保証を提供しており、20年の保証満了後は、有償メンテナンスを条件として最長30年の保証を用意しています。
住まいのトラブルに対応できるアフターサポートもあり、住まいについて気軽に相談できる仕組みが整っています。
▶【ヤマト住建】などの家づくりプランを比較する(無料)出典:ヤマト住建 公式HP
3-10.ヘーベルハウス
ヘーベルハウスは、旭化成傘下のハウスメーカーで、制震機能に優れた地震に強い家が特徴です。
高い耐火性や防水性にも定評があります。
性能だけでなく、居心地のよさも追求。
断熱性や遮音性により、快適な住環境を提供していたり、天井や床を操り、体感空間を大きく広げたりする空間づくりも得意です。
立方体を基調としたシンプルモダンや和モダン、ナチュラルテイストもヘーベルハウスの魅力となっています。
保証面では、60年の無料点検システムであるロングライフサポートを用意。
初期保証は30年、その後は30年間の追加保証が可能です。
構造やノウハウについて熟知したエキスパートが点検にあたるため、安心してメンテナンスを任せられます。
▶【へーベルハウス】などの家づくりプランを比較する(無料)出典:ヘーベルハウス 公式HP
今回ご紹介したハウスメーカー以外にも、建売・分譲住宅でおすすめのハウスメーカーや工務店はたくさんあります。
しかし、全国に数万社あるといわれているハウスメーカー・工務店を自分たちだけで1社ずつ調べ、情報整理していくのは非常に手間や時間がかかり大変です。
特に、入居日に希望がある方、補助金申請の都合上ある程度スケジュールが決まっている方は、段取りよくマイホーム購入を進める必要があります。
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4. 建売住宅ハウスメーカー比較の4大ポイント
10社の特徴を踏まえ、最終的に比較すべきポイントを以下の4つに整理しました。
4-1. 価格帯とコストパフォーマンス
価格を比較する際は、提示された販売価格だけでなく、標準装備の中身を精査することが不可欠です。
照明やカーテンレール、エアコン、網戸などが最初から含まれているかを確認しましょう。
これらが別売りの場合、入居までに追加費用が発生することがあります。
また、初期費用が安くても断熱性が低ければ光熱費が高騰するため、10年、20年スパンでのトータルコストで判断しましょう。
4-2. デザインの系統と好み
「毎日帰るのが楽しみになるか」という感性の部分は重要です。
各社の実物を見学して自分たちの感性に合うメーカーを絞り込みましょう。
建具の高さやフローリングの質感といった細部のこだわりが、空間全体の満足度を左右します。
また、大規模分譲地の場合は、街全体の景観が美しく保たれるような設計がなされているかもチェックポイントとなります。
4-3. 住宅性能(耐震・断熱・省エネ)
住宅の性能は資産価値に直結します。
以下の3つの視点で性能を比較しましょう。
- 省エネ性能(ZEH基準)
- 耐震・制震技術
- 劣化対策と耐久性
省エネ性能が高い家は、快適なだけでなく住宅ローン減税の優遇措置を受けられるなどのメリットも大きいです。
耐震についても、単に等級を確認するだけでなく、地震の揺れを吸収する「制震装置」が標準搭載されているかに注目しましょう。
さらに、外壁材の耐久性やシロアリ対策など、建物の骨組みを長期的に守る技術も比較の対象となります。
4-4. アフターサービスと保証
購入後のサポート体制は、メーカーの規模や方針によって異なります。
検討の際は以下の項目を確認し、自分たちの価値観に合うものを選びましょう。
- 初期保証の期間
- 定期点検の頻度と内容
- サポート窓口の体制
法律で義務付けられた10年を超える保証を提供しているメーカーもあれば、定期的な有償メンテナンスを条件に保証を延長する仕組みを持つメーカーもあります。
また、専用のコールセンターを設けている場合や、地元の工務店が迅速に対応する場合など、サポートの形態も様々です。
数十年単位での居住を前提とする場合、将来のメンテナンスを誰がどのように担うのかを事前に把握しておくことが、納得感のある選択に繋がります。
5. 建売住宅の購入でよくある質問(FAQ)
ここからは建売住宅の購入に関するよくある質問に回答します。
実際の建築ユーザーへのアンケート結果から、よくある質問の回答をまとめました。
注文住宅では、複数のハウスメーカーのプランや提案内容を比較しながら検討することが重要です。
HOME4U 家づくりのとびらでは、注文住宅の専門アドバイザーに無料で相談でき、家づくりに必要な比較検討をサポートしています。
- 複数ハウスメーカーの比較・紹介
- 希望に合った間取りやプランの提案
- 住宅予算・住宅ローンの相談
このサービスを利用することで、自分に合ったハウスメーカーを効率的に比較でき、納得できる家づくりを進められます。
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まとめ
ハウスメーカーの建売住宅は、土地と建物の価格が明瞭であり、プロが設計した利便性の高い住まいを早期に手に入れられる点が大きなメリットです。
後悔のない選択をするためには、以下の3つのポイントを意識することが重要です。
- 家族の優先順位(MUST条件)を明確にし、妥協点を決めておく
- 「生涯コスト」の視点で、住宅性能とアフター保証を比較する
- 実物を自身の目で確かめ、生活動線や周辺環境の納得感を優先する
今回解説した5つのステップと各メーカーの特徴を参考に、ライフスタイルに最適なマイホームを見つけましょう。
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