【石川県白山市編】おすすめ
ハウスメーカー・工務店9社　比較一覧

白山市のハウスメーカー・工務店の選び方

まず着目したいポイント
ハウスメーカー・工務店を選ぶときのポイントは、大きく下記４つです。

【坪単価】
ローコストハウスメーカーやフルオーダー対応ハウスメーカーなど、ハウスメーカーによって坪単価は大きく異なります。

・ローコストハウスメーカー：坪単価40万～60万円
・中堅～大手ハウスメーカー：坪単価60万～80万円
・大手ハウスメーカー：坪単価80万～100万円以上
・鉄骨造・フルオーダー住宅対応ハウスメーカー：坪単価100万円以上

自分の予算に合ったメーカーでまず絞り込みをするのがコツです。

【対応構造】
木造・鉄骨造等、構造で家の価格も間取りも外観も随分と変わってきます。
まずは「どの構造で建てたいか」を決めておくと「自分に合った」メーカーを探しやすくなります。

【対応エリア】
すべてのメーカーが白山市に対応しているわけではありません。
「自分の建てたい地域で営業している」事は最低限の足切り指標になります。

【自分のこだわり・地域の特徴】
「おしゃれ」「ZEH対応」「全館空調」等、自分のこだわりを明確にしておくと、自分に合ったハウスメーカーを見つけやすくなります。
地域の特徴として、白山市は大きく平野部と山間部にわかれており、典型的な「日本海側気候」に属しています。
特に冬は気温が低く、雪が降る日もあります。
山間部においては３～４mの積雪になることもあるので、積雪対策は重要です。

加えて、令和6年に石川県の能登で発生した能登半島地震での被害をうけ、地震に強い家づくりに対しても関心が高まっています。

自分の予算に合ったハウスメーカーにまず絞り、構造や対応エリア、自分のこだわりを叶えられるかどうか、地域の特徴にあっているか、で最終的に判断するのが良いでしょう。

▼上記ポイントについて詳しく知りたい方は、下記記事をご覧ください。
・坪単価：ハウスメーカーの坪単価比較一覧表！ランキングより特徴を確認すべき理由
・対応構造：注文住宅の構造・工法の種類は？流れや建築依頼先などの基礎知識も解説
・対応エリア：住みたいエリアから注文住宅ハウスメーカーを検索！
・特徴：大手ハウスメーカー28社の特徴を一覧表で徹底比較｜注文住宅のこだわり別の比較表公開

「決める直前」に確認すべきこと
国土交通省の調べでは、注文住宅を建てた人の半分以上が施工の依頼先を「住宅展示場」で見つけていますが、モデルルームを見ただけではわからないところもしっかり確認したうえで、最終判断をすることが大事です。

1.冬の「寒さ」や「積雪」対策ができるか、高い「耐震性」があるか確認する
2.「着工後の変更」は可能か確認する
3.建築後の費用、アフターサービスや保証を確認する
4.営業担当者の人柄・スキルを確認する

参考：国土交通省「令和元年度 住宅市場動向調査報告書（2.1.3 施工者・物件に関する情報収集方法）」

▼こちらで詳しく解説しています。
【プロ直伝】自分に合うハウスメーカーの選び方を徹底伝授

白山市のハウスメーカー事情

白山市は約11万人が住んでいる、石川県最大の面積を持つ地域です。
白山市の気候は、「日本海側気候」に属し、冬場は北西からの季節風による影響で特に冬は寒く、雪の降る日があります。
なかでも、白山市の山間部は全国有数の豪雪地帯であり、多い時は３～４ｍの積雪を記録するほどです。
加えて、令和６年の能登半島地震の際に、白山市も震度5弱を記録ました。
今後、発生すると予測される南海トラフ地震においても、白山市を含む石川県は震度4～5弱の揺れになると想定されていますが、想定より大きな揺れになる可能性も考えられます。

参考：白山市「市の概要」

そんな白山市で人気のハウスメーカーは、冬の「寒さ」や「積雪」対策が可能であることに加え、「耐震性」に優れている所になります。
ここからは白山市で人気のハウスメーカー3選をご紹介します。

【三井ホーム】
冬場の白山市は気温がマイナスになることもあるので、外の寒い空気が家の中に入らないような断熱性能が高い家づくりも大事です。
そこで人気なのが三井ホームの「MOCX　THERMO」という「断熱等級７」を実現した高断熱技術がつめこまれた家です。
内壁外壁のどちらにも高断熱材を使用し、断熱性能を高める「内外ダブル断熱」、窓やベランダからの熱貫流率を下げる「トリプルガラスサッシ」、断熱性・耐久性を兼ね備えた分厚い「超高断熱玄関ドア」など、家全体を高断熱にするための技術があらゆる部分に施されています。
三井ホームであれば、最高峰の断熱等級の家で、冬の寒さであっても家の中で快適に過ごすことが可能にしてくれます。

参考：三井ホームの公式HP「MOCX THERMO」」

▼三井ホームについてはこちらで詳しく解説しています。
三井ホームの評判や口コミを紹介！特徴を知り理想の注文住宅を建てよう

【ミサワホーム】
冬場の積雪対策が欠かせない白山市ではミサワホームが注目されています。
ミサワホームは、500年に1度の豪雪にも耐えられる独自の高強度鋼製の梁を採用することで、家の屋根に積もった雪の重みによる倒壊を防ぎます。
他にも、屋根の形状を急勾配にするなど、積雪地帯に最適な提案が得意です。

参考：ミサワホームの公式HP「耐風性・耐積雪性」」

▼ミサワホーム会社についてはこちらで詳しく解説しています。
ミサワホームの評判、坪単価、特徴を徹底検証！リアルな口コミまとめ

【ユニバーサルホーム】
ユニバーサルホームは地震に強い家づくりに力をいれており、その実績は新潟県中越地震において、倒壊・半壊どちらも「0件」だったという数字にも現れています。
基礎、外壁、構造、屋根の全てに耐震性が高いものが使われており、たとえば、外壁と屋根は軽量化と耐久性を両立した素材が使われており、地震の揺れ軽減に効果を発揮します。
耐震性の高さがしっかりと実績に現れた信頼できるハウスメーカーです。

参考：ユニバーサルホームの公式HP「災害に備える暮らし」」

▼ユニバーサルホームについてはこちらで詳しく解説しています。
ユニバーサルホームの評判・口コミは？坪単価や特徴、メリット・デメリットも紹介

白山市の注文住宅の最新トレンド

これまで解説してきたように、白山市では冬の「寒さ」や「積雪」対策に加えて、「耐震性」の高い家づくりが大事にされています。

そんな白山市の家の最新トレンドは主に以下の3つです。

「二重サッシ」が人気
冬の寒さが厳しい白山市では、熱効率を上げるための工夫がかかせないため「二重サッシ」を取り入れる人が増えています。
「二重サッシ」とは、窓の内側にもう1枚窓を取り付けたもので、「気密性」が上がるため、省エネの点から見ても人気です。

「屋根の雪止め」が人気
降雪量が増えるほど危険になってくるのが、屋根からの落雪です。
落雪によって人や建物などに被害がでないようにするため、屋根の勾配角度や向きを考慮した上で雪止めを設置することで、屋根に積もった雪を落ちにくくすることができます。

雪止めは家を建てる時点で、想定される落雪位置を考慮して設置するのが望ましいですが、ハウスメーカーによっては後から設置できる手軽さも魅力的です。

▼「雪止め」についてはこちらで詳しく解説しています。
一戸建て（一軒家）の防雪対策！駐車場や玄関周りのおすすめ設備を紹介

「スレート瓦」が人気
白山市がある石川県で起きた能登半島地震を経て、地震への備えとして人気なのが「軽量スレート瓦」です。
「軽量スレート瓦」の重さは、陶器製の瓦の半分以下のため、建物全体の軽量化が図れるだけでなく、家全体の重心が下がり地震の際の揺れを抑えることができます。
また、比較的安価なので導入しやすい点も魅力的です。

▼「軽量スレート瓦」についてはこちらで詳しく解説しています。
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