【鳥取県編】おすすめ
ハウスメーカー・工務店7社　比較一覧

鳥取県のハウスメーカー・工務店の選び方

まず着目したいポイント
ハウスメーカー・工務店を選ぶときのポイントは、大きく下記４つです。

【坪単価】
ローコストハウスメーカーやフルオーダー対応ハウスメーカーなど、ハウスメーカーによって坪単価は大きく異なります。

・ローコストハウスメーカー：坪単価40万〜60万円
・中堅〜大手ハウスメーカー：坪単価60万〜80万円
・大手ハウスメーカー：坪単価80万〜100万円以上
・鉄骨造・フルオーダー住宅対応ハウスメーカー：坪単価100万円以上

自分の予算に合ったメーカーでまず絞り込みをするのがコツです。

【対応構造】
木造・鉄骨造等、構造で家の価格も間取りも外観も随分と変わってきます。
まずは「どの構造で建てたいか」を決めておくと「自分に合った」メーカーを探しやすくなります。

【対応エリア】
すべてのメーカーが鳥取県に対応しているわけではありません。
「自分の建てたい地域で営業している」事は最低限の足切り指標になります。

【自分のこだわり・地域の特徴】
鳥取県は日本海側に位置し、夏の雨や冬の積雪など、降水量の高さが特徴的な地域です。
冬の積雪量が約90cmに達することもあり、降水量・積雪量が多く湿度が高いため、家全体を快適な湿度に保つ「全館空調」の有無は、選ぶ際のポイントとなります。
また、3月〜5月にかけては黄砂の影響を受けやすく、窓を開けて換気をすることが難しいため、「換気システム」を導入しているかどうかもハウスメーカー選びのポイントです。

参考：環境省「令和３年度黄砂飛来状況調査 報告書」
上記ポイントについて詳しく知りたい方は、下記記事をご覧ください

・坪単価：ハウスメーカーの坪単価比較一覧表！ランキングより特徴を確認すべき理由
・対応構造：注文住宅の構造・工法の種類は？流れや建築依頼先などの基礎知識も解説
・対応エリア：住みたいエリアから注文住宅ハウスメーカーを検索！
・特徴：大手ハウスメーカー28社の特徴を一覧表で徹底比較｜注文住宅のこだわり別の比較表公開

「決める直前」に確認すべきこと
国土交通省の調べでは、注文住宅を建てた人の半分以上が施工の依頼先を「住宅展示場」で見つけていますが、モデルルームを見ただけではわからないところもしっかり確認したうえで、最終判断をすることが大事です。

1.鳥取県の気候に適した「全館空調」や「換気システム」を導入しているか確認する
2.「着工後の変更」は可能か確認する
3.建築後の費用、アフターサービスや保証を確認する
4.営業担当者の人柄・スキルを確認する

参考：国土交通省「令和元年度 住宅市場動向調査報告書（2.1.3 施工者・物件に関する情報収集方法）」

▼こちらで詳しく解説しています。
【プロ直伝】自分に合うハウスメーカーの選び方を徹底伝授

鳥取県のハウスメーカー事情

鳥取県は、日本海側に位置し、台風被害は少ないものの梅雨から夏にかけての雨や冬場の積雪など、日本海型気候特融の降水量の高さが特徴的な地域です。
実際に、都道府県別降水量を比較すると、鳥取県は全国第18位と、台風の影響が大きい沖縄県・九州地方、太平洋側の地域に次いで降水量が多いです。
また、一年を通して気温差も大きく、夏は39.4℃まで上昇、冬は氷点下まで下降するなど、暑さ・寒さの対策も必要になります。

参考：気象庁「過去の気象データ・ダウンロード（2022年）」
※観測地点は各都道府県の県庁所在地を採用していますが、埼玉県は熊谷、滋賀県は彦根、東京は東京のデータを使用しています。

したがって、鳥取県で人気のハウスメーカーは、湿度や温度を調整できる「全館空調」や「換気システム」を導入した、「気密性」・「断熱性」の高い家づくりを得意としている所になります。
ここからは鳥取県で人気のハウスメーカー3選をご紹介します。

【三井ホーム】
三井ホームは、「全館空調システム」を導入しており、冷房・暖房・加湿・除湿・換気・空気洗浄・脱臭の7役を担っています。
降水量が多く、黄砂の影響を受けやすい鳥取県では、特に除湿・換気ができる点が評価のポイントになります。

▼三井ホームについてはこちらで詳しく解説しています。
三井ホームの評判や口コミを紹介！特徴を知り理想の注文住宅を建てよう

【ミサワホーム】
ミサワホームは、壁・床・窓・屋根などのあらゆる部位の断熱性能を確保し、適材適所の断熱工法で、「気密性」・「断熱性」が高く「夏は涼しく冬は暖かい」住まいを提供しています。

▼ミサワホームがつくる理想の住宅
上下の空間活用も光る、高気密で耐震性の高い家

【クレバリーホーム】
クレバリーホームは、高性能なフィルターが付いた綺麗な空気環境を実現できる「全熱交換型24時間換気システム」を採用しており、花粉やウィルス、PM2.5などが室内に入るのを防ぐ効果があります。
そのため、黄砂の被害を受けやすい鳥取県で、住宅を建てる際に依頼先として候補に挙がりやすいメーカーです。

▼クレバリーホームについてはこちらで詳しく解説しています。
クレバリーホームの坪単価と良い評判・悪い評判|アンケート調査に基づいて、口コミ・評価を解説

鳥取県の注文住宅の最新トレンド

これまで解説してきた様に、鳥取県は、下記3つの特徴がある地域です。

1.降水量・積雪量が高く、湿度の高い地域である
2.黄砂の影響を受けやすい地域である
3.夏は暑く、冬は寒い地域である

したがって「全館空調」や「換気システム」、「気密性・断熱性の高い家づくり」に対しての関心が強くなっています。

そんな鳥取県の注文住宅の「最新トレンド」は主に以下の3つです。

「全館空調」が人気
「全館空調」とは、家全体を1つの空調システムで管理し、冷暖房や換気を行い、家中を快適に保つシステムのことです。
雨や雪が多く、黄砂の影響を受けやすい鳥取県では部屋干しをすることも多いですが、「全館空調」があれば、洗濯物もさらりと乾きます。

▼「全館空調」についてはこちらで解説しています。
全館空調のおすすめハウスメーカー14社を比較！比較すべき4つのポイントは？

「高気密・高断熱」が人気
「高気密・高断熱」の家は、外気が侵入することを防ぎ、室内の空気を外に逃さない構造のため、1年中快適な室温で過ごすことができます。
無駄なく冷暖房をつかうことができるため、光熱費を抑える効果もあります。

▼「高気密・高断熱」についてはこちらで詳しく解説しています。
高気密・高断熱な家は後悔する？デメリットやハウスメーカーの選び方も解説

「長期優良住宅」が人気
「長期優良住宅」とは、長期間住み続けることを前提に建てられており、「耐久性」や「断熱性」など、国が定める基準を満たした良質な住宅のことを指します。
「長期優良住宅」のような「耐久性」「断熱性」が高い住まいは、雨や雪の影響を受けやすい鳥取県でも家が劣化しにくく、一年中快適な室温で過ごせるので人気が高いです。

▼「長期優良住宅」についてはこちらで詳しく解説しています。
長期優良住宅のメリット・デメリットは？減税や優遇制度、申請の流れを解説