【全国編】おすすめ
ハウスメーカー・工務店102社　比較一覧

ハウスメーカー・工務店の選び方

まず着目したいポイント
ハウスメーカー・工務店を選ぶときのポイントは、大きく下記４つです。

【坪単価】
ローコストハウスメーカーやフルオーダー対応ハウスメーカーなど、ハウスメーカーによって坪単価は大きく異なります。

・ローコストハウスメーカー：坪単価40万～60万円
・中堅～大手ハウスメーカー：坪単価60万～80万円
・大手ハウスメーカー：坪単価80万～100万円以上
・鉄骨造・フルオーダー住宅対応ハウスメーカー：坪単価100万円以上

自分の予算に合ったメーカーでまず絞り込みをするのがコツです。

【対応構造】
木造・鉄骨造等、構造で家の価格も間取りも外観も随分と変わってきます。
まずは「どの構造で建てたいか」を決めておくと「自分に合った」メーカーを探しやすくなります。

【対応エリア】
すべてのメーカーが全国対応しているわけではありません。
「自分の建てたい地域で営業している」事は最低限の足切り指標になります。

【自分のこだわり・地域の特徴】
「おしゃれ」「ZEH対応」「全館空調」等、自分のこだわりを明確にしておくことも、合ったメーカーを探しやすくするポイントです。
自分の予算に合ったハウスメーカーにまず絞り、構造や対応エリア、自分のこだわりを叶えられるかどうかでハウスメーカーを選ぶことがポイントです。

上記ポイントについて詳しく知りたい方は、下記記事をご覧ください

・坪単価：ハウスメーカーの坪単価比較一覧表【2024年】！ランキングより特徴を確認すべき理由
・対応構造：注文住宅の構造・工法の種類は？流れや建築依頼先などの基礎知識も解説
・対応エリア：住みたいエリアから注文住宅ハウスメーカーを検索！
・特徴：大手ハウスメーカー28社の特徴を一覧表で徹底比較｜注文住宅のこだわり別の比較表公開

「決める直前」に確認すべきこと
国土交通省の調べでは、注文住宅を建てた人の半分以上が施工の依頼先を「住宅展示場」で見つけていますが、モデルルームを見ただけではわからないところもしっかり確認したうえで、最終判断をすることが大事です。

1.「着工後の変更」は可能か確認する
2.建築後の費用、アフターサービスや保証を確認する
3.大工さんや施工会社の「質」を確認する
4.営業担当者の人柄・スキルを確認する

参考：国土交通省「令和元年度 住宅市場動向調査報告書（2.1.3 施工者・物件に関する情報収集方法）」

▼こちらで詳しく解説しています.
【プロ直伝】自分に合うハウスメーカーの選び方を徹底伝授

ハウスメーカー事情

全国的に建築資材や人件費が高騰した結果、新築住宅価格が上昇し、新設戸数は減ってきています。（2023年度は2022年度度より戸数が約7.7％減少）
ハウスメーカーは、高騰した住宅価格に見合う高い付加価値を付ける事で、他のハウスメーカーと差別化を図るようになっています。

2023年度の主なハウスメーカーの売上高ランキングは

1位：大和ハウス工業4兆9,081億円
2位：積水ハウス3兆1,072億円
3位：住友林業1兆7,331億円
4位：飯田グループホールディングス1兆4,397億円
5位：旭化成ホームズ（ヘーベルハウス）8,592億円
（※注文住宅以外の売上も含む数字）

でした。

この数字は「住宅部門」の売り上げだけではないのですが、「高付加価値」の一戸建てを建てる事を得意とするメーカーが上位にランキングされているのがわかります。

例えば、1位の大和ハウス工業は、「xevoΣ」というブランド名で、「震度7相当の地震を4回連続」受けても耐えられる耐震性をもつ「高付加価値」の一戸建てを提供しています。

▼ダイワハウスについてはこちらで詳しく解説しています。
【2024年最新版】ダイワハウスの注文住宅｜坪単価・口コミ・評価を解説

注文住宅の最新トレンド

「注文住宅建築」における最新のトレンドは大きく以下3つの言葉に集約されます。

「ZEH」人気高まる
電気代高騰の影響やカーボンニュートラルの推進により、省エネを意識する人が増えた結果、「ZEH」に注目が集まっています。

「高断熱」「省エネ」「創エネ」といった3要素がZEHの主な特徴であり、具体的には、生活で必要となるエネルギーを「高断熱構造の採用」や「省エネルギー設備の導入」によって減らし、「太陽光発電」などによって電力創出を行います。
初期費用は高くなるものの、補助金やランニングコスト低減が期待できるため、長く住み続けたい方に選ばれています。

▼「ZEH」についてはこちらで詳しく解説しています。
ZEHとは？メリット・デメリットや種類をわかりやすく解説

「規格住宅」人気高まる
「規格住宅」とは、ある程度の選択肢の中でプランを決める注文住宅の建て方のひとつで、フルオーダーの注文住宅よりも価格が安く、スムーズに間取り等を決められるというメリットがあります。
自由な注文住宅で「失敗したくない人」や「決断コストをかけたくない人」、「コスパ・タイパ重視の若い人」を中心に選ばれています。

▼「規格住宅」についてはこちらで詳しく解説しています。
規格住宅とは？特徴や価格相場を知って最適なハウスメーカーを選ぼう 規格住宅とは？特徴や価格相場を知って最適なハウスメーカーを選ぼう

「衛生的な住まい」への志向
アフターコロナの今、衛生的な住まいが好まれています。
例えば、窓を開けなくてもいつもキレイな空気が保てる「全館空調」や、外から帰ってきてすぐに手を洗える「玄関近くの手洗い場」などです。

▼「全館空調」についてはこちらで解説しています。
全館空調のおすすめハウスメーカー14社を比較！比較すべき4つのポイントは？