【山形県東置賜郡高畠町編】おすすめ
ハウスメーカー・工務店5社　比較一覧

山形県のハウスメーカー・工務店の選び方

まず着目したいポイント
ハウスメーカー・工務店を選ぶときのポイントは、大きく下記４つです。

【坪単価】
ローコストハウスメーカーやフルオーダー対応ハウスメーカーなど、ハウスメーカーによって坪単価は大きく異なります。

・ローコストハウスメーカー：坪単価40万〜60万円
・中堅〜大手ハウスメーカー：坪単価60万〜80万円
・大手ハウスメーカー：坪単価80万〜100万円以上
・鉄骨造・フルオーダー住宅対応ハウスメーカー：坪単価100万円以上

自分の予算に合ったメーカーでまず絞り込みをするのがコツです。

【対応構造】
木造・鉄骨造等、構造で家の価格も間取りも外観も随分と変わってきます。
まずは「どの構造でどのような住宅を建てたいか」を決めておくと「自分に合った」メーカーを探しやすくなります。
山形県は、地元産の木材の利用を促進していて、県産認証材「やまがたの木」を住宅に使用することで補助金が出る制度もあります。（令和6年度は終了しています。）補助金対象となる木造建築が可能なメーカーから探すのもよいでしょう。

参考：山形県「令和6年度山形県県産認証材「やまがたの木」普及・利用促進事業のご案内」

【対応エリア】
すべてのメーカーが山形県に対応しているわけではありません。
「自分の建てたい地域で営業している」事は最低限の足切り指標になります。

【自分のこだわり・地域の特徴】
「おしゃれ」「ZEH対応」「全館空調」等、自分のこだわりを明確にしておくことも、合ったメーカーを選びやすくするポイントです。
特に山形県は、冬の寒さだけでなく夏の暑さも厳しいと寒暖が極端であることから、「断熱性」の高さを重視し、1年を通して過ごしやすい家を建てられるかどうかも重要です。

自分の予算に合ったハウスメーカーにまず絞り、構造や対応エリア、自分のこだわりを叶えられるかどうか、地域の特徴にあっているか、で最終的に判断するのが良いでしょう。

上記ポイントについて詳しく知りたい方は、下記記事をご覧ください

・坪単価：ハウスメーカーの坪単価比較一覧表！ランキングより特徴を確認すべき理由
・対応構造：注文住宅の構造・工法の種類は？流れや建築依頼先などの基礎知識も解説
・対応エリア：住みたいエリアから注文住宅ハウスメーカーを検索！
・特徴：大手ハウスメーカー28社の特徴を一覧表で徹底比較｜注文住宅のこだわり別の比較表公開

「決める直前」に確認すべきこと
国土交通省の調べでは、注文住宅を建てた人の半分以上が施工の依頼先を「住宅展示場」で見つけていますが、モデルルームを見ただけではわからないところもしっかり確認したうえで、最終判断をすることが大切です。

1.山形県の「冬と夏の極端な気候」に対応できる「断熱性」があるか確認する
2.「着工後の変更」は可能か確認する
3.建築後の費用、アフターサービスや保証を確認する
4.営業担当者の人柄・スキルを確認する

参考：国土交通省「令和元年度 住宅市場動向調査報告書（2.1.3 施工者・物件に関する情報収集方法）」

▼こちらで詳しく解説しています。
【プロ直伝】自分に合うハウスメーカーの選び方を徹底伝授

山形県のハウスメーカー事情

山形県は、山形市周辺の平野部を除いて豪雪地帯です。
夏はフェーン現象により暑く、冬と夏の極端な気候の厳しさへの対策が必要です。

なので人気のハウスメーカーは、「断熱性」「気密性」が高い家づくりを得意としている所になります。
ここからは山形県で人気のハウスメーカー3選をご紹介します。

【アイ工務店】
冬は寒く夏は暑い山形県に欠かせないのが住宅の断熱対策。
アイ工務店は「N-eesオリジナルダブル断熱工法」で優れた「断熱性」と「気密性」を実現し、省エネ性能や快適性を高めています。加えて「トリプルガラス」を標準採用しているため窓からの温度変化も防ぎやすくなっています。
気温差が激しい地方でも1年を通して快適に過ごしたい方に人気です。

▼アイ工務店についてはこちらで詳しく解説しています。
【アンケート結果で知る！】アイ工務店の評価・評判と坪単価

【セキスイハイム】
セキスイハイムは精緻化・洗練化された工場で、高精度な住宅をつくっています。
工場生産することで、精緻な「高気密」「高断熱」を実現していて、冬は室内の暖かさを、夏は涼しさを逃しません。
さらには「快適エアリー」で室内の空気を循環させエネルギーを無駄なく使い、快適な室内を過ごせます。
どの季節でも快適に過ごせることは、気候の差が激しい山形県で人気です。

▼セキスイハイムについてはこちらで詳しく解説しています。
セキスイハイムの坪単価と良い評判・悪い評判|アンケート調査に基づいて、口コミ・評価を解説

【桧家住宅】
桧家住宅では1年中家の空気を快適にしてくれる「Z空調」が標準装備になっています。「Z空調」は建物の断熱・気密を「ヒノキヤグループ」、空調を「ダイキン」、換気を「協立エアテック」という企業のコラボレーションで、専門性の高いそれぞれのジャンルで高い技術力を発揮しています。
寒い冬は足元から空気を暖め、暑い夏は涼しく快適に過ごせます。

▼桧屋住宅についてはこちらで詳しく解説しています。
桧家住宅の評判は？Z空調の評判や悪い口コミ、メリットや注意点も紹介

山形県の注文住宅の最新トレンド

これまで解説してきた様に、山形県では1年を通じて室内の温度の寒暖差が少なく快適に過ごすための「断熱性」「気密性」が大事にされています。
また同時に省エネ住宅の普及も力を入れており、「やまがた省エネ健康住宅」(寒い冬に暖房を切って就寝しても、翌朝室温が10℃を下回らない住宅のこと)という認証制度を設けています。

そんな山形県の注文住宅の「最新トレンド」は主に以下の3つです。

「ZEH」が人気
「ZEH」は、「断熱性」や「気密性」の性能が高い住宅です。
「ZEH」は少ないエネルギーで家中を暖かく、涼しく過ごせるので住み心地が良いことに加え、太陽光発電等の再生可能エネルギーを導入することで年間のエネルギー消費量をゼロとすることを目指しています。
山形県では省エネ住宅を推しており「山形省エネ健康住宅」と「ZEH」を併せることで補助金を申請できる制度もあります。

参考：山形県「やまがた省エネ健康住宅・再エネ設備パッケージ補助金」

▼「ZEH」についてはこちらで詳しく解説しています。
ZEHとは？メリット・デメリットや種類をわかりやすく解説

「全館空調」が人気
「全館空調」とは、断熱性を確保した家全体を1つの空調システムで管理し、冷暖房や換気を行って家中を快適に保つシステムのことです。
暑さ寒さが厳しい山形県では、「全館空調」があれば、外の気温に左右されることなく室内が一定の温度で保たれるため、1年を通して過ごしやすくなります。

▼「全館空調」についてはこちらで解説しています。
全館空調のおすすめハウスメーカー14社を比較！比較すべき4つのポイントは？

「平屋」が人気
若い世代に注目を集めているおしゃれな「平屋建て」が山形県でも人気です。
平屋はワンフロアであるため、上階へ空気を逃がさないため冷暖房の効率の良さという観点からも選ばれています。

▼「平屋」についてはこちらで詳しく解説しています。
平屋のメリット・デメリットは？人気の理由と考慮すべきポイント3つ