- 変更日:
- 2025.04.01
本記事では、「アットハウジング」で新築住宅を建てようか検討している方に向けて、アットハウジングの「会社概要」や実際の「特徴・評判」「強み・弱み」等を解説することで、しっかりした情報に基づいて、自分なりに「アットハウジング」について評価・検討できる様にしています。
この記事でわかること
- アットハウジングとは
- アットハウジングの強みや弱み
- アットハウジングが向いている人
- アットハウジングに依頼するときのポイント
まとめて依頼
複数の大手ハウスメーカーを特徴別に、一覧形式で見比べてみたい方は「ハウスメーカーを比較」の記事もご覧ください。
目次
1.アットハウジングとは？
アットハウジングの平均的な坪単価は
53.2万円です。
アットハウジングは
ローコストながら高品質住宅を建てられると評判です。
会社概要は、次のとおりです。
| 会社名 | 株式会社 アットハウジング |
|---|---|
| 代表者 | 代表取締役会長 後藤 章夫 代表取締役社長 伊藤 元博 |
| 本社 | 愛媛県松山市平井町甲2382 |
| 事業内容 | 一般木造住宅の販売・施工 |
| 施工エリア |
|
| ショールーム・ モデルハウス | |
| 公式サイト | https://www.athousing-az.com/ |
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具体的には、「アットハウジング」は、以下のような特徴を持つ会社であると評判です。
アットハウジングの特徴・評判 一覧
- 四国エリアに強みを持つ地域密着型ハウスメーカー
- 規格住宅が7つのプランから選べる
- 超高品質コストパックが選べる
- 予算に合わせて規格住宅・注文住宅が選べる
- 坪単価は53.2万円が相場
以下より1つずつ解説します。
1‐1. 四国エリアに強みを持つ地域密着型ハウスメーカー
アットハウジングは四国エリアを中心にショールーム・モデルハウスを構えるハウスメーカーです。
創業45年となり、1980年から現在にかけてのべ約5,000棟、15,000人以上のお客様の建築実績を持つなど四国エリアでは名を馳せています。
令和4年（2022年）には広島県福山市でも販売開始していることから、中国地方に向けても規模を展開しつつあります。
1‐2.住宅が7つのプランから選べる
アットハウジングでは7つのプランに基づいた住宅を選べます。
- ちいさな家専門店
- モミの木の家
- ニコニコ住宅
- ワクワクホーム
- 平屋革命
- FREE HOUSE！
- いろは.いえ
規格住宅の場合はもともとの既存プランを採用するため設計の自由度は減るものの、予算を抑えた家づくりが可能になります。
また、規格住宅は作り方がマニュアル化されていることが多いため、短工期で建てられます。
自分のこだわりを落とし込んだ家にしたいという方は、一部フリープランも準備されているため、ある程度間取りや設備を自分好みにカスタマイズすることも可能です。
規格住宅の概要や施工の流れについては、以下の関連記事もご覧ください。
1‐3.超高品質コストパックが選べる
アットハウジングでは、以下の住宅設備を80万円（税別）で使用可能です。
- 耐震等級3[相当]
- 制震ダンパー[建て替え保証付き]
- 太陽光発電6,525W
- 自由設計
- コストパフォーマンス追及
- オール電化
- 超高耐候外壁材
- ローン返済額削減住宅
- 省令準耐火仕様
- ZEH基準[断熱等級5]
- LED照明
- オール樹脂サッシ＋アルゴンガス
- 安心パートナー契約後サービス
- 超明解安心見積もり＋安全資金計画提案
超高品質コストパックには、住宅性能を高める要素や設計面、見積もりに関する内容が含まれています。
家づくりには欠かせない性能や保証をトータル80万円（税別）で依頼できるのは、施主側にとっても安心かつお得といえるでしょう。
1-4.予算に合わせて注文住宅・規格住宅を選べる
アットハウジングでは、規格住宅だけでなく注文住宅も選べます。
規格住宅とは、すでにある既存プランを活用する住宅形式のことです。
建築資材をまとめて仕入れられたり、人件費を抑えられたりする魅力があります。
一方で注文住宅は、自由に要望をプランに反映させられる住宅です。
自由度が高くなるため、好みやライフスタイルに合わせて家づくりができます。
どちらも魅力がある家づくりの方法ですが、注文住宅の方が建築費用は高くなりやすいです。
そのため、予算を抑えたい方は規格住宅を選ぶことになり、予算に余裕がある方は注文住宅を選ぶことになります。
注文住宅の特徴や規格住宅と比較したメリット・デメリットについて知りたい方は、以下の関連記事もご参照ください。
1‐5.坪単価は53.2万円が相場
アットハウジングの平均坪単価は53.2万円ほどです。
ローコストの住宅設計で知られるアイダ設計やアイフルホームと比べると、坪単価にそれほど大きな違いはありません。
大手ハウスメーカーといわれるセキスイハイムや一条工務店などは、平均坪単価が90万円前後になることを考えると、一般的なハウスメーカーよりは安く家が建てられるといえます。
前述のハウスメーカーについてもっと知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
関連記事
「アットハウジングは自分に合っているだろうか…」
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2.アットハウジングの7つの強み
ここでは、アットハウジングの強みを7つ取り上げてご紹介します。
アットハウジングの強み 一覧
- ローコストで高性能な住宅を建てられる
- 長期の保証制度が充実している
- 土地の選定から任せられる
- 調湿性の高い木材を使用する
- 充実したアフターサポートが受けられる
以下より詳しく解説します。
2‐1.ローコストで高性能な住宅を建てられる
アットハウジングの平均坪単価は53.2万円のため、他の大手ハウスメーカーに比べてローコストで家づくりができます。
アットハウジングで提供されている「ニコニコ住宅」の建物本体価格は768万円〜（税込）です。
一条工務店の場合、建物本体価格が約2,381万円になったというケースもあるため、かなり安く提供されているといえるでしょう。
※価格は一例です
加えて、ニコニコ住宅では標準仕様で耐震性を高める制震ユニット（平屋は除く）や高品質な住宅設備が備わっているため、コストを抑えながら高性能な家づくりができるのも強みです。
2‐2.長期の保証制度が充実している
アットハウジングでは、以下3種類の保証制度が備え付けられます。
| 建物長期保証制度 | 基礎や構造軸組に対し20年間の長期保証 |
|---|---|
| 地盤保証制度 | 軟弱地盤を適切な方法で守るための保証制度 |
| シロアリ保証制度 | シロアリ発生時に駆除してくれる最長10年間の長期保証 |
アットハウジングでは、これらの制度を通じ耐震性に大きく関わる足元（基礎や地盤）の保証を充実させています。
特に、長く快適に住み続けるうえで耐震性は非常に重要です。
そのため、アットハウジングで提供されている3つの長期保証は住みつづけるうえでの安心材料になるでしょう。
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2‐3.土地の選定から任せられる
土地探しと家の施工を別々の会社に依頼すると手間がかかります。
しかし、アットハウジングなら土地の選定から依頼し、そのまま家の施工、アフターサポートまで一貫しての依頼が可能です。
土地の選定から任せられることで土地と建物をトータルで予算設定でき、資金計画も立てやすくなります。
安全な土地をプロ目線で探してくれるため、大地震が起こりやすい地域でも、安全に住み続けられる土地を選ぶことが可能です。
特に、アットハウジングの施工エリアである四国は、南海地震の被害が危惧される地域でもあります。
そのため、建物に適した安全な土地を選定してもらうことは、家づくりにおいても大切です。
土地の探し方について詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
▶【土地を探したい】あなたに合った住宅プランを比較する（無料）
2‐4.調湿性の高い木材を使用する
アットハウジングでは、調湿性が高いモミの木を使用することで室内の湿度を一定に保ち、季節を問わず快適な住環境を実現できます。
湿度が高くなりがちな梅雨や夏場には余分な湿気を吸収し、乾燥しやすい冬場には蓄えた水分を放出することで、結露やカビの発生を防ぐ効果も期待できます。
家の空気が快適になるため、健康面に優れた家づくりが可能です。
モミの木の家は、ショールーム・モデルハウスでも体感できるため、気になる方はぜひお問い合わせしてみてください。
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2‐5.充実したアフターサポートが受けられる
アットハウジングでは、お引き渡しから6ヶ月・1年・2年・5年・10年目の定期点検が受けられます。
1年・2年目では、室内の仕上げ材の状態や衛生器具などを確認し、10年目には、外壁や屋根、基礎などの建物躯体に関する状態を点検します。
定期点検は問題を早期発見するために、必要不可欠な内容です。
自分ではわからないところまで、プロの目線で確認してくれるため、安心して任せられます。
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3.アットハウジングの3つの弱み
ここでは、アットハウジングの弱みを3つ取り上げてお伝えします。
アットハウジングの弱み 一覧
- 対応エリアが限定される
- 追加オプションにより予算オーバーする可能性がある
- 完全自由設計には追加費用がかかる
以下より詳細をチェックしておきましょう。
3‐1.対応エリアが限定される
アットハウジングの対応エリアは、四国・広島限定になります。
基本的に対応エリア以外の依頼はできないため、エリア外での家づくりは難しいのが現状です。
今後、対応エリアが広がる可能性は高いですが、現時点（2025年2月時点）では、エリアによっては依頼したくてもできない方がいるのが実情です。
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3‐2.追加オプションにより予算オーバーする可能性がある
アットハウジングでは、追加オプションとして超高品質コストパックが用意されています。
どのハウスメーカーでもいえることですが、標準装備のグレードを高めると追加費用がかかります。
すべてのオプションを追加すると、予算オーバーになる可能性があるため、必要なものを見定め、採用・不採用を決めることが大切です。
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3‐3.完全自由設計には追加費用がかかる
アットハウジングでは、「いろは.いえ」のように完全自由設計が可能なプランも用意されています。
完全自由設計の魅力は、自分で間取りやデザインを考えられることです。
ただし、完全自由設計を選択した場合はオプション仕様の追加により、予期せぬ費用が発生することもあります。
アットハウジングは比較的ローコストなハウスメーカーですが、予算を考慮せずこだわりを詰め込んだ家を追い求めてしまうと、費用オーバーによるトラブルが懸念されます。
完全自由設計を検討する際はこだわりたいポイントと妥協できる部分を整理し、無理のない予算計画を立てることで、満足度の高い家づくりが可能になるでしょう。
4.アットハウジングが向いている人
アットハウジングには、次のような人が向いています。
アットハウジングが向いている人
- 高い住宅性能がある家に住み続けたい人
- 予算を抑えて住宅を建てたい人
- 良質な室内環境の住宅で暮らしたい人
- 土地選びから任せたい人
- アフターフォローを重視したい人
アットハウジングの施工可能エリアは限られているため、注意が必要です。
また、利用者の口コミを十分に確認してから判断したい方は、他のハウスメーカーを検討してみるのもいいかもしれません。
5.アットハウジングのモデルハウス一覧
アットハウジングは、愛媛県や高知県、徳島県、広島県にモデルハウスや宿泊体験施設を設けています。
| 愛媛県 | |
|---|---|
| 高知県 |
|
| 徳島県 |
|
| 広島県 |
アットハウジングが気になる方は、ぜひモデルハウスに足を運んでみてください。
各モデルハウスに店長が駐在しているため、案内してもらいながら見学できます。
展示場予約はもちろん、あなたにあった工務店・メーカーを複数社ピックアップしたうえで、予算や間取りなどのご要望も聞き取ったうえで調整代行もいたします。
6.アットハウジングに依頼するときのポイント
アットハウジングに住宅建築を依頼するときのポイントをお伝えします。
6‐1.どのくらい追加オプションが必要か確認する
アットハウジングはローコストで家を建てられる点が魅力です。
基本性能やデザイン性、機能性を高めたい場合、オプションの追加やグレードアップが必要になるので「ローコストで建てられる」と思っていた割に費用がかさむ可能性があります。
家づくりを依頼したい方は、標準装備やオプションの内容を見積もりの段階で確認することをおすすめします。
6‐2.「規格住宅」と「注文住宅」のどちらが自分に合うか考える
アットハウジングは「規格住宅」「注文住宅」の2種類を取り扱っています。
「規格住宅」はすでにある住宅プランを採用する形で、建築コストを抑えられるのが特徴です。
一方で、「注文住宅」では自由に間取りやデザインを決められるため、自由度が高い住宅を建てられます。
それぞれ費用面や自由度が大きく異なるため、「規格住宅」と「注文住宅」のどちらが自分に適しているのかをそれぞれの基準で考えておく必要があります。
6‐3.ほかのハウスメーカーと比較し検討する
ハウスメーカーを最終決定すると、最後まで家づくりを任せることになります。
なにか問題が発生しても、ハウスメーカーの変更はしづらくなります。
また、要望によっては同じくらいの価格で、グレードの高い家を建てられるケースも少なくありません。
対応の良さや費用面、品質面などを比較し、ハウスメーカーを決定しましょう。
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7.アットハウジングのように「ローコストで高品質住宅が建てられる」おすすめハウスメーカー3選
ここでは、アットハウジングとあわせて検討したい、特徴の似たハウスメーカーを３社ご紹介します。
7‐1.アイフルホーム
アイフルホームは、低コストで良い設備を取り入れることができ、コストパフォーマンスが良いと評判のハウスメーカーです。
日本最大級の建具メーカー「LIXIL」のグループ会社であるアイフルホームは、自由設計で、こだわりの家にLIXIL製品を低コストで導入できます。
子供目線で家のことを考えるキッズセーフティな家や、ライフスタイルや家族構成に合わせたこだわりを実現できる家など、１人ひとりの生活に寄り添った家づくりにこだわっています。
7‐2.アイ工務店
アイ工務店は、ミリ単位のプレカット加工を誇る自社工場を保有しており、ローコストで家づくりができるハウスメーカーです。
資材製造の手間と時間を軽減することで、建物の価格を抑えることに成功しています。
一方で、最高ランクの耐震等級や24時間セントラル換気システムの採用により、低コストでも高品質な家づくりを実現していることも強みです。
参照：アイ工務店 公式サイト
7‐3.ヤマダホームズ
ヤマダホームズとは、各住宅のプランが充実しており、予算に合った価格帯の家が選びやすいのが特徴です。
他にも、「スーパーフル装備住宅」を提供しており、エアコン・照明・カーテンなどの高品質な家電設備を全て込みで提案可能です。
賃貸から戸建てへの住み替えに伴う家具・家電の買い替えもまとめてサポートし、新生活に必要なものをローコストで揃えられる点が魅力です。
上記3選以外にも、おすすめのハウスメーカーをご紹介しています。合わせてご覧ください。
また、ハウスメーカー選びに悩んだら、以下の事例集を参考にしてみてください。人気のハウスメーカーの事例をまとめています。
「ローコストハウスメーカー」や「注文住宅」についての記事を他にも用意しております。あわせてご覧ください。
まとめ
アットハウジングは、手頃な価格でありながら、耐震性や省エネ性能を備えた高品質な住宅を提供するハウスメーカーです。
家づくりの工程を効率化し、全国規模の共同仕入れネットワークを活用することで、コストダウンを実現しています。
対応エリアには限りがありますが、施工可能な地域で家を建てる場合は、依頼先の選択肢として検討してみる価値があるでしょう。
土地の選定からアフターサービスまで充実したサポートが特徴のハウスメーカーのため、ぜひ一度お問い合わせください。
なお、本ページ記載の坪単価に関しては、以下の独自アンケート調査や各企業へのヒアリングをもとに作成いたしました。
- 調査対象：有名・大手ハウスメーカーで注文住宅を建てた方（建て替え含む）
- 有効調査人数：11,120人
- 調査期間：2025年1月31日～2月5日
- 調査企業：株式会社マクロミル
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この記事の編集者
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