【2025年最新】「無印良品の家」はシンプルで飽きのこないデザイン|評判や坪単価、強み・弱み等も解説

本記事では、「無印良品の家」で新築住宅を建てようか検討している方に向けて、無印良品の家の「会社概要」や実際の「特徴・評判」「強み・弱み」等を解説することで、しっかりした情報に基づいて、自分なりに「無印良品の家」について評価・検討できる様にしています。

複数の大手ハウスメーカーを特徴別に、一覧形式で見比べてみたい方は「ハウスメーカーを比較」の記事もご覧ください。

「無印良品の家」の坪単価や特長を図表等にまとめて、解説します。

無印良品の家の平均的な坪単価は

無印良品の家は

会社概要は、次のとおりです。

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具体的には、「無印良品の家」は、以下のような特徴を持つ会社であると評判です。

以下より1つずつ解説します。

衣類、生活雑貨、食品で有名な「無印良品」が2003年から手掛けている住宅が「無印良品の家」です。

「永く住まえる　暮らしの器」をコンセプトにシンプルなデザイン、ライフステージに応じて住みやすく変化させることができる間取りなどの特徴を持つ家づくりをしています。

木の家、窓の家、陽の家、縦の家の4つのモデルを展開しており、家の大きさや間取りからカスタマイズできるセミオーダー住宅となっています。

無印良品の家の一戸建て坪単価は80万円からとなっています。
例えばこのような家を建てるとすると以下のような価格になります。

木の家　38.8坪　3,133万円（税込）（坪単価80.6万円）
木の家　27.8坪　2,549万円（税込）（坪単価91.7万円）
窓の家　27.8坪　2,624万円（税込）（坪単価94.3万円）
陽の家　27.6坪　2,853万円（税込）（坪単価103.5万円）
縦の家　29.8坪　3,737万円（税込）（坪単価125.4万円）

価格帯としては、価格が少し高くてもこだわった世界観を持つ家づくりをしたい人向けだといえます。

無印良品は雑貨や家具など、7,000品目以上を取り扱っており、無印良品の家はその延長線上にある「暮らしの器」と位置づけられています。

無印良品の家は、シンプルで飽きのこないデザインで作られているため、無印良品の家具や雑貨とも相性も抜群で、まさに「無印良品の世界観を楽しむ家」にすることが可能です。

無印良品の家は、余計な間仕切りを取った、広い開放的な空間づくりに長けています。

固定された間仕切りを少なくし、引き戸や家具など間仕切りを可変性にすることで、暮らしの変化に応じた間取りを作りやすいように工夫がされています。

快適性にもこだわり、広い空間でも冷暖房効率が下がらないように「ダブル断熱」「トリプルガラス」を組み合わせた「魔法瓶のような家」という暖かさや冷気を逃がさないよう工夫がされています。

加えて「SE構法」を採用することで、大規模ビルのような強度を持つ優れた耐震性も確保しています。

無印良品の家は、すべての商品が「長期優良住宅」になります。

標準装備で特別なオプションを付けなくとも、厳しい認定基準を上回る住宅を建てることができます。

長期優良住宅は、住宅の性能が良いということだけでなく、住宅ローンの金利引き下げや税の特例措置限度額の引き上げなどのメリットがあります。

長期優良住宅については以下の記事で詳しく解説しています。

「無印良品の家は自分に合っているだろうか…」
「無印良品の家に似たハウスメーカーと比較してみたい」

とお考えの方は、一度HOME4U 家づくりのとびら プラン作成依頼サービス（無料）をご利用ください。
実際の住宅プランをハウスメーカーや工務店から取り寄せて、具体的に比較検討することができます。

ここでは、無印良品の家の強みを4つ取り上げてご紹介します。

以下より詳しく解説します。

「無印良品」のシンプルなデザインをそのまま住宅づくりに活かしているのが無印良品の家です。

外観も内観も、統一したシンプルさにこだわりたい人にぴったりだといえます。
「無印良品」の家具や雑貨との組み合わせで、より魅力が引き立つ家になっています。

木の家、窓の家、陽の家、縦の家とプランは４つあり、どのような家を建てたいかで選ぶことが可能です。

シンプルな間取りについてはこちらの記事で解説しています。

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無印良品の家は高断熱・高気密です。
外断熱と内断熱を組み合わせたダブル断熱と世界最高クラスの断熱材、さらにはトリプルガラスを採用することで、広々した空間でも快適に暮らせるようになっています。

それだけでなく耐震等級は最高クラスの３をクリアしており、「SE構法」を採用することにより大震災でも倒壊しない耐震性を持つ家を建てることができます。

高気密・高断熱の家については以下の記事で解説しています。

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無印良品の家は「パッシブデザイン」を採用しています。
「パッシブデザイン」は太陽や風などの自然エネルギーを最大限に利用できるように設計されたもののことです。

風をうまく取り入れる窓の設計や、ウィンドウキャッチャーを配置するなどの工夫を凝らし、冷房エネルギーは15～45%、暖房エネルギーは5～40％を削減することができます。

パッシブデザインについては以下の記事で詳しく解説しています。

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無印良品の家はシンプルなデザインに加えて、開放的な空間が特徴です。

余計な間仕切りをなくした、広くて明るい空間で暮らすことができます。

「永く使える、変えられる」をコンセプトにしており、将来的にライフスタイルが変わっても、間取りを生活に合わせて組み換えることができることが魅力です。
大きなリフォームを必要とせず、ライフスタイルに合わせて柔軟に間取りを変えていけることが長く住める理由のひとつとなっています。

▶【開放的に暮らしたい】あなたに合った住宅プランを比較する（無料）

ここでは、無印良品の家の弱みを3つ取り上げてお伝えします。

以下より詳細をチェックしておきましょう。

無印良品の家はデザイン性が高く、長期優良住宅という高性能な仕様を備えていることもあり坪単価80万円～と、大手ハウスメーカーと同程度となっています。

ですが再販価値の高さを謳っており、普遍的でシンプル且つ耐久性の高い家は経年による価値が下がりにくいとされています。

他にはないデザインも特徴であるため、総合的に判断するとよいでしょう。

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無印良品の家は全棟にシリアルプレートが取り付けられ、品質を個別に管理しています。
住宅完成後、10年間で5回の定期点検保証がありますが建物保証の期間は10年です。
他の大手ハウスメーカーに比べ、短いと考えてよいでしょう。

建物保証の10年は、品確法（住宅の品質確保の促進等に関する法律）によりハウスメーカーに義務付けられています。

それ以上の保証期間の長さを重視する人は、注意が必要です。

参照：e-GOV 住宅の品質確保の促進等に関する法律
一般社団法人住宅瑕疵担保保険協会｜住宅瑕疵担保履行法とは

複数のハウスメーカーの保証期間を比較したい方は、以下の記事もご覧ください。

▶【長く住める家を建てたい】あなたに合った住宅プランを比較する（無料）

無印良品の家は、地域の工務店がフランチャイズ加盟店として施工などを担っています。

本部で一括して行っているわけではないため、担当工務店による施工品質やアフターサポートの質に差が出てしまうといわれていることが弱みの１つです。

納得できる家づくりができるように、担当の工務店を事前に確認しておくと安心です。

▶【品質の良い家を建てたい】あなたに合った住宅プランを比較する（無料）

無印良品の家には、次のような人が向いています。

• 無印良品の世界観が大好きな人
• 多少値段が張ってもこだわりの家を建てたい人
• 広々した空間で快適に暮らしたい人
• 長く住める家がつくりたい人

無印良品の家は北海道と沖縄は対応エリアではないので注意が必要です。
シンプルなデザインに惹かれる人は候補にいれつつ、他のハウスメーカーと比較してみるとよいでしょう。

無印良品の家のモデルハウスは全国に36あり、ここでは主要なモデルハウスを紹介します。

それぞれのモデルハウスで見学できる家が異なりますので事前に確認をしていくとよいでしょう。

無印良品の家が気になる方は、ぜひモデルハウスに足を運んでみてください。

無印良品の家　モデルハウス検索・来場予約

無印良品の家に住宅建築を依頼するときのポイントをお伝えします。

無印良品の家では、オプションを追加することでより理想の家に近づけることができます。
しかしこだわりすぎると想定より費用が高くなってしまう、という事にもなりかねません。
標準仕様の坪単価も高めですので、家づくりで譲れない部分を明確にしておくとよいでしょう。

見積もりはオプションのオンオフ両方のパターンで出してもらうと賢明です。

無印良品の家は10年間の点検保証がついています。

長期保証を謳っているメーカーより短くなることがデメリットですが、保証の範囲や延長制度があるかどうか、費用など確認できることは事前に確認しておきましょう。

「無印良品の家」に決める前に、ほかのハウスメーカーと住宅プランを比較してみることも大切です。
なぜなら、要望によっては、同じぐらいの価格で、よりグレードの高い家を建てられる場合もあるからです。

無印良品の家は世界観が大きなポイントですが、他のメーカーでは望む家ができないのかをきちんと確認しておくと後悔もありません。

比較検討するなかで、家づくりで大切にしているものは何かをはっきりさせましょう。

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スマホやパソコンから簡単な入力をするだけで、専任スタッフがあなたに合ったハウスメーカーを最大5社ピックアップしてくれます。

引用元：三井ホームの実例｜理想の家が見つかる「家づくりのとびらの事例集」

三井ホームはデザイン性の高い住宅が建てられると評判のハウスメーカーです。

高強度耐力壁を用いることで室内の耐力壁や下がり壁を削減できる「Gウォール構法」により、スタイリッシュで開放感ある空間を実現できています。

参照：三井ホーム公式サイト

▶【三井ホームほか】ハウスメーカーの住宅プランをまとめて比較（無料）

引用元：アキュラホームの実例｜理想の家が見つかる「家づくりのとびらの事例集」

アキュラホームは、断熱性と耐震性の高い木造住宅を提供するハウスメーカーで、広い空間を楽しめる家づくりを得意としています。

無駄な柱や間仕切りを無くした独自の「AQダイナミック構法」により、広い空間と耐震性能の高さを両立した家が建てられます。

参照：アキュラホーム公式サイト

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引用元：パナソニックホームズの実例｜理想の家が見つかる「家づくりのとびらの事例集」

パナソニックホームズは空間デザインが得意なハウスメーカーです。

大きな吹き抜けを持つ広い空間でも、全館空調「エアロハス」によって温度差をなくし快適に過ごせます。
扉や間仕切りをなくした設計にしても安心です。

参照：パナソニックホームズ公式サイト

▶【パナソニックホームズほか】ハウスメーカーの住宅プランをまとめて比較（無料）

上記3選以外にも、おすすめのハウスメーカーをご紹介しています。合わせてご覧ください。

また、ハウスメーカー選びに悩んだら、以下の事例集を参考にしてみてください。人気のハウスメーカーの事例をまとめています。

「おしゃれなハウスメーカー」や「建売住宅」についての記事を他にも用意しております。あわせてご覧ください。

「無印良品の家」は、シンプルで飽きの来ないデザインの家に長く住めるよう工夫がされています。

快適性や耐震性が高いだけでなく、ライフスタイルの変化によっても柔軟に間取りを変更可能な「無印良品の家」は、子供の代まで受け継ぐことも可能でしょう。

価格が高めだという点などのデメリットはありますが、「無印良品の世界観で家を建てる」という他ではできない唯一無二の家づくりができることが最大の魅力です。

参考：無印良品の家公式サイト