二世帯住宅でおすすめのハウスメーカー15選|人気・ローコストメーカーをご紹介

「親夫婦から譲り受けた不動産を建て替えたい」「そろそろ親の介護が気になる」という方の中には、「二世帯住宅の新築を検討している」という方は多いことでしょう。

家づくり全般にいえることですが、二世帯住宅を建てる際に最も重要なのは、ハウスメーカー選びです。

二世帯住宅は、一般的な住宅を新築するよりも建築費を抑えられたり、世帯間の距離が縮まるので安心感につながったりと、親子2世帯の同居を考えている人にとってはメリットの多い住宅といえます。

しかし、二世帯住宅を建てる際には、一般的な住宅を新築する時と同様の注意点に加え、二世帯住宅だからこその注意点もあります。

注意点が増える分、家づくりを依頼するハウスメーカーはより慎重に選びたいところ。
そこで今回は、二世帯住宅に関する情報を以下のポイントに絞ってお伝えします。

この記事を読んだらわかること!

  • 二世帯住宅が得意なハウスメーカーと各特徴
  • 二世帯住宅におすすめのローコストメーカーと各特徴
  • 二世帯住宅で人気のハウスメーカー比較表
  • 二世帯住宅を依頼するハウスメーカーを選ぶポイントと知っておくべき基礎知識

ぜひ最後までご覧いただき、よりよい二世帯関係が築ける家づくりの参考にしてみてください。

※本記事の内容は、2021年6月28日時点の情報です。

自分にあったハウスメーカーがわからない」「比較・検討すべきハウスメーカーはどこ?」
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注文住宅のプロ直伝の建築依頼先の選び方について知りたい方は「ハウスメーカーの選び方」の記事もご覧ください。

目次

1.二世帯住宅が得意なハウスメーカー10社

まずは、二世帯住宅が得意なハウスメーカーには、どのようなメーカーがあるのかを確認しておきましょう。
二世帯住宅が得意なハウスメーカーでおすすめのメーカーは、以下の10社です。

以下より1社ずつ、二世帯住宅におすすめの商品の特徴と、おすすめ商品を解説していきます。

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1-1.へーベルハウス:二世帯住宅研究40年以上の実力派

イマドキ親子の二世帯住宅 都市の実家

引用元:ヘーベルハウス 公式HP「イマドキ親子の二世帯住宅 都市の実家

ヘーベルハウスは、二世帯住宅に関する研究実績が40年以上ある実力派ハウスメーカーです。狭小地での二世帯住宅や、建て替えにも対応しており、オーナー満足度は「親との同居満足度」91%、「孫の同居満足度」90%、「介護時も安心」98%と、非常に高い評価を得ています。

【参考】ヘーベルハウス「二世帯住宅40年以上の研究実績をあなたの家づくりに

二世帯住宅におすすめの商品「都市の実家」

ヘーベルハウスの商品の中でも、特に二世帯住宅におすすめなのが都市の実家です。

おすすめポイントは、2階建てと3階建てのモデルがあること。2階建てモデルであれば、1階を親世帯に、2階を子世帯の住空間に配置したうえで、親世帯が孫の部屋に行きやすくするなど、子育てのサポートもしやすいような環境を作り出します。

また、親世帯が介護サービスを利用するときのことを見据えて、リビングから玄関への移動がスムーズにするなど、二世帯住宅ならではの動線が工夫できます。

3階建てモデルであれば、孫の共育を積極的に行える間取りがかなったり、兄弟夫婦の帰省にも十分に対応できたり、住空間にゆとりを持たせることができます。

ほかにも、「天空こども城」「2.5世帯住宅」など、二世帯住宅において充実のラインナップをそろえています。

1-2.セキスイハイム:地震に強いボックスラーメン構造の3階建て

3階建てデシオ(鉄骨系住宅)

引用元:セキスイハイムの商品「3階建てデシオ(鉄骨系住宅)

セキスイハイムでは、ミリ単位の施工を行うことで、設計通りの高品質な二世帯住宅を提供しています。

住宅の大半を工場で生産することができるため、工期が短く、仮住まいなどの負担も少ないのも大きなメリットです。万が一の災害や、将来大きく変化するかもしれないライフスタイル、住まいのランニングコスト、住む人の快適性に考慮した家づくりがかないます。

二世帯住宅におすすめの商品「デシオ」

セキスイハイムデシオは3階建ての住宅商品で、二世帯住宅としても人気があります。

「デシオ」ではボックスラーメン構造を採用し、構造体を一体化することで、地震に強い3階建て住宅を実現しています。また、世帯ごとに玄関を配置し、生活動線・住空間を分けることでお互いのプライバシーを尊重した家づくりが可能です。

1-3.積水ハウス:大所帯にも対応する多世帯住宅

多世帯(カゾク・ト・カゾク)

引用元:積水ハウス 公式HP「多世帯(カゾク・ト・カゾク)

積水ハウスは創業以来、建築戸数240万戸を超える実績を持つハウスメーカーです。実力あるトップクリエイターや建築士たちが、オーナー自身も気づいていない要望を掘り起こし、土地の持つ可能性を引き出しながら、理想の二世帯住宅づくりを支えてくれます。

二世帯住宅におすすめの商品「カゾク・ト・カゾク」

積水ハウスでは、カゾク・ト・カゾクでという、親夫婦、子供家族の他に、兄弟や祖父母も住める多世帯住宅を提案しています。

例えば、祖母、父母、長男夫婦、長男夫婦の子供3人、次男、といった大所帯にも対応しています。住む人の距離感に配慮した生活動線や、間取りのアイディア、断熱、快適な空気環境などにより、大所帯でも暮らしやすい住宅を実現しています。

1-4.ミサワホーム:二世帯住宅にぴったりな蔵とスキップフロア

GENIUS(ジニアス)UD 二世帯・三世代

引用元:ミサワホーム 公式HP「GENIUS(ジニアス)UD 二世帯・三世代

ミサワホームは、三世代分の収納をかなえる大収納空間「蔵」や、家族同士のほどよい距離感をかなえる「スキップフロア」が魅力です。

家族が多ければ多いほど、物もあふれてしまいがちです。「蔵」があれば、二世帯住宅でも住空間をスッキリさせられ、家族の大切な物を保管しておくことができます。また、「蔵」によって生み出された「スキップフロア」は0.5階分のほどよい距離感を生み出します。

二世帯住宅におすすめの商品「ジニアスUD」

ミサワホームの二世帯・三世帯住宅ジニアスUDは、「蔵」と「スキップフロア」を取り入れ、高い収納力と世帯間のほどよい距離感を生み出す間取りが魅力です。また、各世帯のインテリアは、親世帯と子世帯それぞれの好みを反映したデザインに設定できます。

1-5.大和ハウス:2m75cmの天井高がゆとりと安心を実現

xevoΣ(ジーヴォシグマ)

引用元:大和ハウス 公式HP「xevoΣ(ジーヴォシグマ)

大和ハウスでは、二世帯住宅をプランニングする前に住居人となる2世帯の現在の家に訪問し「ライフミーティング」を実施しています。

「ライフミーティング」では、大和ハウスのスタッフによる二世帯住宅への要望のヒアリングはもちろん、スタッフが親世帯・子世帯の今の暮らしを肌で感じることで、理想に近い二世帯住宅の提案を実現しています。

二世帯住宅におすすめの商品「XEVOΣ(ジーヴォシグマ)」

大和ハウスxevoΣ(ジーヴォシグマ)は、天井高が2m72cmにより広がりが感じられるため、二世帯住宅にもおすすめです。

一般的な天井高は2m40cm程度といわれていますが、シーヴォシグマでは天井高を2m72cmに設定することで、ゆとりと強さのある快適で安心な住まいがかないます。

これまで天井高を高く設定するのは、保温性や耐震性の面で実現が難しい構造といわれていました。しかし、シーヴォシグマでは「外張り断熱通気外壁」を用いることで断熱性と省エネ性を高め、開放感とともに、快適で安全な住環境を実現しています。

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1-6.パナソニックホームズ:夢が広がる3~9階の多層階二世帯住宅

住居専用3階建 | 多層階住宅 3階建(ビューノ)

引用元:パナソニックホームズ 公式HP「住居専用3階建 | 多層階住宅 3階建(ビューノ)

パナソニックホームズでは、2世帯が家事や日常の助け合い、四季折々の行事、コミュニケーションなど、世帯間で暮らしを共有できる二世帯住宅を提供しています。

長年の暮らし提案のノウハウから、二世帯住宅では「融合タイプ」「半融合タイプ」「半独立タイプ」「独立タイプ」といった “4つのかたち”を提案し、2世帯の暮らしが豊かになる家づくりを実現しています。

二世帯住宅におすすめの商品「ビューノ」

パナソニックホームズで二世帯住宅を建てるなら、3~9階まで対応可能な多層階住宅ビューノがおすすめです。3階建てにすることで、建築面積が限られている都心での二世帯住宅に自由な空間をもたらします。

またフロアを増やすことで、2世帯の住まいとしてだけでなく、賃貸住宅・テナントショップ・趣味の教室の運営・ビルトインガレージの設置なども可能となります。

1-7.住友不動産:2×6工法がかなえる超断熱・超遮断住宅

わが家の「二世帯同居」スタイル。

引用元:住友不動産の注文住宅「わが家の「二世帯同居」スタイル。

住友不動産は、住みやすく心地のよい木造の二世帯住宅を提供しています。

地震や火に強い「ウッドパネル工法」や「2×4工法」に加え、超断熱・超遮断を実現した「2×6工法」を採用し、日本の気候風土や生活文化に合った二世帯住宅を提案してくれます。

二世帯住宅におすすめの商品「WING」

住友不動産の二世帯住宅には、Wingをおすすめします。おすすめポイントは、共育と分離のバランスが取れた、程よい距離感のアイディアが豊富な点です。2階建てと3階建てのプランがあり、所帯ごとに合ったプランを提案してくれます。

1-8.トヨタホーム:鉄骨ラーメン構造による大空間・大開口

シンセ・ニコリズム

引用元:トヨタホーム 公式HP「シンセ・ニコリズム

トヨタホームでは、住まい全体の温度が管理できるスマート・エアーズを提案しており、フロアごとの温度変化を減らすことができます。ヒートショックの防止や、夏の冷えすぎにも対応できるため、2世帯が1年を通して快適に暮らすことができるのがポイントです。

また、汚れた空気の侵入や排出をしてくれる「ピュア24セントラル」が住空間の空気環境をきれいに保ってくれます。

二世帯住宅におすすめの商品「シンセ・フィーラス ニコリズム」

トヨタホームでは、独立タイプの二世帯住宅シンセ・フィーラス ニコリズムを提供しています。

高い耐震性と広々とした空間を両立しており、基本性能には、業界トップクラスの125mm角の柱を採用した鉄骨ラーメン構造を採用。耐力壁をなくし、広々とした住空間を実現しています。

1-9.クレバリーホーム:“暮らしシェア率”で理想の2世帯のつながり方を追求

madoi 円居

引用元:クレバリーホーム 公式HP「madoi 円居

クレバリーホームは、独自の外壁タイルを採用し、高級感のあるデザインと耐久性に優れた家づくりを実現しています。

クレバリーホームの外壁タイルは、雨や汚れに強い高品質の自然素材を使用し、長い歳月を経ても、劣化や色あせがほとんど現れないため、2世帯、3世代と末永く住み続けられる二世帯住宅が実現できます。

二世帯住宅におすすめの商品「円居(まどい)」

クレバリーホームの二世帯住宅円居(まどい)では、“暮らしシェア率”をもとに家づくりをプランニングしてくれます。

“暮らしシェア率”とは、親と子の2世帯が暮らしやすいよう考えられた、理想の「距離感」のことです。2世帯のつながりのバランスを重視した提案がもらえるので、お互いにとって快適に暮らせる二世帯住宅が可能です。

1-10.ユニバーサルホーム:標準装備による温度のバリアフリー化

ユニバーサルホームは、標準装備として「硬質ウレタンフォーム吹付け断熱」「地熱床システム・地熱床暖房」「Low-E複層ガラスと樹脂サッシ」を備えた二世帯住宅を提案しています。特に好評なのが、地震やシロアリに強い「地熱床システム」です。

これらの標準装備により、家全体の温度差を少なくし、ヒートショックを予防。「温度のバリアフリー化」がかなう二世帯住宅を実現しています。

二世帯住宅におすすめの商品「ウィズ・ハート」

ユニバーサルホームウィズ・ハートは、「心地よく支え合う二世帯の家」がコンセプトの二世帯住宅です。
2世帯それぞれのライフスタイルと、必要な時に支え合える家づくりを提案しており、「まるっと空調」により、1年中快適に暮らせる二世帯住宅を実現しています。

以上が、二世帯住宅を得意とするハウスメーカー10社ですが、「たくさんのハウスメーカーがあって、選び方がわからない」という方も多いと思います。そんな方はぜひ一度、HOME4U 家づくりのとびら プラン作成依頼サービスをご活用ください。

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2.二世帯住宅をローコストで建てられるハウスメーカー5社

次に、ローコストで二世帯住宅を建てることができるハウスメーカーをご紹介します。

二世帯住宅は、一般的な住宅を2軒作るよりは費用が抑えられますが、やはり一般的な住宅を1軒作るよりは費用負担は大きくなります。

「二世帯住宅は建てたいけど、費用が高くつきそうで不安…」という方は、1章でご紹介したハウスメーカーの他にも、以下のようなローコストな二世帯住宅を扱っているハウスメーカーを検討するとよいです。

1章同様、各ハウスメーカーの特徴と、二世帯住宅におすすめのローコスト商品を詳しく解説していきます。

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2-1.一条工務店:低価格でかなえるスマートデザイン住宅

アイ・スマート

引用元:一条工務店 公式HP「アイ・スマート

一条工務店は、自社グループ工場で断熱材や窓、オリジナルの住宅設備などを開発・生産し、ローコストな二世帯住宅を実現しています。

また、一般的なモデルハウスは標準の住宅よりもグレードが高い場合が多いのに比べ、一条工務店は「完成した時の家がイメージしやすいように」と、あえてモデルハウスを標準仕様に設定しています。実際の住まいのイメージがつかみやすい点は魅力の1つといえます。

ローコストな二世帯住宅におすすめの商品「アイ・スマート」

一条工務店でコストを抑えて二世帯住宅を建てるなら、アイ・スマートがおすすめです。「アイ・スマート」は高いコストパフォーマンスを実現しながら、業界最高レベルの快適性能を備えたデザイン性の高いスマート住宅です。

家を建ててから50年、60年と、暮らしの質を守るために、断熱材には湿気に強いウレタンフォームを採用。工場でしっかりと施工することで、より高い精度・耐久性を実現しています。

2-2.アキュラホーム:1,000万円台からの二世帯住宅も可能

1000万円台からの二世帯住宅

引用元:アキュラホーム 公式HP「1000万円台からの二世帯住宅

アキュラホームは、全国約250社のホームビルダーを主宰する独自のネットワークによって、全国規模での資材・設備の大量一括仕入れを実現し、ローコストな二世帯住宅を提供しています。

これまで鉄骨造でしかかなわなかった大空間・大開口を木造で実現した、日本で初めてのハウスメーカーでもあり、木造では諦められていた大型2台以上のビルドインカーポートの設置も可能です。

ローコストな二世帯住宅におすすめの商品「1000万円台からの二世帯住宅」

アキュラホーム二世帯同居の家は、なんと1,000万円台からの二世帯住宅。元大工のアキュラホームのカンナ社長こと宮沢俊哉の品質とコストに対する情熱が、品質や性能、デザインに優れた二世帯住宅を1,000万円台から実現しています。

2-3.アイダ設計:狭小地での小さな二世帯住宅が得意

注文住宅

引用元:アイダ設計 公式HP「注文住宅

アイダ設計は、限られた面積での設計を得意としており、狭小地による高い設計料を設定しているわけでもなくコンパクトな二世帯住宅を提供しています。

丈夫で長持ちする二世帯住宅を提供するために、「熟練の職人と厳格な現場管理」「自社プレカット工場での品質担保」「第三者機関による施工品質チェック」を徹底し、震度7クラスの耐震実験にもクリアした住まいづくりを実現しています。

ローコストな二世帯住宅におすすめの商品「ブラーボシリーズ」

アイダ設計で二世帯住宅を建てるなら、ブラーボシリーズがローコストでおすすめです。

特に、シリーズ商品「ブラーボ・スタンダード」は、オーナーの約8割以上が1,000万円台で家を建てており、ローコスト重視の方に選ばれている商品です。選べるカラーやデザインも豊富で、ベタ基礎や剛床工法などを採用することで、住む人の安全を守ってくれます。

2-4.タマホーム:良質な木材にこだわった二世帯住宅が人気

木望の家

引用元:タマホーム 公式HP「木望の家

タマホームは、「中間業者を挟まずに施工を直接管理する」「生産者と直接つながる」「独自の流通システムを採用して住宅設備を大量発注する」といった工夫により、ローコストな二世帯住宅を実現しています。

良質な国産材にこだわった「木の家づくり」を提案しており、日本の気候風土で生まれ育った国産材を、1棟あたり約74.1%*採用することで、日本に適した住宅を提供、森林資源の維持促進にも努めています。

*※大安心の家・大安心の家[愛][暖]の構造躯体による国産材使用率です(2018年10月時点)。

ローコストな二世帯住宅におすすめの商品「木望の家」

タマホームでおすすめの二世帯住宅は、木望の家です。「木望の家」では、3階建ての眺望豊かな二世帯住宅が可能です。長年の資産価値を維持するため、「耐震等級2以上」を確保した地震に強い住宅に標準で対応しています。

2-5.ヤマト住建:高気密・高性能な二世帯住宅が得意

参考プラン - プライバシー重視の『ほぼ独立同居タイプ』

引用元:ヤマト住建 公式HP「参考プラン – プライバシー重視の『ほぼ独立同居タイプ』

ヤマト住建のキャッチコピーは、「高性能な住宅をお手頃価格で」。「万人に喜びを」を経営理念に掲げ、高気密・高断熱で低価格の家づくりを積極的に行っています。

断熱性能の高さの理由は、家全体を断熱材で包み込む「外張り断熱」に、窓からの熱損失を抑える「樹脂サッシ」にあります。商品数も多く、2世帯の健康面やプライバシーを含めた住み心地に配慮してプランニングしてくれます。

ローコストな二世帯住宅におすすめの商品「二世帯住宅 ー絆ー」

ヤマト住建では二世帯住宅 ー絆ーという商品を提供しています。
ローコストでありながら、上下分離型、平面分離型、独立同居タイプ、一部同居タイプ、完全同居タイプなど自由に設計できるので、2世帯の程よい距離感を確保しながら、絆が深まる家づくりが可能です。

以上、ローコストな二世帯住宅を取り扱うハウスメーカーのおすすめ5社をご紹介しました。しかし、ローコスト重視の方だからこそ、気にしていただきたいのが「住まいの快適さや丈夫さ」や「保証や将来のメンテナンス費用」についてです。

「安く家を建てられて喜んでいたが、屋根や外壁の損傷が激しく、修繕費用が高くついた‥」
「ローコストのハウスメーカーを選んだが、オプションをつけすぎてかえって費用が高くついてしまった‥」

上記のような失敗談も少なくありません。ローコストを重視するのであれば、建築費用の相場をしっかり理解し、見積もりを見ることに慣れておくことをおすすめします。

そこでおすすめなのが、HOME4U 家づくりのとびら プラン作成依頼サービスです。

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ハウスメーカー探しにかける時間や手間を省けるうえ、各ハウスメーカーの実際のプランを最大5社まで効率よく手に入れられます。

実際のプランを比較することで、建築費の相場や各メーカーの標準設備なども理解しやすく、具体的なイメージを持ちながら検討することができますよ。

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3.二世帯住宅で人気のハウスメーカー比較一覧

ここまで二世帯住宅が得意なハウスメーカー、ローコストな二世帯住宅を扱っているハウスメーカーをご紹介してきました。上記のハウスメーカーの特徴を表にまとめたので、一覧で比較する際に活用してみてください。

ハウスメーカー 特徴 構造 3階建て 省エネ住宅 高気密住宅
二世帯住宅が得意 へーベルハウス 二世帯住宅研究40年以上の実力派 鉄骨造
セキスイハイム 地震に強いボックスラーメン構造の3階建て 鉄骨造
木造
積水ハウス 大所帯にも対応する多世帯住宅 鉄骨造
木造
ミサワホーム 二世帯住宅にぴったりな蔵とスキップフロア 木造
大和ハウス 2m75cmの天井高がゆとりと安心を実現 鉄骨造
木造
パナソニックホームズ 夢が広がる3~9階の多層階二世帯住宅 鉄骨造
住友不動産 2×6工法がかなえる超断熱・超遮断住宅 木造
トヨタホーム 鉄骨ラーメン構造による大空間・大開口 鉄骨造
クレバリーホーム “暮らしシェア率”で理想の2世帯のつながり方を追求 木造
ユニバーサルホーム 標準装備による温度のバリアフリー化 木造
ローコスト対応 一条工務店 低価格でかなえるスマートデザイン住宅 木造
アキュラホーム 1,000万円台からの二世帯住宅も可能 木造
アイダ設計 狭小地での小さな二世帯住宅が得意 木造
タマホーム 良質な木材にこだわった二世帯住宅が人気 木造
ヤマト住建 高気密・高性能な二世帯住宅が得意 木造

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4.二世帯住宅のハウスメーカーを選ぶポイント

さまざまなハウスメーカーの特徴をお伝えしてきましたが、この中から「たった1社を選ぶにはどうしたらいい?」と疑問に思っている方もいることでしょう。二世帯住宅を依頼するハウスメーカー選びの際には、ポイントが4つあります。

以下より詳しく解説していきます。

4-1.性能を比較する!得意な構造や工法は?

二世帯住宅を依頼するハウスメーカーを選ぶ際には、複数のハウスメーカーの得意な構造や工法を調べ、住宅の性能を比較するとよいです。

各ハウスメーカーは、「木造が得意」「鉄骨造とRC造が得意」「鉄骨造の住宅しか提供していない」など、得意な構造や対応している構造が異なります。また、各ハウスメーカーの工法を調べることで、独自の耐震性能や省エネ対策、防音対策、温熱環境を知ることができます。

安心して快適に暮らすには、こういった住宅の強さが重要なポイントになります。実際に家づくりを始める前に、事前に各ハウスメーカーの性能はしっかり比較しておきましょう。

4-2.実績や施工事例から希望する二世帯住宅が実現できるかを考える

ハウスメーカーの実績や施工事例から、希望どおりの二世帯住宅が実現できそうかどうかも確認しておきましょう。

過去の実績や施工事例を知っておくことで、そのハウスメーカーのより明確な特徴をつかむことができ、自身の家づくりに対するイメージも具体的になっていくはずです。

ハウスメーカーの公式HPには、過去の実績や実際のオーナーの声などを紹介していることが多いので、確認しておきましょう。

4-3.坪単価の算出方法を確認する

1坪当たりに必要な建築費用である坪単価は、二世帯住宅を建てる費用を考えるうえで重要な情報です。ハウスメーカーに見積もりを出してもらった際「適正価格かどうか」を見極めるために、坪単価の算出方法も確認しておきましょう。

一般的に坪単価の算出方法は、以下のとおりです。

坪単価=家の工事請負契約額÷延床面積(建物の床面積の合計)
家の工事請負契約額=本体工事費用+付帯工事費用

例えば、家の本体価格が3,000万円で、延床面積が50坪程度の場合は、「3,000万÷50」という計算式になり、坪単価は60万円です。

しかし、坪単価を安く見せようと本体工事費用だけで延床面積を割っている広告もあるため、注意が必要です。

坪単価の算出する際の工事費用が工事請負契約金額であること、つまり本体工事費用だけでなく、付帯工事費用が含まれているのかを確認しておく必要があります。

また、家づくりの際には、建築費用だけでなく、家が建ったあとのメンテナンスコストやライフラインにかかる費用も考える必要があります。坪単価だけで判断することはリスクがあるため、あくまで1つの判断材料として理解しておきましょう。

坪単価についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事を確認してみてください。

4-4.アフターケアやメンテナンスをチェック

各ハウスメーカーが、どのようなアフターケアやメンテナンスを行ってくれるのかも確認しておきましょう。家は、住み始めたら定期的なメンテナンスや修繕が必要になります。

大手ハウスメーカーのアフターサービスは手厚いケースが多く、中には、定期メンテナンスに加え、24時間365日の窓口を設置いていたり、オーナー限定のWEBコンテンツを展開していたりするメーカーもあります。

新築住宅の場合、家を建てたあと10年間は「住宅品質確保促進法」によって瑕疵担保期間が設けられています。10年保証に加え、独自のアフターサービスを展開しているハウスメーカーは多いので、じっくり比較してみるとよいでしょう。

【参考】住宅の品質確保の促進等に関する法律(平成十一年法律第八十一号)「第七章 瑕疵担保責任

5.二世帯住宅を建てる際に知っておくべき基礎知識

二世帯住宅を建てる際には、事前に知っておくべき基礎知識がいくつかあります。実際にプランを立てる前に基礎知識を身につけておけば、知らないことへの不安感の払拭だけでなく、より細かい自分の要望を洗い出すことにもつながり、家づくりが一層楽しく感じるはずです。

今回解説する二世帯住宅を建てる際に知っておくべき基礎知識は以下の3つ。

以下より詳しく解説していきます。

5-1.二世帯住宅の3つのスタイル

二世帯住宅を建てる際には、二世帯住宅には3つのスタイルがあることを押さえておきましょう。
二世帯住宅のスタイルは、主に「完全同居型」「部分共用型」「完全分離型」に分けられます。

完全同居型

完全同居型では、一般的に、玄関・LDK・浴室・トイレなどを2世帯で共有し、個室はそれぞれに設けます。
3つのスタイルの中で、もっとも2世帯間の距離感が近いです。

部分共用型

部分共有型では、2世帯それぞれの暮らし方に合わせて、共有部分を選ぶことができます。
例えば、共有部分を「玄関のみ」「キッチンとリビングのみ」などに設定でき、完全同居型よりは両世帯のプライバシーに配慮した間取りがかないます。

完全分離型

完全分離型は、1階と2階、左と右で住空間を分け、2世帯の暮らしを完全に独立させるスタイルです。
設備が2世帯部分かかる分、コストは高くつきますが、3つのスタイルの中でもっとも両世帯のプライバシーを確保することができます。

5-2.将来を見据えた間取りとバリアフリー対策

新居の二世帯住宅に親世帯が住む場合は、現在の生活スタイルをイメージするとともに、将来を見据えた家づくりをする必要があります。

将来を見据えた家づくりとは、老後も快適に暮らせる、バリアフリー対策が考えられたプランのことです。もちろん、住居内の小さな段差を解消するためのスロープや手すりは、将来必要になってから取り付けてもよいでのすが、家づくりの段階で対処しておきたいこともあります。

二世帯住宅の新築を計画する段階で気を付けたいバリアフリー化への対処は、以下のようなものが挙げられます。

二世帯住宅に取り入れたいバリアフリー対策

  • 親世帯が1階部分だけで生活ができる間取りにする
  • 住居内を車いすで移動することを想定し、段差をなるべくなくす
  • 廊下は車いすが十分通れる幅に設定する
  • ヒートショック予防として、住居内の温度差をなくす
  • トイレは寝室の近くに配置し、広めにつくっておく
  • キッチンや洗面台は車いすでも使える高さに設定する
  • 玄関スロープは事前に配置しておく など

二世帯住宅のバリアフリー化について、もっと詳しく知りたい方は、以下の記事を確認してみてください。

5-3.二世帯住宅の価格面

二世帯住宅を建てるにはいくらくらいかかるのか、気になっている方は多いのではないでしょうか。

ここでは、土地はすでに持っていることを前提とした二世帯住宅にかかる費用と、持ち家を取り壊し、二世帯住宅に建て替える場合にかかる費用の相場をご紹介します。

二世帯住宅にかかる費用相場と主な内容

二世帯住宅にかかる費用相場は、坪数や構造、間取り、機能のグレードなどによって変動するうえ、前述したとおり、最近ではローコストを売りにしているハウスメーカーも多々見られるので一概には言えませんが、約1,680万円~5,620万円ほどかかります。

【坪数別】二世帯住宅にかかる費用の相場
坪数 二世帯住宅にかかる費用相場
30坪 約1,680万円~2,680万円
40坪 約2,250万円~3,450万円
50~60坪 約3,620万円~5,620万円

*当社調べ

また、どのようなスタイルにするのかによっても必要な建築費は大きく変わります。

完全同居型の二世帯住宅:費用の傾向
共用部分が多く、玄関や水回りなどを世帯分設置する必要がないため、3つのスタイルの中ではもっとも費用が抑えられます。
部分共用型の二世帯住宅:費用の傾向
どの設備を2世帯で共有するかによって、かかる費用が変わります。一般的には、玄関や浴室を共有する人が多いです。浴室を共有する場合は、建築費用だけでなく、ガス代や水道代といったランニングコストも抑えることができます。
完全分離型の二世帯住宅:費用の傾向
2世帯分の設備が必要なので、その分建築費用がかかり、3つのスタイルの中でもっとも費用がかかります。

二世帯住宅の建て替えの場合にかかる費用

二世帯住宅への建て替えにかかる費用相場も、上記同様一概には言えませんが、約2,000万円~6,000万円ほどかかることを念頭に置いておきましょう。

坪数 二世帯住宅への建て替えの費用相場
30坪 約2,000万円~3,000万円
40坪 約2,600万円~3,800万円
50~60坪 約4,000万円~6,000万円

*当社調べ

建て替えの際の費用には、通常の二世帯住宅の新築に加え、主に「解体費用」と「仮住まい」に関する費用が発生します。

二世帯住宅を建てる際にかかる費用、計画の立て方など、もっと詳しく知りたい方は、以下の記事を合わせてご参照ください。

効率的に資金計画を立てるなら、実際に二世帯住宅のプランをハウスメーカーに提案してもらい、見比べることが一番。

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まとめ

二世帯住宅が得意なハウスメーカーや、二世帯住宅を建てる前に知っておきたいポイント、基礎知識などをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?

二世帯住宅を依頼するハウスメーカー選びは、二世帯住宅を得意とするハウスメーカーから検討してみると比較がスムーズに行えます。

二世帯住宅を依頼するハウスメーカー選びの際には、以下のポイントに気を付けましょう。

二世帯住宅を建てる際のハウスメーカー選びで失敗しないポイント

  • 各ハウスメーカーが得意な構造や工法を知って、性能を比較する
  • 各ハウスメーカーの公式HPにある実績や施工事例などを見て、希望がかなうかどうかを考える
  • 商品ごとに坪単価の算出方法を確認する
  • 各ハウスメーカーのアフターケアやメンテナンスをチェックしておく

自分にぴったりなハウスメーカーを見つけ、直近だけでなく、将来的にも住み心地のよい二世帯住宅となるよう、今回の記事をぜひ参考にしてみてください。

「家づくりのとびら」編集部が選ぶ
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この記事の編集者

「家づくりのとびら」編集部

NTTデータグループが運営する注文住宅相談サービス「家づくりのとびら」編集部です。難しい住まいづくりの情報を、わかりやすく正確にお伝えします。記事は不動産鑑定士や宅地建物取引士などの不動産専門家による執筆、監修記事がメイン。初めての住まいづくりをサポートします!

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