- 変更日:
- 2025.09.26

この記事は「二世帯住宅」を建てる際に、おすすめのハウスメーカーを人気のハウスメーカー11社、ローコストハウスメーカー4社にわけて合計15社紹介しています。
二世帯住宅には、大きく分けて「完全分離型」「部分共有型」「完全共有型(同居型)」があります。
中でも人気があるのは、親世帯・子世帯が別々の生活を送れる「完全分離型」です。
本記事では、「完全分離型」の家が可能かあわせて紹介します。
この記事を読んだらわかること!
- 【人気・ローコスト別】二世帯住宅でおすすめのハウスメーカー・特徴、60坪の価格目安
- 二世帯住宅ハウスメーカーを選ぶポイント
- 二世帯住宅を建てる際に知っておくべき基礎知識
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目次
- 1.二世帯住宅でおすすめのハウスメーカー比較一覧《人気・ローコスト別》
- 2.【詳細解説】二世帯住宅でおすすめの人気ハウスメーカー11社
- 2-1.ヘーベルハウス:二世帯住宅研究40年以上の実力派
- 2-2.セキスイハイム:地震に強いボックスラーメン構造の3階建て
- 2-3.積水ハウス:大所帯にも対応する多世帯住宅
- 2-4.ミサワホーム:二世帯住宅にぴったりな蔵とスキップフロア
- 2-5.ダイワハウス:2m72cmの天井高がゆとりと安心を実現
- 2-6.パナソニック ホームズ|理想の二世帯生活を叶えやすい家づくり
- 2-7.住友不動産ハウジング:2×6工法がかなえる超断熱・超遮断住宅
- 2-8.トヨタホーム:鉄骨ラーメン構造による大空間・大開口
- 2-9.クレバリーホーム:“暮らしシェア率”で理想の2世帯のつながり方を追求
- 2-10.ユニバーサルホーム:標準装備による温度のバリアフリー化
- 2-11.一条工務店:コストパフォーマンスがよいスマートデザイン住宅
- 3.【詳細解説】二世帯住宅をローコストで新築できるハウスメーカー4社
- 4.二世帯住宅ハウスメーカーを選ぶ4つのポイント
- 5.二世帯住宅を建てる際に知っておくべき基礎知識
1.二世帯住宅でおすすめのハウスメーカー比較一覧《人気・ローコスト別》
二世帯住宅の新築でおすすめのハウスメーカーを、「人気11社」「ローコスト4社」に分けて一覧表で紹介します。
ヘーベルハウス | |||
---|---|---|---|
特徴 | 二世帯住宅研究40年以上の実力派 | ||
価格目安(60坪) | 5,700万円 | 完全分離 | ○ |
省エネ | ○ | 高断熱 | ○ |
セキスイハイム | |||
特徴 | 地震に強いボックスラーメン構造の3階建て | ||
価格目安(60坪) | 4,800万円 | 完全分離 | ○ |
省エネ | ○ | 高断熱 | ○ |
積水ハウス | |||
特徴 | 大所帯にも対応する多世帯住宅 | ||
価格目安(60坪) | 5,700万円 | 完全分離 | ○ |
省エネ | ○ | 高断熱 | ○ |
ミサワホーム | |||
特徴 | 二世帯住宅にぴったりな蔵とスキップフロア | ||
価格目安(60坪) | 4,500万円 | 完全分離 | ○ |
省エネ | ○ | 高断熱 | ○ |
ダイワハウス | |||
特徴 | 2m72cmの天井高がゆとりと安心を実現 | ||
価格目安(60坪) | 5,100万円 | 完全分離 | ○ |
省エネ | ○ | 高断熱 | ○ |
パナソニック ホームズ | |||
特徴 | 夢が広がる3~9階の多層階二世帯住宅 | ||
価格目安(60坪) | 5,500万円 | 完全分離 | ○ |
省エネ | ○ | 高断熱 | ○ |
住友不動産ハウジング | |||
特徴 | 2×6工法がかなえる超断熱・超遮断住宅 | ||
価格目安(60坪) | 4,800万円 | 完全分離 | ○ |
省エネ | ○ | 高断熱 | ○ |
トヨタホーム | |||
特徴 | 鉄骨ラーメン構造による大空間・大開口 | ||
価格目安(60坪) | 5,100万円 | 完全分離 | ○ |
省エネ | ○ | 高断熱 | ○ |
クレバリーホーム | |||
特徴 | “暮らしシェア率”で理想の2世帯のつながり方を追求 | ||
価格目安(60坪) | 4,200万円 | 完全分離 | ○ |
省エネ | ○ | 高断熱 | ○ |
ユニバーサルホーム | |||
特徴 | 標準装備による温度のバリアフリー化 | ||
価格目安(60坪) | 3,900万円 | 完全分離 | ○ |
省エネ | ○ | 高断熱 | ○ |
一条工務店 | |||
特徴 | 低価格でかなえるスマートデザイン住宅 | ||
価格目安(60坪) | 4,700万円 | 完全分離 | ○ |
省エネ | ○ | 高断熱 | ○ |
アキュラホーム | |||
---|---|---|---|
特徴 | 1,000万円台からの二世帯住宅も可能 | ||
価格目安(60坪) | 4,200万円 | 完全分離 | ○ |
省エネ | ○ | 高断熱 | ○ |
アイダ設計 | |||
特徴 | 狭小地での小さな二世帯住宅が得意 | ||
価格目安(60坪) | 4,200万円 | 完全分離 | ○ |
省エネ | ○ | 高断熱 | ○ |
タマホーム | |||
特徴 | 良質な木材にこだわった二世帯住宅が人気 | ||
価格目安(60坪) | 3,900万円 | 完全分離 | ○ |
省エネ | ○ | 高断熱 | ○ |
ヤマト住建 | |||
特徴 | 高気密・高性能な二世帯住宅が得意 | ||
価格目安(60坪) | 4,200万円 | 完全分離 | ○ |
省エネ | ○ | 高断熱 | ○ |
※エリア・プランにより異なる
以下より1社ずつ特徴を解説していきます。
より簡単に時間をかけず「自分たちに合ったハウスメーカー・工務店」を知りたい方には、無料オンライン相談サービス「HOME4U 家づくりのとびら」がおすすめです。
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2.【詳細解説】二世帯住宅でおすすめの人気ハウスメーカー11社
二世帯住宅の新築でおすすめの人気ハウスメーカー11社は以下のとおりです。
- 2-1.ヘーベルハウス:二世帯住宅研究40年以上の実力派
- 2-2.セキスイハイム:地震に強いボックスラーメン構造の3階建て
- 2-3.積水ハウス:大所帯にも対応する多世帯住宅
- 2-4.ミサワホーム:二世帯住宅にぴったりな蔵とスキップフロア
- 2-5.ダイワハウス:2m75cmの天井高がゆとりと安心を実現
- 2-6.パナソニック ホームズ:夢が広がる3~9階の多層階二世帯住宅
- 2-7.住友不動産ハウジング:2×6工法がかなえる超断熱・超遮断住宅
- 2-8.トヨタホーム:鉄骨ラーメン構造による大空間・大開口
- 2-9.クレバリーホーム:“暮らしシェア率”で理想の2世帯のつながり方を追求
- 2-10.ユニバーサルホーム:標準装備による温度のバリアフリー化
- 2-11.一条工務店:コストパフォーマンスがよいスマートデザイン住宅
以下より、各社の特徴や二世帯住宅でおすすめの商品について解説していきます。
2-1.ヘーベルハウス:二世帯住宅研究40年以上の実力派
ヘーベルハウスの価格帯や住宅性能を図表等にまとめて、解説します。

約5,700万円
ヘーベルハウスは、二世帯住宅に関する研究実績が40年以上ある実力派ハウスメーカーです。
狭小地での二世帯住宅や、建て替えにも対応しており、オーナー満足度は「親との同居満足度」91%、「孫の同居満足度」90%、「介護時も安心」98%と、非常に高い評価を得ています。
住宅性能も高く、独自開発の断熱材「ネオマフォーム」は最高ランクの断熱性を持ち、エネルギー消費量の削減を実現します。
参考:ヘーベルハウス「二世帯住宅40年以上の研究実績をあなたの家づくりに」
【完全分離可】二世帯住宅のおすすめ商品「都市の実家」
ヘーベルハウスで二世帯住宅におすすめなのが、2階建てと3階建てのモデルがある「都市の実家」です。
家族や友人との距離感を大切にした設計になっています。
各モデルの特徴は下記の通りです。
- 2階建てモデル:1階が親世帯・2階が子世帯のプラン。将来、介護サービスも受けやすいように、玄関へのスムーズな動線確保も可能。
- 3階建てモデル:1階と2階が子世帯・3階が親世帯のプラン。2階建てモデルよりも独立性を重視しており、都市部でも二世帯住宅として十分な機能を備える。
2-2.セキスイハイム:地震に強いボックスラーメン構造の3階建て
セキスイハイムの価格帯や住宅性能を図表等にまとめて、解説します。

約4,800万円
セキスイハイムは、設計通りの高精度な施工と短工期が魅力のハウスメーカーです。
住宅の大部分を工場で生産する「ユニット工法」により、ミリ単位のズレも抑えた高品質な仕上がりを実現。
隙間が発生しやすい場所の大半を工場でしっかりと塞ぎ、気密性を高めています。
現場作業が少ないため、工期も短く、仮住まいの期間を抑えられるのも安心のポイントです。
また、耐震性や断熱性、省エネ性能も高水準の家づくりが可能で、将来のライフスタイルの変化や災害にも備えた、長く快適に暮らせる二世帯住宅が建てられます。
【完全分離可】二世帯住宅のおすすめ商品「デシオ」
セキスイハイムで二世帯住宅におすすめなのが3階建ての「デシオ」です。
柱と梁を溶接で接合し一体化する「ボックスラーメン構造」を採用し、地震に強い3階建てを実現しています。
世帯ごとに玄関を配置し、生活動線・住空間を分けることでお互いのプライバシーを尊重した家づくりが可能です。
2-3.積水ハウス:大所帯にも対応する多世帯住宅
積水ハウスの価格帯や住宅性能を図表等にまとめて、解説します。

約5,700万円
積水ハウスは、創業以来、建築戸数240万戸を超える実績を持つハウスメーカーです。
新築戸建住宅のZEH比率92%を達成するなど、「省エネ」と「創エネ」を組み合わせた家づくりを得意としています。
また、積水ハウスの「ぐるりん断熱」では、熱が逃げやすい窓部分に断熱性・防露性と気密性を高めた次世代仕様の「SAJサッシ(超高断熱アルミ樹脂複合サッシ)」を採用することで、快適な暮らしを実現しています。
【完全分離可】二世帯住宅のおすすめ商品「カゾク・ト・カゾク」
積水ハウスで二世帯住宅におすすめなのが「カゾク・ト・カゾク」です。
親夫婦、子供家族の他に、兄弟や祖父母も住める多世帯住宅です。
標準で「ZEH外皮基準」をクリアしており、住む人の距離感に配慮した生活動線や、間取りアイデア、断熱、快適な空気環境などにより、大所帯でも暮らしやすい住宅を実現しています。
2-4.ミサワホーム:二世帯住宅にぴったりな蔵とスキップフロア
ミサワホームの価格帯や住宅性能を図表等にまとめて、解説します。

約4,500万円
ミサワホームは、三世代分の収納を叶える大収納空間「蔵」や、家族同士のほどよい距離感をかなえる「スキップフロア」が魅力のハウスメーカーです。
「蔵」と「スキップフロア」の特徴は下記の通りです。
- 「蔵」:天井高1.4m以下の大収納スペース。
一般的な住まいの収納スペースより3倍のスペース確保が可能。 - 「スキップフロア」:1つのフロアの中に、床の高さが異なる空間を設けた間取り。
階高を0.5階ずつずらすことで、程よい距離感と空間にメリハリを生み出す。
また、120mm厚の木質パネル+高性能樹脂サッシで高い断熱性能を保っているのも特徴です。
【完全分離可】二世帯住宅のおすすめ商品「ジニアスUD」
ミサワホームで二世帯住宅におすすめなのが「ジニアスUD」です。
- 天井高約2.7mのタテに「広い」空間
- プライバシーを確保しながら町や自然に「開く」設計
- 空間と動線を整え「憩う」
上記3つの観点から二世帯の暮らしをデザインしています。
「蔵」と「スキップフロア」を取り入れ、高い収納力と世帯間のほどよい距離感を生み出す間取りが魅力の商品です。
2-5.ダイワハウス:2m72cmの天井高がゆとりと安心を実現
ダイワハウスの価格帯や住宅性能を図表等にまとめて、解説します。

約5,100万円
ダイワハウスは、二世帯住宅のプランを立てる前に「ライフミーティング」を行っているハウスメーカーです。
これは、スタッフが親世帯・子世帯それぞれの現在の住まいを訪問し、実際の暮らし方や生活習慣を直接見て感じることで、理想的な家づくりをしやすくする取り組みです。
また、ダイワハウスでは「断熱等級6」を標準とし、高い断熱性を持った家づくりを行っています。
2030年には「ZEH・ZEB率100%」「太陽光発電の標準化」を目指しており、創エネ・省エネに力を入れていることがわかります。
【完全分離可】二世帯住宅のおすすめ商品「XEVOΣ(ジーヴォシグマ)」
ダイワハウスで二世帯住宅におすすめなのが「XEVOΣ」です。
一般的な天井高は2m40cm程度のところ、「XEVOΣ」では天井高を2m72cmに設定しており、ゆとりある暮らしを実現できます。
高い天井は従来、断熱性や耐震性を両立させるのが難しいといわれていましたが、「XEVOΣ」では下記の技術により両立を可能にしています。
- 断熱性:外からの熱気や冷気をさえぎり、部屋の熱を逃がさない「外張り断熱通気外壁」を採用。
- 耐震性:震度7クラスの地震に連続して耐える、独自のエネルギー吸収型耐力壁「D-NΣQST(ディーネクスト)」を標準搭載。
2-6.パナソニック ホームズ|理想の二世帯生活を叶えやすい家づくり
パナソニック ホームズの価格帯や住宅性能を図表等にまとめて、解説します。

約5,500万円
パナソニック ホームズは、お客様ごとに異なる二世帯住宅のニーズを、しっかり叶えやすいハウスメーカーです。
例えば
- 土地の広さが限られていても、ゆとりのある二世帯住居を叶える「多層階住宅」
- 4タイプ別に、自分たちの理想の二世帯住宅が選択できる「つどいえ」
など、自分の理想とする二世帯生活を叶えられる家の広さや間取りを、選ぶことができます。
【完全分離可】二世帯住宅のおすすめ商品「つどいえ」
パナソニック ホームズで二世帯住宅におすすめなのが「つどいえ」です。
二世帯住宅での快適な暮らしを実現するため、「大家族を楽しむ」「お互いを思いやる」「みんなで家事楽」をコンセプトに開発された商品です。
「つどいえ」は、一般的な親・子別世帯での暮らしに比べ、
- 年間CO2(二酸化炭素)排出量約74%削減
- 年間光熱費約40.6万円削減
と、省エネの暮らしを実現できます。
2-7.住友不動産ハウジング:2×6工法がかなえる超断熱・超遮断住宅
住友不動産ハウジングの価格帯や住宅性能を図表等にまとめて、解説します。

約4,800万円
住友不動産ハウジングは、住みやすく心地のよい木造の二世帯住宅を提供しているハウスメーカーです。
地震や火に強い「ウッドパネル工法」や「2×4工法」に加え、超断熱・超遮断を実現した「2×6工法」を採用し、日本の気候風土や生活文化に合った二世帯住宅を提案してくれます。
また、住友不動産ハウジングでは「ZEH基準」の家の建築が可能で、一般的な住宅(太陽光発電なし、ガス併用)と比べ一次エネルギー消費量が約34%削減されるなど、省エネにも力を入れています。
【完全分離可】二世帯住宅のおすすめ商品「Wing」
住友不動産ハウジングで二世帯住宅におすすめなのが「Wing」です。
おすすめポイントは共有と分離のバランスが取れた、程よい距離感のアイデアが豊富な点です。
例えば、下記のような設備の相談ができます。
- 大家族の憩いの場としての「パティオ」
- 趣味・仕事場の専用スペース「ママ’sコーナー」「パパ’sコーナー」
- 大容量の収納スペース「大型小屋根裏収納」
2-8.トヨタホーム:鉄骨ラーメン構造による大空間・大開口
トヨタホームの価格帯や住宅性能を図表等にまとめて、解説します。

約5,100万円
トヨタホームは、耐震性と大空間・大開口を兼ね備えた住宅を実現可能なハウスメーカーです。業界トップクラスの125mm角の太い柱と強靭な梁が家を支えることで、耐震等級3の基準値を大きく上回る安全性を確保しています。
また、トヨタホームでは耐震性だけではなく、断熱性能にも力を入れています。
外張り断熱と充填断熱のメリットを融合させた「ニューハイブリッド断熱工法」により、断熱等級5以上の家づくりも可能です。
【完全分離可】二世帯住宅のおすすめ商品「シンセ スマートステージ」
トヨタホームで二世帯住宅におすすめなのが「シンセ スマートステージ」です。
最小限の柱と梁で建物を支える「鉄骨ラーメン構造」により、高い耐震性を保持したまま、最大35畳の大空間と大開口を実現できる商品です。
また、高効率のエアコンやLED照明など省エネシステムの設置や、太陽光発電による創エネシステムの設置により、エネルギー収支をゼロ以下に抑える「ZEH(ゼロエネルギーハウス)」の実現も可能です。
2-9.クレバリーホーム:“暮らしシェア率”で理想の2世帯のつながり方を追求
クレバリーホームの価格帯や住宅性能を図表等にまとめて、解説します。

約4,200万円
クレバリーホームは、独自の外壁タイルを採用し、高級感と優れた耐久性を兼ね備えた住まいを提供するハウスメーカーです。
このタイルは高品質な自然素材でつくられており、雨や汚れに強く、長年にわたって美しさが持続するのが特徴です。
さらに、外壁には100mmの断熱材を充填し、高い断熱性能を確保。
標準仕様でも断熱等級6に対応しており、超断熱仕様では断熱等級7の水準も実現可能です。
また、省エネへの取り組みにも積極的で、2025年までに「ZEH」住宅の供給比率を50%以上にすることを目標に掲げています。
【完全分離可】二世帯住宅のおすすめ商品「ハモニエ」
クレバリーホームで二世帯住宅におすすめなのが「ハモニエ」です。
ひとつ屋根の下、生活リズムが異なる親・子世帯ともに快適に過ごせるように、「小路」という共有の空間によってそれぞれの生活空間を区切るつくりが特徴的な商品です。
通常の「小路」プランのほか、都市型区画でも建築可能な「小路コンパクトプラン」や「3階建てプラン」も用意されており、状況に応じて相談可能な点も魅力です。
2-10.ユニバーサルホーム:標準装備による温度のバリアフリー化
ユニバーサルホームの価格帯や住宅性能を図表等にまとめて、解説します。

約3,900万円
ユニバーサルホームは、ヒートショックを予防する「温度のバリアフリー化」が叶う家づくりが可能なハウスメーカーです。
下記の標準装備により高い断熱性を確保しています。
- 37mmの厚みを持つ「高性能外壁材ALC」
- スポンジ状の断熱材「硬質ウレタンフォーム」
- 砂利層に地中熱を蓄える「地熱床システム・地熱床暖房」
- 高い遮熱・断熱性能を持つ「Low-E複層ガラスと樹脂サッシ」
これにより、夏は涼しく冬は暖かい、省エネで快適な暮らしを実現することができます。
【完全分離可】二世帯住宅のおすすめ商品「ウィズ・ハート」
ユニバーサルホームで二世帯住宅におすすめなのが「ウィズ・ハート」です。「心地よく支え合う二世帯の家」がコンセプトで、二世帯それぞれのライフスタイルと、必要な時に支え合える家づくりを提案しています。
また、「まるっと空調」により、1年中快適に暮らせる二世帯住宅を実現しています。
2-11.一条工務店:コストパフォーマンスがよいスマートデザイン住宅
一条工務店の価格帯や住宅性能を図表等にまとめて、解説します。

約4,700万円
一条工務店は、自社グループ工場で断熱材や窓、オリジナルの住宅設備などを開発・生産しているハウスメーカーです。
標準仕様で使用している「高性能ウレタンフォーム」は、最大140mmの厚さを持ち、一般的な断熱材の約2倍の断熱性を保有しています。
この高性能断熱材「高性能ウレタンフォーム」で外壁・天井・床を包み込むことで、国が定める「次世代省エネルギー基準」と比較し5倍以上の断熱性と高い省エネ性を実現しています。
【完全分離可】ローコスト二世帯住宅のおすすめ商品「グラン・スマート」
一条工務店で二世帯住宅におすすめなのが「グラン・スマート」です。
主に、下記のような特徴がある商品です。
- 一般的な「高気密・高断熱住宅」と比べ、冷暖房費を1/6にできる高い省エネ性能
- 室内の温度差がなく、ヒートショックリスクを軽減するつくり
- 地盤強度にあった基礎を選定し、「耐震等級3」以上の安心を基準とした高い耐震性
- 耐久性の高い部材を使用し、メンテナンスを最小限に抑える工夫
▶【一条工務店の二世帯住宅】など、家づくりプランをもらう(無料)
以上が、二世帯住宅でおすすめの人気ハウスメーカー11社です。
各ハウスメーカーの特徴を把握したあとは、実際の住宅プランや見積もりを比較しましょう。
このとき注意したいのが、見積もり内容です。
一見同じような金額でも、ハウスメーカーごとに内容が異なり、例えば「A社は諸経費まで含んでいるのに、B社には入っていない」といったケースも少なくありません。
こうした違いを正確に把握するには、第三者の視点で情報整理をしてくれる無料のHOME4U 家づくりのとびら プラン作成依頼サービスなどを活用するのもひとつの方法です。
複数社のプランを一括で取り寄せられ、わからない点は専門スタッフに相談できるので、家づくりをスムーズに進められます。
3.【詳細解説】二世帯住宅をローコストで新築できるハウスメーカー4社
二世帯住宅の新築でおすすめのローコストハウスメーカー4社は以下のとおりです。
各ハウスメーカーの特徴と、おすすめの二世帯住宅商品を解説していきます。
3-1.アキュラホーム:2,000万円台からの二世帯住宅も可能
アキュラホームの価格帯や住宅性能を図表等にまとめて、解説します。

約4,200万円
アキュラホームは、大空間・大開口を木造で実現した日本で初めてのハウスメーカーです。木造では諦められていた大型2台以上のビルドインカーポートの設置も可能です。
また、アキュラホームでは高気密・高断熱の家づくりを行っています。
例えば「超断熱の家プレミアム」は「断熱等級7」を保有。これは平成4年新省エネ基準「断熱等級4」を大きく上回る水準です。
その他、太陽光が自然に部屋の中に入るなど、自然の力を活かしたパッシブ設計により年間を通じて快適・省エネに過ごすことが可能です。
【完全分離可】ローコスト二世帯住宅のおすすめ商品「2,000万円台からの二世帯住宅」
アキュラホームで二世帯住宅におすすめなのが「2,000万円台からの二世帯住宅」です。
全国約250社のホームビルダーを主宰する独自のネットワークによって、全国規模での資材・設備の大量一括仕入れを実現し、ローコストな完全自由設計の二世帯住宅を提供しています。
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3-2.アイダ設計:狭小地での小さな二世帯住宅が得意
アイダ設計の価格帯や住宅性能を図表等にまとめて、解説します。

約4,200万円
アイダ設計は、一般的に施工が難しいとされる限られた面積での設計を得意としているハウスメーカーです。
丈夫な家づくりをするため、「熟練の職人と厳格な現場管理」「自社プレカット工場での品質担保」「第三者機関による施工品質チェック」を徹底しています。
また、アイダ設計は省エネ性能にも力を入れているのも特徴です。
省エネ性能が高い会社に贈られる「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」を4年連続受賞しています。
【完全分離可】ローコスト二世帯住宅のおすすめ商品「BRAVO 2」
アイダ設計で二世帯住宅におすすめなのが「BRAVO 2」です。従来の「断熱と耐震の家 BRAVO」に創エネ・蓄エネを備えたワンランク上の住まいを提供する商品です。
主な住宅性能・設備は下記の通りです。
- 断熱性:「高性能なグラスウール」を使用することで、「断熱等級5」を実現
- 耐震性:震度7相当の耐震実験をクリア
- 創エネ・蓄エネ:太陽光発電システムを標準設置
3-3.タマホーム:良質な木材にこだわった二世帯住宅が人気
タマホームの価格帯や住宅性能を図表等にまとめて、解説します。

約3,900万円
タマホームは、良質な国産材にこだわった「木の家づくり」を提案しているハウスメーカーです。
国産材を1棟あたり約74.1%*採用することで、日本に適した住宅を提供、森林資源の維持促進にも努めています。
また、ローコストながら、断熱性・省エネ性にも力を入れています。
断熱性は「断熱等級5」以上を満たし、高い温熱・耐熱性のガラスや保湿性能付き断熱浴槽を採用することで、高い省エネ性能を実現しています。
*大安心の家・[愛][暖]の構造躯体による国産材使用率です(2018年10月時点)。
【完全分離可】ローコスト二世帯住宅のおすすめ商品「木望の家」
タマホームで二世帯住宅におすすめなのが「木望の家」です。
3階建ての眺望豊かな二世帯住宅が可能で、住宅が密集しがちな都心部においても日差しや風通しの良さを確保できる商品です。
基礎や構造にもこだわり、「耐震等級3」を確保した地震に強い住宅に標準で対応しています。
3-4.ヤマト住建:高気密・高性能な二世帯住宅が得意
ヤマト住建の価格帯や住宅性能を図表等にまとめて、解説します。

約4,200万円
ヤマト住建は、高気密・高断熱で低価格の家づくりを積極的に行っているハウスメーカーです。
主に下記工法・部材により高気密・高断熱を生み出しています。
- 屋根から基礎まで断熱材で隙間なく包む「外張り断熱工法」
- ガラス総厚31mmの「Low-Eトリプルガラス」
- アルミサッシの約4倍の断熱効果のある「高断熱樹脂サッシ」
特に気密性は高く、北海道でも快適に暮らせる「C値 0.5cm²/m²」以下を基準としています。
また、「2021年度省エネ大賞」において、最高賞の「経済産業大臣賞」を受賞するなど、省エネ性能も評価されています。
ローコスト二世帯住宅のおすすめ商品「二世帯住宅 ー絆ー」
ヤマト住建で二世帯住宅におすすめなのが「二世帯住宅 ー絆ー」です。
お互いのプライベートを確保しながら、程よい交流ができる二世帯住宅をつくることができます。
実際に建てた方からは「プライベート空間を確保しつつ、共有部分があることで日々コミュニケーションが生まれた」「電気代が大幅に削減!夏も冬も快適な居住空間が実現できた」等の声が寄せられています。
参考:ヤマト住建「二世帯住宅 ー絆ー お客様の声」
▶【ヤマト住建の二世帯住宅】など、家づくりプランをもらう(無料)
以上が、二世帯住宅でおすすめのローコストハウスメーカー4社です。
無料のHOME4U 家づくりのとびらで各社の具体的な資金計画をチェックし、予算オーバーしないよう着実に家づくりを進めていきましょう。
4.二世帯住宅ハウスメーカーを選ぶ4つのポイント
二世帯住宅を依頼するハウスメーカー選びの
ポイントは、下記の4つです。
二世帯住宅ハウスメーカーを選ぶ4つのポイント
- 得意な構造や工法、住宅性能をチェックする
- 実績や施工事例をチェックする
- 坪単価の算出方法を確認する
- アフターサービスやメンテナンスをチェックする
以下より詳しく解説していきます。
ポイント①得意な構造や工法、住宅性能をチェックする
複数のハウスメーカーの得意な構造や工法を調べ、住宅性能を比較します。
構造や工法の比較
住宅の構造には主に「木造」「鉄骨造」「鉄筋コンクリート造」があります。それぞれの構造の特徴は下記の通りです。
構造 | 特徴 |
---|---|
木造 |
|
鉄骨造 |
|
鉄筋コンクリート造 |
|
各構造・工法の特徴を把握し、自分たちの予算や要望に沿った選択をしましょう。
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住宅性能の比較
各ハウスメーカーにより、住宅性能が異なります。
「気密性」「断熱性」「耐震性」等、住宅性能を比較することで理想にあった家づくりをすることができます。
また、住宅性能はハウスメーカーの商品、住宅プランによっても異なるため、公式HPやカタログを見ながら比較しましょう。
ポイント②実績や施工事例をチェックする
ハウスメーカーの実績や施工事例から、希望どおりの二世帯住宅が実現できるか確認します。
過去の実績や施工事例を知ることで、ハウスメーカーの明確な特徴をつかむことができ
ます。
ハウスメーカーの公式HPには、過去の実績や実際のオーナーの声などを紹介していることが多いので、確認しておきましょう。
ポイント③坪単価の算出方法を確認する
坪単価とは、床面積1坪(約3.3㎡)当たりの建築費がいくらになるか計算したものです。
一般的に坪単価の算出方法は、以下のとおりです。
坪単価の計算方法 | 坪単価=工事請負契約金額*1÷延床面積*2 |
---|
*1 建物本体工事費用+付帯工事費用 *2 建物の床面積の合計
ただし、ハウスメーカーによって算出方法は異なることがあります。
ハウスメーカーに見積もりを確認する際には「適正価格かどうか」を見極めるために、坪単価の算出方法も確認しておきましょう。
ここがポイント!プロ・専門家の視点
坪単価はあくまで目安となります。資金計画を立てる際は、以下の点に注意しましょう。
- 建物本体のみの金額で計算し、安く見せているケースがある
- 建築費用以外に、諸費用(設費用・外構など)は別途かかる
- 入居後の維持費(光熱費・住んでからのメンテナンス費など)も考慮する
坪単価だけで判断せず、総額での比較が大切です。
ポイント④アフターサービスやメンテナンスをチェックする
ハウスメーカーによって、アフターサービスの内容・期間が異なります。
各ハウスメーカーが、どのようなアフターサービスやメンテナンスを行ってくれるのかも確認しておきましょう。
以下、大手ハウスメーカーの例を紹介します。
大手ハウスメーカーのアフターサービス例
- 初期保証期間40年
- 有償で最長60年の保証期間
- 定期メンテナンスの実施
- 24時間365日の窓口
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保証期間によっては、途中で有償点検が必要なケースもあります。
内容・期間をしっかり確認し、比較検討のうえハウスメーカーを選ぶことで、いざというときも安心な家づくりをすることができます。
以上が、二世帯住宅ハウスメーカーを選ぶ際のポイントです。
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5.二世帯住宅を建てる際に知っておくべき基礎知識
二世帯住宅を検討するのであれば、以下の基礎知識を押さえておきましょう。
- 二世帯住宅の3つのスタイル
- 将来を見据えた間取りとバリアフリー対策
- 二世帯住宅の費用相場
以下より詳しく解説していきます。
5-1.二世帯住宅の3つのスタイル
二世帯住宅には、大きく分けて「完全共有型」「部分共有型」「完全分離型」といった3つのスタイルがあります。

スタイル | 特徴 |
---|---|
完全分離型 |
|
部分共有型 |
|
完全共有型 (同居型) |
|
中でも人気なのは、お互いのプライバシーを確保できる「完全分離型」です。
5-2.将来を見据えた間取りとバリアフリー対策
親世帯と一緒に住む場合は、老後も快適に暮らせる「バリアフリー対策」についても配慮が必要です。
- 親世帯が1階部分だけで生活ができる間取りにする
- 住居内を車いすで移動することを想定し、段差をなるべくなくす
- 廊下は車いすが十分通れる幅に設定する
- ヒートショック予防として、住居内の温度差をなくす
- トイレは寝室の近くに配置し、広めにつくっておく
- キッチンや洗面台は車いすでも使える高さに設定する
- 玄関スロープは事前に配置しておく
あとからリフォームする場合、費用が発生してしまうため、あらかじめ将来のライフスタイルもイメージしてプランを練るのがおすすめです。
5-3.二世帯住宅の費用相場
二世帯住宅の費用相場は下記の通りです。
- 土地をすでに持っている場合: 約1,680万~5,620万円
- 持ち家を取り壊し、建て替える場合: 約2,000万~6,000万円ほど
二世帯住宅の費用相場 | |
---|---|
土地をすでに 持っている場合 | 約1,680万~5,620万円 |
持ち家を取り壊し、 建て替える場合 | 約2,000万~6,000万円ほど |
延床面積の坪数別に見ると、以下のとおりです。
坪数 | 費用相場 |
---|---|
30坪 | 約1,680万~2,680万円 |
40坪 | 約2,250万~3,450万円 |
50~60坪 | 約3,620万~5,620万円 |
※当社調べ
坪数 | 建て替え |
---|---|
30坪 | 約2,000万~3,000万円 |
40坪 | 約2,600万~3,800万円 |
50~60坪 | 約4,000万~6,000万円 |
※当社調べ
二世帯住宅への建て替えにかかる費用には、通常の二世帯住宅の新築に加え、主に「解体費用」と「仮住まい」に関する費用が発生します。
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